オカリナ初心者の感想 Back to Top   Since 2007.03.15  
 

2007年2月からオカリナを始めたばかりの
初心者です。練習で吹いた曲についての感想や
演奏方法などの覚え書きを掲載しています。


 
 


Ocarina Talks
バッハ「マタイ受難曲」血汐したたる2007/03/19 演奏曲へ
バッハのマタイ受難曲は好きです。
カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ
管弦楽団・合唱団によるものがベスト(*^^)v

特に序曲が良い。以前にも書いた記憶が
ありますが、あの合唱で半音下がる部分が
ありますよね。なんかいつも懐かしいような
感覚を受けるんです。

この受難コラールも何回も歌詞を変えて、受難
曲中で演奏されています。これって讃美歌にも
あるんですね。136番で「血汐したたる」。

♪血汐したたる 主の御首(みかしら)♪

誰だか記憶してないのですが、著名な作家で
讃美歌のなかではこの歌が一番気に入って
いると書いていたような…
ドイツ系プロテスタントの感覚なんでしょうね。
主の受難の姿が悲惨であればあるほど、信仰心が
深くなるのでしょう。

オカリナではメロディも単調なので比較的
吹きやすい曲ですが、この音楽性を表現するには
精神的なものを高める必要があると思います。

明治唱歌「青葉の笛」2007/03/22 演奏曲へ
この歌は平家の敦盛が一の谷の合戦の前夜に
笛を吹いた逸話から出来たものです。
(オカリナではなかったようですが…^m^)

翌日熊谷直実に討たれるわけですが、そのときも
逃げようと思えば逃げられたのにわざわざ引き返して
戦い討たれたそうです。

そりゃぁ中年のヴェテランと少年が戦うのですから
コンピュータゲームじゃない限り、力が弱いほうが
負けますよね。

直実もこんな子供をわが手で殺したのかと、
その後は出家して敦盛の菩提をねんごろに
弔ったそうです。

♪一の谷の 軍(いくさ)破れ
討たれし平家の 公達(きんだち)あわれ
暁(あかつき)寒き 須磨の嵐に
聞こえしはこれか 青葉の笛♪

この歌は映画「無法松の一生」で無法松が心を
寄せる未亡人の坊ちゃんが、学校で習った
歌だって無法松に聞かせる場面があります。
それからしても明治時代の唱歌であることは
間違いありません(・・?

このような歌が時代の波のなかで消えてゆくのは
いかにも、惜しいような気がします。

しかし、現代においてその心情が理解でき
なければ、つまり無学な無法松でさえ
明治時代には理解できた「哀れをもよおす心」
そのものが乾ききってしまえば、歌だけが
残ったとしても意味は無いのでしょうが。

ウェーバー「魔弾の射手」序曲より2007/04/06 演奏曲へ
この曲何だろうなぁ?とずっと思ってました。

「秋の夜半」という名前で唱歌の中にあった
ようです。原曲はウェーバー「魔弾の射手」
序曲といかめしいのですが、吹いてみると
唱歌っぽくメロディも簡単です。

半音も一箇所あるだけですから…

ウェーバーさんのフルネームは
Carl Maria von Weberです。

vonがついているから貴族でしょうが、
真ん中にMariaって女性名が入ってますよね。

ヨーロッパでも男の子の幼少期は女の子に
比べて虚弱だったから、元気に育つように
女性名を付けたんでしょうかねぇ(・・?

あまり日本では知られてませんが、ワーグナーや
ベルリオーズに影響を与えたと言われてます
から、作曲家として実力はあったのでしょう。

逆に日本ではこの魔弾の射手というオペラ名の
方がまだ有名ですよね。

ところで日本では最近成人でも男性の方が
女性より虚弱になりつつありますからして…

ミドルネームに真紀子!とか付くように
なるかも…^m^

モーツァルト「クラリネット協奏曲イ長調K622」第二楽章より2007/04/15 演奏曲へ
この曲はもっとオカリナで演奏されても良いと
思うんですが、あまり聴きません。

2006年英国クラシックFMのモーツァルトの人気曲
第1位なり、彼の全作品中最高傑作との評価もある
そうです。(Wikipediaより)

そう言えば特に第二楽章は英国式のガーデニングの
雰囲気が漂い、伝統と気品を感じさせます。

イギリスの伝統料理はオイル・サーディンとか
正直あまり好きにはなれません。

またバーバリーはあまりデザインがポピュラーに
なり過ぎて、ヴィトンのバッグのように厭きが
きます。(要らないということではなく…)

でもイギリス製の家具とかウェッジウッドの陶器は
好きです。

まったく関係ない話になりますが、仕事でロンドンに
滞在していたときに、地下鉄で乗り換えの方法を
地元(多分田舎から出てきたイギリスの老人?)
の人から聞かれました。

パリでも道を聞かれたことがあります。
(フランス語で…)

東京駅でもよく道を聞かれます。
(日本語ですが…)

オカリナを吹いていると、自然に表情がのんびり
して人が良さそうに(閑そうに…?)
見えるのでしょうかねぇ。(・・?

そういった意味では、この曲いかにも
「閑そうな雰囲気」あります。^m^

スペインギター曲「アルハンブラの想い出」2007/04/24 演奏曲へ
F.タルレガ作曲の「アルハンブラの想い出」です。
この曲はクラッシクギターで演奏されることが
多いのですが、主旋律が比較的簡単なので
オカリナでも充分演奏可能です。

アルハンブラとはアラビア語で赤い城塞を
意味するそうです。名前の通りイベリア半島での
最後のムスリム政権であるナスル朝時代に建設
された宮殿です。

もし当時あのままサラセン帝国が拡張を続け、
ヨーロッパ全土をイスラム教圏にしていれば

今頃、自爆テロは無かったかも…^m^

まぁそんなことを言い出せば、モンゴルの元帝国が
ヨーロッパを席捲していれば、

今頃モンゴル相撲がEUの国技に…(^_^;)

いずれの帝国も失敗しているってことは人数で
優っても、技術と文明の点でヨーロッパを凌駕
出来なかった、ずばり武力技術で圧倒できなかった
せいですよね。

インカ帝国がスペインに支配されたのも
アメリカインディアンが西部劇?で負けるのも
要は武力技術の差(・・?

そんなことを考えるとこのアルハンブラ宮殿も
東西技術競争における歴史上の接点に位置する
ものなんですよね。
そんな乾いた歴史からは無縁の美しい
メロディですが…

メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」第一楽章より2007/05/03 演奏曲へ
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調です。
クラッシクでは有名ですが、あまりオカリナで演奏
されたことはないのでは?
そこで最初の聴き慣れたさわりの部分だけ編曲して
吹いてみました。

一応雰囲気だけは出てるかなぁと…^m^

このようなクラシックではあまりビブラートを
かけることは好ましくないのですが、お気づきの
通りかかってしまっております。

タンギングするときにトゥーと吹くと喉が絞まり
ビブラートがかかりやすくなります。
(かかり易いだけで喉を震わせないと音は
震えませんが…音も若干くぐもるような
感じになるのかな)

野球のピッチャーでスリーコーターから直球を
投げると、ナチュラルに球がシュートするような
ものです。(これは、スナップが甘いから…)

そこでトォーと喉を開けるよう吹けば、音が
直音になり良く響きます。さらにトァーと
大きく開けば良いのでしょうが、今度は
吹き口にきっちり息を吹き込むのが難しく
なります。

喉を開け過ぎると細かいビブラートはかけられ
ません。大きく波打つようにワゥワゥとは
かかりますが…
これをビブラートと呼ぶかどうか(・・?

様々な吹き方でオカリナの音は変化します。
結構、面白いので皆さんも色々と試して
みて下さい。(*^^)v

ドイツ民謡「ローレライ」2007/05/06 演奏曲へ
良く知られたローレライです。この曲は半音が
一箇所あるだけで実に吹きやすい曲です。

自分もドイツのライン下りでローレライを
見たはずなんですが、全然記憶にありません。
友人達と船の上で相当ワインを空けて
ましたから…(・・?

しかし、音楽だけは確かにドイツ語ですが…
Lorelei
♪
 Ich weiss nicht was soll es bedeuten,
 Das ich so traurig bin.
 Ein Maerchen aus alten Zeiten,
 Das kommt mir nicht aus dem Sinn.
 Die Luft ist kuehl und es dunkelt
 Und ruhig fliesst der Rhein,
 Der Gippel des Berges funkelt,
 Im Abendsonnenschein.
♪
流れていたようなぁ…

それでもって、酔っ払った日本人の団体客が
調子はずれの大声で↓

 なじかは知らねど 心わびて、
 昔の伝説(つたえ)は そぞろ身にしむ。
 寥しく暮れゆく ラインの流れ
 入日に山々 あかく映ゆる。

を合唱(てんでバラバラに混唱?)し、訪れた
他の国の観光客の顰蹙を買っていたことについては、
実に不愉快な出来事として鮮明に記憶に残ってます。

ただ、我々の他に日本人の団体客なんて乗船して
いたのか、全然記憶に無いところが問題と言えば、
問題なんですが…^m^

モーツァルト「アイネクライネ・ナハトムジーク」2007/06/02 演奏曲へ
モーツァルトの有名な小品で、アンコールなんかで
よく演奏されます。その小品をさらに絞り込んで
ほんのサワリだけを吹いてみました。(*^^)v

モーツァルトの曲は簡単なメロディが基礎となって
作曲されています。つまり主題が分かりやすい。

でも、その主題に色んな角度から光が当たるように
編曲されて構成されているので、簡潔さと透明さを
失うことなく、微細な世界に入って行けるところに
モーツァルトの魅力があります。

オカリナでは分かりやすいところまで…。

微細で複雑な煌きを表現するのは、相当熟達しないと
難しい。そもそも楽器自体の音程の幅や調律の
具合から、本格的なクラシックを全曲吹くようには
出来ていないのではないでしょうか。

このようなクラッシクの小品や一部抜粋を気軽に
楽しむといった演奏に適しているように思います。

モーツァルト「ピアノ協奏曲第21番」2007/06/20 演奏曲へ
この曲は映画「短くも美しく燃え」で使われてます。
最後の高音部とトレモロが印象的ですよね。

オカリナでトレモロを吹く場合、ミー>ファが
右手中指だから一番綺麗に出ます。
ソー>ラとなると左手薬指なんで結構シンドイ。

あまりないとは思いますが、低音部の
ラー>シなんか、フョフョとしか…(^_^;

リムスキー・コルサコフ「インドの歌」2007/07/08 演奏曲へ
あまりこの曲は有名じゃありませんが、
好きな曲の一つです。クラッシクだから
全体はもっと長いのですが、そのサビの
部分だけ。

繰り返し、繰り返し、同じ旋律が演奏される
ところが、いかにもインドの悠久の大地を
感じさせます。

昨日は今日なのか?
今日は明日なのか?
明日は昨日なのか?

繰り返し、繰り返し、変わらぬ時が
過ぎてゆく。

親のシンなのか、子供のシンなのか
祖父のシンなのか、自分もシンなのか?

とか、周りも自分もシンだらけになって
人が時の流れの中で熔けて行く。

インドって結構懐が深い。IT業界の発展だけ
では語り切れないものを持っている。

数学における0(無)と永遠の概念を
生み出したのはインドですから。

ショパン「幻想即興曲」より2007/07/10 演奏曲へ
ショパンのピアノ曲を全てオカリナで吹くのは
音域の関係で不可能です。でも、サビの一部だけ
なら結構聴けるから不思議です。
(って、当たり前ですが…(^_^;

こんな感じでどんどんクラシックが身近なものに
なると良いなと思ってます。決してクラシックは
敷居が高いんじゃないと、演奏する人の腕前が
問題な「だけ」なんだと…^m^

スペイン民謡「追憶」2007/07/11 演奏曲へ
明治23年「明治唱歌」の中に出ている
そうですから、日本でも随分古くから
知られた曲なんでしょう。
うちの母も知ってました。

英語名は“Flee as a Bird” ですから
鳥のように「逃げて」ですよね。
Freeだと「自由に」ですが、曲調から
すると緊迫感が出だしからあるので
「逃げて」がピッタリ来ます。

それが何故「追憶」に変わり
甘ったるい歌詞になるのか
不思議です。

ショパン「雨だれ」2007/07/16 演奏曲へ
ショパンのピアノ曲はオカリナでは吹きにくい
ものが多い中で、この「雨だれ」は比較的メロディが
ゆっくりなところから自分でもなんとか演奏
出来ます。

ショパンらしい軽やかで叙情的な雰囲気からは、
ほど遠いのですが…(^_^;)

でも「雨だれ」らしいポツリ、ポツリとした
感じは出ていると…(*^^)v

福島民謡「会津磐梯山」2007/08/09 演奏曲へ
民謡をオカリナで吹くとどうなるか、合いの手も
含めて試してみました。
独特のリズム感と横笛のメロディの雰囲気が
出ていればまずまずです。

ラヴェル「ボレロ」2007/08/22 演奏曲へ
バレエ曲のボレロは同じ旋律が静かに始まり、
いつまでも続いて終わらない。(^_^;)

演奏が余程上手じゃないと飽きますよねぇ。
バレエは色々なジャンプしたりなんかで変化を
つけられますが、演奏では強弱しかない。

実はオカリナで何回も繰り返し吹いたんですが
さすがにアップするのは2回にしておきました。
(サーバーのメモリーセーブのため…^m^)

しかし、なんか同じメロディが延々と続く
のも、ある意味リズミック?でこれはこれで
趣があるとも…

フォーレ「シシリアーノ」2007/09/03 演奏曲へ
名前だけでは分かりにくい曲ですが、誰でも
一度は聴いたことがある有名な曲です。

シシリエンヌとかシシリア舞曲とも呼ばれて
います。もともとはフォーレがピアノとチェロの
ために作曲したものをオカリナで吹いてみました。

この曲はオカリナの低音のラから高音のファまでの
全音域を使用します。
相当オカリナが上手にならないと普通は吹かない
曲ですが、初心者ですから大胆に挑戦してみました。
やはり高音のファには相当手こずりました。

1回だけなら誤魔化しようもあるのですが、
主旋律のあちこちに現れるので…

評価としては、シシリアーノもどきってところで
しょうか?

「もどき」って言えば、他の曲も全て「もどき」
なんですが…その中でも若干、上手下手がある
ような(^_^;)

長崎民謡「島原の子守唄」2007/09/10 演奏曲へ
自分を指す名称が五木の子守唄では「おどま」
ですが、島原は「おどみゃ」に変わります。
「おんどれ」になると河内弁ですが…^m^

カラユキさんと呼ばれてますが、当時九州の
女性は東南アジア方面に娼婦として売られた
歴史があります。歌に出てくる鬼の池久助どんとは
人買い商人のことです。

現在の感覚ではぎょっとする子守唄ですよね?
これで子供が安心して寝るのか…(^_^;)と
思いますが、日常茶飯事で人身売買が行われて
いたから唄になっているのでしょう。

そういった意味では、「おしりかじり虫」が
流行ってる現代は有り難いことです。

しかし、100年後の日本人がBlogに
当時は「おしりかじり虫」なんて唄が
ユーモアがあると持て囃されたような
極めて品の無い時代だったんですね。

…とか、書かれたりしてね?^m^

ヴェルディ歌劇アイーダ「凱旋行進曲」2007/09/20 演奏曲へ
オペラ「アイーダ」第2幕ですか、有名な
トランペットによる行進曲が流れます。
確かエジプトがエチオピアに勝って凱旋する
場面だったように記憶してます。

エチオピアの女奴隷(実はエチオピアの王女)が
主人公のアイーダです。シバの女王以来か
エチオピアは美人が多かったようですね。
クレオパトラもエチオピア人の血が流れて
いたという話も…

それはさておき、トランペット用の曲を
オカリナで吹くのは難しいですね。
そもそも音色が行進曲に向いてないの
かも知れません。(^_^;)

叙情歌「浜辺の歌」2007/09/23 演奏曲へ
大正時代に作詞され、今も歌い継がれて
きている歌です。

あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 忍(しの)ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も

ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ 忍ばるる
寄する波よ 返す波よ
月の色も 星の影(かげ)も

全体は文語で書かれているのですが、
現代文に近いので意味が分かりやすい。
また文語が一層「昔のことぞ 忍ばるる」
情感を際立たせている効果もあります。

最近、変な話ですが急に文語が理解できる
ようになりました。源氏物語は無理ですが
方丈記や徒然草、なんとか枕草子程度まで
原文で読めるんです。言葉一語一語じゃなくて
全体の作者が言わんとするところが、直接
胸に響く。
じゃぁ源氏はなんで分からないのか?
古事記はなぜ胸に届かないのか?

やはり感覚が隔絶しているのと、独特の言葉とが
両方合成されて意味に対する障壁になっている
のでしょうね。

この曲も忍ばるる人生経験がないと、ある記憶が
蓄積されてないと、メロディも歌詞も響かないの
かも知れませんね。

少々難しいことを書くかも知れません。

笛とは息を使用するが言葉がありません。
リズムとメロディでしか表現出来ない。
ある制約というか抑圧のもとに音楽を
表現する手段だと思うんです。

言葉を人類が獲得する以前の原始的な状況に
ある意味近い。想いが直接、相手に伝わる。
しかし少ない表現手段で想いを伝えなくては
ならない。

笛一般の特徴ですが、言葉を封じられた抑圧と
それでも伝えたい情感の葛藤がもの哀しさを
生む理由じゃないでしょうか。

その哀しさが圧縮されていればいる程、心に
響く音が聴く人の心に直接流れ込む。

文語も同じ。普段使用している言語じゃないから
こそ、より注意深く作者の意図を感じる必要が
ある。

勿論、語彙的な意味で正確な作者の意図では
ないかも知れません。

もっと言えば厳密な意味で作者の意図はもう存在
しないのです。あるのは、後世我々のあたかもそれ
らしい解釈だけなんですが…

ショパン「夜想曲第2番」2007/09/26 演奏曲へ
映画「愛情物語」のテーマ曲にもなった有名な
ショパンのノクターンです。

一般的にオカリナでピアノ曲を吹くのは難しい。
和音や伴奏が入らないので、主旋律だけの
単調な演奏になりやすいことが一つ。
それからトリルなどをオカリナで吹くと
どうしても細切れの音になりやすい点が
あります。

また、オカリナというと童謡や唱歌など、比較的
幼いイメージの曲の演奏がテレビやラジオから
流れてくることが多い。
あまりクラッシク系、ましてジャズや演歌!などを
オカリナで演奏しているのを聞く機会はほとんど
ないのが実情です。

しかし、13音階しかありませんが結構吹こうと
思えばオカリナで色々な曲が吹けるものです。
(上手下手は置いといて…^m^)

これからも色んなジャンルに挑戦してみたいと
考えています。

バッハ「主よ人の望みよ喜びよ」2007/09/28 演奏曲へ
バッハの曲のなか、特に教会声楽曲では比較的
良く演奏されるものです。
聖母マリアの祝日用カンタータ第147番に
ふくまれている合唱コラールが原曲だそうです。

学生時代にドイツのハノーヴァーに旅行で
訪れた際、夜古い教会でチェンバロの演奏会が、
蝋燭の灯りのもとに開催され、この曲も演目の
一つだった記憶があります。

チェンバロ奏者の白いドレスが回廊からの風で
揺れるのが、蝋燭の灯りによる影の揺れと自然に
シンクロして印象的でした。

演奏会場などの場所と楽器演奏は
相性がありますよね。

チェンバロと教会。
オカリナと?

やはり大草原でしょうねぇ。モンゴルの丘の上に
立ってオカリナを吹けば、解離性症候群なんて
吹っ飛んで行くと思うけど…どう?(*^_^*)

さて、曲の話に戻りますが、この曲はチェンバロや
オルガンには合ってますが、オカリナには向いて
ません。細かい音が連続しているのでプツプツと
途切れた感じにならないようにするのが、難しい。

かと言ってスラーでずるずる引っ張ると、曲の
持つ独特のリズム感が薄れてしまう。

主旋律が繰り返し曲に表れます。
本来その度に違った表情で演奏するべき
なんでしょうが…

その点、リヒターの指揮するバッハの音楽は
凛々しいというか、切れがある。オカリナで
表現するのはかなり困難だとは思いますが。

どちらかと言えば、カザルスが演奏するバッハの
無伴奏チェロソナタなんかの包容力には、まだ
オカリナが近づける余地はあると考えています。

ハイドン弦楽四重奏曲「皇帝」2007/10/07 演奏曲へ
ベートーヴェンのピアノ協奏曲5番にも「皇帝」が
あって紛らわしいのですが、この曲の正式名称は
ハイドンが作曲した弦楽四重奏曲第77番ハ長調
第二楽章アダージョです。

「皇帝」という副題は第2楽章が「オーストリア国家
及び皇帝を賛える歌」の変奏曲であることに由来する
そうです。現在のドイツ国歌にもなってますから
ワールドカップなどでお聴きになった方も多いと
思います。

オカリナで吹くときには低く転調して吹いた方が
最高音のファを出さなくて済むので、以前は
そうして演奏していました。
最近ようやく、ファの音にも慣れてきたので
敢えてファーミミレドー、レードドシ♭ラーで
吹くようにしています。
低音域が良いか、高音域が良いかは各自の好みの
問題でしょうけど。

自分としては低音のまろやかの音の方が好きですが、
最高音のファの音には捨てがたい味があります。

ミやレまでは強く吹いても平気なんですが、
このファだけは強くても弱くてもひび割れた
音になってしまう。吹く角度によって音の高低も
かなり違うといった非常に繊細なところが
あります。

どことなく儚げにファーって鳴るところが
たまらなく好きです。勿論楽器にも腕にも
拠りますので、個人的な話だとお聴き流し下さい。

ペルー民謡「コンドルは飛んでいく」2007/10/10 演奏曲へ
どうなんでしょう。
この「コンドルが飛んでいく」がオカリナでは
最もよく演奏される曲ではないでしょうか。

ペルーのケーナという竹で作った尺八に似た楽器で
現地では演奏されているようです。
竹のかすれたような音とオカリナの土のぬくもりが
感じられる音と相性が良いのかもしれませんね。

日本ではサイモンとガーファンクルが歌って大ヒット
しましたが、本来は南米のアンデスに住むインディオ
の人々の歌です。

従って歌詞も反ヨーロッパ的なものがオリジナルです。
♪太陽の栄える国 豊かなこの地に
宝をもとめて 白人が攻めてきました

殺された王は灰の中から
コンドルに蘇(よみが)えりました
空高くコンドルは
国を守るでしょう いつまでも♪

でも、
♪裏切られたインカの
笛の音かなし
自由のため死ねと
パチャママの教え♪

こうなると、アルカイダと髪一重か…(^_^;)

どことなく哀愁を感じさせるメロディには
被征服民族としてのインカの歴史が秘められ
ているのですね。

ブラームス「子守歌」2007/10/16 演奏曲へ
ブラームスが指導していた合唱団員ベルタ・
ファーバ(Bertha Faber)の第2児出産祝いに
贈った子守歌だそうです。(出典:Wikipedia)

ブラームスは好きな作曲家の一人です。
曲が地味なんですが、派手な部分もある。
別名ジミー・ハーディーと呼ばれてます。
(呼んでいるのは自分だけですが…^m^)

基本的には交響曲の一番から四番までを聞く
ことが多いのですが、ドイツレクイエムとか
歌曲も聴きます。

この子守歌なんか本来、もっとオカリナを
始めてすぐ吹くべき曲かも知れません。
(今と始めた頃とほとんど差の無い自分に
とっては、どうでも良いことですが…)

しかし、さすがに100曲近くレパートリーが
増えてくると、吹いている感じが少し違う。

まぁある程度の曲は吹けるようになったので、
今が一番面白い時期かもしれません。

上達Sカーブの第一次ピークってところで
しょうか。これから伸びが鈍るので大抵の
人はここまでで止めてしまう。

練習時間VS上達比率が悪くなるからでしょうね。
(最初から最後まで悪い人は悪いんですが…)

さて、この飽きやすい自分がこれからも
オカリナの練習が続くかどうか…(・・?

そういった意味でこの子守歌なんかが
丁度分岐点なのかも知れません。

ハイドン「セレナーデ」2007/10/18 演奏曲へ
ハイドンの弦楽四重奏曲(17番)より、
第2楽章「セレナーデ」です。

弦楽四重奏は、普通二丁のヴァイオリンと、
ヴィオラ、チェロの4つの楽器で編成される曲です。
この「セレナーデ」では、第1ヴァイオリンがずっと
メインメロディーを演奏し、ほかの3つの楽器は
ピチカート奏法(弦を指ではじく奏法)で伴奏を
行います。

従って主旋律が分かりやすくオカリナで吹くのに
適した曲だと思います。

この曲は高級なフランス料理店のBGMに使われる
ことが結構多い。多分宮廷音楽の雰囲気が色濃く
出ているせいかもしれません。

名前を聴いて分からなくても、メロディを聴けば
あぁどこかで聴いた曲だなと感じる方がほとんど
ではないでしょうか。

私は高級フランス料理店なんか縁が無いからぁ…
とか言わないで、^m^ まずは聴いてみて下さい。

「あぁそうだ、これ近所の牛丼の吉野家!で聴いた
曲だぁ。」という方…

それ多分、間違いだと…(^_^;)

アルビノーニ「アダージョ」2007/10/20 演奏曲へ
バロック音楽ではパッフェルベルのカノンとともに
最もよく演奏される曲ではないでしょうか。
一説にはこの曲は原曲からは相当編曲されている
との話もありますが、アルビノーニのアダージョと
してここまでポピュラーになってしまえば、
地下のアルビノーニも文句は言わないでしょう。

実際オーソン・ウェルズの1963年の映画『審判』
(カフカ原作)にもそのテーマとして使用されて
います。曲の出だしの低いつぶやくような調子と
カフカの審判のイメージとよく合いますよね。(*^^)v

オカリナでこの曲を演奏している例はあまりないと
思います。実は音域の関係で原曲から相当省いた
フレーズもあり、サビの部分を中心に自分なりに
編集して演奏しています。

編曲されやすい曲かも…^m^

中間部の高音の旋律は美しい。そして波のように
繰り返し迫るようなメロディには哀愁を感じ
させます。バロック特有の余分な修飾部分がなく
簡潔なところが、日本人にも人気が高い秘密では
ないでしょうか。

カンツォーネ「オーソレミオ」2007/10/21 演奏曲へ
有名なカンツォーネ「オーソレミオ」です。
イタリアの歌手なんかが朗々と歌い上げる
あの気分で吹いてみました。

高音部はほぼイメージ通りなんですが、低音部が
音量に欠ける。(/_;)

オカリナの場合に低音部の音量を上げると音が
割れるという面があります。自分のもってる
初心者用のオカリナではなく、黒陶モデルなど
高価なオカリナではそんなことはないのかも
知れませんが…

しかしプロモデルだと相当の肺活量がないと
その特性を活かしきれないという説もあり、
かつ、予算も絞られている?こともありで、
(これがホンネ…^m^)
現在のモデルで満足せざるを得ない状況です。

自分の腕前を棚に上げて勝手に言わせて
もれえればの話ですが…(^_^;)

いつかカンツォーネやオペラのテノール歌手
のように、会場に響き渡るような演奏を
してみたいなぁ…と夢見ております。(*^_^*)

新潟民謡「佐渡おけさ」2007/10/26 演奏曲へ
有名な民謡佐渡おけさです。

民謡は伝承により色々と歌われてますので
少こしずつメロディが違う場合があります。

正調の民謡大会などとなると話は別ですが
小節の利かせ方などもかなり違うので、
言って見れば歌い手次第でどうにでも
なるって部分があります。

なにせ歌い手の主流はそこら辺りに住む
オジさんやオバさんだからして…

♪
ハァー
佐渡へ 佐渡へと 草木もなびくよ
佐渡は居よいか住みよいか

ハァー
来いと 言うたとて 行かりょか 佐渡へヨ
佐渡は四十九里 波の上

ハァー
佐渡と柏崎は 竿さしゃ 届くヨ
橋をかけたや 船橋を
♪

歌詞はだいたい上記で定まっているようです。

オカリナは民謡も得意分野なんですが、
小節(こぶし)とビブラートが決まらないと、
気の抜けたビールのようで…(^_^;)

アルルの女組曲(ビゼー)より「王様の行進」2007/10/27 演奏曲へ
アルルの女組曲のなかの村人の合唱「王様の行進」
です。ビゼーのカルメンと並んでアルルの女は
よく演奏されますから、メロディは知っているが
正式名称を知らない人でも、お聴きになったことが
多いのではないでしょうか。

オカリナで行進曲風の曲を吹くのは、少しやっかい
です。音色そのものが牧歌的ですから、軍隊調に
規律正しく、足並み揃えてとは表現しにくいところ
があります。まだ、この曲は村人の合唱ですから
素朴なイメージが漂っているので吹きやすい。

ところでオカリナでも他の楽器でも、プロの演奏を
耳にすることはありますが、素人の演奏を聞く
機会は少ない。
自分のように独習・我流の場合は特にそうです。
つまり師匠の演奏はあるが、兄弟子や弟弟子的な
演奏がないのです。

碁や将棋でも実力がかけ離れていると、手の意味さえ
理解することが難しい。丁度少し強いか弱いか程度の
人の手が一番分かりやすく参考になる。

こうやって下手なオカリナの曲を恥ずかしげもなく
WEB上で公開してますが、狙いはそこにあります。

オカリナを始めてすぐの人がとっつきやすい。
上手な人にとってみれば欠点が見えやすい。
つまり演奏力のより近い例があれば、皆さんの
ご参考になるのではないでしょうか。

但し我流の変な癖だけはくれぐれも真似しない
ように…^m^

自分の場合は、
拍子がはずれるというか、全然
意識してないこととか…
あるいは気分次第でビブラートの
かけ過ぎとか…(-_-;)

折角のWEB環境ですから、もっとオカリナが
身近に感じられるように練習段階の演奏を
公開される人が増えればいいなぁと思います。
(オカリナだけでなく、他の楽器や歌でも、
さらに碁や将棋の棋譜なんかでも…)

プログラミング言語なんかの世界では
結構「面白い」?コードまで「堂々と」
公開されてます。

自分の別のホームページでの話ですが…(^_^;)

ヴェルナー「野ばら」2007/10/29 演奏曲へ
「野ばら」はゲーテが作詞してシューベルトと
ヴェルナーがそれぞれ作曲しています。
日本ではこのヴェルナーのものが有名ですよね。

1829年に初演され人気を博し、1833年には
肺結核で亡くなってますから、その短さが
野バラの命を想わせ、ひとしおこの曲に感慨深い
ものを与えているのかも知れません。
♪
1.わらべは見たり 野中のバラ
  清らに咲ける その色めでつ
  あかず眺む
  紅におう 野中のバラ
2.手折りてゆかん 野中のバラ
  手折らば手折れ 思い出ぐさに
  きみを刺さん
  紅におう 野中のバラ
3.わらべは折りぬ 野中のバラ
  手折りてあわれ 清らの色香
  とわにあせぬ
  紅におう 野中のバラ
♪

「手折らば手折れ 思い出ぐさに
きみを刺さん」
これは名フレーズですよねぇ。

胸を刺すような初恋の痛みを感じさせます。
(*^_^*)

京都民謡「竹田の子守唄」2007/10/30 演奏曲へ
京都の伏見竹田地方に伝わる子守唄です。
「翼をください」で有名なフォークグループ
赤い鳥が歌ってヒットしました。

♪
1.守もいやがる 盆からさきにゃ
  雪もちらつくし 子も泣くし

2.盆がきたとて なにうれしかろ
  かたびらはなし 帯はなし

3.この子よう泣く もりをばいじる
  守も一日 やせるやら

4.はよも行きたや この在所こえて
  向うに見えるは 親の家(うち)
♪

五木や中国地方の子守唄同様、この子守歌
にしても歌詞が哀しい。

しかし、その切々と伝わる哀しさって
多分赤ちゃんの記憶に残り、日本人の
心性を形成していたのではないでしょうか。

人生の苦しさや悲しさに「耐える」というよりも
「受容する」力になっていたような…

その受容が、「もののあわれ」を知るといった
人生に対する諦念になっていたのでは。

勿論、人生に立ち向かう勇気や希望も大切です。

しかし、諦念も同じくらい重要な心の要素
じゃないかと、昨今のキレ易い世情の様子が
報じられる度に、しみじみと感じています。

ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」2007/10/31 演奏曲へ
スペインの作曲家ロドリーゴの有名なギター曲、
アランフェス協奏曲です。特にこの第二楽章は
「恋のアランフェス」という名前でレイモン・
ルフェーブルやポール・モーリア楽団が演奏して
いますので、お聴きになる機会が多かったのでは
ないでしょうか。

ロドリーゴがこの曲を作った頃スペインは内戦で、
それを題材にヘミングウェーの「誰がために
鐘はなる」とかピカソのゲルニカなどが
製作されました。

戦争の悲惨さと平和への希求が芸術創作に
大きく影響を与えた時期だったんでしょう。

静かなメロディですが、その底には深い
悲哀と希望を感じさせます。

トセルリ「嘆きのセレナーデ」2007/11/06 演奏曲へ
「嘆きのセレナータ」の題でもおなじみの曲でしょう。
イタリアの作曲家のエンリコ・トセルリは数々の歌曲
を残していますが、その中で最も有名なのがこの
「セレナーデ」です。

心の中に残る夢は、過ぎ去りし日の愛をふたたび
よみがえらせる、といった意味ですが「嘆き」と
頭についているから失恋の歌なのでしょう。

でも、ラテン系のメロディはそんな雰囲気を微塵も
感じさせません。前向きですよねぇ。
暗さがない。(*^^)v
だからオーケストラ・ムードの曲として
演奏されることも多いのでしょうね。

さて「嘆き」なんですが、恋とは無関係の…^m^

最近以前に自分が演奏してアップした曲を
聴くのが恥ずかしい…というか欠点が耳に
ついて仕方がない。いや、今こうしてアップする
曲も結構変だなぁ…と。(・・?

上手な人から言わせれば「ようやく」気が
付いたの?って感じでしょうが。(^_^;)

以前は下手は下手なりに自分が演奏した曲に陶酔
できたんですが、(自己満足的陶酔ですが…)
どうも、耳が少し良くなったせいか?おかしな
ところが目立ち始めて、時々そぉ〜と以前の曲を
吹きなおして、黙って差し替えてます。(内緒?)

音もオカリナって「ミュー」とか「ミョー」とか
うまく言えませんが、独特の響きがないと駄目
なんですよね。角度と息のバランスをすごく狭い
範囲で微妙に調節しないと。

オカリナの高音管のほうがその点、初めから狭いの
で正確な音が出しやすいのではないでしょうかねぇ。
低音管は幅が広いのでこちらが調節する必要が
ある。つまりくぐもった音を避けるのが難しい。

その点高音管は強く吹けばなんとかなる、ような
…(プロもここって場合は高音管で吹くケースが
多いのではと感じてます。)

そしてその正確だが狭い範囲から演奏が外れると
気になるようになる。下手の間は、って、
今でもかなり下手ですが…
その範囲が広いというか甘いんですね。

でもって狭く、感じた範囲(テクニックと音楽
表現ですが)が、さらに狭くなって行く過程が
どうもオカリナの上達に影響しているのではないか
と感じています。

プロの演奏なんか聴くと「キーン」と感じるくらい
狭い。その狭いところを突き抜けたところに、
どうも個性があるらしい…(・・?

下手なオカリナ好きの「嘆き」でした。(*^_^*)

モーツァルト「ピアノソナタ11番」2007/11/13 演奏曲へ
モーツァルトのピアノソナタ第11番には三つ
楽章があります。
第3楽章が有名な「トルコ行進曲」なんですが、
オカリナで演奏するのに適しておりません。
(初心者のうちだけですが…^m^)

そこで第一楽章の主題を吹いてみました。
シチリアーナ風のゆったりしたメロディで、これも
結構演奏されることが多い曲です。

春の昼下がり、うっとりと眠くなるような雰囲気が
好きです。

実はこれを吹きながらも眠くなり、間違えて同じ
フレーズを2回繰り返して吹いてしまいました。

Sound Engineの編集段階で消してしまおうと、
思って吹き直しはしなかったところ、この曲を
グルダが弾いているCDを念の為に聴いたら…
なんと同じところをダブって演奏しているじゃ
ありませんか(*^^)v

これはグルダが睡眠不足だったのか、モーツァルトが
眠かったのか不明ですが、結果的には良い線をいって
いた訳です。(*^_^*)

少し冗漫で退屈ですが、そのままにしてあります。

寝る前に聴かれると丁度良いのでは
ないでしょうか?^m^

グリーグ「ソルヴェイグの歌」2007/11/15 演奏曲へ
イプセンの戯曲「ペール・ギュント」のために
グリーグが作った組曲の中の「ソルヴェイグの歌」
です。
♪
Kanske vil der ga bade Vinter og Var,
og naste Sommer med, og det hele Ar,
men engang vil du komme, det ved jeg vist,
og jeg skal nok vente, for det lovte jeg sidst.
♪
ノルウェー語ですから…意味は分かりません。

「冬も春も、そして次の夏も過ぎ、一年が
また流れ去る。でもわたしにはわかっている、
あなたはいつか戻ると」のような意味らしい(・・?

放浪を続けるペールギュントの帰りを待ちわびる
恋人のソルヴェイグが、「ペールの夢の中で」歌う
曲です。

云わば男の極めて身勝手な妄想というか
幻想というか…が生み出した音楽です。^m^

放浪中に何をやってるのか分からない男を
恋人が故郷で一途に待ちわびてくれている
「はずだ」、と男は「思いたい」んです。(*^^)v

北欧ノルウェーの厳しい寒さを一人で耐え、
かつ全てが花開く春、夏には目もくれず
ただ、貴方だけを待っている恋人って…
現実には存在しません。

存在しない女性像を作り上げて、音楽にする。
現実に存在しないからこそ、戯曲や音楽のなかで
輝くわけです。
井戸端で世間のゴシップにうつつを抜かす
オバサン連中が出てきても、なんの感動も
与えない。(^_^;)

その辺りはイプセンもグリーグも…いや日本も
含め全ての芸術に携わる人々は知り抜いている。

ポイントはその男達の妄想に迎合しようとする
女性が存在することです。

「いつまでも、貴方のことを…」

なんて甘い言葉を…抜け抜けと、その時はその時で
全身全霊でそんな女性に成りきってしまうところが
女性の恐いところですよねぇ…

劇中の話と現実を混同する状況が男女の間で
起こってしまうところに人生の悲劇というか
喜劇というか、実に面白いところです。(*^_^*)

このオカリナの演奏にそんなアイロニカルな
北欧の隙間風がヒンヤリと感じられれば
演奏者の想いは、貴女にしっかり伝わって
います。\(^o^)/

でも、北欧の家に隙間風があるかどうか…
あれば真冬は氷点下だろうから、とてもヒンヤリ
なんてもんじゃないとは思うけど…^m^

シューベルト「子守歌」2007/11/16 演奏曲へ
どんな曲でも自分の演奏するオカリナを聴くと
眠くなるって人に。(^_^;)
それでは本格的に眠ってもらいましょう。
シューベルトの子守歌です。(*^^)v

日本の子守唄が子守り専業?の労働歌とすれば
ヨーロッパの子守歌は母が自らの子供を寝かす
歌が多い。勿論、母が作曲するのじゃなくて
プロ(シューベルト、ブラームス)が作って
いるのですが、彼等のイメージが豊かなので
曲が安らかで歌詞も明るいですよね。

「盆からさーきゃ、おらんどー」というような
有名な日本の「五木の子守唄」などとは
かなり違います。

現代の感覚では赤ちゃんにとっては、
ヨーロッパ風のイメージが情緒形成に
良いように考えられがちです。

でも、子守りを雇えるぐらいの豊かな家庭の
子供でも、現実に社会の底辺で生きる子守り女性の
苦しさや悲しさを、幼い頃から聴かされて育つことは
その子供の将来にとって、決してマイナスには
ならないのではないでしょうか。

自分も寝るのは大好きですから、子守唄が
洋の東西を問わず好きです。(-_-)zzz

芹洋子「坊がつる讃歌」2007/11/17 演奏曲へ
「坊がつる讃歌」は戦前の1939年に広島高等師範
(現広島大学)で新しくできた山岳部歌という
ことで歌われていたようです。

それを1978年に芹洋子さんが歌って大ヒット
しました。(40年経ってようやく陽の目を見て、
70年経った今、ほぼ忘れられ…)

今では想像も出来ませんが、当時山男や山岳部は
女性に大もてだったようです。(*^_^*)

長島さんや王さんのように屈強な男性が求められて
いたのでしょうね。そりゃ重い荷物担いで高い山に
登るのだから、身体は強くなりますよ。
日本人の体型である胴長、短足、がに股に適性が…
(少なくともGacktタイプには向かないようで…^m^)

それと、この歌詞にもあるようにロマンチストで
あると見られていたのでしょう。
心は純情で、力持ち…(今では化石ですが…)

産業構造も労働集約的だったでしょうから
肉体労働も、平気ということで女性にとっては
つぶしが効く男性像だったんでしょうね。

おまけに純情ですから、浮気の心配もない…かな(・・?

オカリナではよく演奏される曲目の一つです。
ロマンチストに成りきって吹くことが大切です。

ボディビルかビリーズブートキャンプで身体も
鍛えてあれば、なお良い音が響きますよぉ。(*^^)v

ヴォルフ・フェラーリ「聖母の宝石」間奏曲2007/11/22 演奏曲へ
この曲は「マドンナの首飾り」とも呼ばれている、
イタリアのヴォルフ・フェラーリが作曲した
オペラの間奏曲です。

演奏に当たって曲のスタートをミから初めたため、
本来低音部のソを吹かなくてはいけない部分が
あるのですが、オカリナでは出ないためラで代用して
います。ラ♭ぐらいの音になるよう工夫しては
いますが…、でもメロディを知ってる人が聴けば
分かりますよね。(^_^;)

原譜は中音部のラからスタートすることになって
いますが、それではとてもオカリナの音域に
収まらないための苦肉の策です。前奏部分も
低すぎるのでカットしました。

勿論、ファやソで始める手もありますが、そうすると
半音が多すぎて…。オカリナの場合どうしても半音の
音程が不安定のため、あまり好ましくないと考えました。
(腕前のせいもありますが…^m^)

よく使うシ♭やファ♯なんかは、比較的安定しています。
運指の関係もありますが低音ド♯やミ♭とかは
苦手です。だから曲中最後のド♯ミ♭ミ♭ファ♯ミの
部分はどうもうまく吹けません。^m^

メロディは美しい旋律で大好きなんですが…

現在の自分の腕前では、無理な選曲であったかと
反省しつつ、一応ご参考のためアップしておきます。

シューベルト「菩提樹」2007/11/28 演奏曲へ
シューベルト歌曲集「冬の旅」第5曲より
「菩提樹」です。
♪  
泉に添いて 茂る菩提樹
したいゆきては うまし夢見つ
幹にはえりぬ ゆかし言葉
うれし悲しに
といしその陰 といしその陰
 
今日も過ぎりぬ 暗き小夜中
ま闇に立ちて まなこ閉ずれば
枝はそよぎて 語るごとし
来よいとし友
ここに幸あり ここに幸あり
♪

オカリナで歌曲を吹く場合、歌詞を知ってるか
どうか、さらには歌えるかどうかで、音符は
同じでもかなり演奏した曲の雰囲気が違ってきます。

また以前に何度も聴いてメロディに馴染んでいれば
いればいるほど、吹きやすい。

そう言った意味で、この曲は自分にとっては
吹きやすい「はず」なんですが…

不思議なことに曲に慣れていれば、それだけ
耳が肥えているとも言えるので、演奏した
曲の欠点もよく分かる…(^_^;)

従って吹きやすいことと、吹いた後の満足度とは
必ずしも一致しない。(*^^)v

これは曲を鑑賞する聴衆にも当て嵌まります。
知ってる曲は親しみを感じると同時に
演奏の欠点も耳につく。

知らなければ、親しみもなく感興も湧かないが
そんなもんか…で済んでしまう。

友人のなかでも、あまり音楽に興味のない連中の
方が自分の演奏に感心してくれるのも、

そのせいか…と納得するこの頃です。^m^

ベートーヴェン第九交響曲「喜びの歌」2007/12/01 演奏曲へ
年末恒例の第九第4楽章合唱のなかの喜びの歌です。
ベートーヴェンはご承知の通り晩年は耳が不自由に
なり、この曲を完成し指揮をしたころは、ほとんど
音が聞こえなかったそうです。

従って頭の中で響く音と視覚を頼りに指揮をして
いたため、演奏が終わったあと観衆が総立ちで
万雷の拍手をしていたことにも気付かず、
付き添いの人がベートーヴェンを振り向かせて、
ようやくそれに応えたと言われています。

♪
Seid umschlungen, Millionen!
Diesen Kus der ganzen Welt!
Bruder, uber'm Sternenzelt
Mus ein lieber Vater wohnen.

Ihr sturzt nieder, Millionen?
Ahnest du den Schopfer, Welt?
Such' ihn uber'm Sternenzelt!
Uber Sternen mus er wohnen.

抱き合おう、諸人(もろびと)よ!
この口づけを全世界に!
兄弟よ、この星空の上に
父なる神が住んでおられるに違いない

諸人よ、ひざまついたか
世界よ、創造主を予感するか
星空の彼方に神を求めよ
星々の上に、神は必ず住みたもう
♪

原詩と日本語訳は上記の通りです。(Wikipediaより)

初めてこれを耳にした聴衆と、一生これを
耳にすることがないベートーヴェンが
向かい合った瞬間の感動は、それぞれに
深いものがあったのではないでしょうか。

バッハ「メヌエット」2007/12/03 演奏曲へ
この曲は1965年のサラ・ボーンのヒット曲
ラバーズ・コンチェルトですっかり有名に
なりました。
日本ではドラマ「不機嫌な果実」のテーマに
使用され記憶に新しいところです。

ラバーズ・コンチェルトの歌詞なんかも
いかにもオールディーズらしいでしょう?(*^_^*)

不安も疑うものもない、愛への傾倒。
そしてそれを支えるシンプルなメロディ。

オカリナってやはりオールディーズ向きの
楽器だなぁと思いますよね。(*^^)v

何気なくオールディーズと称していますが
第一次団塊の世代の人々にとっては
まさに青春、真っ只中の曲でしょうけど…

スコットランド民謡「アニーローリー」2007/12/08 演奏曲へ
スコットランドの絶世の美女アニーローリーに
恋した詩人ウィリアム・ダグラスが作った歌詞に
(アニーの父親の反対により悲恋に終わった
そうですが…)
女性作曲家のスコット夫人が曲を作ったものと
言われています。

「アニーローリー」のような曲は音を伸ばす
部分が多いので、聴かせどころが豊富なので
よくオカリナで演奏されます。

オカリナで初心者ほど吹き口に近いところで
音が出ます。上達するに従って楽器全体が
共鳴するような音が出るようになります。

ご承知かと思いますが、曲中ソードードレーレミー
という高音部が美しいかどうか。
もっと言えば最後の高音のミーが綺麗に共鳴して
いるかどうかで、この曲の評価は決まります。

自分の場合は後半になるほど慣れて、まずまずの
音になってますが、前半は若干ひび割れた音に
なってますでしょう?

どうも少し遅らせ気味に吹くと良いような気が
しています。吹き口に息が入ってすぐ響かせ
ようとしないで、楽器本体に息が行き渡ってから
響かせるというか…

多分0.05秒程度の範囲だとは思うんですが、
ほんの一瞬遅らせる気持ちです。
でないと間延びしますから…(^_^;)

それと吹き口は出来るだけ浅く咥えることが
必要です。そうすることによって微妙な
瞬間的コントロールが効くようになります。(*^^)v

(効かせててるつもりで↓程度ですが…^m^)

チャイコフスキー「白鳥の湖」情景より2007/12/16 演奏曲へ
チャイコフスキーのバレエ音楽「白鳥の湖」情景から
冒頭の部分のみ演奏してみました。

白鳥のイメージとバレエの衣装は合いますよね。
純白の髪飾りを付けたバレリーナが踊る姿は
ステージで白鳥が舞っているように感じます。

オカリナでもこの部分はよく演奏されます。
流れるようなメロディが音質と合うからかも
知れません。

ところで皆さんはフルトヴェングラー(以下略称
フルヴェン)とかトスカニーニ(以下略称トスカニ)
をご存知でしょうか?フルヴェンはドイツ、トスカニ
はイタリアのオーケストラの指揮者です。

一般的に言われていることは、フルヴェンは指揮する
曲に対する自らの解釈を大事にし、トスカニは
作曲者の意図を大切にするとのこと。

フルヴェンー>主観主義(解釈が入る)
トスカニー>客観主義(楽譜に忠実)

フルヴェン系はカラヤン、トスカニ系はワルター
などが有名です。現在ではほとんどの指揮者が
客観主義だそうです。

フルヴェンの解釈と云ってもジャズやボサノバ風
じゃなくて、あくまでクラシックの範疇ですが…^m^

自分はトスカニよりはるかにフルヴェンのCDを
よく聴きます。
ベルリンフィルでベートーヴェンの交響曲を指揮
しているフルヴェンには痺れるような魅力が
あります。ほとんどはモノですが…
それでも良い。(*^_^*)

オカリナでも自分なりの曲解釈を盛り込んだ
演奏をしたいと考えています。

但し自分の場合は、ナチュラルに楽譜が読めない
ところが、「解釈以前の問題」ですが…(^_^;)

イタリア民謡「シチリアーノ」2007/12/22 演奏曲へ
フォーレやバッハのシチリアーノはそれぞれ
有名ですが、この原曲?も素朴で味わいが
あります。

イタリアの自治州シシリー島は地中海最大の
島です。島民の独特の気風からシチリアーノと
呼ばれています。

イタリア北部の産業開発から取り残された
感はありますが、その郷党性は健在です。
(マフィアでも有名ですが…)

グローバル化の進展で地方の文化・気風が
衰退する傾向は世界的に否めません。
観光資源化する以外に生き残りが難しい
状況です。

確かにパソコンや携帯なんか、世界中どこでも
同じだから…(^_^;)

そういった平板な文化が世界を覆うことで
人類の多様性が失われるとすれば、どのような
影響が将来発生するのか、不安ですよね。

既に発生しているけど、
気付いてないだけかも…(・・?

このシチリアーノという曲が、辛うじて
シシリー古来の文化を伝えているという意味では
単調なメロディですが、極めて貴重な存在です。

ヴィヴァルディ「四季ー冬」2007/12/27 演奏曲へ
イタリアの作曲家アントニオ・ヴィヴァルディの
ヴァイオリン協奏曲「四季」より今の季節に合わせて
「冬」の冒頭部分です。

この曲は本来最低音のラからスタートしても
最高音はファ♯になるためオカリナで吹ける
音域を超えています。
そこで前半と後半を転調して分けて演奏して
みました。(*^_^*)

よ〜く聴かないと分かりませんでしょ?

これから同じような手法を使って、普通は
オカリナでは演奏出来ない曲にも挑戦して
みますのでご期待下さい。(*^^)v

モーツァルト「子守歌」2008/01/04 演奏曲へ
2005年公開の日本映画『ローレライ』でテーマ曲に
なったモーツァルトの子守歌です。

最初は普通の音階で吹き、二回目は転調して
最高音がファになるようにしてみました。

もっと高音が柔らかく伸びれば良いのですが、
まだギリギリの音しか出ません。(^_^;)

オカリナの練習で曲を吹くときに思うことは
練習が単調でつまらないほど、実際の演奏の
ときに上手に吹けるということです。

例えば基本のロングトーンの練習とか運指の
練習とか聴いていても全然面白くない。

また普通の曲を演奏するときでも、同じ部分を
何度も繰り返して吹くので聴くほうは退屈というか
何を演奏しているのか分からないこともある。

初心者の場合、これが自分でも退屈で飽きてくる。
そこで曲ばかり、それも演奏形式の練習しかしない。
で、いつも同じところでトチッたりしている訳です。

上達を考えればはるかに基礎練習が大事なんですが
初心者はその根気が無い。というか吹いている本人も
聴衆のつもりだから、同じ曲の同じ部分なんてすぐ
飽きてしまう。で、いつも同じレベルで停滞している
のでしょうね。

しかし、楽しみで吹いているからそれで良いんだと
思います。好きなように自分が思うとおりに吹いて
いればそれで良い。人の評価を気にせずに済むところが
初心者、素人の強み。(*^^)v

でも、人から上手になったと言われるとお世辞でも
嬉しくなるのが初心者の弱点?…^m^

サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」2008/01/08 演奏曲へ
ヴァイオリンで演奏する曲の中で最も難易度が
高いと言われているサラサーテのツィゴイネル
ワイゼンのさわりの部分だけです。

この最初の旋律は哀愁があって大好きです。(*^_^*)

なお耳コピですから楽譜通りかどうか保証の限りでは
ありません。って…自分の演奏するほとんどの曲は
耳コピ又は耳コピによる編曲が混じっています。^m^

耳コピとは自分が聞き覚えている記憶(曖昧で
不正確な)を頼りに音符を書き、それを
演奏することです。

このツィゴイネルワイゼンとは「ジプシーの歌」と
言う意味だそうです。漂泊の民族ジプシーは
ヴァイオリンが得意で大道で演奏することで、お金を
恵んでもらって生活していました。彼等の演奏は
ほとんどが耳コピと即興で成立していたのでしょう。

本来ジプシーは中東出身の民族なんでしょうね。
彫りは深いが若干色が褐色で、アジア系の血も
混じっているせいか、独特の悲哀を帯びた
メロディにはどこか懐かしさを感じさせます。

作曲家サラサーテはスペイン人です…
正式にはパブロ・マルティン・メリトン・デ・
サラサーテ・イ・ナバスクエスという名前です。

一生に何度フルネームで呼ばれたことがあるのか
分かりませんが…(・・?

音楽の深いところはよく分かりません。が、卑賤な
漂泊の哀しみって、美しい旋律や人々を感動させる
響きにどこか影響を与えているのではないかなぁ…
と思うことはあります。

芸能自体が卑賤な人々が生活のために生み出した
という歴史のせいなのかも知れません。
寄る辺無き生活の哀しみのようなものですね。

オカリナもエスタブリッシュされてしまった
メジャーな楽器であるピアノやヴァイオリンなどと
違い、そういった意味では原点的な卑賤さや
哀しみにより近いのかも…(・・?

ショパン「別れの曲」2008/01/16 演奏曲へ
ショパンが作曲した独奏ピアノ練習曲第3番
ホ長調は別名「別れの曲」として有名です。
彼の祖国ポーランドとの決別の想いをこの曲に
込めたと言われています。

メロディがショパンの曲の中でも特に美しいので
大好きです。バッハのピアノ曲のようにシンプル
ですが品がありますよね。(*^^)v

しかし、自分はこの曲も音域的にオカリナでは
吹けません。最低音のラからスタートしても
最高音がファ♯になってしまいますから…

そこで苦肉の策ですが、ラシシラソラファ♯ソと
続く中間部からソララソファソミファと一音下げて
吹いています。

分かりましたぁ?(*^_^*)

と言うよりこの演奏を聴いて「別れの曲」らしいと
気付いて頂けたかどうか、のほうが問題かも…^m^

童謡「通りゃんせ」2008/01/22 演奏曲へ
江戸時代川越の童謡「通りゃんせ」です。

♪
通りゃんせ 通りゃんせ 
ここはどこの 細通じゃ 
天神さまの 細道じゃ 
ちょっと通して 下しゃんせ 
御用のないもの 通しゃせぬ 
この子の七つの お祝いに 
お札を納めに まいります 
行きはよいよい 帰りはこわい 
こわいながらも 
通りゃんせ 通りゃんせ 
♪

「この子の七つの お祝いに」の部分が
最後ラーファと下がりますよね。いかにも
哀れっぽくて好きです。(*^^)v

日本人というか東洋人特有のお情けにすがり
つくような哀れっぽさって最近見かけません。

基本的人権的な観点から考えれば良い事なんで
しょうが、自ら卑下するぐらいに、へり下って
我が子のために必死にお願いする気持ちって
やはり大事なんじゃないでしょうか。
(裏口入学や就職とかじゃなくて…^m^)

モンスターペアレントとかクレーマー流行りですが
この「通りゃんせ」を子供の頃から歌うこと、それは
封建時代だけじゃなくて人間教育の一環として
必要かも知れないなぁと最近ふと思います。

オカリナってこういうメロディは得意中の得意
ですよね。幼い哀れっぽさをどこか懐かしいと
感じさせるDNAのせいでしょうか(・・?

宮城県民謡「大漁唄い込み」2008/01/26 演奏曲へ
斎太郎節とか大漁節とか呼ばれる宮城県民謡
「大漁唄い込み」です。

♪
松島の サーヨー 
瑞巌寺ほどの
寺もない トーエー
アレワエーエエ エイト ソーリャー
大漁だエ 

前は海 サーヨー 後ろは山で
小松原 トーエー
アレワエーエエ エイト ソーリャー
大漁だエ 

石巻 サーヨー その名も高い
日和山 トーエー
アレワエーエエ エイト ソーリャー
大漁だエ
♪

オカリナで民謡を吹く場合にやはり難しいのは
小節を回すところです。指が素早く動かないと
リズムに乗れない。

この民謡の有名な掛け声である
「エンヤートット、エンヤートット」と
指が動けばOKです。(*^^)v

ヘイス「冬の星座」2008/01/30 演奏曲へ
もうそろそろ秋…、少し早いけど音楽の教科書には
必ず入っている「冬の星座」を吹いてみました。

オカリナの初心者は本来このような素直な
曲から練習すべきなんでしょうねぇ。
でも自分の場合、この曲でもどこかリズムが
変なのと音が抜ける癖は治りません…(^_^;)

個性が強すぎるのだと自分は考えることにして
いますが、友人は下手なだけだと…^m^

童謡「茶摘」2008/02/05 演奏曲へ
1931年に当時の文部省がこの童謡を唱歌に
指定したそうです。

♪
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘じゃないか
あかねだすきに菅の笠

日和つづきの今日此頃を
心のどかに摘みつつ歌う
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ
♪
  
明るい日の光を浴びながら菅笠の女性が
のどかにお茶の葉を摘む光景が思い浮かび
ますよね。

メロディといい歌詞といい、のんびりした
昔の日本の田園風景を彷彿とさせます。

オカリナで吹いてもぴったり、つい
全身の力が抜けて…(-_-)zzz

童謡「揺り篭の歌」2008/02/12 演奏曲へ
北原白秋の作詞した童謡「揺り篭の歌」です。

♪
揺り篭の歌を カナリアが歌うよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

揺り篭の上に 枇杷の実が揺れるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

揺り篭の綱を 木鼠が揺するよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

揺り篭の夢に 黄色い月が掛かるよ
ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
♪

どうも子守歌が好きなせいか、オカリナで
吹くことが多いです。

本当はこういった単純なメロディを何度も
何度も繰り返して練習するのが、一番
演奏も正確になり、上達もするのではないで
しょうか。

そして多分、どんな小さな曲でも演奏すれば
するほど、深みが次から次へと生まれ、
工夫を凝らす余地は、無限なのかも知れません。

唱歌「朧月夜」2008/02/20 演奏曲へ
1913年(大正時代)に、作られた文部省唱歌です。

♪
菜の花畠に、入り日薄れ
見わたす山の端、霞ふかし
春風そよふく、空を見れば
夕月かかりて、におい淡し

里わの火影も、森の色も
田中の小路を、たどる人も
蛙のなくねも、かねの音も
さながら霞める、朧月夜
♪

メロディが曲のイメージにぴったり。
文語体ですが、歌詞も美しい。

オカリナ向けの曲ですよね。(*^_^*)

このような情感を子供の頃から身に付ける
ことって大切だなぁと思うんですが、大正時代は
ごくありふれた春の田園風景でも、最近は
このような景色を探すこと自体が難しい。(^_^;)

人の心って人から伝えられる部分も多いでしょうが
周りの自然から滲みこむように育まれる部分ってある
でしょう。(・・?

昔に帰ることは不可能ですが、自然環境は人間の
努力で保護や維持は可能ですよね。

オカリナを吹きながら、周りがそのような自然で
あれば素晴らしいなぁって思いました。\(^o^)/

モーツァルト「交響曲第40番」2008/02/21 演奏曲へ
評論家の小林秀雄が生前モーツァルトの曲は
「悲しみが疾走する」と表現したとされる、その
交響曲第40番第1楽章の出だし「だけ」です。(^_^;)

ファミミーファミミーファミミードー
ドシラーラソファーファミレー

と軽快な序奏が始まるだけで、ジ〜ンと来ますよね。

しかしオカリナで演奏するにはかなり無理が
あります。なにせ相手は交響曲ですから…
多勢に無勢でとても太刀打ちできません。^m^

でも好きなフレーズだけ一応は吹けると。(*^^)v

モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」2008/03/01 演奏曲へ
モーツァルト作曲のカトリックで用いられる
聖体賛美歌「アヴェ・ヴェルム・コルプス」です。

グレゴリア聖歌などに似たシンプルなメロディで、
特に中間部にある、

ファーミ♭レミ♭ーレーー

という旋律は聖歌独特のものですね。(*^^)v

個人的には宗教に特に関心があるわけでは
ないのですが、その西洋音楽に与えた影響は
大きいなぁ…と思ってます。

クラッシクの特に初期の頃はその精神的な
バックボーンと言っても言い過ぎではないと。

フォスター「故郷の人々」2008/03/18 演奏曲へ
このフォスターの故郷の人々は別名スワニー川とも
呼ばれている彼の代表曲です。

こういったシンプルなメロディの名曲を聴いていると
いつも思うのは、昔の人の方が有利だなぁ…と。

つまり現代の作曲家でシンプルなメロディで人を
感動させるってもうほとんど不可能に近い。

何故か?

既にフォスターやもっと前のバッハなど音楽的に
才能豊かな連中がもう作曲し尽しているから。

即ち才能において現代の作曲家が劣っているのでは
なくて、時間において遅れをとっている。

これは不可逆な流れですよねぇ。

オカリナでこの曲を吹く度に、あぁ音楽の
「故郷の人々」が既に累々と存在し、そのお陰で
聴くほうは大いに啓発されているけれど、
創作する側はますます大変だなぁ…と感じます。(^_^;)

倍賞千恵子「波浮の港」2008/03/27 演奏曲へ
倍賞千恵子さんが日本の叙情歌集のなかで
歌っておられましたが、1923年関東大震災の頃に
作られた歌です。

島の娘と都会の男性の悲恋というのは
永遠の歌謡曲のテーマですよね。(*^_^*)

昔の典型的な日本調のメロディで曲は短いですが、
オカリナの最低音のラから最高音のファまで音階を
使い、小節が多くてオカリナではなかなか演奏が
難しい。以前アップしたときに高音のファが
かすれてしまいました。(^_^;)

今回も決してきれいには出ていませんが、そこは
島の娘を想う恋心が胸に迫ったということで…^m^

由紀さおり「冬の夜」2008/04/01 演奏曲へ
以前テレビで由紀さおりさんと姉さんの
安田祥子さんがこの曲を歌っていたような(・・?

これって明治時代に作られた唱歌のようです。

誰でも知っているこのようなシンプルな
メロディって、誤魔化しようがないから?
オカリナの本当の実力がすぐ分かります。(^_^;)

特にこの曲はメロディが簡単だから自分の場合、
録音するときには、オカリナを暖めることと、
指の動きを慣らすために、最初に演奏する
ケースが多い。

これが私の素の演奏です。(*^^)v

ジャズ・スタンダード「茶色の小瓶」2008/04/02 演奏曲へ
茶色の小瓶はアメリカの民謡だったそうです。
グレン・ミラー楽団の演奏で有名になり、今では
ジャズのスタンダード・ナンバーになっています。

実に景気の良いメロディなのでスーパーの大売出し
なんかでも、流れていることが多いのでは。

オカリナを始めてずっとスローテンポに吹く
習慣がついているので、このような曲って
ちょっと戸惑います。(^_^;)

まろやかに柔らかく包み込むような吹き方は
オカリナの得意とするところなんですが、
この曲のように音を突き放すように吹くことも
曲によっては必要なようです。

でないと、元気良く聴こえない?

場末のスーパーで魚屋さんが「ラッシャイ、
ラッシャイ」とお客にかけてる声に負けて
しまう…(*^^)v

オカリナで魚屋に勝つ必要があるか
どうかは、置いといて…^m^

童謡「ずいずいずっころばし」2008/04/14 演奏曲へ
これはさすがにあまりオカリナで聴いたことは
ありません。

♪
ずいずい ずっころばし
ごまみそ ずい
ちゃつぼに おわれて
トッピンシャン
ぬけたら ドンドコショ
たわらの ねずみが
米くって チュー
チュー チュー チュー
おっとさんが 呼んでも
おっかさんが 呼んでも
いきっこなしよ
井戸のまわりで 
お茶碗かいたの だあれ
♪

この歌詞に謎の意味が隠されているとか色んな
説がありますが、意味不明ですよね。(・・?

メロディも変わってます。江戸時代のラップか(*^^)v

ところで楽器でも歌でも一度録音して客観的に
聴くってことは大事です。

人間ってどうも頭の中にメロディがあると
実際の音をそれで「修正」して聴くような
「習性」があるようです。

最初にオカリナを吹いて録音したときに、
「えぇ〜!こんな音やメロディかぁ〜」
と「ガックリ」したことを憶えています。orz

自分ではもっと上手だと錯覚している
わけですね。(私だけかも知れませんが…^m^)

従ってプロのオカリナ奏者のCDとかを聴いたりして
耳が肥えてくると、ますます自分の演奏の下手さが
目立つのです。

普通はそこで「やる気」を無くしてしまいます。

それをどう克服するか?

「じゃぁもっと上手になればぁ〜?」って
言うのは簡単ですが、これには時間と手間と
お金もかかります。

自分のように開き直って?このようにWEB上で
公開してしまうことが最もイージーな?方法です。

下手は下手なりに、ありのままに公開する。
そこが大切です。

NO.1じゃなくて良い。Only Oneを…
ってどこかで聴いたような歌詞ですが、
公開して聴くともうそれはそれなりに
聴かざるを得ない。−>おぉ、なかなか
聴けるじゃないかぁ。との間の心理的距離は
極めて短い。(私だけかも知れませんが…^m^)

素人は二度錯覚する。(*^_^*)

錯覚の中で吹き続けて行くことこそがオカリナを
楽しむ方法じゃないでしょうかねぇ…(^_^;)

信濃民謡「木曾節」2008/04/21 演奏曲へ
良く知られた民謡「木曾節」です。

♪
木曽のナー 中乗りさん
木曽の御岳 ナンジャラホイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ
ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ

袷よナー 中乗りさん
あわしょやりたや ナンジャラホイ
足袋をそえて ヨイヨイヨイ
ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ
♪

この歌を聴くとのんびりと馬に揺られて
山道を温泉に行くような気分になります。(*^^)v

温泉大好き…(*^_^*)

でもさすがにお湯に浸かってオカリナを吹いた
ことはありません。落として形が変わると
困るので…^m^

ロシア民謡「ともしび」2008/04/27 演奏曲へ
ロシア民謡の「ともしび」は哀愁があって
好きです。

何よりもオカリナで吹きやすいゆったりと
したメロディ。(*^^)v

キーを低くしてロシアの長く暗い冬を
イメージしながら演奏してみました。

ところでリズムってメトロノームのように
一定に時間を刻むものじゃないような気が
しています。

音とリズムは別ではない。
一つ一つの音の中にリズムがある。
音の流れのうちにリズムもある。

特に一人で吹くときって、同じ曲でも
自分のその日の体調や気分によって
リズムも変わる。(*^_^*)

それが生きた演奏じゃないかと…

あぁリズムから外れているなぁと思いながらも
そのまま吹く。在りのままに…。

童謡「七つの子」2008/04/30 演奏曲へ
大正時代に作られた童謡ですが、昔のカラスの
イメージは良かったんですねぇ。(*^^)v

♪
烏 なぜ啼くの
烏は 山に
可愛 七つの
子があるからよ

可愛可愛と
烏は啼くの
可愛可愛と
啼くんだよ

山の古巣へ
来て見て御覧
丸い目をした
いい子だよ
♪

七つの子は七羽なのか七歳かという疑問が
あるそうですが、両方とも有り得ないそうです。
カラスは卵を七個も産まないし、七歳も寿命がない。

お爺さんお婆さんカラス達じゃ子でもない。(^_^;)

野口雨情は人間の子供における七五三の
七歳の子を想定してこの歌詞を作った
そうです。

童謡はオカリナで吹かれることが多いなか、
この曲は特によく演奏されます。

オカリナの形が鳥に似ているせいで
しょうかねぇ。^m^

スペイン民謡「鳥の歌」(SF)2008/05/26 演奏曲へ
ゲームAirの「鳥の詩」じゃありません。(^_^;)

スペインのカタロニア地方の民謡です。
この歌は、1971年に著名なチェロ奏者であった
パブロ・カザルスがニューヨーク国連本部において
平和賞を受賞した際に記念に演奏したことで
有名になりました。

演奏の前に彼は「私の生まれ故郷カタロニアの鳥は、
ピース、ピースと鳴くのです」と言ったとか…^m^

記念演奏の様子を録音したMP3(WEB上で
公開されている)を聴きました。
平和を希求する人々の心が胸に迫る演奏でした。

平和を愛する一人としてオカリナでしみじみと
吹いてみました。(*^_^*)

ベートーヴェン「ト調のメヌエット」2008/06/01 演奏曲へ
このト調のメヌエットはよくピアノで演奏されます。
比較的簡単なので初心者が習う曲です。

オカリナの初心者が演奏するとどうなるか?
吹いてみました。

オカリナ「初心者」にはあまり向かないようです。

途中のミレレド♯ド♯ミレシラーの部分、指が
動きません。
低音のド♯やシラとか、スラーで吹くと
フニャフニャという音になってしまう。
仕方ないので区切って吹くと、
プツプツプツプツ…(*^_^*)

またその後の部分、ようやくオカリナの得意な
聞かせどころと頑張って吹いたら、他から
突出してしまい、完全にリズムから外れ…(^_^;)

でも、なんとか「それらしく」聴こえるので
アップしました。

少々おかしくても、オカリナの良い所は
いかにも「それらしく」聴こえるところ。(*^^)v

ベートーヴェンの「ト調のメヌエット」と
「思って」聴いてもらえれば、人の記憶が
自然に足りない部分や出すぎた部分を補って
頂けるのです。

オカリナの音色は曖昧でポーと?してますから
補い易いのじゃないでしょうか。

例えば自分のこの演奏をピアノで聴かされたら
「たまりません」、オカリナだから
なんとか「それらしく」…^m^

歌劇・マルタより「夢のごとく」2008/06/03 演奏曲へ
フロトー作曲のオペラ・マルタ第三幕のアリア
「夢のごとく」です。ヴァヴァロティとか
有名なテノールがよく歌う曲なので、オペラは
知らなくてもメロディだけは聴かれた人が多いと
思います。(自分もですが…^m^)

さて、こうして色々とWEB上で練習した曲を公開して
おりますが、最初は結構恥ずかしいものです。
また知人ばかりですが人前で演奏するのも…(*^_^*)

でも一人で吹いているとそのモチベーションを
維持することが難しので大抵一年足らずで止めて
しまうケースが多いようです。

そう言った意味では何か刺激になるようなことが
あったほうが続けるためには良いようです。

演奏するのが「恥ずかしい」ということを
最近つらつら考えているのですが、
皆さんはコンニャク・ゼリーを食べたことはある
でしょうか?

基本的にはあれと同じです。(*^^)v

カップの上の紙をペリッと剥がしますよね。
でもシゲシゲとニュルとした中味を眺めることは
ないでしょう?すぐパクッと口に入れます。
そのまま飲み込むと喉に詰まるので即クチャ、クチャ
と噛みます。

つまりシゲシゲと眺めるから恥ずかしいのであって
口に入れてクチャクチャ食べてしまえば、恥ずかしい
って思う時間はありません。

ペリッ、パクッ、クチャ、クチャの間にどこにも
シゲシゲが入らないのです。

オカリナも同じです。

音が出る前は誰にも音が聞こえない。
音が出始めた瞬間、演奏に夢中になって聴いて
評価する時間なんて存在しないのです。

主観的な時間だけが流れるのです。

シゲシゲは吹く前の想像上の産物か、或いは
吹き終わった後の付け足しの妄想にしか
過ぎません。

もっとはっきり言ってしまえば、メロディの
イメージを音に変換する物理的な身体動作しか
現実には存在しない。
息の方向、強弱、指の動きと聴覚だけ…

それでは、さらにこの「恥ずかしさ」に
近づきます。

演奏が下手だから恥ずかしいのではなく、
どうもかなり上手な人でも恥ずかしいって
感じはあるようです。(プロの演奏家の随筆など
を読むと書いてあります。)

恥ずかしさは繊細さと裏表ですから、逆に
恥ずかしく感じない人は演奏に向かないの
かも…^m^

ではシゲシゲの対象となるコンニャク・ゼリーの
ような「ニュルとしたもの」とは一体何でしょう?

音を生み出す身体作業を制御しているのは、
感情です。心の奥底に秘められている深層心理や
記憶と深く結びついています。

その生の姿をシゲシゲと眺める或いは眺められるのが
恥ずかしいのではないでしょうか。

無防備の生だからニュルっと…(*^_^*)

また、こうやって言語によって「恥ずかしさ」などを
分析する行為はオカリナの演奏にとっては、
あまり意味がないのです。言語化能力は反って
演奏の邪魔になります。どちらかと言うと
シゲシゲに近い…。^m^

コーチや監督には不可欠な能力でもプレイヤーには
不要ってことです。それよりも主観的な身体感覚と
動作を研ぎ澄ませたほうが良い。

昔ホロヴィッツという有名なピアニストがいました。
当時はラジオとレコードの時代ですから、
ビジュアルは二の次です。
演奏している姿はカマキリのようだった…
とのことです。
なり振り構わず音に専念していたのでしょう。

今じゃ音楽コンクールもビジュアル性が
求められますから、そうも行かないでしょうが…

回りくどく、色んなことを述べてまいりましたが、
要はコンニャク・ゼリーを食べるときのように
オカリナ演奏も煎じ詰めれば、ペリッ、パクッ、
クチャ、クチャの身体動作に還元されるって
ことを言いたかった訳でして…。

「夢のごとく」寝言をつぶやいただけ、
深い意味はありません。m(__)m

でもこれで「よし、自分もWEB上で練習した曲を
公開してみよう!」って、気分になった方が
居られたらご連絡下さい。

聴かせて頂きますので…\(^o^)/

アイルランド民謡「アイルランドの子守歌」(SF)2008/06/10 演奏曲へ
ビング・クロスビーが歌ってからこの曲は
世界的に有名になりました。
自分が吹いてから、日本でもオカリナで
演奏されることが増えた…ら、嬉しいです。(*^_^*)

何の変哲もないメロディですが、
(子守歌、そもそも変哲だと子供が寝ないけど…^m^)
「眠りに引き込まれる」という意味では、いかにも
子守歌らしいので好きです。

最初は普通に吹きました。(少し変ですが…(^_^;)

二回目は息を抜くことを意識して吹いてみました。
息を抜くことで脱力感を感じるでしょう。

子供が脱力して寝てくれればと…(*^^)v

ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」2008/06/12 演奏曲へ
この曲は名前が良いですよねぇ。
パヴァーヌって、てっきりお菓子だとばっかり…^m^

(Wikipediaより引用)
16世紀頃から流行した宮廷舞曲の様式。
2拍子のゆったりとしたリズムにのせて、男女の
ペアが列をなして踊る優雅なダンスである。
ほのかに哀愁を帯びた優雅な旋律は、当時
フランスの貴族女性の人気を集めた。

そうです。(*^_^*)

でも亡くなった王女様を偲んでダンス舞曲を作る
なんて、さすがラヴェルですよね。(*^^)v

オカリナの特にソプラノF管の高音に良く合います。
細々としてどこかおぼつかないような音色に…

童謡「叱られて」2008/06/13 演奏曲へ
この曲は歌詞もメロディも哀しい。

オカリナを吹いていても泣けてきます。
子供の頃「叱られ」た経験が多いせい
でしょうか…

最後狐がコ〜ンと鳴くところなど、特に。

でも狐が鳴くところなんて聴いたこと
ありませんが…(^_^;)

と言って、狸が出てきたんじゃぁ
哀しくもなんともないしねぇ…^m^

ブラームス「ハンガリア舞曲1番」2008/07/01 演奏曲へ
オカリナを習い始めたばかりの人のために、
ブラームスのハンガリア舞曲1番の「さわり」
だけ。(*^_^*)

オカリナを初めて聴いてもらう時に、
「これからキラキラ星を演奏します。」
より
「ブラームスのハンガリア舞曲第1番を
聴いて下さい。」
のほうがカッコ良いでしょう(・・?

演奏に要する難易度は全く同じですが…(^_^;)

ブラームスとかクラシックであるという
名前だけを借りる。
要はブランド戦略です。(*^^)v

でもこれってすごく大切だということは、
ディオールとユニクロの差を知る人には
よくお分かりですよね。

中味は中国製?、全く同じですが…^m^

ベートーヴェン「ピアノソナタ悲愴」2008/07/07 演奏曲へ
オカリナを始めたばかりの初心者の方の
ために、この曲を…(*^_^*)

楽譜は
ミーレーソーーファー、
ミーソード高ーレ高ーソーー
ソ♯ーラーーレー、ミファソーード♯低ーー
ファーミレド低シ低レーード低ーー
だけです。
簡単ですよねぇ!(*^^)v

難易度や長さ的には童謡の赤とんぼと
一緒です。ホント、同じ歌詞で歌えますら。^m^

「夕焼け小焼けの赤とんぼ
負われてみたのはいつの日か」

ちょうど「赤とんぼ」の部分が
ミーソード高ーレ高ーソーー
に当たって良い感じです。\(^o^)/

少し吹ける方も、演奏を聴いてもらう最初に

「では、少し口慣らしのために(と断るのが大切)
ベートーヴェンのピアノソナタ第八番"悲愴"
第二楽章より(この「より」を入れるのを
忘れないように)」と言えば、

聴いてる方は
「えぇ〜、そんなクラシックも吹けるのかぁ!」と
驚かれる…はず。

少なくとも、赤とんぼよりは…^m^

で、おもむろにこれを吹く、と。
聴いてる方は少しガックリ来られる。(^_^;)

この持ち上げておいて落とす、これが大事。

それでもって次に本来の「世界に一つだけの花」
とか、皆さんが好きな曲を演奏すれば、
「おぉ、一応聴ける曲も演奏出来るんだぁ。」
となる訳です。\(^o^)/

それをいきなり「世界に一つだけの花」を
演奏すれば、プレッシャーがモロにその
曲にかかる。

最初にレベルを落としておけば、気楽に
入れるわけです。(*^^)v

宗次郎「若葉」(SF)2008/07/09 演奏曲へ
この曲は宗次郎のオカリナ演奏集「日本の歌」の
中にありました。良いメロディなぁとずっと
思ってまして、今回吹いてみました。(*^_^*)

ネットで調べてみると、戦時中1942年に「国民学校
初等科第四学年用の音楽教科書に載る」と紹介
されていました。(歌詞に戦時色はありません)

随分と古い歌なんですねぇ…

母は聞いたことはあると言ってましたが…
(さすがに歌ったことはない?^m^)

こんな古い歌ってどこに行ってしまうのでしょうね?

小学校の教科書に載ったんだから、60年以上前の
子供達は全員学校で歌ったはずです。

その記憶はどこに埋もれしまうのか…

その過去の子供達にとっては、未来の世代である
我々が聴いて「良いなぁ」と感じる。
その感性の中に実は脈々と受け継がれて
いるのかも…(・・?

メロディって演奏されたり歌ったりされなく
なっても、人々の共有記憶のようなところに
保存されていて、みんなの感性を支えている
のではないでしょうかねぇ。

シューベルト「ます」2008/07/11 演奏曲へ
シューベルトの「ます」です。
「ます」です。「ます」です。「ます」です。

キーボードが壊れた?わけではありません。(^_^;)

「ます」って、どれくらい似ていれば
「ます」なんでしょうか(・・?
(川魚の「ます」じゃなくてシューベルトの
「ます」です。^m^)

「「ます」です。」

この演奏した本人の宣言?が「ます」である
根拠かも。

色んな「ます」が増えれば面白いなぁ…と、
思われませんか。

いわゆる「ます」から遠い「ます」でも、本人が
「「ます」です。」って思って一生懸命吹いた
「ます」は、やっぱり「ます」なんじゃないで
しょうか。

技量を問わず、どんどんWEBで自分の吹いた
曲を公開するのがオカリナを吹く人達の
「習慣」になれば面白いですよねぇ。
(プロの人達はそれなりにご事情があるから
別として…)

どんな曲でも「XXXX」です。
って公開されたら、ご連絡下さい。
聴かせて頂き「ます」ので。(*^^)v

シューベルト「即興曲3番」2008/07/23 演奏曲へ
この変ト長調作品90-3はシューベルトの四つの
ピアノ即興曲の中でも特に好きな曲です。
オカリナでも吹き易いから(*^_^*)

メロディ的にはリストの愛の夢なんかと似てますが
ソーラードーシ♭シ♭ーー
シ♭ーシ♭ドミ♭ーレレーー
と盛り上がる部分は素晴らしい。
さすがロマン派シューベルトですよねぇ。

最近クラシックって案外、素人向けかも知れないと
思ってます。

演奏を聴く側には固定したイメージがない。
(余程好きなクラシック演奏家がいない限り)

つまり演奏する側に自由にイメージを膨らませる
余地があるってことです。(*^^)v

さらにたとえ間違っても、それを指摘出来るほど
詳しい人も少ないし…^m^

ただ、クラシック自体にあまり興味がない人も
多いので、そもそも聴いて頂けるかどうか
って問題は残りますが…(^_^;)

従って、聴いて頂けるチャンスさえあれば
かなり「自信を持って」吹いてしまいましょう。

どんな演奏であっても「こんなものかぁ」で
済む可能性が大きい。\(^o^)/

シューベルト「軍隊行進曲」2008/08/05 演奏曲へ
この有名なピアノ連弾曲である「軍隊行進曲」は、
シューベルトの「三つの軍隊行進曲」の第一番です。

ピアノ用行進曲風の曲はプツプツと音が途切れた
感じになります。どちらかといえば初心者が
オカリナで吹くのは難しいのですが、
その中でも比較的この曲はましかも…(・・?

でも、曲の切り口がおかしかった…。

これを吹いている途中で「あっ?これって
終わらないじゃないかぁ」と気付きました。

唐突に曲が終了しているのは、そのせいです。^m^

アルベニス「タンゴ」2008/08/19 演奏曲へ
スペインのアルベニスが作曲した組曲「エスパーニャ」
は六つの曲で構成されていますが、この「タンゴ」が
一番有名です。
というか、自分はアルベニスの他の曲って
知りませんので…(^_^;)

この曲は普通ギターで演奏されることが多いようです。
たまたまYouTubeを見ていたら、オーボエでいかにも
素人っぽい女性がピアノの伴奏で演奏しているのを
見つけました。

「あっ!これだぁ。」って感じましたね。

素人の演奏者にありがちな過度に原曲のイメージを
強調した「ぎごちない」でも「感じは出てる」
演奏ぶりでした。

自分の目指しているものも、これです。

おぼつかない幼さと一生懸命原曲を真似ようとする
姿勢が一緒になって、どこか「つ〜ん」と
くるような…

多分この味って上手になったら消えてしまうと
思うんです。自然におぼつかなく、幼いから
良いので、そこに作為が入ると鼻持ちならない。

初心者って、その時にしかない魅力があると
思うんです。

だから初心者の皆さん、自信をもって演奏し
それを公開しましょう。

その演奏に感動する人は必ずいますから。

エルガー「愛の挨拶」2008/08/22 演奏曲へ
イギリスの作曲者エルガーが婚約者キャロラインに
捧げた曲だそうです。
メロディも題名も素敵ですよね。(*^_^*)

この曲のお陰か…^m^、キャロラインと結ばれ
夫婦仲良く幸せに暮らしたとのこと。

オカリナを吹いていても、エルガーの希望に
溢れた愛が感じられます。

ロシア民謡「カチューシャ」2008/08/25 演奏曲へ
ロシア民謡のカチューシャです。
この曲はオカリナで吹くと、何回も繰り返すほど
指のすべりが良くなります。

一般に民謡って比較的単調なメロディを繰り返して
歌うせいでしょうかねぇ。メロディに身体が
なじんできます。

そしてそのなじんだメロディやリズムって
どこか普段の生活に表れてくるような。

昔は肉体労働しながら民謡を歌っていたんですから
それが当たり前か。
普段の生活のリズム=民謡のリズム(・・?

だから人にとってノリが良い曲が残ってゆく、と。

古謡「今様」2008/09/11 演奏曲へ
平安時代末期から脈々と伝わる日本古来のメロディ
「今様」(いまよう)を吹いてみました。

梁塵秘抄に「遊びをせんとや、生まれけん」とか
歌詞が載っていますよね。
こんなメロディに乗せて当時の人々は唄っていたのか
と感慨が湧いてきます。

どこか日本人の情緒の古い層に残っているのじゃ
ないでしょうか。確かに共鳴する部分があります。

本居宣長でしたっけ、玉蔓かなにかに幼く
おぼつかなきこそ大和心だと書いています。

また、源氏物語の人物描写でも今から見ると
すごく老成している部分もありますが、それとは
逆に幼児のような柔らかい心の描写にはっと
しますよね。

オカリナって「おぼつかなく」「幼い」ところが
魅力の一つになっています。
この細々と頼りないオカリナの音色を聴いて頂ければ
お分かりでしょうが…(頼りなさだけは自信が…^m^)

特に初心者の方は、この曲ってお奨めです。
下手だけど一生懸命吹いていれば、初心であれば
あるほど、それだけでジ〜ンと来ますから…

ラーラ、シ♭ラソーソーラーー

ラーラ、シ♭ラソード♯ー(低)、
ド♯ー(低)シ♭シ♭ラー、ラソド♯ーー(低)
ラーラ、シ♭ラソーラーレーーーー(高)
レーレド♯ー(低)、ド♯(低)ララソ、
ソレレード♯ーー(低)

ラーラ、シ♭ラソーソーラーー

簡単ですよね?

古楽で演奏される楽譜とは違っていても
「今様」ですから、
その辺りは無茶苦茶、適当でも…(*^^)v

ドヴォルザーク「ユーモレスク」2008/09/15 演奏曲へ
交響曲「新世界」などで有名なドヴォルザークの
ユーモレスク 変ト長調作品101第7番です。
かなり省略してます…

この曲はノリが良いのでジャズなんかでも
演奏されます。オカリナには若干ノリが良すぎて?
プツプツとメロディが切れたようになるところが
初心者には難点かも…

それと主旋律と間奏をバランス良く演奏する
必要がありますので、聴いていると簡単そう
なんですが、自分としては結構難しい曲でした。

オカリナでも他の楽器でもそれぞれ独特の
難しさってありますよね。

演奏を聴くときに、その難易度も知らず知らずに
加味して曲の評価をしているようです。

楽器演奏の難易度では分かりずらいので、
例えば踊りのバレーでつま先立ちで回転する
のを良く見ます。ドンキホーテの酒場の場面
なんかだと30回転!以上するとか。

この場面で演ずるバレリーナは「軽々と自然に」
回ってますが、見ているほうがその難易度
というか不自然さを良く知っているので
拍手が湧きます。

ある意味、楽器でも演奏が上達するって、
人間としては結構不自然な動作を伴うものを、
「自然そう」に行うことかも知れません。

自然に出来ることであれば、練習する必要も
無いわけですから。

従って初心者の演奏って聴衆にとっては聴きずらい
けど、なんとか本来不自然なものを自然になりたいと
懸命になってる姿が良いのじゃないでしょうか。

ぼろぼろと「不自然さ」が、「自然に」かい間
見えるところが初心者の魅力かと…(*^^)v

シューベルト「野ばら」2008/09/28 演奏曲へ
以前ヴェルナーの野ばらを吹きましたが、今回は
シューベルトの同名曲を吹いてみました。
双方、ゲーテの詩をモチーフにしています。

この曲は学校でも歌われますので、楽譜を目に
した方も多いのでは(・・?

自分は知ってる曲でも楽譜からはイメージや
メロディが湧いてきません。(^_^;)

音ってあの♪記号に合わないんじゃないで
しょうかねぇ。音は♪記号化されるのを
嫌がっているように思えて…

楽譜になんか固定化されたくない!と。
(音楽の授業が嫌だったせい?^m^)

音って本来流動的で変化するものです。
さらにその時、その場、ただ1回きり、
それが生きてるって証(あかし)。

モダンジャズや現代音楽の目指す方向はその
一回性と流動感を大事にしています。

ところが、自分の場合困ったことにモダンジャズや
現代音楽の訳のワカラン?スタイルは気持ちよく無い。

様式美というか形式美をどこかで求めているんで
しょうね。カオスみたいんじゃ落ち着きがどうも…

聴いていていいなぁと感じるのは、磨き上げられた
様式美とそれからはみ出したい音(自然)との
緊迫したせめぎ合いです。

双方の強度が大きければ大きいほど
火花(演奏)は輝きを増す。(*^^)v

その極限、奇跡のような演奏ってあります
よねぇ。

曜変天目茶碗のように奇跡的に上薬と陶土が
融合して、神秘的な色を表すように…(*^_^*)

で、最近思うんですが、

「奇跡って、それっきりなの?」

奇跡を起こす側?って、つまり人が望む奇跡を
生み出す側、偶然側(・・?か…

偶然というか自然というかは別にして、少なくとも
そちら側では、これは奇跡だとか奇跡じゃないとか、
って意図してないよねぇ。

予め意図されたものなんて
奇跡じゃない。

変なことを書きますが、曜変天目茶碗も
そうならなかった失敗作も、ホントは
全部ひっくるめて奇跡じゃなかったのか?と…

だ、か、ら、初心者がオカリナを吹いても
それは奇跡の演奏となんら変わりはない、って。
\(^o^)/

ヴェルディ「リゴレット・女心の歌」2008/09/30 演奏曲へ
イタリアの作曲家ヴェルディのオペラ・リゴレット
第三幕において主人公の公爵(男性)が歌う
「女心の歌」です。
♪
風の中の 羽のように いつも変わる女心 
♪
この歌詞は有名ですよねぇ。
「男心も同じよぉ!」と叫ぶ女性達のクレーム?と
ともに…(^_^;)

さて一方、日本では演歌「女のみち」というのを
ぴんからトリオ(男性)が昔歌ってました。
♪
私がささげた その人に あなただけよとすがって泣いた 
♪
無茶苦茶、違いますよねぇ。

これってイタリア人女性と日本女性の違いから
きているのでしょうかぁ…(*^_^*)

それともイタリア人男性と日本人男性の
違いからかぁ(*^^)v

とても恐ろしいので、女性の違いをここで
論じることは控えさせて頂きます。m(__)m

ただ、日本人男性の優しさー>甘さー>錯覚に
溺れやすい体質だけを指摘するにとどめたいと。

でもイタリア人男性と日本人男性と比べて
確かにモテるのはイタリア人男性でしょうけど
幸せなのは、断然、日本人男性ではないで
しょうかねぇ。

知らぬが花って…^m^

ドイツ民謡「さよならオーガスティン」2008/10/05 演奏曲へ
このメロディは誰でもご存知だと思います。
でも曲がドイツ民謡「さよならオーガスティン」と
知っておられる方は少ないのでは…(・・?

さて、この曲は初歩的なオカリナのテクニックだけで
演奏出来ます。キラキラ星の次ぐらい…(^_^;)

これを吹いて単調にならなければ、
立派なオカリナの上級者だと
言われています。(*^^)v

時々、自分も初心に戻って吹いています。

しかし、いつまでも単調ですが…^m^

バッハ「小フーガ_ト短調」2008/10/24 演奏曲へ
バッハの曲の中でもかなり有名な曲です。

よく聴いていたのがヨーロッパ古楽室内
合奏団の演奏だったものですから、その
聴こえた「まま」を吹いてみました。

お分かりでしょうか、一応4部合奏に…^m^

演奏の続きは他の音とゴチャゴチャになってしまい、
さっぱり分かりません。(^_^;)

何故こんな中途半端なものをアップしたのか?

その訳は、これって案外使えるかも、って
考えたからです。

例えば、演奏の始めに、
「J.S.バッハ作曲、小フーガ ト短調 BWV578を
4部合奏で演奏します。」
って、キッパリ言い切ってみる。(キッパリ感が
大事です。)

で、おもむろに吹くわけです。
二回繰り返したあたりで聴いてる方の顔色を見る。
そこに微笑がなければ、ジョークはハズレです。
潔く演奏をやめる。

笑いがあれば最後まで、って
(中途半端に終わるのですが…)
「4部合奏でしたぁ」と言って
ジョークは大当たり(*^^)v

このジョークはこの曲を4部編成(輪唱スタイル)で
聴きなれている人に「しか」通じないところに難点が
あります。またクラシックをあまり堅苦しく捉えない
柔軟な考えをお持ちの方「しか」笑って頂けない。

是非、初心者の皆さん一度試してみて下さい。
うまく行ったら連絡下さい。m(__)m

自分はまだ一度もこれでウケた経験はありませんが…

スイス民謡「おおブレネリ」2008/11/11 演奏曲へ
「おおブレネリ」で歌詞が始まる「おおブレネリ」
です。(*^_^*)

スイス民謡ですので自分の国をスイッツァ・
ランドと読んでいます。
ドイツのドイッチェ・ランドと同じですよね。
言語学的に近い…(・・?

そんなことを言い出したらポーランド、ホーランド、
アイルランド、アイスランド、ニュージーランドもあり
ますが…一般的には北欧系あるいはそこを起源とする
国が多いですよね。

狭いところにたくさんの国があったのでランド(土地)
と国が結びつきやすかったのかも知れません。

さてこの曲を吹くときに最初はゆっくり目のテンポで
二回目はやや早くしてみました。

ほとんど印象は変わりませんが…(^_^;)

マスネー「悲歌(エレジー)」2008/11/12 演奏曲へ
マスネーはタイスの瞑想曲で有名ですが、この
エレジーも結構耳にする曲です。

悲歌エレジーとは普通、我が子であるキリストが亡く
なったのを悲しむ聖母マリアの歌を表現することが
多いのですが、どうもこのエレジーは失恋の
歌のようです。

男性のテノール歌手が舞台でソファに座り頭を
かきむしりながらフランス語で歌っていたのを
記憶しています。

よくあんな姿勢で歌えるなぁ…とか。(^_^;)

さてこの曲の難しいところは、失恋の苦しみが
メロディを乱さないと意味がないところです。

スマートに吹いてしまえば、普通のシャンソン。^m^

自分のように自然にメロディが乱れるタイプの方は
それで良いのですが…(*^^)v

特に最後の訴えるような切ないところは、音を
切れぎれに震わせて吹くと感じが出ます。

震わせかたが足りなかったので?しつこく
エンディングを繰り返しておりますが…。

そして二回目のエンディング、

ファーラーレーレ(高音)−−−

最後のレを強く吹きぬく。
この瞬間に想い切るんです。

全ての想いを断ち切るんです。

現実には難しいけどね…

スロバキア民謡「おお牧場はみどり」2008/11/23 演奏曲へ
学校の唱歌にもあったような…(・・?
「おお牧場はみどり」を吹いてみました。

スロバキア語ではHORELA LIPKA, HORELAという
らしい。意味はさっぱり分かりませんが…^m^

どうなんでしょう?逆に日本の民謡で東欧で
歌われている曲ってあるのでしょうかねぇ。
相撲の琴欧州や黒海に聴いてみなくちゃ…(*^^)v

輸出入は黒字でも文化的にはかなり「入」超なのかも
知れませんね。(^_^;)

シューベルト「モメント・ミュージカル」2008/11/25 演奏曲へ
シューベルトのモメント・ミュージカル吹いて
みました。この曲はピアノの演奏会でアンコールで
弾かれることが多いので、メロディだけは結構
知られています。

曲では同じフレーズを二回繰り返しています。

この「繰り返す」って音楽では大切なんですね。
つまり繰り返すことで同じメロディだって分かる。

「同じ」って「繰り返す」ことで成立している…
当たり前ですが…^m^

「違う」ってことも、同じものが繰り返されるから
その「違い」として「違う」と分かる…
これも当たり前…(^_^;)

人が世界を分かるもとが「繰り返し」にあり、
それが音楽を支えている。(*^^)v

でもオカリナの初心者の場合、同じリズム、音階でも
吹くタイミングごと違ってしまう。(*^_^*)

よ〜く考えてみると、その方が世界の本来の
在りかたには近いのかも知れないと、
思ってみたりもしますが…(^。^)y-.。o○

熊本民謡「田原坂」2008/12/15 演奏曲へ
NHK大河ドラマ「篤姫」最終回に西郷隆盛の率いる
薩摩軍と明治政府軍が戦った西南戦争の描写が
あったので、その最も激戦であったと言われる
田原坂を歌った民謡を吹いてみました。

以前これもテレビの歴史解説で当時の田原坂
における激しい戦闘の様子を紹介したものがあり、
なんと!両軍から撃たれた鉄砲の弾丸が空中で
激突して一つになった弾丸が何発も坂の途中から
今でも出土するとのことです。

機関銃や自動小銃なんかは無かったはずですから
単発式であっても両軍の発射した弾丸がいかに多く
かつ、狙いが正確だったかってことですよね。

つまり相手の銃口を向けて発射した弾丸が
丁度同時に相手もこちらの銃口を向けて
弾丸を発射して、それが空中で衝突する
わけですから…よ〜いドンで双方が撃っても
普通は当たりません。(^_^;)

でももし弾丸がすれ違っていれば、双方戦死ないし
負傷はしていたたでしょうから、そう言った意味では
弾丸が衝突して良かった。

田原坂から出土される衝突した弾丸1個が二つの命を
救ったことに…(*^^)v

ホルスト(平原綾香)「惑星ーJupiter」2009/01/17 演奏曲へ
自分ではホルストの組曲「惑星」の「木星」を吹いた
つもりなんですが…

平原綾香の2003年にヒットした「Jupiter」の
イメージがどうも重なっちゃって…

それが合成されたものに、さらに自分のイメージが…
といった三重構造の曲になってしまいました。(^_^;)

「じゃぁ、どれか一つに絞って演奏すればぁ?」って
言われそうですが、それが出来ないところが
初心者の哀しさで、既に頭の中がゴチャゴチャに
なってますから…^m^

それらしく聴こえれば、どうでも良いやぁ!と
なんともつかぬ曲を承知でアップしましたぁ。(*^^)v

フォスター「オールド・ブラック・ジョー」2009/02/06 演奏曲へ
この歌と同じフォスター作曲の「主人は冷たい
土の中に」とよく間違えます。
全然別の曲ですが、なんとなく雰囲気が
似ているような…(・・?

このようなシンプルなメロディって、吹き易いの
ですが、逆に誤魔化しようがないのです。

これまで初心者にはいかにも難しいような曲を
吹いているようでも、この程度だぁってことが
もろに…^m^

少し吹けるようになると、このような曲を敬遠する
傾向になります。どうしても吹けて当たり前って
気になるんですよねぇ。(^。^)y-.。o○

しかし初心に返って吹かないと、雑な演奏になって
しまうところが、オカリナの奥が深いところ。(*^^)v

例えば、この曲なんかでも、
ソソラド(高)シラソー
とか
ソソラソファーミレー
と吹くところがありますが
ソソの後のラをつい噛みそうになります。

「噛む」って音の感じで分かると思いますが
舌のタンギングと指の動きのタイミングが
一致しないことです。
自分なんかしょっちゅうです…(^_^;)

簡単なメロディほどよく練習することが
大切だなぁと思いました。

童謡「お正月」2009/02/18 演奏曲へ
かなり季節遅れですが、童謡の「お正月」を
吹いてみました。(^_^;)

メロディやリズムじゃなくて、
オカリナの音そのもので吹く。

どうも最近、枯れた音というか、かすれた音に
大人の味?を感じて、透明感のある本来の音を
忘れていました。

ところがいざ出そうとしても、出ない訳です。
息や喉が枯れた音向きに調整されちゃってる!

強めに吹く、ひび割れた音がかっこ良いと
思ったスタイルから離れられない…^m^

まぁそれでも、
どうってことは無いのですけどね。
(^。^)y-.。o○

映画「サウンドオブミュージック」テーマ曲2009/05/29 演奏曲へ
1965年に公開されたこの映画の冒頭、アルプスの
山々を越えてカメラが丘の上に立つジュリー・
アンドリュースに迫る場面は、何度見ても
素晴らしい。\(^o^)/

そこで、この歌が唄われる。

ただ、着ている修道院の服?が
野暮ったいのが…(^_^;)

この曲はオカリナで演奏されることが多いです。
メロディが伸び伸びしているからでしょうね。

高音部の
ドーレードシ♭ラーー

で始めた、とたんアルプスの丘の上で
吹いている気分です。(*^^)v

茉奈佳奈「いのちの歌」2009/05/31 演奏曲へ
NHK朝ドラだんだんの中で歌われた「いのちの歌」を
吹いてみました。

宍道湖のほとりで「しじみ汁」のメンバーが
この曲を歌う場面には感動しました。

メロディがオカリナ向きで吹き易い曲です。

イギリス民謡「グリーンスリーヴス」2009/06/02 演奏曲へ
この曲はオカリナで吹かれることが多いのですが
単調なようで案外難しい。

最高音のファを使用すれば半音が少なくなり
演奏はしやすいのですが、耳に高く響きすぎると曲の
雰囲気を壊してしまう。

自分の場合、転調して最高音を上のドに抑えています。
反面、半音が多くなるのでメロディの流れが
途切れ易い。(^_^;)

さて「グリーンスリーブス」とは緑の袖の服を着た
女性のことで、もともとこの歌はその女性に対する
恋の歌だとのことです。(*^_^*)

女性は知りませんが…^m^
イギリスの街並みの落ち着いた雰囲気は好きです。

グリーンスリーヴスもそんな感じに吹ければと
思っています…

背景写真も↓自然を中心に選んでみました。
(最後のワンコを除いて…でもワンコは人間よりは自然かも…?)

水森かおり「鳥取砂丘」2009/06/07 演奏曲へ
水森さんの歌のなかでは、やはりこの曲が一番
良いと思います。しかしオカリナでは結構吹く
のが難しい。低音部が小刻みに続くので、高音部の
伸びやかな旋律とのバランスを取るのに工夫を
要するところです。

以前にもアップしていましたが、今回その部分を
特に注意して再度演奏してみました。

出だしは低音で始まり、途中聞かせどころで
高音になり、また低音で締めてから、最後に
高音で伸びやかに終わる構成ですが、うまく
雰囲気が出ているでしょうか?

GReeeeN「キセキ」2009/06/08 演奏曲へ
この曲はテレビドラマ「ROOKIES」の主題歌になり
去年から今年にかけてすっごいヒットしました。

カラオケで何回歌ったことでしょう…(*^_^*)

最近歌った曲ってオカリナでは吹きにくい意味が
あります。自分ではオカリナより歌の方に
自信があるせいかも…ほんのチョッピリですが。^m^

だから耳が肥えて?いるのでオカリナの演奏には
厳しいわけです。

自分では歌わない水森かおりさんの曲のほうが
評価はどうしても甘くなります。
(そもそも、女性に甘いのか…?)

勿論演歌も最近の歌もよく知ってる人にとっては
両方とも厳しいでしょうが…(^_^;)

さて、この曲には
ド(低)ラソファミファー
って繰り返しが何度も出てきます。

こんな繰り返しは指にまかせる方が良いようです。
つまり身体に滲みこませて、考えないことです。

なんか思惑が入るとぎこちなく聴こえます。
(演奏全体がぎこちないのは、おいといて…)

この
ド(低)ラソファミファー
だけを何度も吹いていると逆に曲全体の雰囲気も
掴めるような気がするんです。(*^^)v

イタリア映画「ひまわり」テーマ曲2009/06/09 演奏曲へ
「ひまわり」はソフィア・ローレンとマルチェロ・
マストロヤンニ、イタリアの二大スターが共演した
有名な映画です。

日本では1970年に公開されたようです。

しかし敢えてこの名作に対して難を言えば、

ソフィア・ローレンが戦争で記憶喪失になって
ロシアで暮らすマストロヤンニをイタリアから
はるばる探しに来る場面での、あのロシア大平原
における一面のひまわりとこの曲。

戦場で負傷したマストロヤンニを救った
リュドミラ・サベーリエワと新たな生活を
築いていることを知り、駅に追いかけてきた
マストロヤンニを残し、ローレンが汽車に
一人飛び乗って嗚咽しながら帰るときに窓から
見えるひまわり、そして、この曲。

本来「この二つの場面が終わった後は
映画も終わって欲しかった」…。

その後、マストロヤンニが逆にイタリアに
ローレンを訪ねてゆき、駅でまた別れる場面が
ありますが、感動は極めて薄くなって…。

この曲の構成も途中の間奏を挟んで、同じ
メロディが流れます。
ロシアの大平原でのひまわりと汽車からの
ひまわりです。

これにイタリアのごみごみした雑踏と
駅での別れのために、もう一度この曲が
繰り返されたら、いやになりますよね。

何事も終わり方が難しい…

GIRL_NEXT_DOOR「偶然の確率」2009/06/11 演奏曲へ
去年GIRL_NEXT_DOORはこの「偶然の確率」で
いっきに有名になりました。(*^^)v

基本的には音程さえ(低音のラから高音のファまでの
13音階)収まれば、どんな曲でもオカリナで吹けます。

でも新しい歌だから記憶も新鮮で、上手に吹ける
ということはないんです。

例えばこのGIRL_NEXT_DOORなど比較的新しい歌を
好きな人は「鋭く」!好きな人が多い。
つまり耳が厳しいわけです。

だから初心者が吹くオカリナ程度では満足しない
というか、「好みがはっきり」としておられるのです。

逆にこの歌を知らない人にとってみれば、
「何を吹いてんのかなぁ…」って感じ。(^_^;)

従って、比較的最近の曲の演奏は難しいってことは
あります。

でも、このGIRL_NEXT_DOORにはある種のエネルギーを
感じます。うまく流れに乗れば、かなりブレイクする
ような予感がしますけどね。

初心者がオカリナで吹き「易い」メロディか、どうかは
別にして…

SMAP「世界に一つだけの花」2009/06/14 演奏曲へ
このSMAPの曲は文化省が選んだ次世代に残したい
100歌のなかに入ってます。
って、まぁそのイメージを吹いた「つもり」
ですが…(*^_^*)

老人ホームでのボランティア演奏を目標にして
いますので、普段は懐メロを練習することが
多いのですが、これなら今の老人の方にも
結構聴いて頂けるのではと思い吹いてみました。

うちの母なんか、これってもう既に懐メロよぉ
と言っておりますが、
孫にそう言われたのかもね…^m^

ところでSMAPの魅力ってなんだろう?
と考えてみました。
歌が良い、踊りが良い、ルックスが良いとか
色々あるでしょうが、やはり一番はメンバーの
個々のキャラが良いですよね。(*^^)v

一般に受け入れられ易いキャラで、かつ
メンバー間でダブってない。それが実に自然に
見えるところ。「偶然」そんな仲間が集まった
ように…。

彼らを見てて、いつも裏方のシャープな存在を
感じます。

ところが裏方がいくらシャープでも駐車違反とか
公園で裸になったりとかまでのコントロールは
難しいようですね。(^_^;)

でもファンとしては、そんな彼らの人間味のある
失敗もまた逆に応援したくなるって気分に…
(^。^)y-.。o○

イタリア映画「鉄道員」テーマ曲2009/06/15 演奏曲へ
1956年に公開されたイタリア映画のテーマです。
主人公は鉄道員の父親ですが息子のサンドロの
演技が可愛いので、評判になりました。

この映画はまだモノクロですが、イタリア庶民
生活の哀感を描いた名画の一つではないでしょうか。

日本では高倉健が主演した「鉄道員」が有名です。
鉄道員って頑固で男っぽいイメージが洋の東西を
問わず定着しているようですね。

このイタリア映画の方のテーマミュージックも
当時(半世紀前!)よく演奏されたそうです。

おそらく最もオカリナの得意な分野だと思います。
少し時代遅れで庶民的、単調で哀愁を帯びた
メロディは、よくオカリナの音色に合います。

さて、この鉄道員のテーマは、息子のサンドロが
吹いているようなイメージで演奏してみました。

あるいは高倉健の娘役で出演した広末涼子の
イメージで…

少々テンポが外れても子供らしく…ね?^m^

大橋のぞみ「崖の上のポニョ」2009/06/16 演奏曲へ
宮崎アニメ「崖の上のポニョ」の主題歌です。

昨年の紅白で、この歌のグループは解散しました。
残念…(^_^;)

さてこの歌を吹く場合、たどたどしいほど
感じが出ます。
つまり下手なほうが歌の雰囲気をうまく伝えられる
という珍しい?曲です。

自分の演奏は、何の工夫も必要なくごく自然に
「たどたどしい」のでピッタリ。(*^^)v

初心者のかたは是非吹いてみて下さい。

大橋のぞみちゃんが吹いてんじゃないの?
って、きっと受けます。(*^_^*)

上手な人が吹くときは、逆に初心者の頃に
帰ってね。\(^o^)/

今井美樹「PRIDE」2009/06/17 演奏曲へ
10年前ぐらいの1996年の歌ですから、
オカリナで丁度吹き頃?の曲です。(*^_^*)

今井さんの歌は題名が英語です。
このPRIDEとか、PIECE OF MY WISHとか。

この頃からでしょう?日本語の歌でも
カタカナじゃなくて英語がそのまま題名に
使われ始めたのは。

英語とはなんの関係ありませんが、オカリナの
ソプラノF管には、今井さんの若い頃のように
「ミヤァーン」って、(猫みたいですが…^m^)
声がオカリナには合うんです。

「若い頃」って何も年配の方の声が良くないって
意味じゃなくて(^_^;)、オカリナの響きが
似ているってことですから、くれぐれも誤解を
なさらないで下さい。

またオカリナは年配の女性でも、また男性が吹いた
としても「ミヤァ〜ン」と鳴りますので、何も
若い女性が吹いたほうが良いという意味でも
ありません…でも似合ってはいるのかな…(・・?

さて、今井さんの曲のメロディは概ねオカリナで
吹き易いのですが、特にこの「PRIDE」は
初心者向けです。(*^^)v

最近の人も当時の人も誰もが知ってるって意味で、
お奨めじゃないでしょうかねぇ。


ジャズ「Fly Me to the Moon」2009/06/19 演奏曲へ
この曲はジャズ・スタンダードとしても有名ですが
1960年代にフランク・シナトラがカバーして
大ヒットしました。

その後、日本のアーティストを含め色んな人が
歌ってます。歌う人が変わるたびに曲が変わる
ような…(^_^;)

Wikipediaで調べたこの曲をカバーした
アーティストのリストです。↓

阿川泰子 
akiko 
アストラッド・ジルベルト 
アニタ・オデイ 
綾戸智絵 
アル・ハート 
ヴィンス・ガラルディ 
ウェス・モンゴメリー 
WATER MELON 
宇多田ヒカル 
エラ・フィッツジェラルド 
グルーヴ・アルマダ 
CLAIRE 
KEI KOBAYASHI 
ケイコ・リー 
Coco d'Or 
サラ・ヴォーン 
椎名林檎&長谷川きよし 
シャーリー・バッシー 
ジャック・ジョーンズ 
シャドウズ 
ジュディ・ガーランド 
ジュリー・ロンドン 
ジョニー・マティス 
ソニア 
ダイアナ・クラール 
高橋洋子 
竹井詩織里 
トニー・ベネット 
ドリス・デイ 
ナット・キング・コール 
ナンシー・ウィルソン 
ニーナ・シモン 
林原めぐみ 
ブラックベルベッツ 
フランク・シナトラ 
ヘレン・メリル 
ポール・アンカ 
ボビー・ダーリン 
マイケル・ボルトン 
前川陽子 
森川七月 
森田葉月 
ローラ・フィジィ 
Niza 
サンドラ・クロス

自分のオカリナはジュリー・ロンドンが歌っていた
ものを少しアレンジしたものです。

ジャズのスイングした演奏は、あまりオカリナでは
聴きません。

これはソプラノF調のオカリナで吹いてますが、
もっと低音のオカリナの方が雰囲気を出し易い
のかも知れません。

というのは低音のオカリナほど音に幅があり、
サックスのような響きを出せるからです。

それにしても、ジャズを吹いたオカリナって
聴きませんよね…演歌もですが…^m^

浜田省吾「悲しみは雪のように」2009/06/20 演奏曲へ
1980年代に一度この歌はリリースされたようですが、
1992年のTVドラマ「愛という名のもとに」の
主題歌として採用され大ヒットしました。

この曲はオカリナで吹き易いという意味もありますが
なにより雪のゲレンデをイメージしますよねぇ。当時、
全国どこのスキー場でもこの曲が流れていました。

スノボーやショートスキーは合いません。

やはりロングスキーで大きくパラレルターンしながら
緩斜面を下ってゆく感じでしょうか…

自分の場合、概して曲の前半より後半のほうが
オカリナがノリ易いってところがあります。

ところがこの曲だけは、前半です。

レラソーソーファファー
ファミファミーレーー

この吹き出しからもう身体がスキーに?
反応してます。(*^^)v

森山直太朗「さくら(独唱)」2009/06/23 演奏曲へ
千葉県の佐倉市に住んでますので、「さくら」を
吹いてみました。(*^_^*)

この歌もすっかり卒業式の定番になりました。
中学や高校の頃を想い出された方もおられる
のではないでしょうか。

自分達のほうがもっと上手に歌ってた、とかぁ。^m^

この歌本来はオカリナで吹くのにそう難しくは
ないのですが、たまたま本屋でこの曲の楽譜を
見る機会がありまして、これが結構複雑なんです。

初心者の皆さん、楽譜通り吹こうとすると
きっと苦労しまよ。16分音符や休符が多すぎて…

で、これまで通り自分の「耳」を信じて演奏して
みました。まぁなんとか「さくら」を吹いているな
と分かる程度には…(^_^;)

って、考えるとやはり森山直太郎さんのお陰で
かなり聴いた人の頭の中で自動修正して頂いている
ことは間違いないようです。

曲そのものあるいはその曲に関して
どのような記憶が、聴いておられる方に
あるのか?によってイメージはかなり
左右されますよね。(*^^)v

徳永英明「セカンド・ラブ・中森明菜」2009/06/24 演奏曲へ
中森明菜の「セカンド・ラブ」は1982年にリリースされた
通算3枚目の曲で、彼女のシングル売上げ最大枚数を
記録したとのことです。

当時の歌番組『ザ・ベストテン』で8週!連続1位に
なったとか。

自分は徳永英明のカバーで聴き、
「恋も二度目なら…」
のフレーズに、
一度もない人には随分つらい歌だなぁ…っと。^m^

この曲をオカリナで吹く人は結構多いんです。
メロディがバラード風だから吹き易いってことも
ありますけど、やはり
「二度目」以上のご経験がある方が多いせいかも(^_^;)

で、まぁ何度目かは、伏せておいて…
自分も吹いてみました。

かなり「投げやり」に。

でも不思議とこの歌って「投げやり」に吹くのが
合ってるようで…(*^^)v

ポール・モーリア「ラ・メール」2009/06/25 演奏曲へ
ご承知の通りフランス語の原題「La Mer」って
海のことです。La ということは女性名詞です。
母はmereだから、地中海のような内海をまず
イメージしますよね。

そのイメージ通りの曲です。聴いていると
優しく包まれるような感触を覚えます。

オカリナで吹く場合に、切れ目なく広々と
できるだけ穏やかに演奏することを心がけました。

ゆっくりし過ぎているかも知れませんが…

でも最近は「断る力」の勝間和代さんとか
マンガの戦闘美少女?とか…に、
穏やかなタイプの女性が押され気味です。

せめてオカリナぐらいは穏やかに吹きたい
ものです。(*^^)v


いきものがかり「帰りたくなったよ」2009/06/26 演奏曲へ
「いきものがかり」って小学校のクラスで
よく生徒達が担当になる「動物飼育係り」の
ようなもの…らしいですね。

最近になってこのグループを知りました。

特に好きなのはこの「帰りたくなったよ」です。
テレビのCMでサビの部分がよく流れてましたから。

この曲は比較的オカリナでイメージが作り
易い方ほうでした。

あくまで自分のイメージですから原曲や楽譜とは
違うとは思いますが…(*^_^*)

どんな曲がイメージ通りに吹けるのか?
考えてみました。

それは多分、

1.その曲の特徴が掴みやすく、イメージが自分の
中で固めやすい。こと、

2.そのイメージは高音部で音の伸びが多く
吹いていて気持ちが良い。こと、

の二点がキーポイントのような気がします。

勿論その歌が歌詞を含めて好きだ、というのが
ベースにはあります。

ただ、これも吹いてみて分かることで、予測は
難しい。さらに聴いている人達が良いと思って
くれるかどうかは、さっぱり分かりません…^m^


EXILE「Lovers Again」2009/06/27 演奏曲へ
一昨年の冬この歌、流行りましたよねぇ。
EXILEの曲のなかでは比較的歌い易いから
でしょうか。

この曲は二人のヴォーカルが交互に、ほぼ
同じメロディを繰り返し歌うようになってます。
(EXILEはこのパターンが多い…)

オカリナ演奏の場合には歌詞がないので、
ダンサーもいないし…
メロディの繰り返しだけではいかにも変化がない。(^_^;)

だから、二回繰り返すのが単調にならないリピートの
限度だと思います。

Lovers Again のAgain(二回)が限度で、三回目に
なるとさすがにLoversも飽きちゃうのと同じで…^m^

小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」2009/06/28 演奏曲へ
30年以上前、1972年にヒットした小柳ルミ子さんの
「瀬戸の花嫁」を吹いてみました。

オカリナを始めたばかりの中高年の女性が
この曲を演奏されることが多いんです。

オカリナ用?に作曲されたのではないかと
思うくらいメロディがピッタリだから。

さらに中高年の女性が演奏する「瀬戸の花嫁」には
誰も勝てないんです。
たとえ宗次郎!でも…

演奏技術の巧拙じゃなくて、
中高年女性にとってこの曲には、
特別の想いがあります。

今でも気持ちは「現役」なんだぁと、いつも
胸に迫るものを感じます。(*^^)v

青山テルマ「そばにいるね」2009/06/29 演奏曲へ
この青山テルマの歌は去年ヒットしましたよね。
ズラズラと歌詞が続き、どこから始まって、どこで
終わるのか、よく分からないような…

基本的にはラップなんでしょうね。
それにメロディが「少し」くっ付いているって
感じでしょうか。

この歌結構好きなんですが、ロングトーンを響かせる
サビの部分がないのでオカリナで演奏するには、
不向きな曲かなぁ…っと。(^_^;)

しかしこの曲をオカリナで吹いてみて面白いなぁ、と
思うのは、心理的な抵抗感の仕組みです。

この歌って本来ズラズラ言葉が続いて、歌うには
あまり抵抗(メリハリ)の無いところが特徴です。

ところがオカリナでこれを吹くと「単調すぎて」
抵抗を感じます。

本来抵抗の無いところに、抵抗を感じることで
逆により「深く演奏方法を考える」というような…

シルクロードだとかアメイジング・グレイス
とかオカリナで演奏される機会の多い曲は、
音が上下しながら伸びる、つまり聴かせどころが多い。
演奏していて快い感覚がある。

でもそれが逆にそのメロディに流されてしまい
あまり深く演奏方法を考えることは少ない。

しかしこの「そばにいるね」の場合、
吹いても吹いても抵抗感がないので単調さから
抜けられないという「抵抗感」があります。

例えば、出だしの「あなたのことー」の部分。

吹けば、
ファソララララー
なんですが、
ファソラララー
でも、
ファソラララララー
でも、そ〜んなこたぁどうでも良いって感じで
ファソララララー
と吹くと感じが出る!とか考えるわけです。

つまり単調だから(抵抗感が無い)、それを
なんとか抜けたいって思い(抵抗感)が
色々考えさせるってところでしょうか。

さらにこの曲は同じ音が同じようなメロディの
なかで続いています。

この「お〜なぁ〜じ〜」って、感じ。(*^^)v

同じでありたい、あって欲しい、と
同じでありたくない、あって欲しくない、と
人間の気持ちって、両方ありますよね。

そもそもそれって、どこから来るのだろう…とかね。

でも一番、面白いと思うのは、
「色々考えて」吹いても、ちっとも「上手には
ならない」ってところです。(*^^)v


スピッツ「ロビンソン」2009/06/30 演奏曲へ
1995年にヒットしたスピッツの「ロビンソン」です。

歌詞にはロビンソンって出てこないので、
何の意味かなぁ…と(・・?

どうもロビンソン百貨店のことらしいのですが、
全然意味が繋がりません。(^_^;)

しかし当時この歌が流行ったのでロビンソンというと
スピッツが(デパートじゃなくて…)条件反射的に
出てきます。歌の力は偉大です。(*^^)v

ところで皆さんどうなんでしょう、10年ぐらい前の歌って
オカリナで吹きやすくないですかねぇ。

不思議と自然に吹けるんですよ、これが。

以前でも以後でもなくちょうど10年前の曲って
記憶が「ほどよく」熟成して身体に蓄積されている
からでしょうか。

それとも10年前、1990年代半ばに作られた曲の
メロディ自体がオカリナで吹き易いのか…

あるいは、個人的にその時代の感性に
合っているのか…


カーペンターズ「イエスタデイ・ワンス・モア」2009/07/01 演奏曲へ
1985年に発表されたカーペンターズの
「イエスタディ・ワンス・モア」です。

カレンが居ないのでもうカーペンターズの歌を生で
聴くことは出来ません。しかし永遠に彼等は青春の
姿のままみんなの記憶の中に残っています。

古くはジェームズ・ディーンとか夏目雅子とか…
現実の年老いた姿で記憶が上書きされることがない。

いつまでも若いまま。

昔懐かしい歌手がテレビに出演してるのを見るのは
楽しいけれど、その衰えた歌唱力を聴くに耐えない
こともあります。

山口百恵のように引退したら、すっぱり
出ない人には潔さを感じます。(*^^)v

Yesterday Once More って、
Today is never Yesterday だから…


イヴ・モンタン「枯葉」2009/07/02 演奏曲へ
「枯葉」は1946年に製作されたマルセル・カルネ監督の
「夜の門」という映画の挿入歌として、イヴ・モンタンに
よって歌われたのが最初のようです。

しかし映画も歌もヒットしなかった。

その後女性シャンソン歌手のジュリエット・グレコが
これを歌ったことで世界中で大ヒットしました。

とにかく随分前奏が長い曲です。半分以上が前奏…

しかし実際には、「枯葉よぉ〜」という誰でも知ってる
メロディが出てくるまで、フランス語で延々と
話すように歌われているわけです。

アンダンテ・カンタービレって歌うように
ゆっくりと演奏することです。

オカリナもイメージを歌の形で持ってると
吹き易い。

ゆったりと吹く、これ以上ゆっくりだと
調子が外れるギリギリまでゆったりと吹く。
(事実かなり外れていることも…^m^)

目指すは脱力感ですよね。
時間が止まるような、演奏です。
そのまま眠りに吸い込まれそうなほど
ゆったりと、歌うように。

枯葉がひらりひらりと舞うように…


阪神タイガーズ応援歌「六甲おろし」2009/07/03 演奏曲へ
今年のタイガーズはどうも元気が無いので、
甲子園で歌うと元気が出る?と言われている
応援歌「六甲おろし」を吹いてみました。

フレーフレーフレーフレー(*^^)v

逆にライバルのジャイアンツは元気ですよね。
タイガーズが元気なときにはジャイアンツは
元気が無かった…

どうも両チームは「逆」相関関係にあるのかな。^m^


アリス「チャンピオン」2009/07/08 演奏曲へ
最近アリスが再結成されたのを記念して、
1978年に発表されたアリス最大のヒット曲
「チャンピオン」を吹いてみました。

この曲はあまりオカリナで演奏されることは
少ないかも…(・・?

メロディよりも歌詞が良いから!^m^

男性が男性っぽく、敗者の美学が
まだ当時はあったんですねぇ。(*^_^*)

闘う男の悲哀が胸に迫ります。

オカリナの音色には…

ちょっと似合いませんけど。(^_^;)

氷川きよし「古城(三橋美智也)」2009/07/09 演奏曲へ
氷川きよしがカバーしていましたが昔の演歌歌手、
三橋美智也の代表曲、1959年に発表された
「古城」です。

滝廉太郎の「荒城の月」と歌詞もメロディも
似ています。敗戦の痛みが当時の人々の心にまだ
残っていて、この歌がよけい胸に迫まったんじゃ
ないでしょうかねぇ(・・?

なんとシングル売上げが300万枚の大ヒット。

母からこの歌の前奏と間奏が特に素敵なので
「是非!」と言われまして、頑張って吹いて
みました。

三橋美智也は本来民謡歌手だったとのことで
高音がよく出たそうです。

その意味ではオカリナのソプラノF管の音色に
よく合います。

ただ、残念なことに「荒城の月」に比べて
この流行歌であった「古城」は、最近ほとんど
演奏されることがないようです。

特にオカリナで聴いたことは…

今までありません。(^_^;)

倍賞千恵子「谷間のともしび」2009/07/10 演奏曲へ
1970年代にカウボーイ・ハットをかぶって
短い紐の飾りがたくさん胸についた上着を
着たグループが、ギター、バンジョー
アコーディオンやハーモニカなどを
演奏しながら歌うスタイルをカントリー
・ウェスタンと呼んだそうです。

日本でもかなり流行ったとのことです。
この曲も当時のカントリーウェスタンの
一つです。

当然、歌うのはアメリカ(西部?)の歌です。

アメリカ西部の鄙びた「の〜んびり」した
(カウボーイの子守歌のような…?)味を出すには、
少しオカリナの音をかすれさせる必要があります。

ノイズに近い割れたような音と言って
いいかもしれません。

自分のように「ナチュラル」にノイズが
混じるタイプの方は、それで良いのですが…^m^

そうではなくて、透明感のある音を出し慣れて
おられる方は工夫が必要になります。

気持ち息を強めに吹き込んでビブラートを
効かしつつ、オカリナ本体の向こう側を
上げる感じでしょうか。

アルトC管で高音を出すときに手前に下げるのを
ちょうど逆にしたような。

基本的には高音管のほうが音の幅が狭いので
雑音を入れるのが難しいです。

しかし勿論、こんなことをやる必要は全くなくて
普通に吹けば良いわけなんです…
変な癖を付けないという意味では、
「やらない」方が。(^_^;)

でも、なんとなく普通に吹くだけでは
ウェスタンとして単調なので、ちょっと
「艶」?をつけたいと思われる方は
どうぞお試し下さい。

要はカントリーウェスタンの上着に付いている
「軽い」ビラビラの紐のようなものですから…(*^_^*)


ドリカム「LOVE LOVE LOVE」2009/07/11 演奏曲へ
1995年、TBSドラマ「愛していると言ってくれ」の
主題歌になり、大ヒットした「LOVE LOVE LOVE」です。

この歌はいまだに恋愛ソングの定番でしょう。

最近、恋愛ソングでは「ない」歌って
極めて「少ない」なかで…^m^

またこの曲はよくオカリナで演奏されます。
お聴きになったかたもたくさんおられるでしょう?

出だしの部分が吹いていて気持ちが
良いからじゃないでしょうか。

またほとんどの人が知ってるからってことも
あります。

ただ、かなり上手な人達も吹いてますから、
初心者の場合演奏を比較されると厳しい
って意味もあります。(^_^;)

でも、その辺は気にせず、好きな歌なので
「思い切り」吹いてみました。(*^^)v

高校野球優勝行進曲「栄冠は君に輝く」2009/07/12 演奏曲へ
夏の甲子園大会に向けていよいよ地区予選が
始まってます。母の年代って高校野球に異常な
関心があるんですよねぇ。本当に郷土を代表して
戦って(応援して?)いるような…

高校野球が始まると春・夏、テレビの前を
動きません。(最近は地方大会の決勝まで…)

随分昔になりますが地元の銚子商が夏の甲子園で
優勝して帰ってきたときには千葉駅まで出迎えに
行ったそうです!

「土屋く〜ん!(当時のチームのエース)」って
歩道橋の上から叫んだら、こちらを向いて
彼が微笑んだとか…

未だに、彼女はそう信じております。^m^

どうも高校野球の選手は芋っぽい子が好みのようです。
松坂とか、もっと昔は江川とか…
かって自分の周りにいたような子をつい
連想するせいではないでしょうかねぇ。(*^^)v

俳優の玉木とかはあまり好きではないようです。
(玉木みたいなのが高校野球に出る訳は
ないのですが…)
不思議なのはヨン様だけは好みのようです。
やはり冬ソナの純愛ムードが良かったのか…(・・?

さて、この曲は「タカタカ、タン、タン、タ〜ン」
って優勝行進のときにかかる曲をやってよぉ、との
母のリクエストに応えて吹いてみました。

調べたら正式な曲名は「栄冠は君に輝く」と
いうそうです。高校野球の大ファンである母が知らない
ぐらいですから、あまり有名じゃないのでは…(^_^;)

ところで、このような行進曲風のメロディを
吹いているとオカリナも打楽器だなぁ…と思います。
変なことを言いますが楽器って全部打楽器じゃ
ないでしょうか。

例えばオカリナって吹かなくても指で強く穴を
叩けば、かすかですが音は出ます。(^_^)v

オカリナを演奏している人達で不必要なほど
指を伸ばして大きく動かしているのを見ますよね。
それは叩いているからじゃないでしょうか。

最近音を出すと隣近所がうるさいので、指の練習を
兼ねて穴を叩いて「こっそり」練習している人が
増えてきているせいだとかぁ…\(^o^)/

美空ひばり「哀愁波止場」2009/07/13 演奏曲へ
1960年に美空ひばりさんが歌ってヒットした
「哀愁波止場」です。途中「五木の子守歌」が
入るところが印象的ですよね。

1960年代ではこの哀愁波止場以外に「悲しい酒」とか、
「かなしい」って感じが人々にうけたようです。

日本が当時戦後回復期から高度成長期に入り、
全体的に活気があったから逆に「かなしい」
「ものさびしい」雰囲気が
求められたのかも…(・・?

現在の日本は金融危機による不況だから、
「かなしい」なんて日常的になってます。
あらためて陰気くさい歌を聴かなくても…
って、感じでしょうかねぇ。^m^

でも、その中で敢えて、オカリナでこの曲を
吹いてみました。

オカリナで切々と胸に滲みる感じを出すのって
上手な方の吹き方だと難しいようです?

「自然に」音が震えて切れ切れになる
初心者のほうがこの歌の雰囲気にピッタリ。(*^^)v

だから、初心者が吹くと切れ切れになりやすい
最高音のファから始まるよう音程をわざと
上げています。

港町の一杯飲み屋、裏寂れた場末の感じが
よく出てますよねぇ。\(^o^)/

一青窈「ハナミズキ」2009/07/14 演奏曲へ
2004年のヒット曲、一青窈が9.11ニューヨーク
航空機テロ事件を元に作詞作曲したことで有名です。
いまだにカラオケではこの「ハナミズキ」よく
歌われているようです。

この曲はオカリナでも演奏されることが多く、
今まで自分が吹かなかった方が逆に不思議…(・・?

YouTubeで一青窈と徳永英明がこの曲を歌ってるのを
見て、急に自分も吹いてみたいなぁ…と
思いました。(*^_^*)

ハナミズキ<=>一青窈のイメージが徳永英明が
入ることで、より豊かな感じになったような。

つまりイメージは徳永英明側で膨らむのではなく、
一青窈側でこれまで分からなかったところが
より鮮明になったって感じでしょうか…

後半高音部、
シーーシドーシラーソシーー
の後ろのシラーソシーーってメロディがなんとも
良いですよねぇ。(*^^)v

ビートルズ「レット・イット・ビー」2009/07/15 演奏曲へ
イエスタデーと並ぶビートルズのヒットナンバー
レット・イット・ビーです。

最初にこの曲を聴いたときにMother Mary come to
meと歌っているので、てっきりメアリー母さんの
知恵(wisdom)かと思ってたんですが、聖母マリアの
意味だったんですね。

つまり古くからあるAve Mariaのビートルズ風。(*^^)v

でもLet it be って自分の性格からして?好きです。
(*^_^*)

オカリナも本来はLet it beなんでしょうね。

オカリナが鳴りたいように吹く。
いや、吹くんじゃなくて、ただ鳴っている。

もっと言えば、吹く前から鳴っているんでしょうね。
吹いた後も鳴り続けているように。

だからオカリナを吹いているときは
本来鳴っている音をただ拾ってるって
感じでしょうか…

この曲を演奏するたびにそう思うんですが
なかなかこれが難しい。

ある程度、色んな曲を吹けるようになると、もっと、
もっと…って、つい考えてしまいます。(^_^;)

SMAP「夜空ノムコウ」2009/07/16 演奏曲へ
1998年SMAP最初のミリオン・セラー「夜空ノムコウ」
吹いてみました。

カラオケでよく聴きましたよねぇ。この歌は…。
一晩に三回、聴いたこともありました。

最初が自分…(*^_^*)

歌いやすかったんでしょうね。最初が下手だと…^m^
次に上手いのが歌い、さらに上手いのがって
連鎖カラオケ!(^_^;)

こうして自分がこの歌をオカリナで吹いて公開すれば
楽ですよぉ…後で公開する人は。\(^o^)/

小椋佳「しおさいの詩(うた)」2009/07/17 演奏曲へ
1971年小椋佳さんのデビュー曲「しおさいの詩」を
吹いてみました。今から見ればなんとなく唱歌風?の
曲ですが、当時は結構斬新なメロディだった
そうです。(*^_^*)

フォークでもなく歌謡曲でもなくって感じで
しょうか(・・?

歌詞も良かったんでしょうね。
なんか恥ずかしくなるような甘酸っぱい「青春」を
中年のオジサンが歌うような…

デビュー当時既に小椋佳さんはオジサンだったので
今ご本人がテレビに出ても全然違和感がない…^m^

オカリナでこの曲を吹く方は結構おられます。

オカリナの好きな人達が高齢化してきている?せいも
あるでしょうが、なにより初心者が吹き易いから
じゃないでしょうか。

坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」とともに
オカリナ初心者演奏曲の中の双璧ですよね。(*^^)v

但し、この歌を知ってる人がだんだん少なくなって
きているので、若い人達向けに吹いてもウケません。

「これって浜辺の歌だっけぇ?」とかね。(^_^;)

ニニ・ロッソ「マリア・エレナ」2009/07/18 演奏曲へ
ロレンツオ・バルセレイタはメキシコの作曲家で
この曲は1936年に製作された映画邦題「情熱のボムバ」
のテーマになって世界的に有名になりました。

日本ではあまり知られませんが…
ボムバって?ボサノバのことですかねぇ(・・?

でも、この「マリア・エレナ」のメロディは
良く耳にします。
オカリナで吹き易いし、何よりその音色に
ピッタリなのでもっと演奏されたらどうかなぁ、
と個人的には思います。

ドーシドシラドーーミーソー
シシシ♭ラーーー

で始まる出だしが素晴らしい。(*^^)v

意識してゆったりと音の最後を下げたり
上げたりしながら、ニニ・ロッソのトランペット風に
吹いてみました。(*^_^*)

ラテン系のメロディって陽気なムードの中に
哀愁があって好きです。

河村隆一「I for You」2009/07/19 演奏曲へ
1998年にヒットしたLUNA SEAの「I for You」です。

この歌の特徴は、出だしが
ラァレェー
という感じでメロディが丸いところ。

河村隆一の体型は丸くないけど、声の出し方が
丸いんです。おまけに納豆のように粘る。(*^_^*)

オカリナの音色にあまり適した曲ではありませんが、
敢えて挑戦してみました。(*^^)v

もちろん、RYUICHI風に演奏する必要なんて
全くないのですが、普通に吹くと「I for You」に
聴こえない。^m^

それほど、彼の歌い方が印象的なせいでしょうか。

オリジナル以上?にRYUICHI風にと考えながら吹いて
この程度ですから…(^_^;)

中島みゆき「地上の星」2009/07/20 演奏曲へ
中島みゆきが2000年に歌ったNHKのドキュメンタリー
プロジェクトXのテーマ曲です。

あの番組は好きでよく視ていました。(*^_^*)
「地上の星」という歌の名前も良かった。

困難を乗り越えて仕事に挑戦し続ける人々を
星にたとえたのか、それとも今なお輝きを
失わないプロジェクトをたとえたのか(・・?

それとも両方か…

実はメロディは知っているのですが、歌詞のほうは
いまいちよく想い出せません。^m^

オカリナで吹くとき、中間でララ…ラーシードと
三回ほど繰り返す部分があります。
歌は聞かせどころなんでしょうが、メロディだけ
だとどうしても単調になってしまいます。

それ以外は比較的簡単ですから、オカリナで
吹きやすい部類の曲だと思います。(*^^)v

水森かおり「折鶴(千葉紘子)」2009/07/21 演奏曲へ
水森かおりがカバーした1972年の千葉紘子の「折鶴」です。
と書いても、ほとんどの人はこの曲を知らないんじゃ
ないでしょうか。

この歌は母のカラオケのレパートリーです。(*^_^*)

母のリクエストに応えてまず吹いてみる、それを
母が修正する、YouTubeで歌を聴き
自分が修正する、またそれを母が修正する…

といった苦労の末に、ほぼ母のイメージ通り?に
なってしまったものを録音しました。^m^

原曲とはかなり違いますよねぇ。
と書いても、この歌を知らない人達には
通じません…(^_^;)

質問を変えましょう。

この歌を知ってる人にうかがいます。
「こんな感じに当時は、聴こえたのでしょうか?」

と。(*^^)v

キムタク「マンダムCMソング」2009/07/22 演奏曲へ
キムタクのマンダム化粧品ギャッツビーのCMで
流れていた曲です。(*^_^*)

1970年代にスタイリスティックというアメリカの
男性グループが歌った曲のようです。
YouTubeで聴くと女性ヴォーカルかと間違うぐらい
かなり高音で歌ってました。

オリジナルの名前は、「Can't give you anything 
but my love」。曲の最後のフレーズに同じ歌詞が
使われてます。昼メロのような邦題「愛がすべて」
よりは原語の方が良いように思いますが。^m^

メロディもかなり簡単で音を伸ばす部分も多いので
オカリナ向きの曲です。(*^^)v

ただ、調子に乗って伸ばし過ぎにはご用心…(^_^;)

坂本九「見上げてごらん夜の星を」2009/07/23 演奏曲へ
1963年にヒットした「見上げてごらん夜の星を」は
普通に聴いても良い曲です。

しかし、坂本九さんが1985年御巣鷹山の航空機事故で
亡くなった記憶が余計この歌を印象深いものに
しています。

捜索隊が徹夜で救助活動している間ずっと、
この曲を泣きながら歌って作業したと
聞いています。

御巣鷹山の夜空の星がそんな救助隊のみなさんを
照らしていたことを、今でもこの歌を聴くたびに
想い出します。

九ちゃんが亡くなってすぐ、テレビでこの曲を歌う
姿が大写しで、後ろの大画面一杯に広がり
肉声が聞こえてきました。

九ちゃんが着ていた真っ白のタキシードが
ぼやけて…にじんで…暗い背景に輝く
星のように。

この曲をオカリナで吹いているとき、ときどき
つまることがあります。

下手なせいでしょうけど…(^_^;)

宮崎アニメ「もののけ姫」2009/07/25 演奏曲へ
1997年に公開された宮崎アニメ「もののけ姫」の
テーマ曲です。

この主題歌を歌う米良美一さんで始めて、
女性的な高い声で男性が歌うカウンターテナーって
言葉を知りました。(*^_^*)

宮崎アニメのテーマ曲は総じてそうですが、特に
この「もののけ姫」はメロディがオカリナ向きなので
よく演奏されます。

自分も昨年の5月にオカリナをアルトC管から
ソプラノF管に変えたとき、最初に吹いたのが
この曲でした。(*^^)v

氷川きよし「白雲の城」2009/07/26 演奏曲へ
「白雲の城」は演歌で普段主に練習している
「懐メロ」とは、氷川きよしが歌った時期(2003年)
からして言えませんが、曲のイメージ自体は
かなり古いものです。

以前に同じ氷川きよしカバーでアップしましたが、
三橋美智也が「古城」という曲を昭和30年代に歌って
大ヒットしました。

「古城」は明治時代、滝廉太郎の「荒城の月」を
イメージしたものだそうですから。

時代順に並べると荒城の月ー>古城ー>白雲の城
ってことになるのでしょうか。

日本人のDNAに深く刻まれた情趣が時を経つつも
甦る様子が面白い現象だと思います。

このようなオカリナで吹き易い曲がもっともっと
甦れば良いですよね。(*^^)v


アンジェラ・アキ「手紙〜拝啓十五の君へ」2009/07/27 演奏曲へ
アンジェラ・アキの「手紙・拝啓十五の君へ」は
2008年の全国合唱コンクール中学の部の課題曲に
なったそうです。そのせいか、?オカリナでも
吹き易い曲です。

YouTubeでリコーダーでもって、この曲を演奏して
おられるのを見たことがあります。
伴奏!にアンジェラ・アキの本物のCDが
小さい音で流れていました。(*^_^*)

はぁ!こんな方法もあるんだぁ…と感心した
記憶があります。

でも自分の場合やはりオカリナ ソロに
こだわりたいんです。
伴奏なし、メトロノームなし、
オカリナだけで吹きたいって想いが強いんです。

まぁ、
「伴奏に合わせられるのか?自信がないんだぁ」と
言われれば、全くその通りですが…^m^

ビートルズ「イエスタデイ」2009/07/28 演奏曲へ
1965年にビートルズのポール・マッカートニーが
作曲した「イエスタデイ」は当時大ヒットしました。

この曲は比較的オカリナでは吹き易いものの一つです。
ところが、簡単なメロディの曲はどうしても自分の
頭の中で出来上がってる曲のイメージで吹いてしまう
傾向があります。

だから、「あたかもビートルズのYesterdayで
あるかのような」ものと言うべきでしょう。

多分、原曲の楽譜を良く知ってる人、さらに、
私が抱いているYesterdayのイメージと違う
イメージを持ってる人は、「これって、Yesterday??」
と感じるのではないでしょうか?

かなり広汎にYesterdayのイメージが世界中に
遍在していて、その内の一つを個人が
選択しているのか。

あるいは各々個人の記憶に眠っているものから
それぞれのYesterdayが生まれてきているのか。

さらにまた演奏する行為って不可逆なんですよね。

そのときその場の状況、自分の体調や精神状態など諸々の
要因によって微妙に曲が違ったものになる。

いや、こうしてmp3に落としてデジタル化すれば、
いつ聴いても同じはずだと思う方もおられるでしょう?
でも実際には、違うんです。

二度と同じ感覚は戻って来ないんです。

そう考えると不思議ですよね。音楽って。というか
人生って、と言うべきか…

Yesterdayは過去ですが、思い出すたびに
違うんですよねぇ。

魔女の宅急便「やさしさに包まれたなら」2009/07/29 演奏曲へ
ユーミンの「やさしさに包まれたなら」は、彼女の
3枚目のシングルで1974年にリリースされました。
当初は不二家のお菓子のCM依頼で書かれた曲
だそうです。(*^_^*)

なんと言っても1989年宮崎アニメ「魔女の宅急便」の
エンディング・テーマになったのは有名ですよね。

ユーミンが歌うこの曲を聴いていつもなんか
リズムが外れているような感じがしていました。

そこがいかにも魔女っぽい。(*^^)v

自分のオカリナにピッタリの曲です。

魔女っぽいのじゃなくて、リズムが自然に
外れちゃうところが。^m^


加藤登紀子「知床旅情」2009/07/30 演奏曲へ
1970年代前半にヒットした加藤登紀子の「知床旅情」を
聴くと海外の僻地で頑張ってる人々のことを考えます。

以前仕事で中近東に滞在したときに、(暑いところと
知床のように寒いところとで全然正反対ですが、^m^)
プロジェクト・メンバーが集まって飲むといつも
古いこの曲を歌っていた想い出があります。
本来その国は宗教上アルコールは禁止なので、
「ひっそりと」です…

今この瞬間にも日本から遠く隔たった地で家族と
離れて黙々と仕事をしている人々が居ることを
忘れることが出来ません。

でも、海外旅行に行く人は増えているようですが
仕事で海外に滞在するひとは、逆に減っている
のかもしれませんね。


耳をすませば「カントリーロード」2009/07/31 演奏曲へ
この「カントリーロード」は1971年にアメリカで
ジョン・デンバーが歌ってヒットしたものです。

日本では1995年のジブリアニメ「耳をすませば」の
挿入曲になり有名になりました。
アニメそのものより、この歌のほうがよく知られる
ようになったかも…^m^

今回はその本名陽子ヴァージョンではなく、
銀縁メガネで長髪、いかにも田舎の?
フォーク・シンガーっぽいジョン・デンバーを
イメージして吹いてみました。

さて、こうして即興イメージをベースに色々な曲を
吹いてきましたが、「いったい何をやっているのか?」
と思われるでしょう?(*^_^*)

一言で申し上げれば、「歌うようにすぐ吹ける」
ようになれないものか?と考えているわけです。

歌の場合は歌詞は別にして曲を聴けば、
ランランランでもなんでもメロディを即
歌えますよね。

このようにオカリナで吹けないものかと…

歌う作業を分解すれば、
A)音の長さを息で調節する。
B)音の高低を喉で調節する。
に分かれます。

A)の音の長さを息で調節するってオカリナと
一緒です。つまりなんの訓練も必要なく
歌えればオカリナは吹けるっと。(*^^)v

要はB)の音の高低を喉で調節する代わりに
オカリナでは指で調節すれば良いだけですよね。
つまり音のイメージと指を素早く連動する
ってことです。

楽譜無しに…。

音楽の授業が苦手だった自分にとって楽譜は
鬼門です。(^_^;)

大部分の初心者の方と同じ…(・・?

そこで音のイメージ(記憶)から直接、演奏に
結びつけることを思いついたわけです。

声で出来ることは、オカリナでも出来るはずと。

で、既にお気付きでしょうが、楽譜がなければ
極めて不正確な記憶しか頼るものがなく、
かつ記憶って刻々と変化します。

おまけに初心者ですから、演奏技術の未熟さが
それに重なり、似ても似つかぬ曲になる可能性が
多分にあります。

その「似ても似つかぬ曲になる可能性」に
懸けてみたいと、考えている次第です。

それぞれの人がそれぞれの曲に対するイメージで、
かつそのイメージとも違う音が続々と生み出される。

って、なんか面白いですよねぇ。\(^o^)/

ジャズ「聖者の行進」2009/08/01 演奏曲へ
「聖者の行進」は、1998年に放送されたテレビドラマ
のテーマ曲として脚光を浴びました。

本来はアメリカの黒人霊歌のようです。それが
ディキシーランド・ジャズのナンバーになり
ルイ・アームストロングのトランペット演奏などで
有名な曲です。

最初のスローな出だしから
ド、ミ、ファ、ソー ド、ミ、ファ、ソー

♪
Oh, when the saints,Oh, when the saints 
Oh, when the saints go marchin' in
♪

が始まるところがなんとも景気が良くて
好きです。特にジャズ風にやると賑やかな
お祭りの猥雑さがありますよね。

こう自然に身体がスィングするような…

オカリナにはあまり猥雑さってないんです。
例えばアルトサックスのような。(^_^;)

基本的には素朴な透明感のあるピュアな
メロディが合う。

でも逆にオカリナの音とジャズ・メロディの
非対称性が面白いんじゃないかな?と思って
吹いてみました。

以前オカリナのアルトC管(中音)で演奏したものを
再度ソプラノF管(高音)で挑戦したものです。

ますます非対称性のギャップが拡大しております…(^_^;)

千と千尋の神隠し「いつも何度でも」2009/08/02 演奏曲へ
2001年宮崎アニメ・千と千尋の神隠しの主題歌で
木村弓さんが歌ってヒットした「いつも何度でも」です。

宮崎アニメの曲ってオカリナで吹き易いんです。
音階が狭い範囲に収まっており、かつメロディアス
だから。

何よりも歌詞や雰囲気が子供時代を思い出させるから
でしょうね。

さてオカリナの演奏技法の話題になりますが、
「キュポ」って音をプロの演奏でも耳にします。

このキュポは、スラーで音を吹く、つまり息を
続けて音の変化は指だけで行う吹き方、の場合に
音と音のつなぎ目に雑音が入るからこのような
音がするわけです。

A)息を切るか、あるいはB)素早く指を変化させるか、
すればこのような雑音は入らないはず?ですが、
このキュポって、いかにもオカリナらしい音なので
わざわざ音の始めに別の音をつけて(フリル?)
この音を出している人もいます。

素人には上記のA)は簡単ですがB)は結構
難しいので自然発生的にキュポ、キュポと
なることがよくあります…(*^_^*)

さてこの「いつも何度でも」って曲は、歌を聴いて
いても、どこで区切れているのか判別がつかない。

オカリナで吹いても、つい同じような感じになり
キュポ、キュポとなった次第です。
(ピヨ、ピヨって聴こえるかもね…^m^)

美空ひばり「哀愁出船」2009/08/03 演奏曲へ
1963年最盛期の美空ひばりさんが歌った
「哀愁出船」です。以前に「哀愁波止場」を
アップしましたので「哀愁」シリーズ?第二弾(*^^)v

年末にテレビで美空ひばり特集をやってました。
あい変わらずの人気ですよねぇ。

ひばりさんの歌に「はずれ」はありません。
曲に困ったときはひばりさんの歌を演奏してれば
必ずうけます。

中高年の皆さんには…^m^

今ではほとんど忘れてしまいましたが、子供の頃に
母方の祖母からお琴を、父方の祖母から三味線を
習っていました。

そのせいでしょうか邦楽に対する違和感がありません。

演歌とか民謡とかがオカリナで吹けるのも
おばあちゃん達のお陰かも。m(__)m


堀内孝雄「愛しき日々」2009/08/04 演奏曲へ
堀内孝雄の「愛(いと)しき日々」は題名だけ読むと
恋愛の日々を想い出してるように聞こえますが、
そうではありません。(^_^;)

1986年の年末に、テレビで放映された時代劇
「白虎隊」の主題歌として、小椋佳作詞、
堀内孝雄作曲で作られたそうです。

幕末、時代の変動に流される会津藩や
そこで暮らす少年達の状況を描いたとの
ことです。動乱に巻き込まれる前の
人々の平穏な暮らしを「愛しき日々」と…。

最近は少なくなりましたが、この曲のような
スローバラードは最もオカリナの得意とする
ところです。

オカリナを吹く人の人数が昔と今でどうなって
いるのか知りませんが、少なくとも昔の方が
吹ける曲が多かったことは間違いないようですね。

近頃オカリナを始めた者にとっては、
昔から吹いている人はレパートリーになる曲が
多くて、うらやましい限りです。(*^^)v

夏川りみ「涙そうそう」2009/08/07 演奏曲へ
「涙そうそう」は森山良子さんが作詞、BEGINが作曲、
夏川りみさんが歌い大ヒットしました。

2001年ですから比較的最近の曲です。
(それでも、もう懐メロ…)

沖縄風のメロディはオカリナに合います。
どこかおっとりした雰囲気だからでしょう。
余計な小節は入れずに、純粋に原曲の雰囲気で
吹いてみました。(*^_^*)

森山さんは若くして亡くなったお兄さんを想って
作詞したそうですが、充分、恋人同士にも
通じますよね。(*^^)v


シューベルト「アヴェ・マリア」2009/08/08 演奏曲へ
「オカリナを吹く時の息使いは自分の手のひらを
暖めるような感じで吹くとまろやかな音になります。」

これはオカリナの先輩からアドヴァイスを
頂いたものです。

オカリナは土器ですから、暖めるように手の
ひらに包んで息を吹き込むと、よく共鳴して
くれます。
出来るだけ、このフィーリングを手や息に
感じながら吹くように心がけています。

さて、いつもは一度吹いた曲は改めて吹きなおして
録音することはありません。
さらに練習して吹けるようになった曲は出来るだけ早く
録音して「新鮮さ」?を保つようにしています。(^_^;)

しかしこのこのシューベルトのアヴェ・マリアは
何回も録音しています。

最初の方ですが、
ラーッシ、ラーソ♯ーー と演奏する部分があります。

そのラーソ♯ーーと半音下がるところ何とも
脱力感?を感じると言うか…好きなんです。(*^_^*)

どうも音階的にラーソ♯ーじゃないと駄目なんですよね
これが。(*^^)v

ファーミーとかドーシーとかじゃ感じが出ない。

皆さん、そんな感じはしませんかねぇ。(・・?


GLAY「紅と黒のMATADORA」2009/08/09 演奏曲へ
GLAYの2008年のリリースで「紅と黒のMATADORA」を
吹いてみました。

GLAYの曲は一般的に高音が多くてオカリナの
音階に収まらないのが多いのですが、この曲は
大丈夫です。(*^^)v

また最初の出だしがゆったりしているので、これは
吹き易いかもぉ〜って思ったんですが…

後半がいつものGLAYらしくロック風で指が
なかなか思うようには動きません。(^_^;)

結構ロックは好きなんですが…

聴くのは。^m^

オカリナで演奏するのは難しい…。
特にオカリナ・ソロではロックの迫力を出すのは
ほとんど不可能です。

でも、ロックが好きなら、オカリナでも吹く
練習をしたほうが良いように思います。

いかにもオカリナで吹くような曲ばかり
吹いていると、やっぱり何か固まっちゃうような
気がするんです。

いかにもオカリナで吹くような曲でさえ
まともに吹けない人がそんなこと言うかぁ…
って、思われるかも知れませんが。(*^_^*)

フォーレ「夢の後で」2009/08/17 演奏曲へ
フランスの作曲家フォーレ(Faure)の歌曲
「夢の後で」をアップしました。
この曲もよくオカリナで演奏されます。

曲名は「夢の後に」とも訳されています。
(原語のフランス語では「Apres un reve」
英文名は「After a dream」です。)

夢の後「で」でも「に」でも仏文・英文名の訳としては
正しいのです。でもニュアンスは微妙に違いますよね。

「夢の後で」と言うと、夢の後という前提が
「夢の後に」よりも強調されます。

「夢の後に」は後に起こった出来事の方に重点が
移るような…。

さて、この違いって演奏そのものに影響するので
しょうかねぇ?

変なことを言い出すようですが、言語によっても
人が情感の微妙な違いを感じ取っているとすれば
当然演奏にも影響を及ぼすのじゃないでしょうか。

一般にクラシック音楽はアングロ/ラテン系言語を
ベースに作曲されたものが多いのですが、それを
解釈する際の解釈側の言語にも影響されるんじゃ
ないかと。

つまり細やかな情感の差異を表現できる言語ほど
演奏には有利なのかも知れない、とかね。(*^^)v


岡山民謡「中国地方の子守歌」2009/08/18 演奏曲へ
岡山県井原市に伝わる民謡「中国地方の子守唄」
です。だれでも小さいときに聴いた記憶が
あるのではないでしょうか。

♪
ねんねこしゃっしゃりませ
寝た子のかわいさ
おきて泣く子の
ねんころろ 面にくさ
ねんころろん ねんころろん
♪

「寝た子のかわいさ
おきて泣く子の
ねんころろ 面にくさ」
って、今も昔も変わらないですよね。

特に昔のように子守り専業の少女にとっては
赤ちゃんを泣かすことじたいが自らの評価に
つながるような状況であれば、余計に
そう感じたのでしょう。

SMAP「らいおんハート」2009/08/20 演奏曲へ
2000年にヒットしたSMAPの「らいおんハート」です。

これはよく流行りましたよねぇ。
女性が好きな男性に歌って欲しい歌の中で
今でもトップだそうです。(*^_^*)

曲全体のノリが良いから、自分もカラオケで
よく歌いました。(*^^)v

よく歌った曲ってオカリナで吹き易いか?って
これは別の話でして、オカリナはやはり
それなりの吹き易い曲ってあるようです。

逆もそうです。オカリナで吹き易い曲は
必ずしも歌い易くはないような…(・・?

いずれにしても、

まず歌ってみること。
まず吹いてみること。

じゃないでしょうか。


映画:旅情「ヴェニスの夏の日」2009/08/21 演奏曲へ
1955年に公開された映画・旅情のテーマ曲
「ヴェニスの夏の日」です。

この曲は旅行番組のBGMとしてよく流されたので
お聴きになった方も多いのではないでしょうか。
マントヴァーニ(Mantovani)楽団のストリングスで
流れるような演奏が記憶に残っています。

映画自体はキャサリン・ヘップバーンが(オードリー
じゃなくて…)ヴェニスを旅して恋に落ちる話です。

旅で恋に落ちるのは映画でよくありますが、
現実の海外旅行では騙される話のほうが多いので
要注意です。^m^

メロディとしてはオカリナ向きの曲ですから、
よく演奏されます。

自分としては最高音から、
ファーファーファーファーーミ♭ミ♭ーレレー
と次第に下がる部分が好きです。(*^_^*)

褪めてゆく恋も、
なかなか味がありますので…

いつも、
相手からですが…(^_^;)

水森かおり「輪島朝市」2009/08/22 演奏曲へ
「輪島朝市」は2008年レコード大賞の優秀作品賞に
選ばれていましたし、紅白でも歌われました。
水森かおりさんの歌のなかでは、鳥取砂丘に次いで
好きな歌です。(*^_^*)

「強く生きろの言葉を胸に…」って二番の歌詞が
良いですよね。

輪島朝市に店を出しているのは、中高年の女性が
多いそうです。そのたくましさを貰えるような
歌です。

水森さんは氷川くんと並んで衰退気味の演歌を
支える一人です。

そう言えばこの二人、顔立ちが似てるような…^m^

平井堅「大きな古時計」2009/08/23 演奏曲へ
「大きな古時計」は平井堅が2002年に歌って、
甲子園の入場行進曲にもなったのでご存知の方も
多い曲ではないでしょうか。

元々はアメリカのヘンリー・クレイ・ワークが
イギリスで宿泊先のホテルの主人から聞いた
エピソードを1876年に歌にしたものだそうです。
原題はMy Grandfather's Clock。

実家にある卓上式の置時計は、おじいさんが
亡くなっても、元気にまだチク タク チク タク
動いています。(*^^)v



メンデルスゾーン「歌の翼に」2009/08/25 演奏曲へ
「歌の翼に」(Auf Flugeln des Gesanges)は
メンデルスゾーンの数ある歌曲の中で
最も有名で日本においても良く唄われる曲です。

1836年作曲の歌曲集「六つの歌」の第2曲で歌詞は、
ドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネの詩から
とられたものだそうです。

この曲を録音しながらふと気付いたんですが、やはり
人に聴いてもらってる時の方が良く音が伸びます。

なんと表現していいのか、
聴いている人も演奏に参加している感じかな?

応援してもらって演奏するパワーをいただいて
いるような…

やはり音楽を通じて一つのコミュニケーションが
成立しているんですね。

しかしこちらがミスをすると、それも敏感に
影響するようですが…(^_^;)


ペレス・プラード「ソラメンテ・ウナ・ベス」2009/08/26 演奏曲へ
「ソラメンテ・ウナ・ベス」と言う曲名だけだと、
皆さん「何これぇ?」と思われるのではないでしょうか。
自分も最初そう思ったんですが、メロディを聴くと
「あぁ、あの曲ね」と分かりました。

1941年にメキシコで作られたボレロで、題名の
スペイン語を翻訳すると「ただ一度だけ」。
ウナが「1」でベスが「回」、ソラメンテが
「ただ〜だけ」(・・?

英語の題名は「You Belong To My Heart」???
全然違いますよねぇ。^m^
多分歌詞からのイメージなんでしょうけど…

でも、イメージは大切ですよね。
自分はオカリナで曲を吹く場合、楽譜や
演奏テクニックよりイメージを大事にしています。
この曲だとペレス・プラード(Perez Prado)楽団の
イメージです。
(と言っておけば、下手でもカッコがつく…^m^)

気に入った曲を聴いている時間のほうが
実際にオカリナで吹いているより長いかも
知れません。(通勤の途中でも聴けますから)

そこで自分なりにイメージを頭の中で
作っちゃうわけです。これがあやふやだと
どうも思ったように吹けません。
(思ったように吹けないのは、テクニックの
せいもありますが…(^_^;)

メトロノームを聴きながら演奏する方も
おられるでしょうが、自分は使用して
おりません。

白紙の上に生で吹きたいんですよね。
自由に、好きなように…

Solamente una vez!(ただ一度だけ)


BUMP_OF_CHICKEN「三丁目の夕日・花の名」2009/08/27 演奏曲へ
2007年公開の映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の
主題歌「花の名」です。
これを歌ってたBUMP 0F CHICKENのメンバー全員が
地元千葉県佐倉市の出身。(*^^)v

「花の名」はよくカラオケで歌われました。

メロディが映画と同じくレトロっぽいので
年齢層を超えて歌いやすかったんでしょう。

オカリナでも吹き易いと思って挑戦してみたのですが、
もう一つピッタリ来ません。(^_^;)

レトロな部分と最近のメロディがハイブリッドに
なっているせいでしょうかねぇ。

ミミレド(低)とか、ラ(高)ドド(低)とかで
切れるところが寸詰まりのような感じになります。^m^

歌ってるとそんなことはないのですが…

不思議…(・・?


岩崎宏美「思秋期」2009/08/28 演奏曲へ
1977年の岩崎宏美の「思秋期」は作詞: 阿久悠、
作曲: 三木たかし と言う当時のヒットメーカー
黄金コンビの作詞作曲だそうです。

以前放送された「NHK想い出のメロディ」かなんかで
岩崎宏美が阿久悠への追悼の意味を込めて、この曲を
歌ったのを聴いて良い曲だなぁ…と。(*^_^*)

この曲は題名がまず良いですよね。
青春の「思秋期」って、

中高年の「更年期」とは、かなり違います…^m^

母が「オカリナの音(ソプラノF管)は若い頃の
岩崎宏美の声に似ている。」、と不思議なことを
言い出しまして。(・・?

「岩崎宏美の若い頃」って言われても
よく分からないのですが、そうかなぁ?
と思い大好きなこの曲を吹いてみました。

\(゜ロ\)ココハドコ? 
(/ロ゜)/アタシハダレ?
という若い女性の切ない感じ、

出てますかねぇ…(^_^;)

氷川きよし「玄海船歌」2009/08/29 演奏曲へ
昨年2008年の紅白歌合戦で氷川きよしが大トリで
歌ったのできよしファンの母が大喜びでした。

ただ、これがまた「ズンドコ節」だった。
これには母もガックリ…(^_^;)

昨年玄海船歌がリリースされて以来、この歌は良いと
母は言い続けてきたものですから。紅白で
氷川が歌うのを楽しみにしていましたから。

そこで「氷川きよしに代わって、あなたが
オカリナで吹きなさいよぉ。」
と母から年末にリクエストがありました。
それから玄海船歌を練習し、ようやく、吹けるように
なりました。

必ずしもオカリナで吹き易い曲ではありませんが、
なんと言っても正統派バリバリの演歌ですから
ひたすら演歌っぽく、さらに演歌っぽく、
また演歌っぽく吹いてみました。^m^

オカリナで演歌を演奏しておられるのを聴いたことが
ありませんが、これはこれでなかなか味があるものだと
思っております。(^。^)y-.。o○

美空ひばり「悲しき口笛」2009/08/30 演奏曲へ
美空ひばりさんが12歳の時に歌って大ヒットした
「悲しき口笛」です。1949年ですからもう、
半世紀以上前になります。

この曲を聴くといつも思うんですが、リズムが
ジャズっぽい(・・?

アメリカ文化が爆発的に流れ込んだ当時は
ジャズって結構斬新だったんでしょうね。

そこで演歌っぽく同時に
ジャズっぽく吹いてみました。
女の子が背伸びした、ちょっぴり小生意気な
感じで…(*^_^*)

実はジャズって本当のところ良く分かりません。

ソニーロリンズやマイルスデイビスまでは
なんとかついて行けますが、オーネットや
コルトレーンなどフリー系以降はさっぱり…(^_^;)

以前仕事でニューオリンズに行ったときに
ここがジャズ発祥の地だって場所で
無茶苦茶古いジャズを聴きました。

ノリが良かった。実に。

12歳でこの曲をノリよく歌えるひばりさんって
やっぱり天才だったんですねぇ。\(^o^)/


メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」2009/08/31 演奏曲へ
「真夏の夜の夢・夜想曲」はオーケストラの場合、
ホルンで演奏されます。同じ吹奏楽器のせいか
ニニロッソの「夜空のトランペット」にメロディが
似ています。
メンデルスゾーンの方が時代がはるかに先ですから、
似ているとしたらニニロッソが意識したので
しょうけど…(^_^;)

ホルンやトランペットは細かい繊細なメロディを
吹くことが難しい。どちらかと言うと音色そのもの
で勝負するわけです。従って音量的にそれらの
楽器よりオカリナは劣りますが、旋律そのものは
吹きやすい部類に属します。

吹く楽器で最も繊細なメロディを演奏できるのは
フルート−>オーボエー>クラリネットー>
サキソフォンー>トランペットー>ホルン
の順番じゃないでしょうか。

サックスがトランペットより前に位置しているのは
繊細というより、あの独特の濁った音による味付け
のせいです。(*^_^*)

オカリナはクラリネットとサックスの間ぐらい
だと思います。(この間はかなり段差が大きい…^m^)

だから、オカリナの初心者は上記楽器向けの曲の
逆順に辿って練習すると良いと思います。(*^^)v



レイモン・ルフェーブル「八十日間世界一周」2009/09/01 演奏曲へ
「八十日間世界一周」はジュール・ヴェルヌに
よる1872年に発表されたフランスの小説を、
1956年にハリウッドで映画化されたものです。

シャーリー・マクレーンやチョイ役ですが
フランク・シナトラなんかも出演しています。

ビクター・ヤングが作曲したこのテーマ曲は
「世界旅行」のイメージに合致していることから、
当時のテレビ旅行番組「兼高かおる世界の旅」
のBGMで日本でもすっかり有名になりました。

今だと年末年始やお盆のお休みには成田空港が
日本人観光客でごったがえす時代ですが、
1956年当時は庶民にとって海外旅行なんか夢の
また夢ですから、せめて映画でそれを満足したい
ということで大ヒットしたんだと思います。

今では金さえあれば、宇宙旅行も可能なんですから…

でも一方では海外旅行なんか夢のまた夢…
って庶民も、最近また増えてますが…(^_^;)

せめて、オカリナで気分だけでも…( ^^) _旦~~


渡辺真知子「かもめが翔んだ日」2009/09/02 演奏曲へ
千葉ロッテのファンであればこの曲は
お馴染みですよね。(*^^)v
1978年に渡辺真知子さんが歌い、マリーンズの
応援ソングにもなった「かもめが翔んだ日」です。

曲の中間あたりの
シ♭ララソ、ソファファミーー
と、繰り返す部分が好きです。(*^_^*)

ところでオカリナって、音の高低や長短だけ
じゃなくて音色そのものも曲によって変化します。

音色って何?と訊かれると正確に定義するのは
困難なんですが、敢えて厳密に言えば、音の
波長の微妙な差異ではないでしょうか。

SoundEngineなんかのソフトを使って
録音されておられる方にとっては、あの
ブルーの波型です。

この音色の変化は意識的というより
自然に表れるような感じでしょうか…

曲のイメージが音に溶けこむような。

これって、演奏テクニックの上手下手とは
あまり関係はないようです。

あるのは個人差と状況差だけ。

と、今は、そう思ってますが…^m^



アリス「今はもうだれも」2009/09/03 演奏曲へ
アリスの最初のヒット曲、「今はもうだれも」です。
1975年ですからもう30年以上前の歌…

「今はもうだれも」知らない。^m^

アリスって、ご存知でしょうか?
谷村新司、堀内孝雄、矢沢透がメンバーのグループ。

谷村や堀内は、今でも「懐メロ」番組でソロで
歌ってます。
母はいつも喜んで聴いています。(*^^)v

アリスが当時この曲でデビューしたときは、
鮮烈な印象だったそうです。ボーカル二人が未だ
ソロで活躍してますから、歌唱力は確かに
あったんでしょう。

今でいえば例えば、SMAPのメンバーのうち何人が
ソロで生き残れるのか?懐メロ番組の…(^_^;)

この「今はもうだれも」はノリとノビが良いので
オカリナでも吹き易い部類じゃないでしょうか。

個人的には「結構好き」な曲です。(*^_^*)


高橋真梨子「五番街のマリーへ」2009/09/04 演奏曲へ
1973年ペドロ&カプリシャス時代に高橋真梨子が
歌った「五番街のマリーへ」です。
このメロディって何かの曲に似ていると
思いませんか(・・?

そう、アイルランド民謡「ロックローモンド」に
似ていますよねぇ。歌詞は全然違いますが…

ところでペドロ&カプリシャスってこんな感じの曲に
雰囲気がよく合います。(*^^)v

下町のちょっとくだけたような…

オカリナでも吹き易いです。少しひなびた感じが
ピッタリ。(*^_^*)

コツはいい加減に吹くというか、突き放したムードが
出ると良いですが…。人にものを頼んでんだけど、
ほんとはどうでも良い様な!^m^

「いい加減」って、ある意味自分の吹き方の地(じ)
なんで、この曲は良く演奏しました。

だからなんとなく、たる〜い?かな。(^_^;)


ナルシソ・イエペス「禁じられた遊び」2009/09/05 演奏曲へ
1952年に公開されたルネ・クレマン監督の
フランス映画「禁じられた遊び」のテーマ曲
「愛のロマンス」です。
ナルシソ・イエペス(Narciso Yepes)のギター曲として
有名ですよね。

この曲はやはり子供の幼さが表現できないと
雰囲気が出ません。そういった意味では
オカリナ本来の音の素朴さに適した曲で
はないかと思います。

なによりもメロディが簡単ですから。

ギターの場合は三本の指で伴奏も一緒に
弾くので結構大変なんですが、オカリナは
主旋律だけ吹けばよいので初心者が
吹いてもそれなりに聴こえます。(*^_^*)

いや、初心者であればあるほど子供の幼稚さが
極めて自然な形で表現できるとか…(*^^)v


八代亜紀「愛の終着駅」2009/09/06 演奏曲へ
久しぶりに演歌の花道を。(*^_^*)
1977年にヒットした八代亜紀の「愛の終着駅」です。

今から30年前の曲ですが、この前テレビで
歌っているのを見ました。息の長〜い曲。

八代亜紀さんは歌い方に迫力がありますよね。
ぐぅ〜と画面からせり出して来るような感じで…(^_^;)

最近ではアンジェラ・アキさんが「手紙」を
歌ってる姿も結構迫力がありました。
ピアノが壊れるんじゃないかと心配になるほど。

同じアキのせいかも…^m^

でもオカリナでは、特にソプラノF管ではその迫力を
出すのは難しい。

せめて、高音で切々と歌い上げる感じだけ…(*^^)v


アメリカ民謡「懐かしきヴァージニア」2009/09/08 演奏曲へ
「懐かしきヴァージニア」はアメリカの南北戦争の
直前にアフリカ系アメリカ人のJ・Aブランドに
よって作曲されたものです。

綿花畑で働く奴隷がそれを讃美するといった
南北戦争後の価値観からは反する歌詞だという
理由で随分批判を浴びたとのこと。

そう言えば原題の、
CARRY ME BACK TO OLD VIRGINIA
という名前もcarry meですから、随分と
主体性の欠如?した詞だなぁとは思いました。

しかし、そのメロディはアメリカ民謡らしく
おおらかで明るい。太陽の下で働く人々を
よく描かれていると感じます。でもちょっぴり
哀しい(・・?

例えば日本でも小作農の悲劇はよく知られて
いますが、民謡のなかにはやはり懐かしむ
気持ちが表れていることが多い。

それは当時の農場主に追従するほかなかったと
いうか、権利を主張したり反抗することさえも
考え及ばなかった、人々が作った歌だから。

現代の視点で、あぁだぁこうだぁと批判しても
仕方ない話ではあります。

…と今、自分が書いていることでさえ、後世から
見れば当時はこんな稚拙な思考しかできなかったんだぁ
と言われる可能性は多いにあります。^m^

状況はどうあれ哀切を込めて昔を懐かしむ
気持って多分、歴史文化制度を超えて
感じる情緒なんでしょうね。



井上陽水「少年時代」2009/09/09 演奏曲へ
1992年の井上陽水さんが歌った日本映画
「少年時代」の主題歌です。

いかにも少年時代を連想させる歌詞とメロディ
だなぁと、初めてこの歌を聴いたときに
感心しました。(*^_^*)

でも実際は歌の歌詞ほど少年時代って美しくはない。

少年って考えることが極端だから、純粋な部分も
確かにあったことはあった。しかし日常生活は
もっと濁ったものが一杯つまってるんです。

ただ想い出としては叙情的に想い出したいという
大人の願望がある。^m^

オカリナはそんな叙情性を表現するのに適した
楽器だと思います。音色自体が懐かしい感じが
しますから…(*^^)v


ジャズ「サマータイム」2009/09/10 演奏曲へ
サマータイム(Summertime)は、ガーシュウィンの
作曲したオペラ『ポーギーとベス』(1935年)の
なかで歌われた子守唄が原曲です。今ではすっかり
ジャズ・スタンダードとして定着しています。

ジョン・コルトレーンのテナーサックスのような
イメージでこの曲を吹いてみました。(*^_^*)

最初のかすれた音なんか全然意識して吹いたわけでは
なかったんですが、思った以上にこの曲が持つ
夏の終りの「気だるさ」を表現することが出来ました。
一般的な直音ロングトーン方式のオカリナ演奏で
出すのは難しい?かも知れません。

聴いていて涎が出て来るような「だる〜い」感じが
すれば、良いんですが…
何にもやる気が起こらない、夏の一日。

(自分の場合一年中、毎日そうだったりしてね…^m^)

しかしオカリナも案外表現力豊かな部分があることを
知りました。(*^^)v


ミュージカル・キャッツ「メモリー」2009/09/11 演奏曲へ
1980年代から世界で最もロングランを重ねた
ミュージカル「キャッツ」の中でグリザベラが歌って
単独曲としても大ヒットした「メモリー」です。

静かで哀愁がありオカリナで吹かれることが
多い曲です。

このようなスローなメロディはオカリナの音質に
よってほぼ印象が決まります。

聴いている人達の「メモリー」に最もフィットした
音が大事です。(*^^)v

映画フラッシュダンス「What_a_Feeling」2009/09/12 演奏曲へ
1983年に公開されたアメリカ映画フラッシュダンスの
テーマ曲です。正式にはWhat a Feeling。
アイリーン・キャラが歌いました。

主人公のアレックス(名前は男っぽいが女性)が
最後にダンスのオーディションを受ける場面が
印象的でした。審査員が徐々にダンスに惹き
込まれてゆく様子には感動しました。
そのバックにこの歌が流れます。

自分の場合スクリーンじゃなくて
ビデオですが…
(DVDじゃないところがまだ古い?^m^)

もしまだ見てない方がおられたら、是非
ご覧になることをお奨めします。(*^^)v

ノリとノビが良いせいでしょうか、オカリナでも
演奏される機会が多い曲です。

松山千春「長い夜」2009/09/13 演奏曲へ
1981年に松山千春が歌った「長い夜」です。
松山千春の歌はメロディを長く伸ばすものが多いので
オカリナ向きです。

な〜ぐゎ〜あぃぃぃ〜、よ〜るぅうぉぉぉ〜
とかね!(*^^)v

この曲もスローだけど、
でもリズムはロックっぽい(・・?

そのせいかどうか知りませんが、YouTubeで松山千春が
白いツナギを着て(自動車整備工スタイル?)
ステージの上で歌ってるのを見ると、B'zのライブと
雰囲気が似ています。

何よりもファンの熱気が…^m^

25年以上前だけど、ファンの雰囲気って変わらないん
ですねぇ。熱いッス!


ブレンダ・リー「この世の果てまで」2009/09/14 演奏曲へ
この曲、てっきりブレンダ・リーが失恋を歌ったものと
思い込んでいました。(*^_^*)

でも本当は1963年にスキータ・デイビスという
カントリーソングの歌手が亡くなった親しい人のことを
歌ったのがオリジナルのようです。

自分の頭の中では未だにブレンダ・リーと失恋と
いうラベル?がこの曲には付いています。

親しい人が亡くなったより失恋の経験の
方が「圧倒的」?に多いせいか…^m^

ホント、「End of the World」に感じますよねぇ。
失恋したときは。

不思議と、
それが何回もあるだけです…

懲りもせずに(^_^;)

吉永小百合JR東日本CM「アマポーラ」2009/09/15 演奏曲へ
アマポーラの作曲家であるホセ・ラカジェは
メキシコの人で1922年にこの曲を発表しましたが
日本では全然知られてませんでした。

でも、この曲は1984年の映画「ワンス・アポン・
ア・タイム・イン・アメリカ」でBGMとして使われたり、
また沢田研二が日本語でカバーしたりしてますので
メロディは聞き覚えの人が結構いると思います。

最近ではテレビで吉永小百合さんのJR東日本CMソングとして
流されているようです。(ポーラ化粧品じゃありませんが…^m^)

アマポーラとはスペイン語で「ひなげし」の
ことだそうです。ついでですが、「虞美人草」って
「ひなげし」のことだとこの曲の説明で
始めて知りました。(*^_^*)

岩崎宏美「聖母たちのララバイ」2009/09/16 演奏曲へ
1982年にリリースされた「聖母たちのララバイ」は
岩崎宏美さんの代表曲です。

以前にも書きましたが、岩崎宏美さんの歌は
オカリナに向いているかも知れません。

メロディが伸びるせいでしょうか。(・・?

それと、なにか縋りつくような切なさが
ありますよね。(*^_^*)

でも、初心者にとって何より嬉しいのは、
16分音符がほとんどないこと。^m^


Kiroro「未来へ」2009/09/17 演奏曲へ
1998年ですからちょうど10年前ぐらいにヒットした
キロロの「未来へ」です。

キロロの玉城千春さんの声ほどオカリナF管の音色に
近いの音は他にないのではないでしょうか。(*^^)v

「ほうらぁ」、で始まるフレーズは何度吹いても
素晴しい!でも、途中のフレーズの繰り返し部分
うまく耳コピ出来なかったので勝手に省いてます。
(*^_^*)

ところで、母にこの歌を何度も聴かせるのですが…
もう一つ好きじゃないようです。

子供が母を想う歌であって、母からはあまり
ピンと来る歌じゃないせいかも知れません…(・・?

さんざん心配かけておいて、今さらそんなことを
言われてもぉ…とかね。^m^

冗談はさておき歌って、歌う側の気持ちに
共感するのであって、歌われてる対象が
それに共感することはないんじゃないでしょうか。

例えば梓みちよが大昔に、歌った「今日は赤ちゃん」
とか、歌う側の母親達が共感するわけで、赤ちゃんが
この歌に共感することはない。
(そもそも赤ちゃんが共感するかどうかは
別にして…(^_^;)

さらに言えば、失恋の歌でかっての恋人に呼びかける
歌が結構多いけど、失恋した人達がその苦しみや
悲しみに共感するわけで、振った人達が聴けばそれって
極めて居心地の悪いものなんでしょう?
(自分には良く分かりませんが…)

この感じってよくアメリカ映画で珍妙な中華風
ごちゃまぜ日本?スタイルが、「これが日本です」
って、映像化されますよね。

つまり対象側はそんな風な居心地の悪さを
感じるのだと思います。

何故なんでしょう?

歌う側の感情移入によって、対象側がそれに
よって変形させられてるからじゃないでしょうか?

それでは、
歌う側も歌われる対象側も両方が同時に
感情移入できる正しい歌って存在しないのか?
ってことになりますが、
歌の本質として「正しい客観的な」歌って
無いのじゃないでしょうかねぇ。

もしかりに、そんな歌を作ったとしても
誰も感動しない。(^_^;)

歌う側の都合で状況や対象が変形しているから
感情移入できる。

もっと言えば「変形」そのものが歌の本質かも…


ジェームス・ディーン映画「ジャイアンツ」2009/09/18 演奏曲へ
映画「ジャイアンツ」が1956年に公開されたときには、
既にジェームス・ディーンは交通事故で亡くなって
いました。でもエリザベス・テイラーという大女優を
相手に「一歩も引けをとらない」演技はさすがという
感じがしました。

厳密に言えば「引きまくった」演技ですが。^m^

青年の羞恥心とプライドが葛藤する
様子が彼独特の上目遣いで表現されており、
遺作だけあって役者としての完成度はこの作品が
一番じゃないでしょうか。

また、西部の油田開発の話なんですが、この曲には
失われゆく雄大な西部の哀しさがあります。
大草原に立ち並ぶ石油掘削機の群れに近代化の
波の鼓動と同時に大自然への郷愁がありました。

それがジェームス・ディーンのシャイで孤高な
雰囲気とマッチして、ある意味完全にテイラーを
役者として食っていましたよね。(*^^)v


石川さゆり「津軽海峡冬景色」2009/09/19 演奏曲へ
石川さゆりの1977年にヒットした「津軽海峡冬景色」は
皇太子殿下が独身時代にロンドンの日本人会の
カラオケ大会で、この曲を熱唱されたことで
一躍有名になったそうです。(*^^)v

当時オクスフォード大学に留学中の雅子様が
お聴きになっていたのかどうかは未確認ですが…(^_^;)



ジェームス・ディーン映画「エデンの東」2009/09/20 演奏曲へ
スタインベックの小説「エデンの東」が1955年に
エリア・カザン監督により映画化され、この作品で
ジェームス・ディーンの人気が不動のものになったと
言われています。

個人的には映画自体もう一つ暗いなぁ…といった
印象しかありませんが、このテーマ曲は素晴らしい。

いかにもスタインベックが活躍した古い時代の
アメリカを彷彿させます。\(^o^)/

大月みやこ「女の港」2009/09/21 演奏曲へ
1998年にリリースされた「大月みやこ」の
「女の港」です。母のお気に入り。(*^^)v
いかにも演歌らしい曲ですよね。

口紅が濃すぎたかしら…とか。
「昔の女性」の哀れさを、感じさせます。

追いかければ、恋人は逃げる。
逃げれば、恋人は追いかけてくる。

って、現代にも通じる不変の心理…(・・?

でも最近は「こちらが逃げれば、恋人はこれ幸いと
別の人に走る」って話も聞きますから…^m^


映画007「ロシアより愛をこめて」2009/09/22 演奏曲へ
「ロシアより愛をこめて」は1963年に製作された
ショーン・コネリーがジェームズ・ボンド役の
007ファーストシリーズ映画第2作のテーマです。

映画自体は前後作と比較してあまりパッとしなかったん
ですが、この曲だけは大ヒットしました。

個人的には本作に出演しているロシア側の怪力殺し屋
ロバート・ショーが好きなんです。

特にその後、「バルジ大作戦」でドイツ側の戦車隊の
司令官を演じたショーは素晴らしかった。(*^^)v

タイガー戦車がずらぁーと並んでその威容と装備に
満足した司令官が、戦車兵を謁見するんです。
敗戦直前なので、戦車兵もベテランが戦死してしまい
整列している殆どが少年兵なんです。

失望を隠せない司令官…

それを見て、少年兵がパンツァー・マーチを足を
踏みながら調子をとって歌うんです。
ショーも最後は一緒に歌います。

そのときその場に居た全員が戦死を覚悟したん
でしょうね。航空部隊の支援なしに悪天候だけを
頼りに戦車隊だけで敵陣に突っ込む「バルジ作戦」は、
ある意味戦艦大和の沖縄特攻作戦と同じです。

アメリカ製の007シリーズは危険と隣合わせの
スリル満点の任務ですが、生き残るチャンスは
常にある。だから、絶望的な状況に飛び込む
ようなことはしない。

そういった意味ではドイツと日本って情緒的に
似た部分がある。そこに美意識を感じてしまう
危険な民族性がある。

まぁ自爆テロとか…最近は日本とドイツだけの
専売特許ではないようですが。(^_^;)


レイモン・ルフェーブル「シバの女王」2009/09/23 演奏曲へ
1987年リリースの「シバの女王」La Reine De Sabaは
レイモン・ルフェーブル楽団を代表するヒット曲です。

聖書にも記載のあるシバの女王って、国の
最高権力者であり富裕であり、かつ才色兼備の
女性だったそうですから何の不自由も不満も
なかったんでしょう。

他から見れば…^m^

しかし、この曲は哀しい。
女王の孤独と寂寥が身に滲みるような旋律
ですよね。曲後半の部分は特に…

女王であっても無常を思う。いや
女王であるからこそ余計に無常が
胸に迫ってくる。って想いを秘めて
吹いたつもりですけど。(*^_^*)

ポール・モーリア「蒼いノクターン」2009/09/24 演奏曲へ
ポール・モーリアが演奏するコンサートの最後は
必ずこの「蒼いノクターン」Nocturneで終わることで
有名になりました。
ラジオ番組のオープニングテーマ曲としても
使われていたような…

流れるような旋律が美しい。
音階がゆるやかに高くなったり低くなったりするので
オカリナで吹きやすい曲の一つじゃないでしょうか。

「蒼い」って言葉もそれに続く「ノクターン」に
ピッタリ。(*^^)v

普通は蒼ざめたというように使われてあまり
良い意味ではありませんが、この場合は月光と星の
輝きの下、夜想曲のイメージがよく伝わります。

不思議と昼想曲ってありません。白日夢はあっても…
朝想曲も聞きませんよね。ラジオ体操の音楽みたいで…

やはり夜、月や星明かりが物思いに人を
誘うのでしょう。

でも真っ暗闇とか嵐じゃねぇ。

闇想なんて泥棒みたいだし。
嵐想じゃ気象庁の予報官だし。

「もの想うこと」も結構状況を選びますよね。^m^


石川さゆり「能登半島」2009/09/25 演奏曲へ
「能登半島」は1977年に石川さゆりさんの大ヒット
「津軽海峡冬景色」の後に出されて、結構当時は
歌われたようですが、その後は冬景色の影に
隠れて今ではほとんど歌われることはありません。

紅白歌合戦でもこの曲が歌われたことは
なかったような…

このように良い曲でもタイミングによって
陽の目を浴びるかどうかが違ってきます。
もし、「能登半島」が先に発表されていれば…

って、「もし」は無いのですが。(^_^;)

この曲をオカリナで吹く場合、やはり出だし
ですよね。高音の
シシシシラソ、シシシシラソ、ドドドドーシラー
がスムーズに滑り出すかどうか、が決め手に
なります。(*^^)v

それと案外難しいのが、一転して低音の
ドドレミレドミレド、シードシーー
を明瞭に吹くことです。

そもそも女性歌手の高音で鼻にかかった声って、
オカリナのソプラノF管に合うんですよね。
あるいは似ていると言ったほうが正確か…(・・?

この「能登半島」もそのジャンルの内の一つだと
思います。

でも、聴いてくれる人達が喜ぶか
どうかは別ですが…(*^_^*)


ポール・モーリア「悲しき天使」2009/09/26 演奏曲へ
1968年にリリースされた「悲しき天使」の原題は
「Those Were the Days」です。

「あの頃はそんな日々だった」−>邦題の
「悲しき天使」?になるってのがもう一つピンと
来ませんが、しかし間違いないことが一つだけ↓

「あの頃はそんな日々だった」では絶対に
ヒットしなかったでしょう。^m^

メリーポプキンやヴィッキーが歌い、日本でも
森山良子なんかもカバーしてますが、やはり
イメージはポール・モーリアの演奏が一番
自分としては印象に残ってます。

メロディも簡単ですが、結構パンチも効いていて
オカリナで吹きやすい曲の一つじゃないでしょうか。

つまり初心者が吹いても比較的上手に
聴こえやすい曲と言う意味で…(*^^)v


アラン・ドロン映画「太陽がいっぱい」2009/09/27 演奏曲へ
1960年フランスとイタリアの合作「太陽がいっぱい」
(Plein soleil)はアラン・ドロン主演の名画です。
映画の内容とニーノ・ロータ作曲のこのメロディが
見事にマッチしていました。

貧しい青年が金持ちの青年を殺害して成りすまし
最後にその完全犯罪がバレる。海からズルズルと
死体が上がるラストシーンは印象的だった。

この映画の主役は「地中海の海」だと言う
説もあります。ヨットから見る享楽的な
輝きに満ちた海、死体が上がる最後の
灰色の海、と様々な表情を見せています。

オカリナで吹くときもそんな海をイメージして
演奏してみましたが、「不安だけど快感」!
ってこの独特の情感はなかなかうまく表現することが
出来ませんでした。

題名は「太陽がいっぱい」ですが、太陽に
よって風によって、さらには見る者の
心境によって変化する海。
全てを生み出し全てを飲み込んでしまう海。

いい映画でしたよね。(*^^)v


ヘンリー・マンシーニ「シャレード」2009/09/29 演奏曲へ
オードリー・ヘップバーンとケーリー・グラントが
主演した、1960年代の映画「シャレード」の
テーマです。ヘンリー・マンシーニの演奏ですっかり
有名になりました。

ヘップバーンのジバンシィ提供の衣装が話題となった
そうですが、映画は見たことがありません。(^_^;)

でもゆったりとして物憂げな感じのこのメロディは
好きです。

今流行りの上品(エレガンス)の本来の意味は、
品格なんて格式ばった教訓的なもの
じゃなくて、仕草や振る舞いから滲み出る
アンニュイ(物憂げ)な雰囲気じゃないかと
思うんですよぉ。

六本木ヒルズ族のようにブランドを着て
仕事に目を輝かして…って決して上品じゃない。

ジャージー着てアパートでゴロゴロも
確かに物憂げちゃぁ物憂げなんですが…^m^

そうじゃなくて、人生を醒めた目で見ては
いるが、物憂げな視線の奥に激しい情熱を
感じさせるような…上品さ。

女性も男性も…。(*^_^*)


テレビ・アニメ「日本昔ばなし」2009/09/30 演奏曲へ
1975年から始まって2000年まで続いたTVアニメですから
子供の頃この「日本昔ばなし」を見ておられた人も
多いのではないでしょうか。

竜に乗った坊やが大空を駆け巡るシーンのBGMに
この曲が流れていましたね。

オカリナの音は子供の頃を思い出させます。

またオカリナを吹いている人はどこか、純粋というか
シャイな…、もっと端的に言うと子供っぽい
ところがあります。^m^
(誰でもそういう部分はありますが、オカリナが
好きな人は特にその部分の比率が高いような…)

何故でしょうか(・・?

最近思いついたんですが、オカリナの形状が一つ
関係しているのではないでしょうか。

オカリナは他の笛と違って、形状的に閉じた壷の
ようになっており、それに息を吹き込むことで
音を鳴らしています。

同じような形状といえば角笛程度でしょうか。

吹く息が向こうに抜けることがなくオカリナの
なかで音に変換され、そのまま戻って来ます。

オカリナを吹いていて気持ちが良いのは、
この「そっくり」戻ってくる感覚です。

自分が自分にありのまま帰るような…。

オカリナに包まれている感じは、母の胎内を
想起させるのかも知れません。
遠い記憶の彼方から聴こえて来る子守歌。(*^^)v

だからオカリナは、ただ聴いていても癒されますが、
やはり自分で演奏しないと本当の楽しさは
味わえないと思います。

さらにオカリナを自分の好み通りに作って、
それを吹くのが最高でしょうが、そこまで素人では
なかなか時間と費用がありません。(^_^;)


アンディ・ウィリアムス「ムーン・リバー」2009/10/01 演奏曲へ
「ムーン・リバー」は確かニューヨークを舞台にした
1961年の映画「ティファニーで朝食を」の主題歌です。
(主演はオードリー・ヘップバーン)

フランク・シナトラはじめ数多くの歌手がこの歌を
カバーしています。でもやはりアンディ・ウィリアムスが
その伸びのある声で歌っていたのが最も印象に
残っています。

日本でもこの曲をカバーした歌手は多くいますが
これを邦題で「月の川」なんて翻訳すると興醒め
ですよね。やはりムーゥンリバァァじゃないと。(^_^;)


トム・ジョーンズ「思い出のグリーングラス」2009/10/02 演奏曲へ
思い出のグリーングラスGreen Green Grass Of Homeは
死刑囚が処刑前夜に故郷を想って作った歌を1965年に
トム・ジョーンズが歌ってヒットしたものだそうです。

全ての優しかったものが人生の最後に
微笑みながら会いに来てくれ、
二度と触れることのない
緑深き草が生い茂った故里の家へ…

といった歌詞によって哀切さが伝わって来ますよね。

オカリナ向きの曲です。
曲想といい、メロディといい、懐かしい故郷の
想い出とともに甦ります。

人生の最後にこんな美しい詩を書ける人が、なぜ
死刑になるような重い罪を犯してしまうんでしょう…


アメリカ映画「慕情」2009/10/03 演奏曲へ
1955年に公開された「慕情」は朝鮮戦争時代の香港が
舞台の映画でした。

確かジェニファージョーンズが女医でウィリアム
ホールデンが新聞記者だった。
二人が恋に落ちて、香港を見下ろす丘の上で
デートする訳です。

どうも想い出せないのは、どちらが戦死したのか?
どちらが映画の最後の場面で想い出の丘に登り
相手を思いながら、この曲が流れるのか?って
ところです。

森のような場所で砲撃でウィリアムホールデンが
亡くなるような場面も記憶にある。でもジェニファー
ジョーンズが女医として子供達を治療している
ところに敵機が来襲して、子供を引率して逃げる。
そこに機銃掃射を受け、子供をかばって彼女の方が
亡くなったような気も…

それとも二人とも亡くなって、想い出の丘だけが
残るのか…(・・?

まぁそんなことはどっちでも良いほど…^m^
この「Love is a many splendored thing」は
名曲ですよね。

Love is a で唯一の愛を表し、普通 a の
後には続かないManyをもってきて意外性を
感じさせる。そしてMany-Splendoredで
たくさんの素晴らしい広がりを歌に込める。
最後は当然ThingsじゃなくてThingで唯一の
ものを表現する。単数形と単数形の間に
無数の複数形がイメージされて、素晴らしい
曲名だと思います。(*^_^*)

このメロディを聴いているといかにも恋人同士で
丘の上から香港を見下ろしているような気分に…

しかし、丘の上から離れて見るから良かったんで
今と違い当時の香港って接近して見たら随分と
汚かったようですが…(^_^;)


さだまさし「北の国から」2009/10/05 演奏曲へ
1981年〜2002年まで20年間にわたって放映された
テレビドラマの主題歌「北の国から」です。

この歌、って歌詞はありませんが…さだまさしの
ハミングのような部分とトランペットの間奏で
構成されています。

いつも楽譜をベースじゃなく、イメージで
吹いてますが、この曲は特にイメージを作り易い。

歌って歌詞が入ってると案外メロディを掴みにくい
ものなんです。このようにハミングだけだと
音階が分かり易いって意味があります。

逆にデュエットとか合唱なんかでハモってると
そのなかから主旋律を取り出すのが大変です。

その点でピアノやギターなどコード系の楽器は
同じように難しい。

一番簡単なのは管楽器の独奏です。
この曲のようにトランペットの間奏が入っていると
音が明確なので、あっと言う間にイメージを
作れました。

っと、書いてますが、あくまで自分が聴いてイメージ
ピッタリと思って(錯覚も…)いるだけですから
原曲とは相当な隔たりがあるかも知れません。(^_^;)

でも素人が自分で吹いて楽しむ程度であれば、
これぐらいで充分と…(^_^)v
そう思わない人は楽譜を見て正確に演奏されることを
お奨めします。( ^^) _旦~~

自分の場合は、イメージがある程度できた時点で
オカリナを吹きながらイメージを完成させますので、
それが練習にもなっています。

で、イメージ出来上がり即、忘れないうちに
録音ですから。

鮮度は高いけど、鮮度が高いだけ…^m^


ポール・モーリア「黒いオルフェ」2009/10/06 演奏曲へ
ブラジル映画「黒いオルフェ」のテーマです。
曲名は「カーニバルの朝」とのことですが、
普通黒いオルフェのテーマと呼ばれてます。

愛する女性を取り戻そうとする内容の映画
だったとか?
1959年の作品ですからして、それ以上は…^m^

しかし、イージー・リスニング特集なんかで
ラジオから流れることがあるので、メロディは
知ってるって人も結構おられるのでは。(・・?

一般的にはクロード・チアリのギターでの演奏が
有名ですが、ポールモーリア楽団なんかもこの曲を
カバーしてます。(*^^)v

さてオカリナは本来、直音で吹くのが正式なんです。

自分はあまりお奨めの演奏方法じゃないのですが、
ビブラートを付けたり、演歌なんかはコブシを
効かせたり思いつきのアドリブで演奏してます。

特にこの曲の場合、吹く量を意識的に抜いて、ふぅと
音程を下げると、哀切なムードが醸し出されるんじゃ
ないかと思ってやってます。(*^^)v

しかし、お疲れの方にとっては
脱力感がひときわかも…( ^^) _旦~~


竹内まりや「シングル・アゲイン」2009/10/07 演奏曲へ
竹内まりやの1989年ヒット曲「シングル・アゲイン」
です。彼女は去年のNHKの朝ドラ「だんだん」の
主題歌も歌ってます。

なんか竹内まりや風ってありますよね。
歌詞もメロディも…結構好みなんですが…(*^_^*)

自分のオカリナにも個性?があります。
どんな曲でもなんとなく…あぁ感じが似てるなぁっと。

早く曲を吹けるようになるって、ある意味自分の
演奏パターンにハメこむのが早いこと…(・・?

だから、この曲のようにハマり易いのは特に
早い。最初の低音部はすこし手間どりましたが
(出だしはユーミンか中島みゆき風?)

(高)ドドシラシドーファファードーシー

から始まる後半なんか、典型的な竹内ワールド
ですから、瞬速でした。(*^^)v

上手下手は別にして吹き易いってそういうこと
じゃないでしょうか。


ベンチャーズ「モスクワの夜は更けて」2009/10/08 演奏曲へ
1960年代か70年代前半にベンチャーズが来日した時に
この「モスクワの夜は更けて」を演奏したようです。

どこか聞き覚えがあるのだけど…って感じの
曲ですよね。

曲名もヴィレッジ・シンガーズの「ワシントン広場
の夜は更けて」と似てます。^m^

原曲はベンチャーズだからエレキでノリの良い
リズムで演奏してますが、オカリナだから
ゆったりとロシア大陸に夕闇が迫るイメージで
吹いてみました。(*^_^*)


慶応・応援歌「若き血」2009/10/09 演奏曲へ
慶応の応援歌「若き血」を吹いてみました。

校歌や応援歌など威勢の良いメロディって
オカリナにはあまり向いてません。(^_^;)

でも何とかそれらしく聴こえるのは
何故でしょうか(・・?

記憶に残ってるソースがいい加減だから、
少々変でも大丈夫なんです。(*^^)v

つまり神宮球場で応援してる人達が大声を
張り上げて歌うイメージの「お陰で」オカリナの
演奏が正確でなくても…^m^


岡村孝子「夢をあきらめないで」2009/10/10 演奏曲へ
1987年に「あみん」の岡村孝子が歌ってヒットした
「夢をあきらめないで」です。この曲はよく
オカリナで演奏されます。メロディが伸びやかで
オカリナ向きだからでしょうか。

当時ZARDの「負けないで」など、「〜ないで」って
歌詞が流行りましたよね。

相手に対する禁止を婉曲に「〜ないで」と言う?

その禁止は「して欲しくないこと」に限りますが…

例えば逆に「愛さないで」なんてのは
無いわけです。^m^

まぁ歌詞のパターンの一つです。

ところでメロディも昔のパターンと
今のパターンってあるのでしょうか?

今のところは昔のメロディのほうがオカリナでは
吹き易い。ゆったりしているから。

でも将来、リズムの早いメロディが飽きられて
ゆったり系に回帰すれば、ロック系の早い曲のほうが
逆に「古く」感じられるようになるのでしょうね。(*^^)v


ジョン・ウェイン映画「黄色いリボン」2009/10/11 演奏曲へ
「黄色い」と来るとつい高倉健の「ハンカチ」を
イメージしますが、「リボン」はジョン・フォード
監督の1949年アメリカ映画で主演はジョン・ウエィン
です。両方とも男っぽいって意味では
似てなくもないか?…(^_^;)

ビデオで見ました。当時は男が男らしくても、全然
不思議でない時代\(^o^)/

この曲は確かミッチー・ミラー合唱団(男ばっかり?)
が歌っていたような…

どこか行進曲風ですよね。ってまぁ騎兵隊の話ですから
当たり前ですが。^m^

お分かりでしょうか?
ヘイヘイヘイヘイって、掛け声も入れてみましたが。

あそこ好きです。(*^_^*)

いかにも黄色いリボンのお嬢さんと恋人の大尉
だったかを冷やかし(やっかみ?)ながらも
(仕方なく?)応援している騎兵隊の仲間の
雰囲気が良く出てますよね。(*^^)v

その取り巻き引き立て役連中の気持ちが
すっごく良く理解出来ます。

自分の場合…(^。^)y-.。o○


早稲田・校歌「都の西北」2009/10/13 演奏曲へ
以前、慶応の「若き血」という応援歌を吹いた
ことがあります。

野球の早慶戦もあることだから
早稲田も吹くか…

と意味不明?の理由で早稲田の「都の西北」を
吹いてみました。(^_^;)

応援歌や校歌で熱くなるのはスポーツの世界だけ。

自分も随分前になりますが、アメフトの日本一を
決める大学チームと社会人チームとの
決勝戦になんと、うちの学校が…

応援に行きました。
わざわざ千葉から東京ドームまで(*^^)v

久しぶりに熱くなりました…^m^


ロバート・レッドフォード「映画・追憶」2009/10/17 演奏曲へ
「追憶」の原題は「The Way We Were」です。
追憶って記憶ではない。記憶というのはかなり
断片的な感じがします。

想い出に近いかもしれませんが、追憶というと
想い出よりも何か物語性があるような気がします。
追想って言葉もありますが、ほとんど同じように
使われているのじゃないでしょうか。

映画「追憶」は1973年に作られたようですが、
ロバート・レッドフォードが出ていたぐらいしか
記憶がありません。

調べてみるとバーバラ・ストライサンドが
共演していたようです。(こっちが主演かも…)

実は自分は彼女があまり好きじゃないんです。
大竹しのぶと同じで、名女優意識があるのか演技が
作りすぎてるように感じます。

だから、あまり物語を覚えてないのかも知れません。
なんかカフェテラスのような場所で二人で話している
場面があった気はしますが…

しかし「The Way We Were」という原題は良い。(*^^)v
Way で道という意味と生き方をも表し、それに
We Wereで当時の二人が重なる。

でも自分は当時、The Way I wasとしか云えないって
寂しいものです。^m^

沢田研二「勝手にしやがれ」2009/10/19 演奏曲へ
「勝手にしやがれ」は1977年にリリースされ
その年のレコード大賞、歌謡大賞、有線大賞でを
総なめにした沢田研二の代表曲の一つです。

帽子をななめに被って歌った後にその帽子を
観客席に投げる姿がカッコよかった、と
母が言っております。(^_^;)

阿久悠の作詞ですから「勝手にしやがれ」と女性に
別れを告げるスタイルも新鮮だったとか。

まぁ沢田研二だから決まる台詞で…

普通の男が言えば、負け惜しみにしか聴こえないで
しょうけど。^m^


X_JAPAN「Forever_Love」2009/10/20 演奏曲へ
2001年X JAPANが歌った「Forever Love」です。
解散する前の最後の曲だったような…(・・?

X JAPANはロック系のバンドですが、この
「Forever Love」は超?スロー・バラードです。

だいたいYOSHIKIが歌を作ってTOSHIが歌うって
スタイルが多いのですが、特にこの歌は
両者の良い所が出ているように思います。
(YOSHIKIのメロディアスなところと、
TOSHIの高音の伸びを活かすところと)(*^_^*)

この曲はオカリナで演奏されることが多いようです。
高音のソーレドドー、ソーレドドーと
続くところは何度吹いても良いですよね。(*^^)v

アメリカ映画「ゴッドファーザー」2009/10/22 演奏曲へ
フランシス・コッポラ監督、音楽ニーノ・ロータで
1972年に作られた永遠の名作ゴッドファーザーの
テーマ曲です。パート1の有名な「愛のテーマ」と
続編のパート2のテーマ曲を同時に吹いてみました。

「愛のテーマ」の方は自分の好みから云っても、
もっと早くオカリナで演奏したかった曲です。

何回吹いても気に入らないんですよねぇ。

頭の中のイメージが鮮烈であり過ぎるのか、
(ホントは演奏技術が未熟なせい…^m^)
イタリア移民独特の貧しさや哀しみが出てこない。

映画はマフィアの物語ですが、成り上がり階級特有の
憂いを表現していたマーロン・ブランドの演技は
素晴らしかった。(*^^)v

続編のパート2のテーマ曲は日本ではあまり
ヒットしませんでしたが、個人的には
結構好きな曲です。(*^_^*)

特に
ファミファラー♯ソミーー
のメロディ、
イメージですから正確ではありませんが…(^_^;)

でも、概ね感じは出てますよね。

実はこの間奏も吹いてみたのですが、どうもピタッと
来ないので省略しました。

イメージはこのピタァ感覚が何よりも大切です。(*^^)v

ところで「イメージで演奏したいんだが、どうも最初の
出だしがどの音で始まるのかよく分からない。」と
よく言われます。

答えは「どんな音でもOK」なんです。(・・?

どんな音でも曲のスタートになり得る。
ただ、それが吹き易いかどうかだけです。

自分の場合、寂しい感じの曲(短調?)はミかラで
始めます。楽しい感じの曲(長調?)はドかソです。
まずそれで90パーセントの曲はカバー
出来ると思います。
(カバーの意味は半音の数が一つないし二つで
おさまる範囲ですが…)

例えばこの曲は寂しい感じなのでラから
始めてます。

後はその音を起点に曲のイメージに
近づけるわけです。直前の音から何音階違うのか
…を次々と探り当てれば…

但し、時々間奏がうまく行かないことはあります。
どうなんでしょうねぇ。曲調が変わっているものが
あるせいでしょうか…

この辺り、さらに自分の勉強課題です。


オフコース「さよなら」2009/10/23 演奏曲へ
1979年にオフコースで小田和正さんが歌った
「さよなら」です。30年近く前の曲ですが
良いなぁ…と思うんです。(*^_^*)

どうなんでしょう。氷川きよしの最近の歌より
感覚的には今に近いのでは?^m^

メロディとか歌詞も。

(演歌は「昔と変わらない」ところが
良いのですが…(^_^;)

はて、この歌がオカリナの演奏に向いているか
どうかは(・・?

でも好きな曲って吹いていると、好きだという
気持ちが後押ししてくれるみたいです。

不思議となんとかそれらしく聴こえるものです。(*^^)v


オリビア・ニュートン・ジョン「ザナドゥ」2009/10/24 演奏曲へ
1980年のアメリカ映画「ザナドゥ(Xanadu)」は、
オリビア・ニュートン・ジョンが主演した
ミュージカル・ファンタジーです。
そのテーマ曲を吹いてみました。

この歌の最後に音がどんどん上昇する部分が
あります。ザナドゥって桃源郷の意味もある
そうですから、いかにもそこに向かって
飛び上がるような感じがよく出ています。(*^_^*)

ところで「ザナドゥ(Xanadu)」という名称は、
英語でXが最初にくる典型的な中国の都市名ですが、
本来はモンゴル(元)のフビライ(鎌倉時代に
日本にも攻め寄せた皇帝)がモンゴル高原
に建設した都「上都」に由来するそうです。

桃源郷の代名詞として使われるぐらいですから
よほど美しい街並だったんでしょうね。


倍賞千恵子「みかんの花咲く丘」2009/10/25 演奏曲へ
童謡の「みかんの花咲く丘」は1946年終戦直後に
作られた歌だそうです。
メロディがゆったりとして、牧歌的ですので
オカリナの音色に合います。(*^^)v

静岡のみかん畑をイメージして作曲された
とのこと。温暖な太平洋側の雰囲気がよく
出ています。

自分もみかんの産地である愛媛で子供の頃
暮らしたことがありますので、この歌の
歌詞には共感するところが多い。

海は太平洋じゃなくて瀬戸内海ですが…(*^_^*)


熊本民謡「五木の子守唄」2009/10/26 演奏曲へ
熊本民謡の「五木の子守唄」です。

昔は子守りが少女の仕事の一つだったから
漁師や馬子唄などと同じように働くひとの
唄だった。さらにそれを聴いて育つ子供
のための音感教育でもあったわけです。

しかし、その歌詞は下記のとおり
哀愁を通り越して、あまりに厳しい
当時の生活を表しています。

1.おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先ゃおらんと
盆が早よくりゃ 早よもどる

2.おどまかんじんかんじん あん人たちゃよか衆(し)
よか衆ゃよかおび よか着物(きもん)

3.おどんが打死だときゃ 誰が泣(に)ゃてくりゅか
裏の松山ゃ せみが鳴く

4.せみじゃござらぬ 妹(いもと)でござる
妹泣くなよ 気にかかる

5.おどんが死んだなら 道端(みちばち)ゃいけろ
ひとの通るごち 花あげる

6.辛(つら)いもんだな 他人の飯(めし)は
煮(に)えちゃおれども のどにたつ

とりわけ、3、4、5番などは、ヨーロッパの
子守唄の歌詞「眠れ良い子よ」など幸せそうな
状況との落差に愕然とします。

昔のNHK朝ドラ「おしん」の世界ですよね。

この唄が歌われた頃はその状況がドラマじゃ
なくて、赤ちゃんに聴かせるような、普通の
日常生活だったんだなぁ…って、あらためて
感じさせます。


スコットランド民謡「ロックローモンド」2009/10/28 演奏曲へ
「ロックローモンド」はスコットランドの
バグパイプによる演奏で有名です。

スコットランド西南部のローモンド湖を歌ったもの
です。ご承知の通り17世紀後半のイギリスでは、
名誉革命によってカトリックからプロテスタントに
宗教体制が移行しました。

そこでスコットランドのカトリック勢力がイングランド
に対して叛乱を起こしたときの歌がロックローモンド
です。

だから曲調が勇ましくもあり、また同時に敗残の
哀愁をも帯びています。

♪
Oh we twa ha'e pass'd
sae mony blithesome days
♪
スコットランド独特の方言ですから
よく意味が分かりません。

仕事で当地に行ったこともあるのですが、
相手が標準英語で話してくれないと
スコットランド訛りではさっぱり
通じませんでした。(^_^;)

一般的にはイギリス英語のほうがアメリカ英語より
日本人には分かりやすいのです。

でも土地の人々が酒場で話し合ってるところは
まるで鹿児島弁か青森弁同士の会話のような…

おらの畑の今年の出来は…とか、ごく普通の
会話でしょうけどね。^m^


カーペンターズ「トップオブザワールド」2009/10/29 演奏曲へ
カーペンターズのイエスタデーワンスモアと並ぶ
1970年代のヒット曲「トップオブザワールド」です。

オカリナでは、高音部のシドレー、ドレミー、レミ、
ファ、ファ、ファ、ドレーのファが綺麗に出るか
どうか(・・?

練習のときには何回も同じ部分を吹いたり、
ロングトーンで高音のファを吹いたその響きのまま
曲中で音が出るように訓練するんですが…(^_^;)

この曲なんかまだファ、ファ、ファ、と
続くので同じ指の支え方で吹けるから
まだましなんです。

曲の中で指を動かしながらのファはロング
トーンのファとは違ってやはり弱々しい…

またファに気を取られすぎるとミがかすれたり
して…オカリナ初心者の苦労は尽きません。^m^


ニニ・ロッソ「夜空のトランペット」2009/10/30 演奏曲へ
ニニ・ロッソNini Rossoの「夜空のトランペット」
Il silenzioは1964年に発表されましたが
彼の曲のなかでは最も有名ですよね。

学生時代に友人からトランペットを
教わりながら、なんとかこれだけは吹ける
ようになりたいと連日練習したのを
想い出します。

トランペットは弱音器を装着すれば別ですが、
騒音はオカリナの比じゃありません。

近隣に響き渡りますから…息と音が半々に
交じり合った脱力感あふれる下手特有の
メロディが。(^。^)y-.。o○

その点、オカリナは音にならない音?が
少ない。最高音のファぐらいじゃないで
しょうか。でも息と音が半々ってのは、
初心者はしょっちゅうですが…^m^


倍賞千恵子「春風・フォスター」2009/11/01 演奏曲へ
明治36年(1903年)に唱歌として選定された
「春風」の原曲はフォスターStephen Fosterの
「主人は冷たい土の中に」Massa's In De Cold 
Groundです。

唱歌では

  吹けそよそよ吹け、春風よ
  吹け春風吹け、柳の糸に

と、のどかな歌詞ですが、原曲では
綿花畑を仕切っていた主人が亡くなり、そこで
働いていた黒人達が、優しかった主人を偲んで
嘆き悲しむといった歌詞のようです。↓

  主人は黒人たちに愛されていた
  彼はとても優しかったから
  残された彼らはただ嘆き悲しむばかり

全然イメージが違います。(^_^;)

しかしいずれにしてもメロディは吹きやすい曲です。
唱歌はほとんどそうですが…

逆に言えばフォスターの曲は唱歌になるほど
メロディがシンプルってことでしょうね。(*^^)v

WANDS「時の扉」2009/11/02 演奏曲へ
WANDS第二期前半の1993年にヒットした「時の扉」です。
懐かしいメロディですよね。(*^_^*)

時の扉という題名からじゃないですが、なんか
時代のメロディってあるように思うんです。

独特のメロディパターンというか…

それってどうなんでしょう。
古いと感じるか?新しく感じるか?の違いは単に
その曲がヒットした時代の後先だけではないのでは。

最近の曲でも古いと感じる歌ってあります。
主として演歌系…結構好きですが。(^_^;)

うまく表現できませんが、従来の音楽のパターンから
逸脱する方に向かってる曲を自分は新しく感じる。
新鮮だから。^m^

それはいつまでも新鮮じゃなくて、時代に定着すると
飽きられて次の新しいパターンに移ってゆくので
しょうけど。

で、最近思うんですが、人間の聴力ってどれほどの
逸脱に耐えられるんでしょうか。

ロック系の音楽なんか、雑音にしか聴こえないって
高齢者の方はおられます。

それが高齢者じゃなくて、若い世代の人々が
耐えられる限界のようなものって
存在するのでしょうか。

仮にジェット機のエンジン音のようなものに
音楽がなった場合とかね。^m^

つまり音楽における「時の扉」は、
どれだけ「開く余裕」があるのか…(・・?


アメリカ民謡「アメイジング・グレイス」2009/11/04 演奏曲へ
日本で「アメイジング・グレイス」は岩谷時子の詞で
本田美奈子が歌ったことで有名です。

本来は讃美歌(第2編167番)で、ニューヨークの
9・11テロの後、追悼のためにアメリカ各地で
歌われたそうです。

♪Amazing grace! how sweet the sound
That saved a wretch like me
I once was lost, but now am found
Was blind, but now I see.♪

驚くべき神の恵み…が何故航空機テロで何千人もの
人々が犠牲になった後で歌われたのか(・・?

3番
Through many dangers, toils, and snares
I have already come
'Tis grace hath brought me safe thus far
And grace will lead me home 
5番
Yea, when this flesh and heart shall fail,
And mortal life shall cease,
I shall possess, within the veil,
A life of joy and peace.
6番
The world shall soon to ruin go,
The sun refuse to shine;
But God, who called me here below,
Shall be forever mine.

などの歌詞を聞くと、なるほどと納得する
部分は多い。

特に6番の
The world shall soon to ruin go,
The sun refuse to shine;
なんかは、あの貿易センタービルが崩壊し
上空を砂塵が覆ったのを目の当たりにした
人々にとっては、まさに実感として歌われた
のではないでしょうか。

オカリナでもこの曲はよく演奏されます。
使用音域が狭いのとフレーズの最後の音を
伸ばすところがオカリナに向いてるから。(*^^)v





ビング・クロスビー「峠の我が家」2009/11/05 演奏曲へ
「峠の我が家」はアメリカのカンサスで1870年代に
作られたものです。当初はMy Western Homeと
呼ばれてましたが、現在の原題はHome on the
 Rangeです。カンサスだけではなく、アメリカ
西部の非公式の国歌だと言われるほど人々に
親しまれています。

♪
Oh, give me a home where the buffalo roam, 
Where the deer and the antelope play, 
Where seldom is heard a discouraging word 
And the skies are not cloudy all day. 
 
Home, home on the range,…
♪

このHome, home on the rangeのフレーズが
メロディも歌詞も秀逸ですよねぇ。(*^^)v

アメリカの故郷であり、原点なんでしょう。

この種の曲は、最もオカリナの得意とする
分野です。その音色の素朴さと響きが深い
郷愁を醸し出します。


ビリー・ヴォーン「浪路はるかに」2009/11/08 演奏曲へ
1957年にリリースされた「浪路はるかに」
Sail Along Silvery Moonはいかにも
ビリーヴォーン楽団Billy Vaughnらしい曲です。

この曲だけではなく、この楽団の
演奏する曲は全て潮の香と波の響きを感じさせます。

寄せては返すメロディを、ゆったりと、
のんびりとした海で寛いでいる気分で
吹いてみました。

ビリーヴォーン楽団は管楽器の響きが美しい。
繊細さには欠けますが、大きく包容する感じが
ありますよね。(*^^)v

オカリナでこの曲を吹くときに、あまり高音管では
合わないと思います。低音部の響きが波のように
ザッブーンと迫ってこないと…

そういった意味ではソプラノF管は音が高すぎるかも
知れません。波じゃなくて小川のせせらぎのような…^m^


アンディ・ウィリアムズ「トライ・トゥ・リメンバー」2009/11/09 演奏曲へ
1965年頃にヒットした「トライ・トゥ・リメンバー」
Try to Remember個人的には結構好きなんです。
オカリナでも吹きやすいし…(*^_^*)

1960年に初演されたミュージカル「ファンタス
ティックス」の曲らしい?
作詞はトム・ジョーンズですが色んな人が歌ってます。
フランク・シナトラ、ブラザーズ・フォー、
アンディ・ウィリアムズAndy Williamsとか。

オールディーズの曲って歌詞もメロディも
ストレートでしょう。
♪
覚えておいて欲しい想い出がある。
輝いていた青春がある。
♪
吹いていても気持ちが前向きになる。
癒し系ですよね。
オカリナにピッタリです。(*^^)v

布施明「シクラメンのかほり」2009/11/10 演奏曲へ
「シクラメンのかほり」は小椋佳が作詞作曲し
布施明が1975年に歌ってヒットしました。
(小椋佳、本人も歌ってますが…)

シクラメンの香りってこの曲が作られた時代には
ほとんどなかったそうです。(^_^;)
その後、品種改良により香りのあるシクラメンが
出来たとか…(歌のせいかも^m^)

さてオカリナの場合、同じ音が短い間に続くと
プツプツと切れるような感じになります。

そこでそれぞれの音の間を完全には空けずに
続けるように吹き、強弱でリズムをつけると
結構聴けるかなと…。(*^^)v

小椋佳の歌はあまり音域が広くないこと、
またメロディ的にも癒し系なのでオカリナには
向いているのではないでしょうか。

ポール・モーリア「雪が降る」2009/11/11 演奏曲へ
1963年アダモの「雪が降る」をポール・モーリアが
カバーしたものです。

本来はシャンソンだったようですが、
安井かずみの名訳詞、
 雪は降るあなたは来ない
ですっかり日本の歌のように感じます。(*^^)v

雪が激しく吹雪のように降るのではなくて
ゆっくりと舞い落ちるようなメロディです。

当時は今より寒かったでしょうからこの歌が余計に
心に滲みたのでしょう。ところが今日では、地球
温暖化の影響で北極の氷が溶けて北極熊の生存が
危ういとのこと。

そのうち、「昔は平地でも雪が降ってなぁ」
とか言うようにならなければ良いが。(^_^;)

ズバリ、東京の土地売って今が北海道の土地を
買い占める時期かもね?

で、北海道の大地に雪が積もるのを
みながら悠然とオカリナを吹く。(*^^)v


福山雅治「夢の途中・薬師丸ひろ子」2009/11/12 演奏曲へ
映画の「セーラー服と機関銃」は1981年に
薬師丸ひろ子が主演で公開されました。
その後すぐ原田知世が主演でドラマにもなったそうです。

さらに2006年に長澤まさみと堤真一でドラマ化されたのは
記憶に新しいのではないでしょうか。

最初の映画の主題歌として来生たかおの「夢の途中」が
使われ、薬師丸ひろ子が歌って大ヒットしました。

テレビのなかで映画のコマーシャル用に薬師丸ひろ子が
この歌をバックに機関銃をバリバリと撃ちまくって、
「カイ、カン」と言う場面があったそうで…、
当時の流行語にもなったとか。(*^^)v

最近ではYouTubeで福山雅治がこの曲をカバーしてるのを
聴きました。

さすがに「カイ、カン」まではカバーしてませんでしたが…^m^



ブラザーズ・フォー「懐かしきケンタッキーの我が家」2009/11/13 演奏曲へ
フォスターの「懐かしきケンタッキーの我が家」
"My old Kentucky home"を聴くとケンタッキー
フライドチキンのCMを想い出します…^m^

アメリカ・ケンタッキー州の州歌としても歌われて
いるそうです。フライドチキンの原産地か(・・?

冗談はさておき、この曲が作れた頃はまだ黒人奴隷
制度が残っており歌詞のなかにも
♪
Weep no more, my lady
Oh, weep no more today!
♪
など当時の黒人女性の悲惨な境遇を描写した
フレーズが残っています。

以前にも書いたかも知れませんが、アメリカ南部の
ガソリンスタンドで丁度アフリカ系アメリカ人
(今ではそう呼ばないと差別になるそうです。)
が給油してくれて、少し話しをしたことがあります。

彼はアメリカにおける人種の順番を一番白人、
二番目は黒人、三番目が我々日本人を含む
アジア人、最後がヒスパニックだと
考えているようでした。どうもアメリカ大陸に
渡ってきた順番と勘違いしているようで…(^_^;)

本来一番になるはずのアメリカ原住民(インディアン)
のことは、すっかり忘れているようでした。
そもそも南部にはあまりインディアン居留地が
少なかったせいだったのかも知れません。

いずれにしても差別意識は根深いものですね。
他者を差別することは自らのアイデンティティと
プライド?を維持する心理的な装置なのかも…

フォスターは白人ですが、黒人に対して
理解のある層に当時は属してはいたようです。
それでも、黒人をやはり一段下に見ていたことは
否めません。

さて、寒いときにオカリナを最初に吹くと
ひび割れた音になりがちです。
予め暖めておくと良い音がでます。
しかしなによりも数曲吹いておくのが
指の動きも一緒にトレーニング出来て、
ベストです。(*^^)v

この曲は敢えて、試しにいきなり吹いてみました。
全体的に音がひずんでいること、またその中でも
最初よりは後半の方が音の伸びが少しましになって
いることがお分かりでしょうか?


アルフィー「星空のディスタンス」2009/11/14 演奏曲へ
1984年に発表されたアルフィーTHE ALFEの17枚目の
シングル「星空のディスタンス」です。

TBSテレビドラマ「無邪気な関係」の主題歌だった
そうですが、ドラマは全然知りません。

この曲はテンポと威勢が良いので好きです。(*^_^*)

オカリナの演奏に向いているとは思いませんが、
「好きだ」って想いが吹くのを後押してくれます。

当時は若かったアルフィーのメンバーもすっかり
オジサンになってしまいました。(^_^;)

でも今のアルフィーも良いですよね。(*^^)v


テレサ・テン「つぐない」2009/11/15 演奏曲へ
最近テレサ・テン(ケ麗君)のTV特集があったらしく、
母からのリクエストで1984年にヒットした
「つぐない」を吹いてみました。

「まぁどぉ〜にぃ西陽がぁ〜あたる部屋はぁ〜」の
出だしが難しい。

オカリナは指で穴を押さえて音程を
調節する楽器ですが、吹く息の強弱で
かなり音が上下します。

尺八ほどではないにしても、やはり
音を作っている感覚はありますよね。
そこが面白いところでもあるのですが。

なかなか、イメージ通りの
「まぁどぉ〜にぃ西陽がぁ〜」
にならないものだから、ず〜と同じところ
を吹いている。

それがオカリナの練習を聴いている人に
とっては苦痛なんでしょうね。
まぁロングトーンの練習よりはメロディが
あるから、ちっとはましでしょうが…(^_^;

そもそもテレサ・テンの歌い方が独特です
よね?それをオカリナで真似すること自体
かなり無理があるのは分かっているんですが。

うちの母はイメージが違うと、一曲全部演奏が
終わってから「出だしちょっと違うみたい…
もう一度やってみてぇ」とか平気で言う
タイプなもんですから。こちらも苦労する
わけでして…(^_^;)

どうでしょう?
少しは雰囲気出てるでしょうかねぇ?

アンディ・ウィリアムズ「ダニー・ボーイ」2009/11/16 演奏曲へ
アンディ・ウィリアムズの「ダニー・ボーイ」を
吹いてみました。

この曲は結構以前に録音したものです。
と言っても一年ちょっとではありますが…
もう少し上手に吹ける気がして今までアップ
しなかったんですが、以前録音したものを今
聴いてみるとあまり現在の吹き方と変わらない
じゃないですかぁ…
って、全然進歩してないってこと?^m^

原曲はアイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」
Londonderry Airだそうですが、「ダニー・ボーイ」
の方が日本では、はるかに有名ですよね。(*^^)v

O Danny boy, the pipes, the pipes are 
calling From glen to glen and down the
 mountainside ... O Danny boy, O Danny boy,
 I love you so.♪

戦いに出かける我が子を想う母親の気持ちを
歌ったものだそうです。


博多民謡「黒田節」2009/11/17 演奏曲へ
最近女性でも日本酒を好まれる方が増えたので
豪快な博多民謡「黒田節」を吹いてみました。

面白いなぁと感じるのは、西欧の音楽と日本民謡とで
拍子が反対になることです。

餅つきで言えば、ペッタンと杵で餅をつく
タイミングが西欧音楽で、合いの手で餅を裏返す
タイミングが日本民謡です。日本の場合、間で
拍子を取るわけですね。

老人ホームなんかでお年寄りが多い場合、民謡は
良いのですが、普通のポップス系の曲を演奏すると
手拍子が混じってしまうことがあります。

ペタペタペタペタとなって実に演奏しづらい…(^_^;)

そこで司会の人が手を大きく振りながら手拍子を
取ってくれるのですが、頑固な人がなかには
おられて…

殆どの人がペンと拍子を取ってくれるなか一人だけ
それに合わせないので、ペンタ、ペンタ、ペンタと
なってこれもやりづらいものです。^m^

でもオカリナの音色やメロディは癒し系ですから、
お年寄りには向いているのではないでしょうか。
若いときに聴いた曲だとその時代の想い出が
甦りますので、若返りの効果があるかも。(*^^)v



オードリー・ヘップバーン「マイフェアレディ」2009/11/18 演奏曲へ
1956年のオードリー・ヘップバーン、レックス・ハリスン
主演の映画「マイ・フェア・レディ」My Fair Lady 
の挿入歌「踊り明かそう」I Could Have Danced All Night   
です。

なんと言ってもオードリーは男性にとって永遠です。
(*^_^*)

ローマの休日でも、このマイ・フェアレディでも
女性としての品位上昇度?が素晴らしい。
その落差にくらくらするぐらいです。

つまり、ローマの休日では市井の女性の姿から
最後の王女に戻ったとき、またマイ・フェアレディ
では下町の娘からレディになったとき、それぞれ
の気品と美しさと可愛さと…

さすがにこの歌は吹き替えのようですが、
I Could Have Danced All Night
with Audrey!
とレックス・ハリソンだけじゃなく、世の中の
全ての男性諸氏は思いますよね。(*^^)v

オカリナも若干調子に乗って上ずってますが…^m^

特に最後のフレーズ:

ドドドドーシーシー
ミソシレードドー
ファラドミーレーファーーミードーー

は喜びが爆発したようで、大好きです。\(^o^)/

倍賞千恵子「庭の千草」2009/11/19 演奏曲へ
アイルランド民謡「庭の千草」の原題は
The Last Rose of Summerです。

しかしこれが明治時代に翻訳されたときに
何故かバラが千草に変わってしまった。

当時はバラよりも千草のほうが日本人には
親しみやすかったのかも知れません。

♪
庭の千草も 虫の音も
枯れて淋しく なりにけり
あゝ 白菊 あゝ 白菊
ひとり遅れて 咲きにけり
♪

そこで原曲の夏のバラのイメージではなく
秋の千草のはかなげなムードで吹いて
みました。(*^^)v

でもバラも千草の一種だと言われれば…(・・?


サイモン&ガーファンクル「サウンド・オブ・サイレンス」2009/11/20 演奏曲へ
1966年映画「卒業」で有名になったサイモン&
ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」です。

この曲だけでなく、一般的にサイモン&ガーファンクルの
歌はオカリナで演奏されることが多いようです。
どことなく鄙びたシンプルなメロディがオカリナに
合うのではないでしょうか。

オカリナを吹く人の好みでもあるのでしょう。(*^^)v

サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」2009/11/21 演奏曲へ
1970年に大ヒットしたサイモン&ガーファンクル
Simon & Garfunkelの「明日に架ける橋」、原題が
Bridge Over Troubled Waterです。

YouTubeなんかでこの曲を聴くと同じ二人が
歌っているのに動画によって微妙にメロディが
違います。

不思議に思って楽譜を調べてみると出版社によって
微妙に違います。

自分がオカリナを吹くときもその時々でかなり
違います。これは技術のせい…^m^

色々吹いてみて気付いたんですが、楽譜や実際に
歌ってるものより、自分の持っているイメージ通りに
吹くのが一番「それらしく」聴こえる。

自分の「それらしく」を聴いてくれた人々の中で
感性が比較的近い人だけが、「それらしく」聴いて
くれるってことじゃないでしょうかねぇ。(*^^)v


森進一「おふくろさん」2009/11/22 演奏曲へ
森進一はご承知の通り一時、作詞家川内康範の
抗議により、1971年からず〜っと歌い続けてきた
この「おふくろさん」が歌えませんでした。

昨年からようやく歌えるようになったようなので
オカリナで吹いてみました。(*^^)v

森進一の歌って、これまでの人生の苦労が
一杯つまっているようで…

だからあれだけ声が震えるのかも。^m^

一般的にオカリナにはシンプルで透明感のある
メロディが合うのです。はっきり言って涙と苦労の
演歌には向かない。

だからオカリナが好きな人の中で演歌ファンは
少ないようです。

特に森進一の歌なんか普通に吹くと
味も素っ気もない。(^_^;)

そこで、まぁ敢えてそんな演歌をオカリナで
吹く秘訣は↓
高音域を切れ切れに切なげに吹くことと
低音域でビブラートをかけ、少し濁ったような音を
出すことでしょうか。

こうすることでちょっぴり「それらしく」聴こえるって
思うですが、いかがでしょうか。(・・?


フリオ・イグレシアス「黒い瞳のナタリー」2009/11/23 演奏曲へ
1982年にフリオ・イグレシアスJulio Iglesiasが
歌って「黒い瞳のナタリー」Nathalieは有名に
なりましたが、原曲は「黒い瞳」というロシア民謡です。

最初の「ナタリー」って叫ぶところなどが
スペイン風のアレンジで後半がロシア民謡調に
なってます。

オカリナとしてはメロディがスムーズなロシア風の
部分が合うようです。(*^^)v

しかし母なんかに言わせると昔、
「黒い瞳の若者がぁ〜ぁ」ってロシア民謡があったけど
少しメロディが違うようだと申しております。(・・?

歌声喫茶?とかいう店があり、みんなで歌集を
見ながら合唱したそうです。(*^_^*)


秋川雅史「千の風になって」2009/11/24 演奏曲へ
「千の風になって」は秋川雅史が2006年の紅白で歌って
大ヒットした曲です。のびのびとしたテノールで歌う
「千の風になって」も良いですが、作詞者の新井満が
しみじみと歌うのも、また捨てがたい味があります。

A.人は亡くなっても愛する人の側で永遠に
その人を見守っているってイメージは
普遍的に人間にとって魅力ある想い
なんでしょう。

B.それとは逆にいつまでも亡くなった人の
恨みが…っていうイメージが嫌われるのと
正反対の意味で。

ということはB.の負のイメージが余計に
A.の愛のイメージを光輝かせてるってことに
なりますよね。(*^^)v

さてオカリナを演奏する人でこの曲を吹いたことがない
人はないほどよく演奏される曲です。

逆に言えばそれほどオカリナに合う伸びやかで
シンプルなメロディの曲が今少なくなって
きているのでしょうね。(^_^;)

ペギー・リー「ジャニー・ギター」2009/11/25 演奏曲へ
「ジャニー・ギター」Johnny Guitarは1954年、
日本名で「大砂塵」という西部劇のテーマ曲です。

当時日本でヒットしたのかどうか分かりません。
この映画もテーマ曲も…(・・?

普通Johnnyはジョニーと言われますが、当時は
より米語に近く「ジャニー」と言われたんですね。

(「ジャニー」と言うとJourney→旅と間違い
そうな…)

ジャニーというのはさすらいのギター弾き
であると同時にガンマンの名前です。

(でも「さすらい」のだからJourney→旅ギターでも
問題はなかった…(*^^)v

この歌はそのジャニーが歌うのではなく、
かっての恋人である酒場の女主人(ジョーン・
クロフォード)がギターを抱えて歌うのです。
(ジャニーが撃合いで死んでしまう前なのか
後だったか…)

その崩れた美しさと捨て鉢な態度のなかに
ジャニーを想う気持ちが込められており
泣ける場面です。

アメリカではペギー・リーPeggy Leeが歌って
当時は結構ヒットしたようです。
日本でも伊東ゆかりがこの曲をカバーしています。

単調(曲も短調…^m^)なメロディなんですが、
不思議な味があって好きです。

特に最後の:
ドシドー、シラシー、ラーソ♯ーラー
のフレーズは余韻が残って素晴らしい。(*^_^*)

美空ひばり「愛燦燦」2009/11/26 演奏曲へ
「愛燦燦」は美空ひばりのために小椋佳が
1986年に作詞・作曲したものです。

美空ひばりって楽譜は読めなかった
ようですが、どんな曲でもイメージが掴めれば
歌えたそうです。例え英語の歌でも。

音感とリズム勘が抜群だったんでしょうね。
曲それぞれが持つ雰囲気と情感をそのまま
歌えたって素晴らしいことです。

オカリナも曲のイメージさえあれば吹ける人が
居ます。音とリズムが自動的に息と指の運動に
変換されるから効率的です。

自分の場合は、まずイメージー>それからそれを
オカリナ用に転調して音符に変換ー>ドレミファで
ブツブツ歌う(これをやらないと、曲の
イメージがオカリナで固まらない…(*^_^*)

ー>掴めたところで始めてオカリナを吹きだす。
ー>何度も吹きなおしてイメージを高める。
(カッコ良さそうに聞こえますが、要は
トチらないようにしているだけ…^m^)

それから録音。YouTube用にスライドショー作成、
YouTubeとホームページ、Blogにアップ。
こうして曲の感想も書く。…っと。

やっぱりオカリナが相当好きじゃないと、
やってられませんよね。(^_^;)


ポール・モーリア「サントワマミー」2009/11/27 演奏曲へ
このシャンソンは越路吹雪が歌ったことで日本でも
有名になりました。
本来はアダモの歌…(・・?

サントワマミーって、フランス語では↓

Sans toi, m'amie

ma amie だから本来は女性の友人(恋人)を
呼ぶ表現です。
Sansが 無しで toiが あなた
「あなた無しでは、私の恋人よ」と言ってる
訳です。

従ってフランスでは男性から女性に対する歌だったのを
越路吹雪が女性から男性に対する歌に代えたの
ではないでしょうか。

当時は男性は凛々しく強くなければというイメージ
があったから、「あなた無しでは、私の恋人よ」じゃ
都合が悪かったので、一般的には弱々しいと
「思われていた」女性の歌として日本では
流行ったでしょう。

最近ではこの歌を忌野清志郎もカバーしました。
ようやく日本もフランス並みに男性が歌うように
なったんですねぇ。(*^^)v


山口百恵「いい日旅立ち」2009/11/28 演奏曲へ
「いい日旅立ち」は1978年にアリスの谷村新司の
作詞作曲で山口百恵が歌ってヒットしました。

当時JRの旅行誘致キャンペーン・ソングだった
ようですが、名前が良いので結婚式や卒業式でも
歌われたとのことです。

母が懐かしいのでぜひ聴きたいというリクエストに
応えて練習したものです。


ミッチ・ミラー合唱団「テキサスの黄色いバラ」2009/11/29 演奏曲へ
「テキサスの黄色いバラ」はアメリカ南部に伝わる
古い民謡で1955年にミッチ・ミラーMitch Miller
合唱団のレコーディングにより世界的に有名に
なりました。

ラベルのボレロのように遠くからメロディと歌が
聴こえてきて、目の前を通り過ぎ、遠くへ去って行く
ような構成だったように記憶しています。
(1955年じゃなくて、はるか後に他の西部劇や
フォスターの歌と一緒にレコーディングされた
ものですが…)

メロディが行進曲風だったので、南北戦争時代の
南軍の歌かと思ってましたが、実際はテキサスが
メキシコから独立した時代の歌のようです。

さて、オカリナのレパートリーも100曲を超えると
この程度の曲だと、試しに数回吹けば
演奏できるようになります。

記憶の中にメロディがはっきりとイメージ
できているものほど、演奏出来るまでに要する
時間が短い。

これは独学自習で家で吹いておられる方に言えると
思うんですが、ご近所の方に迷惑をかけないためには
一応音楽というか、曲の体裁で聴こえるものが良いと
いうことです。

ロングトーンの基本練習なんかは単に雑音にしか
聴こえないから苦情が出易い。

出来ればだれもが知ってる曲を通して吹くのが
一番ご近所の苦痛にならない。

5曲程度を一曲2回繰り返して30分〜45分でしょうか…

また毎回同じ曲ばかり吹いてると飽きられるので
出来るだけ様々なレパートリーから色々と吹くのが
望ましい。

練習兼演奏会?のつもり…^m^

こうすれば本格的に上達しないかも知れませんが
色々な曲が短時間で吹けるようになり、さらに何より
カラオケボックスに行かなくてもなんとか家で練習する
ことが可能になります。(*^^)v


イルカ「なごり雪」2009/11/30 演奏曲へ
「なごり雪」は本来かぐや姫の歌だったそうですが
1975年にイルカさんが歌ってヒットしました。

この曲好きなんですが、同じ音が細かく
続くところをオカリナで吹くのがどうも難しい…(^_^;)

それにしても、イルカさんは顔、スタイル、声
何をとっても変わりませんよねぇ。(・・?

若いときから…^m^

自分もオカリナ始めたときから音程、メロディ、
音質と何をとっても変わりません。
(アルトC管からソプラノF管に変えたときには
さすがに音程は高くなりましたが…^m^)

全然、進歩してないからかぁ…(*^_^*)

しかし、大事なことは上達するか
どうかではなく、オカリナを吹くのが
楽しいかどうかです。

イルカさんが変わらないのも、歌っているのが
楽しいからじゃないでしょうかねぇ。(*^^)v

レイモン・ルフェーブル「愛の讃歌」2009/12/01 演奏曲へ
「愛の讃歌」は中間の語りの部分が難しい。
前後の歌はシャンソンらしく伸び伸びと吹けば
良いのですが、語りの部分は歌詞がないから
どうしても単調になり易い。

オカリナの演奏はアンダンテ・カンタービレ
(ゆっくりと歌うように)が基本ですから、
…野だめカンタービレじゃなく…^m^
自分が実際に歌える以上に、上手には吹けません。

そのときに、その歌が本来持つ情感をどれだけ
掬いとれるかが、オカリナの演奏を決めます。
多分それはテクニック以前の感性の問題
ですが。

1950年に作られた愛の讃歌もエディット・ピアフ
Edith Piafの全人生が込められています。
それが今でも私たちを感動させるのでしょう…


中島みゆき「時代」2009/12/02 演奏曲へ
「時代」は1975年の中島みゆきさんの曲なんですが、
古さを感じさせない。

この歌を聴いていると、いつも泣けてくる。(/_;)

オカリナ吹いていて思うのは、メロディしか
その曲を表現できないけど、どこか歌詞が
身体のどこかに残っていて、それが流れ出して
くるんじゃないでしょうかねぇ。

自分の過去の経験が音の流れに浮かび
上がってきて、それを吹いているような気が
するんですよ。


アンディ・ウィリアムズ「ある愛の詩」2009/12/03 演奏曲へ
「ある愛の詩」は1970年に公開されたアメリカ映画です。
テーマ曲はフランシス・レイが作曲しアンディ・
ウィリアムズが歌って当時日本でも大ヒットしました。

母の話ではこのテーマ曲が良いので、どんなに
素晴らしい映画かと期待したが、全然面白く
なかったそうです。

当時、悲恋物語で恋人の女性側が亡くなり男性側が
生き残るケースが多かったようで、日本でも
「愛と死を見つめて」で吉永小百合さんの人気が
いっきに高まったとのこと。
こちらの日本映画の方がはるかに感動したと
言っておりました。

最近は、タイタニックなんかでも男性側の恋人が
亡くなるケースが増えているようです。

女性が強くなった時代の流れでしょうかねぇ。^m^


明日に向かって撃て!「雨にぬれても」2009/12/04 演奏曲へ
「雨にぬれても」Raindrops Keep Fallin' On My Headは
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード主演の
1969年の映画・明日に向かって撃て!Butch Cassidy 
and the Sundance Kidのテーマ曲です。

メキシコ兵が周囲をとりかこんで銃を構えている
ど真ん中に、二人で突っ込んで行くラストシーンは
感動的でした。

「雨にぬれても」って銃弾の雨にぬれてもの
意味かも…^m^

リズミカルなこの曲はオカリナで吹かれる機会が
多いものの一つです。

プロが演奏会で人に聴かせる場合は、何度も練習して
ほとんどミスがないようにするのが普通ですよね。

でも、素人が一人で吹いているときは吹いている
本人が聴衆でもあるわけです。音を聴きながら
楽しみがないと面白くない。つまり確実に
ミスなく吹ける状態より、ひょっとしたらミスする
かもしれない程度で吹いてみて、思わず上手に
吹けたりすると嬉しいのです。

不確実な要素が混じっていること、(勿論確実に
滅茶苦茶じゃだめですが…)演奏が想定外の
音やメロディに繋がる魅力ってあると思うんです。

音が次の音を生み出すようにメロディが続く
感じというか…
そこに新鮮さがある。何度も繰り返して決り切った
旋律しか期待できないと素人は飽きてしまう。

プロは確実性がないと困るでしょうが…。プロは
自分よりも聴衆のために演奏しているのですから。

素人は素人なりの楽しみがある。(*^_^*)

もっともっと一人でオカリナを吹いている人達が
その人なりの演奏をWEB上で公開されれば、
楽しいと思うんです。

そんな輪がどんどん広がれば、音楽を演奏する
楽しみがもっと身近になるんじゃないでしょうか。
「明日に向かって吹け」(*^^)v


秋元順子「愛のままで」2009/12/05 演奏曲へ
2008年にブレイクした中高年女性の星!秋元順子さんの
「愛のままで」を吹きました。(*^_^*)

この曲は母が好きで随分実家で演奏しました。
ひょっとしたら母もデビューを考え始めたとか…^m^

この「愛のままで」は「原曲のままで」
ではありません。イメージをベースに勝手気ままに
吹いてますから、いわば暗号のようなものです。

で、聴いてる方はその暗号をご自分の記憶で
元に戻しておられるわけです。

つまり暗号化と非暗号化のプログラムが双方の脳内で
自動的に処理されている訳です。(^_^)v

コンピュータの場合はデジタルですから正確に
暗号化されますが、人間はアナログですから
暗号化も不安定ですし、復元するのも聴いてる人に
よって様々です。

つまりどのように聴こえるか?って聴いてる人の
記憶に依存しているわけです。

言い換えれば聴いてる人だけの「曲のままで」…(^_^;)


辛島美登里「サイレント・イヴ」2009/12/06 演奏曲へ
1990年TBSドラマ「クリスマス・イブ」の主題歌
辛島美登里の「サイレント・イヴ」です。
(ドラマの題名が「イブ」で歌の方が「イヴ」^m^)

実はこの曲最近まで知らなかったんです。
そもそも20年近く前の歌ですから…

多分オカリナを吹いてなければ、ずっと
知らないままかも。^m^

テレビで80〜90年代のヒット曲集を
やってまして、この歌が流れました。

聴いたとたん「オカリナで吹けそう!」って
ピ〜ンと来ました。(*^^)v

近頃どんな曲を聴いても、まずオカリナで吹けるか
どうかが最初の関心になります。(^_^;)

音の高低差が少なく、メロディがゆっくりしたもので
あればOK!

そういった意味では、80〜90年代のヒット曲って
吹けそうな曲が多かったなぁ…(^_^)v

オカリナ初心者にとっては10〜20年ほど
タイム・スリップすれば、ちょうど良い曲が
いっぱい。(*^_^*)


ウルフルズ「明日があるさ」2009/12/18 演奏曲へ
ウルフルズの「明日があるさ」は本来、坂本九が
1963年に歌ったものです。
なんと作詞が前都知事の青島幸男さん…

以降、CMに使われたり、選抜高校野球の
入場行進曲になったり、最近ではウルフルズや
吉本のRe:Japanが歌いNHK紅白歌合戦にまで
出場したのは記憶に新しいところです。

「明日があるさ」って言葉が人々に希望を
抱かせてくれるところが、この歌の人気の
秘密なんでしょうね。

簡単なメロディなのでオカリナ初心者向けです。(*^^)v


ビング・クロスビー「ホワイト・クリスマス」2009/12/22 演奏曲へ
「ホワイト・クリスマス」は1954年のミュージカル映画
でビング・クロスビーによってこの曲が歌われました。
以後、クリスマスの頃には世界中で半世紀以上も
歌われ続けているわけです。(*^_^*)

やさしいメロディでオカリナ初心者には
吹き易い曲ですので、みなさんも一度は
演奏されたことがあるのではないでしょうか?

降り続く雪を連想して、できるだけ音を切らない
ように吹いてみましたが、なんか雪が溶けてしまい
シャーベット状になったような…^m^


コンヴァース「星の界(よ)」2010/01/28 演奏曲へ
この曲は賛美歌312番What a Friend we have in Jesus
「いつくしみ深き」という名前でも有名です。
プロテスタント教会での結婚式に出席された方は、
ご記憶があるのではないでしょうか。

オカリナ的にも実に吹きやすい曲でお奨めです。
一般的に賛美歌系はメロディが簡素なので
オカリナの演奏に適しています。
音も素朴なので飾り気のない教会には合って
いるのかなぁと考えています。

実はグレゴリオ聖歌も結構好きでCDなんか
よく聴きます。ただ、CDの後半には大抵
寝てますが…。(-_-)zzz

特に「我ら死の道程の半ばに」という聖歌が
気に入っています。これはスペインのセイント・
ドミンゴ修道院の修道士が、崖の側で名も無き
年老いた農夫が橋を渡そうとして谷の真ん中で
宙吊りになりながら、命懸けで一心に作業している
ところを見て作曲したものと言われています。

その修道士の名も知られていません。

いつかオカリナで吹いてみたいと思ってるの
ですが、イメージがうまく浮かびません。
低音部からスタートし
ラ-シ-ド-、レドドーシー
ラ-、ミレミー
までは、できたんですが…(^_^;)


ポール・モーリア「ストレンジャー・イン・パラダイス」2010/01/31 演奏曲へ
この歌をボロディンが作曲した「ダッタン人の踊り」
が原曲のクラシックだ!と言われても、普通は
あまり知らない…。

「ストレンジャー・イン・パラダイス」が有名に
なり過ぎて本家を凌駕しております。(*^^)v

この曲、特に間奏の部分は色んな風に演奏されて
ますので、吹くにあたって実はポール・モーリアではなく
YouTubeに投稿されたトニー・ベネットの歌を参考にしました。
(ただ歌ってるメロディが簡単だったので…^m^)

要は好きなように吹けば良いのですが、やはり
ベースになる曲なり歌があったほうが演奏し易いって
ことはあります。

必ずしもというか、「必ず」、その通りには
吹けませんが。(^_^;)

しかし、「それらしく」聴こえるためには一応の
目安になります。

つまり「それらしく」は人によって千差万別ですが
やはり共通して長く記憶に残ってる部分って
あるわけです。雰囲気と言っても良いでしょう。

楽譜が持っていない何か(・・?

それがその曲を「それらしく」聴こえさせるもの
じゃないでしょうか。


スメタナ「モルダウ」2010/02/04 演奏曲へ
チェコスロヴァキアの作曲家スメタナが作った
交響詩「我が祖国」内の一曲で、日本では最も
有名な「モルダウ」を吹いてみました。

首都プラハに流れ込む優雅な河の流れを
想起させると同時に、当時チェコは
オーストリアのハプスブルグ帝国に
支配されていましたから、スメタナの祖国に
対する憂いと強烈な想いが込められているような
気がします。

オカリナを吹くときって、そんな「想い」に
浸りきって演奏するといいような…\(^o^)/

普通プロはその陶酔感なり高揚感を、聴いている
人々が嫌味に感じない程度に抑制します。

あくまでも聴衆中心ですから…

でも我々初心者は「自分の」気持ちが良ければそれで
いい訳でして、抑える必要は全くなく(ストレスを
溜めることはない)人に「趣味が悪いなぁ!」と
言われる程度まで想いを強調したほうが、
気持ち的にはスカッとします。(*^^)v

以前、日経新聞に太田(前)経財相が自らの趣味を
書いておられました。テレビで見る太田さんの
ファッション・センスって、まぁ「まずまず」です。

ところが太田さんの趣味は社交ダンスですって。
その愛用のダンス靴が新聞に載っていました。

「金ピカで太い紐付き…それを履いてラメ入りの
ドレス」で踊るそうです…。

な〜んか、そんな熟年女性っていかにも
居そうな感じですが…

福田元総理じゃないけど、「自分を客観的に見たら」
とても出来ません。

でも、そうじゃないんです。
それが良いのです!

ラメ入りのドレス+金ピカのダンス靴で
恍惚となって踊るから、「趣味な」わけでして、
たとえ悪趣味?でも、それでこそストレスが
解消されるのです。

オカリナも「ベタベタの想い」を込めて
吹くから楽しい。

男性で言えばポマードでコテコテのオールバック!
あるいは、中の柄パンが丸見えにずり下げた
Gパン!です。

そんな人目を気にしない演奏こそ、初心者の
楽しみです。

な〜んか最近オカリナ吹いても、もう一つ
「ノリが悪い」と感じておられる人は是非
試してみて下さい。

(聴いてくれる人は、
減るかも知れませんが…^m^)


モーツァルト「フルート四重奏曲1番」2010/02/07 演奏曲へ
モーツァルトのフルート四重奏曲ニ長調第二楽章です。
これだけで一つの楽章です。短いでしょう?

厳密に言えばこの曲はEndingがありません。
そのまま第三楽章に移行してますから…
自分でかってにEndingをモーツァルトの曲に
ペタとくっ付けたんです。(^_^;)

でも不自然じゃない…っかな?(*^_^*)

モーツァルトの曲ってオカリナで吹き易いんです。

多分、

A.使用音階が狭いものがある。
B.ゆったりとしたメロディ。
(特に第二楽章、アダージョとなってるものが
狙い目…(*^^)v
C.聴き慣れてる曲が多い。

せいでは、ないでしょうか。

キラキラ星からいきなりでは難しいでしょうが
かなり初心者でも「なんとか」聴けるように
吹くのは簡単です。

演歌より易しいかも…^m^

是非皆さんも挑戦してみて下さい。\(^o^)/


森昌子「城ヶ島の雨」2010/02/09 演奏曲へ
「城ヶ島の雨」は古くからある日本の唄ですが、
森昌子さんがYouTubeで歌ってるのを聴き、
あぁ吹いてみようかなぁっと。(*^_^*)

この曲は日本調です。つまり拍子が裏になる。
宴会の手拍子と同じ。
(まぁ自分の場合日本調でも西洋調でも拍子から
外れる癖は変わりませんが…(*^^)v

おまけに途中で転調までします。(短調から長調?)
また元に戻って終わりという…

最初と最後は叙情歌風なんですが、途中の転調部分が
民謡調になってしまいました。^m^

これでも普通の曲よりは大分時間をかけて、
(30分ぐらいは…)練習したんですが
なかなか思うようには吹けません。(^_^;)


ディキシーランド・ジャズ「漕げよマイケル」2010/02/11 演奏曲へ
「漕げよマイケル」Michael Row The Boat Ashoreは
本来アメリカの黒人霊歌だそうです。
ハレルーヤHallelujahって繰り返し歌ってるから、
やはりそうかも…(・・?

カントリーウェスタンでもよく歌われますが
ディキシーランド・ジャズ(Dixieland Jazz)風に
少しアレンジして吹いてみました。(*^^)v

オカリナはピアノやギターと違い一人では
伴奏できない楽器です。

それを敢えてやってみましたぁ。(*^_^*)

ちょっとハーモニカの感じに似てますかねぇ。

実は一時、唇に前歯を押し当ててその隙間から
伴奏用にフシューと音を出すトレーニングを
だいぶんやりました。(おかしなことに
必死になるワタクシ…)

この曲も一度はアルトCでテナーサックス風に
そのように吹けないかトライしたのですが、
どうも汽車のSLの音みたいになって…
シュッポ、シュッポ、^m^

うまく吹けません。(^_^;)

もしこのようなスタイルで音を出す良い方法を
ご存知の方は教えて下さい。m(__)m


モーツァルト「フルート四重奏曲4番」2010/02/13 演奏曲へ
モーツァルトのフルート四重奏曲4番イ長調第1楽章
から最初と最後の部分を中抜きで合体させました。

全然不自然じゃないですよね。(*^_^*)

この曲、ラジオで聴いていて「おっ、これはオカリナ
で吹ける!」と直感し、吹いてみたら自分が吹ける
のは最初と最後だけ…(^_^;)

このメロディはバロックっぽいというか
繰り返しの多い正格な感じがします。
(中間のフリーな演奏部分を抜いているので
当たり前ですが…^m^)

しかし、この曲(のこの部分だけ…)はもっと
オカリナ初心者の方が吹いても良いのでは
ないでしょうか?

低音のドから高音のファまでの音域で
運指の難易度も低いし、なにより

ドーファーファソ、シ♭ラ、ソファ

で始まっただけで、「あっ、クラシックだぁ」
って分かりますよね。(*^^)v


ユーミン「あの日にかえりたい」2010/02/17 演奏曲へ
1975年にリリースされた、当時まだ荒井由美と
名乗ってたユーミン(松任谷由実)の曲で、
TVドラマの主題歌だったらしいです(・・?

それにしてもユーミンって息の長い人気が
ありますよね。(*^^)v

この歌詞は永遠に忘れられない…
「あなた」が居た人だけ?だけど…^m^


フランク・シナトラ「マイ・ウェイ」2010/02/19 演奏曲へ
そもそも「My Way」は男女の愛と別れを描いた1944年の
フランスのシャンソンが原曲だそうです。

この曲に、ポール・アンカが1969年に現在の歌詞を付け、
フランク・シナトラFrank Sinatraが歌って世界的に
大ヒットしたものです。

1975年にはオリンピックのマラソン金メダリストの
半生を描いた映画「マイ・ウェイ」まで製作されて
全編にこのメロディが流れました。

さて、私のオカリナ演奏をお聴きになって
お気付きでしょうが、曲の途中で転調しております。

この曲は本来低音のラから高音のファ♯までの
音域があり、オカリナでは吹けません。
(厳密に言えば現在の自分の技量では…)

従って普通この曲をオカリナで吹くときは
低音のラからスタートして、高音部のファ♯を
ミに変更するのが一般的です。
そう演奏しても、あまりそれに気付く人は少ない。

でも今回は敢えて低音のドからスタートして後半を
大きく下げて演奏しています。

ドラー、ドラソラーと始まった方が最初のフレーズ
が美しいからです。

また後半も最後に高音のシドレレードーで終わると
綺麗に響きます。

問題は全後半の連結の部分だけですが…(^_^;)

通常曲の途中で転調する場合、キーが上がることが
多い。下がるような転調はあまり聴いたことが
ありません。

しかし初心者ですから失うものは何もない。
(って…有るほうが変か?^m^)

そこで敢えてチャレンジしてみました(*^^)v

が、やっぱり変ですかねぇ(・・?


倍賞千恵子「蛍の光」2010/02/20 演奏曲へ
「蛍の光」の原曲(Auld Lang Syne)はスコットランドの
民謡だそうですが、かって日本では卒業式における
斉唱用の歌として定着していました。

♪
蛍の光、窓の雪、
書(ふみ)読む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。 
♪

今ではほとんど歌われることはないようですが、
別れの曲としてそのメロディは胸にしみます。


バッハ「ポロネーズ」2010/02/22 演奏曲へ
バッハの管弦楽組曲第2番ロ短調より ポロネーズを
吹いてみました。

この曲はフルートの初心者が演奏することが多い
ので、簡単かと思われるでしょう(・・?

でも自分の吹いた部分だけは簡単なんですが
後の部分はとても速すぎて指がついて行きません。

クラシックの初歩的な曲は、オカリナの基本を
練習する上で大事です。
皆さんも敬遠せずに吹いてみましょう。
(っと、基本が出来てない初心者が言う…^m^)

クラシックなんか特に、「楽譜はどうしてるの?」
って聞かれることがあります。

市立図書館でフルートとか、オーボエとかの入門書を
借りて(オカリナの入門書にはあまりクラシックは
入ってないので…)くることもありますが、ほとんど
難しくて楽譜も読めません。

従って自分のイメージをメモしています。
この「メモ」が曲者でして?

ラードシーラ、サーラシラー

とか書いたものです。
「サ」は自分が考案したソ♯です。

「ハ」はファ♯とか、「ダ」はド♯、
「チ」はシ♭、「メ」はミ♭とかね…^m^

で、そのメモを見ながらメロディを歌う:

レハラドラハソー
レメレダレ
チラチラー
とかぁ。(*^_^*)

知らない人が聞いてれば、結構危ない
感じですよねぇ…
いや、分かっていても、少し引きます、普通。(^_^;)

だから「メモ」通りには本来吹けません。
吹いたら全然別の曲に…
(それはそれでまた、面白いでしょうが…(*^^)v

要は自分のメモリー(はなはだ頼りない…)次第。

例えばこのポロネーズで上の、
サーラシラーの前に短いラが付いてます。
こんなのをいちいちメモしてられないので
全部メモリー依存で…

また吹くたびにメモリーが変わるので…
ラが付いたり、付かなかったり、
あるいは気分によってサラが付いたり
します。

トリルなんかまったくその日の指の調子?次第で、
悪いときは全く付かなかったり、調子に乗って
関係のないところまでトリルを入れて、ピヨピヨ
ピヨピヨ、トリルだらけ…

無茶、苦茶、いい加減!\(^o^)/

バッハさんには申し訳ないけど…m(__)m


沖縄民謡「安里屋ユンタ」2010/02/24 演奏曲へ
「安里屋ユンタ」の題名は「あさどやゆんた」と
読むようです。いかにも沖縄らしいメロディです。
YouTubeでこの歌を聴き、吹いてみました。

素朴なのんびりムードって、オカリナに合います。
白い波が南国の海岸をゆったりと洗うようなリズムで
演奏すれば、バッチリ。(*^^)v

この有名な繰り返しの歌詞↓

「マタ ハーリヌ
チンダラ カヌシャマヨ」

意味は分かりませんが、好きです。(*^_^*)


カーペンターズ「シング」2010/02/26 演奏曲へ
カーペンターズの「シング」はオカリナ向けです。
メロディが吹き易いし、雰囲気がオカリナっぽい。

この曲を吹くと、カレンの在りし日の姿が…(/_;)

優しい人って長生きしないんじゃないでしょうか?
特に芸能界では…

1974年に来日して子供の合唱団と一緒に日本語で
この曲を歌っている彼女の姿がYouTubeにありました。

女の子の頭を優しく撫でているカレン。
曲の想い出を撫でるように吹いてみました。


いきものがかり「YELL(前奏入り)」2010/02/28 演奏曲へ
「いきものがかり」の歌は最近の歌の中では比較的
オカリナで吹き易い部類に入ります。

歌詞の語尾を延ばす傾向があるせいでしょうか。

それとも90年代のメロディに似ている部分が
あるせいかも?

あるいは女性ヴォーカルの吉岡聖恵さんの声自体が
オカリナのソプラノF管の音色に近いとかぁ(*^_^*)

いずれにしてもこの「YELL」は2009年に発表され
全国中学校合唱コンクールの課題曲になりました。
混声合唱でも美しい響きでした。

これから卒業式のシーズンですから歌われることが
増えるのじゃないでしょうか(*^^)v。

実は高校野球も大好きだから、ひょっとすると
春の選抜高校野球の入場行進曲に選ばれるんじゃないか
と期待してましたが、残念ながら別の歌に決まった
ようですが…(^_^;)


雪山讃歌「いとしのクレメンタイン」2010/03/02 演奏曲へ
「いとしのクレメンタイン」の原曲である
「Oh My Darling Clementine」はアメリカ
開拓時代ゴールドラッシュの歌です。

但し日本では「雪山讃歌」として有名ですよね。

全然歌詞の内容は違います。
多分メロディだけ借用したのでしょう。

でもゴールドラッシュも雪山も「山」に
関係があることは間違いないようで…^m^

オリビア・ハッセー「ロミオとジュリエット」2010/03/04 演奏曲へ
「ロミオとジュリエット」はご存知の通り
ウィリアム・シェークスピアの原作です。

最近デカプリオが主演で映画化されてますが、
この曲は1968年当時15歳だったオリビア・ハッセーが
出演した映画のテーマです。

ロミオ男優が誰だったかあまり知られてません。

それほどこの映画におけるオリビアの魅力と存在感は
群を抜いていたのでしょうね。

以降彼女がどんな映画に出たのかもあまり
知られて無いほどですから…(^_^;)

ところでこのテーマ曲の出だし部分は有名なので、
オカリナでも吹き易いんです。

でも間奏の部分はメロディは単調なんですが、前後の
パートから浮いてしまい易い。

うまく全体の流れに納まるかどうかが、この曲を
吹く際のポイントだと思います。(*^^)v

ハウルの動く城「世界の約束」2010/03/06 演奏曲へ
「ハウルの動く城」は2004年に公開された
宮崎アニメです。その中で倍賞千恵子さんが歌った
「世界の約束」を吹いてみました。

シンプルなメロディなのでオカリナ向きです。
まぁスタジオ・ジブリの曲はほとんどそうですが。(*^^)v

実はこのアニメは見たことがなかったですし、歌も
最近まで聞いたことはありませんでした。

YouTubeでたまたま見つけてあっ吹けそうだ!って
思ったんです。

これまで耳慣れた曲とつい最近覚えた曲とは吹いていて
なんか感じが違いますよね。

これであってるのかなぁ?と思って吹いている様子が
出ていて、これはこれで味があるかも…(^_^;)


ロバータ・フラック「やさしく歌って」2010/03/08 演奏曲へ
1973年にヒットしたロバータ・フラックRoberta Flackの
「やさしく歌って」はネスカフェのCMになったことで
日本でも有名な曲になりました。

YouTubeに本人の歌ってるものがあったので
それを聴きながら、こうかな、ああかな?と想像しつつ
吹いてますから原曲とはかなり違ってるかも…^m^

特に肝心のKillng Me Softly With His Song
の部分は、もう一つ自信がありません。orz

しかし曲自体はオカリナで吹きやすいので
もっと演奏されても良いように個人的には
思います。(公開のオカリナの演奏会には
行ったことがないので、実際には演奏されて
いるのかも知れませんが…(^_^;)



サウンドオブミュージック「エーデルワイス」2010/03/10 演奏曲へ
1965年アメリカのミュージカル映画「サウンド・オブ・
ミュージック」のなかでトラップ大佐一家が音楽会で
歌った「エーデルワイス」です。

観衆がドイツに占領された祖国オーストリアを
想い一緒に合唱する場面は感動的でした。

ナチスから逃れるため、スイスに亡命する
ところですから、一家にとっては祖国に対する
お別れの歌でもあったわけです。

ジュリーアンドリュースが清楚な尼僧から
トラップ大佐の妻にそして子供達の母に
変身してゆく姿も良かった。

なによりも家族の信頼と絆ですよね。(*^^)v

アルプスを背景に歌われたこの映画の曲は
全てヒットしました。主題歌からドレミの歌
など。しかし自分はこのエーデルワイスが
一番好きです。

オカリナに込めたその想いがみなさんに
届くと良いなぁ。(*^_^*)


マリリン・モンロー「帰らざる河」2010/03/12 演奏曲へ
「帰らざる河」は1954年にカナディアン・ロッキーを
バックに撮影された西部劇です。

マリリン・モンローMarilyn Monroeが酒場でギターを
バックに、この曲をハスキーな声で歌ったシーンが
印象的だったと母が言ってます。

当時モンローの人気絶頂期にもかかわらず、この歌には
哀愁がある。

それが今も切々と流れている感じが、オカリナに合う。

演歌も吹けばモンローも吹きます。
変わりはないですよね、歌の心って。(*^^)v


エルヴィス・プレスリー「やさしく愛して」2010/03/15 演奏曲へ
邦題の「やさしく愛して」より「Love me tender」
の方が有名です。というか邦題があまりに直訳
過ぎて情緒がない…(^_^;)

1956年の映画です。確かエルヴィスは戦いの中で
亡くなる設定だったとか…

このメロディの原曲は南北戦争の南軍兵士が
故郷の愛する人を思って歌った「オーラ・リー」という
曲だそうです。

今から百年ほど経てば、誰かがこの曲に別の歌詞を
つけて歌い、昔プレスリーというアメリカの歌手が
「Love me tender」という題名でヒットさせたのが
原曲で〜す!なんてね。\(^o^)/


サイモンとガーファンクル「スカボロ・フェア」2010/03/17 演奏曲へ
スカボロ・フェアはてっきり1968年にサイモン&
ガーファンクルが歌いだしたものとばかり
思ってました。(*^_^*)

中世イギリスのノース・ヨークシャー州
スカボローでの市場の様子を歌ったもの
なんですねぇ。イギリス民謡だそうです。

おまけに原曲は男女のデュエットのようで、
本来はカーペンターズが歌った方が良かったか?^m^

スカボロフェアはオカリナで演奏される頻度が
高い曲の一つです。メロディがゆったりして
しかもすこし鄙びた雰囲気がオカリナに合うのでは
ないでしょうか。(*^^)v


ヴィレッジ・ストンパーズ「ワシントン広場の夜は更けて」2010/03/19 演奏曲へ
フォーク・ディキシーと呼ばれたヴィレッジ・ 
ストンパーズの1963年にヒットした「ワシントン
広場の夜は更けて」です。

原曲はバンジョーの音がしたりして、結構賑やかな
雰囲気ですが、オカリナでは少し寂れた広場って
感じになります。夜が更けたんだから、あまり
騒がしいとホワイトハウスに近いこともあり
抗議行動と間違われるかも…^m^

こんな曲は良いですよね。あまり技量差が目立ち
ません。初心者でも一応曲らしくなります。(*^_^*)

ヤクルト応援歌「東京音頭」2010/03/23 演奏曲へ
この唄はもともとは1932年に「丸の内音頭」として
作られたものを、翌年「東京音頭」に改名し
売り出したところ大ヒットしたそうです。

幕末に「ええじゃないか節」が庶民に大流行し
その後明治維新が成立しましたが、この曲は
日中戦争から太平洋戦争に突入する前触れに
なったと言われています。

今では神宮球場でビニールの傘が揺れるなか、
ヤクルトの応援歌としていつもこのメロディが
流れています。(*^^)v

演奏するときは「ラミララ、シラシシ、ミドド、
シラシシ」というお囃子の部分を忘れずに
入れて下さい。これがないと東京音頭って
気の抜けたビールのようなものですから…(^_^;)

それとハァーという出だしの「ラシード」は、あまり
長すぎると「佐渡おけさ」になりますから…^m^
要注意です。

倍賞千恵子「月の砂漠」2010/03/25 演奏曲へ
「月の砂漠」は1923年に作曲された童謡です。

作曲家が砂漠のモチーフとしたのは結核療養中に訪れた
千葉県の御宿海岸の砂浜と言う説が有名で、今では
ラクダの銅像まで建っています。
しかし一方生まれた土地、静岡県藤枝市付近の
浜辺だとの説もあるそうです。

さてこの曲を吹くにあたって、最初にオカリナの
低音最下限で次に高音最上限で演奏してみました。
(最初が御宿で、次は藤枝をモチーフに…^m^)

なんとなく最初の方の低音部分に滑らかさが
欠けます。(^_^;)

これはソプラノF管で吹いてますが、以前の
アルトC管で吹いたら多分逆に後の高音部分が
ぎこちなくなります。

それはアルトC管の低音部分が滑らかに吹ける
のではなくて、高音部分がよりぎこちないからです。

つまりぎこちないもの同士ががぶつかると
よりぎこちないものが目立つ…(*^_^*)

ソプラノF管だと最高音のファなんかが嘘のように
簡単に吹けます。あれ程アルトC管で苦労した
音の裏返り・かすれなど、またオカリナを胸に
引きつけて角度を工夫するとか、一切ありません。

ただ、全部の穴を空けて真っ直ぐ吹くだけ。

ところが、その高音部分が解消したら低音部分の
ぎこちなさが目立つんですよねぇ…

それを解消したら…

今度はリズムが狂っていることが明るみに
出るとかぁ…(^。^)y-.。o○

技術的な問題は次々と現れて切りがありません。

もっと上手な人はその人なりの技術的な課題を
抱えているのでしょう。
また逆にそれが無ければ、進歩しませんから…

しかし、ふっと思うんですがアルトCで苦労した
高音のファを吹く技術って、どうなるので
しょうかねぇ(・・?

まぁ高音のファが出にくいオカリナを吹く時に
また役に立つかもね…(*^^)v

ところで、オカリナは低音ラを出すための
小穴の位置ってメーカーによってそれぞれ
バラバラなんです。↓

アケタ ー>右人差し指の付け根
ティアーモ −>右人差し指の先
ナイト ー>左中指の先
カンターレ ー>左薬指の先

それぞれの指使いに慣れたユーザーは
他のメーカーのオカリナに変わるとその
技術が通用しません。

従って技術って後で役に立たなくなる可能性を
常に秘めているんですよね。

勿論これはオカリナに限った話ではなく
人力車の運転技術!が今役に立たないとか
WindowsとMacの使い勝手が違うことなどと
本質的には同じ現象ですが…


アニマルズ「朝日のあたる家」2010/03/27 演奏曲へ
アメリカ民謡「朝日のあたる家」は、1964年に
アニマルズThe Animalsが歌ってヒットした
とのことです。(アニマルズ(動物)って、
ビートルズ(昆虫)よりは上だ!という
意味ですかねぇ?^m^)

朝日のあたる家という題名から日本では
東南角地の一戸建てを連想しますが、どうも
歌詞からすると「刑務所」のような…

「ちあきなおみ」もこの曲をカバーしてますが
彼女は「娼家」のように歌ってます。

この家は刑務所にしろ娼家にしろあまり
良いイメージではないようです。(^_^;)

そこで自分も細々と哀しげにオカリナを吹いて
みました。

細々と哀しげってマイナス・イメージですが
陽気なアメリカ人でもそう嫌じゃないようですね。

やはりどこか、ムードに浸れるというか、
慰められるというか…

張り詰めたビートだけでは生きられないのは
どこも同じということなんでしょうねぇ。


森繁久弥「美しき天然」2010/03/30 演奏曲へ
明治時代1902年に作曲された唱歌「美しき天然」
(うるわしきてんねん)は佐世保市近辺九十九島の
美しい景色を歌ったものだそうです。

メロディとしてはワルツのテンポなので、昔は
サーカスのオープニングに演奏されたりも
したようです。

オカリナでは森繁久濔さんの朗々とした歌い方を
イメージして吹いてみました。(*^^)v


天空の城ラピュタ「君をのせて」2010/04/01 演奏曲へ
1986年に公開されたスタジオ・ジブリのアニメ映画
「天空の城ラピュタ」の主題歌「君をのせて」を
吹いてみました。

空から少女がフワフワと漂うように落ちてくる場面は
印象的でした。(*^_^*)

井上あずみさんの澄んだ声がぴったりの曲です。

オカリナではソプラノF管の音色が合うような
気がしています。(*^^)v


フランク・シナトラ「夜のストレンジャー」2010/04/03 演奏曲へ
1966年のアメリカ映画「ダイヤモンド作戦」の主題歌
「夜のストレンジャー」"Strangers in the Night"です。

この曲はフランク・シナトラFrank Sinatraが歌って
グラミー賞の音楽部門を総なめにしたそうです。

メロディが単調になり易いので、適当にアレンジして
吹いてみました。(*^^)v


ジェットストリーム「ミスターロンリー」2010/04/06 演奏曲へ
「ミスター・ロンリー」はアメリカで1964年に
ボビー・ヴィントン(Bobby Vinton)が歌い
大ヒットしたものです。

日本ではTOKYO FMラジオ番組JET STREAMの
テーマ曲として、フランク・プールセル楽団が演奏し
一躍有名になりました。

この曲には一部高音のソが入っているのでオカリナの
音域からは外れています。従ってほとんどオカリナで
演奏されることはないのではないでしょうか。

自分はイメージ主体なので敢えてそのソをすっ飛ばして
吹いてみました。^m^


フランク・チャックスフィールド「ひき潮」2010/04/09 演奏曲へ
ロバート・マクスウェル作曲の「引き潮」は1954年に
浜辺の渚の音とかもめの鳴き声を入れた、独自の
アレンジでフランク・チャックスフィールド楽団が
演奏したものが有名です。

この曲を吹いていると終わらないんですよねぇ。^m^

引き潮のようにどこまでも続く…

中間部の
ララーーラシ♭ラシーー
と続くところが特に好きでつい何度も吹いてしまいます。
(*^^)v

となりのトトロ「さんぽ」2010/04/11 演奏曲へ
スタジオジブリ制作の「となりのトトロ」My Neighbor
 Totoroは1988年に公開されました。

そのオープニングテーマである「さんぽ」Strollは
オカリナを始めたばかりの人がよく吹く曲です。

でも最初に吹いたときは結構上手に吹けるのですが、
それからさらに進歩するのはなかなか難しい曲です。^m^




ピーター・ポール&マリー「悲惨な戦争」2010/04/17 演奏曲へ
「悲惨な戦争」Cruel War はピーター・ポール&マリー
Peter Paul & Maryが1962年に歌った、当時のヴェトナム
戦争に反対するフォークソングです。

この歌でもジョニーが出てくるのですが、確か1971年に
「ジョニーは戦場へ行った」というアメリカ映画が
作られました。

ジョニーってアメリカでは兵隊に多い名前なのか、
それとも気の優しい男の子にも関わらず戦争に
連れて行かれた人がそういう名前だったのか…(・・?

さて歌詞では、ジョニーを愛する女性が彼と離れたく
ないので何度も一緒に行くと頼み込み、最後には
一緒に戦場まで付いて行くんです。

最近の映画、例えばタイタニックなんかでは必ず
男性が亡くなり残された女性が嘆き悲しむって
結末なんですが、この歌では弾丸に撃たれて
亡くなるのはなんと女性の方!

ジョニーがそのそばに跪いて嘆くわけです…


倍賞千恵子「出船」2010/04/22 演奏曲へ
「出船」は1928年に藤原義江(男性)という
テノール歌手がレコーディングしたものです。

当時の昭和大恐慌のやるせないムードに合ったのか
大ヒットしました。

現在は作詞者(勝田香月)の生まれ故郷である沼津市に
この歌碑が立っていますが、歌の着想自体は秋田県の
能代港や北海道の小樽港を訪れた際に得たものだ
そうです。

確かに沼津より能代や小樽の方が雰囲気に
ピッタリですね。(*^^)v

さてこんな曲を吹いていると、やはり笛は一人で
しみじみ吹くもの。「孤影に笛」という雰囲気が
伝わってきます。

伴奏もなく、一人で演奏する.

確かに和声学上の音は貧弱ですが、その細々と
消え入るように聴こえてくる別れの笛。

それがやはりオカリナの原点のような気が
しています。(*^^)v


サーカス「Mr.サマータイム」2010/04/23 演奏曲へ
1978年にサーカスが歌った「Mr.サマータイム」です。
これは当時カネボウ化粧品の夏のキャンペーン
ソングにもなり、かなりヒットしたそうです。
30年も前の話ですから、このCMを聴いた記憶がある
なんて方は…(^_^;)

この歌は本来フランスのMichel Fugainが作曲した
Une Belle Histoire(或る美しい物語)を日本語に
訳詞したものです。だからどことなくシャンソン
っぽいでしょ?

この曲をオカリナで演奏する際に転調して試しに
低音と高音の両方で吹いてみました。(*^^)v

さらに部分的にアレンジしてありますので
サーカスの歌とはかなり違うかも…(*^_^*)

ポイントは高音部のドレミードファーーと
伸ばすところです。

不思議なもので高音が苦手と、避けて吹いて
いると、かすれたような音しか出なくなります。
楽器が響かなくなるんですね。

恐れずにどんどん吹いているうちに徐々に音が
こなれて来ます。高音を柔らかく吹けるように
なるのが理想ですが、それはまだまだ程遠い…^m^

しかし一応、オカリナの音らしくはなって
きました、かねぇ(・・?


バッハ「G線上のアリア」2010/04/24 演奏曲へ
バッハの「G線上のアリア」はもう何回目か忘れるほど
アップしています。少しずつましになってきてると
信じながら…(*^_^*)

本来のFull Versionは同じ旋律を2回づつ繰り返す
のですが、間がもたない?のでそれぞれ1回づつに
短くしてあります。

今のところ荒城の月、ローレライ、アメージング
グレイスとかの簡単な曲以外で、空で吹けるのは
この曲だけです。(*^^)v


西島三重子「池上線」2010/05/11 演奏曲へ
団塊の世代の方には懐かしい1976年にヒットした
西島 三重子の「池上線」です。

当時の私鉄沿線の感じが良く出た曲です。
でも池上線って東京のローカル線だから
関東以外の方にはあまり馴染みがないかも
知れません。(^_^;)

さてこの歌のサビの部分である「池上線〜に
ゆられな〜がら〜」をオカリナで吹くとき、
特に気持ちいいんですよね。(*^^)v

中音域のラから高音域のミに移るときの響きが
耳に心地良いのでしょうかねぇ。(・・?


ハイファイセット「フィーリング」2010/05/13 演奏曲へ
この1977年にヒットしたハイファイセットの
「フィーリング」の原曲は、Morris Albertという
ブラジルのシンガーソングライターが作った
「Feelings」です。

比較的オカリナで吹き易い曲なのでよく演奏
されます。

オカリナは中音域のドから上のドまでと
低音域は下のラまで高音域は上のファまでしか
ありません。従って殆どの曲は転調して吹かないと
ダメなんですが、この曲は元のままでOKです。

また賑やかなものよりちょっと哀愁を帯びた
この曲のようなものがオカリナに適しています。

それと技量が下手なせいもあるのでしょうが
ゆったりしたテンポの曲が吹きやすいし
あたかも、上手な人が吹いている「かのように」
聴こえる可能性が高い。

聴く人が聴けば技量は一目瞭然ですが…(^_^;)


松山千春「恋」2010/05/14 演奏曲へ
松山千春の1980年のヒット曲「恋」です。

森進一の演歌に限らず、女心を男性が歌うのが
当時のパターンのようです。

さて松山千春の歌は高音を綺麗に出す必要はありますが
メロディが伸びるのでオカリナでは吹き易い。(*^^)v

だから団塊の世代の方はよく演奏されるようです。

頭髪を気にせず吹けるところもメリット?…^m^

チャップリン「ライムライト」2010/05/16 演奏曲へ
ライムライト(Limelight)はチャップリンが
監督・主演した1952年のアメリカ映画です。

主題歌の「テリーのテーマ」(原題 Eternally)は
誰でも一度は聴いたことがある懐かしいメロディ
ですよね。

これってチャップリンが作曲しちゃったようなんです。
監督、作曲家、俳優、一人で何でもこなしちゃった。

どれも出来ない凡人にとっては信じられませんが。(^_^;)


映画シェーン「遥かなる山の呼び声」2010/05/18 演奏曲へ
「遥かなる山の呼び声」(The Call for Far-Away Hills)
は1953年公開の西部劇「シェーン」(Shane)のテーマ曲です。

アラン・ラッドが酒場で殺し屋を斃した後
去ってゆく時に、

「シェーン!カムバック!」

と少年の叫んだ台詞は今でも有名です。

古き良き西部劇全盛の時代の名作であり、
古き良き男の時代の終焉であったのかも…

牧歌的なこのテーマはオカリナで吹きやすい
曲の一つです。このメロディに乗ってシェーンが
山を越え谷を越えてやって来て、また去ってゆく。

愛も諍いも全て一人で背負って去って行く。

それをアメリカの広大な大自然が見ているだけ。

男のロマンですよね。(*^^)v

そんなロマンへの郷愁がオカリナから伝わればと
思いながら吹いてみました。


坂本冬美「また君に恋してる」2010/06/01 演奏曲へ
「また君に恋してる」は2007年にビリーバンバンが
作った歌ですが、ご承知の通り焼酎の「いいちこ」の
CMソングとして坂本冬美が歌い、昨年の紅白でも
この曲を歌ったので一気に人気が出ました。

本来はフォークソングなんでしょうが、演歌風味が
合うようです。(*^^)v

自分も極めて演歌っぽく吹いたつもりです。

特に「また君にぃ〜」と垂直に上がるような
ところとか…^m^


ビング・クロスビー「夢路より(夢見る人)・フォスター」2010/06/03 演奏曲へ
アメリカの作曲家フォスター(Stephen Collins
 Foster)は37歳の若さで1864年に亡くなっており、
「夢路より(夢見る人)」Beautiful Dreamerは、
その死の数日前に完成した遺作だと言われています。

♪
Beautiful dreamer, wake unto me,
Starlight and dewdrops are waiting for thee;
Sounds of the rude world, heard in the day,
Lull'd by the moonlight have all pass'd away!
Beautiful dreamer, queen of my song,
List while I woo thee with soft melody;
Gone are the cares of life's busy throng,
Beautiful dreamer, awake unto me!
Beautiful dreamer, awake unto me!

Beautiful dreamer, out on the sea
Mermaids are chanting the wild lorelie;
Over the streamlet vapors are borne,
Waiting to fade at the bright coming morn.
Beautiful dreamer, beam on my heart,
E'en as the morn on the streamlet and sea;
Then will all clouds of sorrow depart,
Beautiful dreamer, awake unto me!
Beautiful dreamer, awake unto me!
♪
Starlight and dewdrops are waiting for thee
theeは英語の古語です。「汝」と訳されており
King James VersionのBibleとか、シェークスピア
の文学などによく出てくるので、ご存知の方も
多いと思います。

妻子と別れ、酒に身を持ち崩したフォスターが
ニューヨークの安宿で亡くなる直前に書いたとは、
とても思えない歌詞とメロディですよね。

でも、そのような彼の状況からすれば、悲痛な
心の叫びであったのかも知れませんが…↓
Beautiful dreamer, awake unto me!

オカリナにフォスターの曲は合います。
でもメジャーな場で演奏されることが少ない。
(素朴で短い…)

今回は音に透明感を持たせるため、「強めに
吹いて」みました。どんな吹奏楽器でも
強めに吹けば、濁りが吹き飛んで?音が
澄んできます。

眠っている人の目覚ましにも…(*^^)v

awake unto me!

クロード・チアリ「夜霧のしのび逢い」2010/06/05 演奏曲へ
1965年ギリシャ映画「夜霧のしのび逢い」La Playa,
The Red Lanternsのテーマ曲です。
当時クロード・チアリClaude Ciariのギターで
大ヒットしたそうです。

今では映画の内容を覚えておられる方は、
ほとんどおられないのではないでしょうか?
そもそも誰が主演したか自分も知りません。

この夜霧がむせび泣くようなメロディは、
オカリナにも合います。

スローライフが世の中では提唱されていますが、
音楽もゆったりしたものに、再び戻るような気が
しております。

但し、「しのび逢う」には昔も今も相手が必要
であることに、変わりありませんが…(^_^;)


つのだ☆ひろ「メリー・ジェーン」2010/06/07 演奏曲へ
「つのだ☆ひろ」の「メリー・ジェーン」は1971年に
発表されましたが、爆発的にヒットしたことはなく、
その後じわじわと売れた曲だそうです。

純正の日本の曲にも関わらず歌詞が全て
英語だったことが、当時としては極めて
斬新であったと記憶しておられる方も
多いようです。

前奏を含め少しゆっくり目に吹いてみました。

失恋したらしい?様子で「Mary Jane on my mind」と
叫ぶところが、なんとも…切ない。(^_^;)



美空ひばり「リンゴ追分」2010/06/10 演奏曲へ
こんな演奏ですが、毎週土曜日オカリナ演奏会を
開催しています。聴衆は一人、母です。
会場は実家のリビング。

私のオカリナを聴くのを毎週楽しみに
してくれています。(と、勝手に思ってます…)

ちなみに自宅のリビングで私がオカリナを
練習していると、サササーっと「ゴキブリ」の
ように「うちの家族」は居なくなります。(^_^;)

夕方だとお隣の家の雨戸が大きな音で閉まります。
時々、お隣の犬までオカリナに
合わせて?鳴き出します。すると赤ちゃんまで
泣き出します。

オカリナの妙なる旋律?と犬の遠吠えと
赤ちゃんの泣き声で、ご近所一帯、騒然と
なりますが、めげずに頑張っております。(*^^)v

でも、でも、母だけは、逃げずに
って、歳だから我慢強いのかも…^m^
黙って聴いてくれます。

だから吹く曲はどうしてもクラシックや昔の
ポピュラーなどが中心になります。

美空ひばりが母は好きなようなので、よく演奏します。
1952年に発表されたこの「リンゴ追分」も
民謡調でゆったりしているので特にお気に入り。

最近、母は「ボランティアで老人ホームなんかで
他の人にも聴かせてあげたらどう?」と
さかんに聞きます。

上手だから、他の人にも是非聴かせてあげたらって
意味だと自分では「強引に」そう解釈しております。

それとも、はっきりと他人から「もう演奏に来なくて
結構です。」と言われれば、さすがに諦めて、
土曜日を静かに過ごせるようになると考えての発言か、
敢えて、確かめないようにしています。
(^。^)y-.。o○


オードリー・ヘップバーン「昼下りの情事」2010/06/12 演奏曲へ
1957年にゲーリー・クーパーとオードリー・
ヘップバーンの協演で作られた映画・昼下りの情事
の主題歌「魅惑のワルツ」Fascinationです。

映画は古いですが以前テレビで化粧品のCMにも使われて
ましたから、ご記憶の方も多いのではないでしょうか。

フレーズの出だしのメロディを泡が水のなかから
ブクブクと浮かんでくるようなイメージで
吹いてみました。その後泡が空気に触れて
ポッカ〜ンと割れるように…

情事っぽいでしょ?(*^_^*)


氷川きよし「箱根八里の半次郎」2010/06/20 演奏曲へ
母が氷川きよしの大ファンですから…(*^_^*)
結構こういう「箱根八里の半次郎」のような演歌も
よく吹きます。

特に氷川きよしの曲は総じてノリが良いので、
練習していて元気になります。(*^^)v

演歌をオカリナで吹くコツのようなものを
考えてみました。

1.小節を素早く回す。
2.ビブラートを効かす。
3.時々息を抜いて、脱力感を表現する。
4.リズムのタイミングを遅らせる。

リズムのタイミングをギリギリまで遅らせる
って演歌では大事です。

例えば森進一のモノマネをコロッケが泣きそうな
顔でやってるところを想像してみて下さい。

眉毛のところに皺を寄せて、口を尖らせるところは
置いといて(…確かにそうやって吹けばムードは
出ますが…^m^)、
「おぉおんんん(とビブラートは続きますが
なかなか次がでない)うぅうぅうぅ(まだ出ません!)
なぁ、ごころ(と、ようやく出るわけです。)」

この出そうで出ないところが演歌の醍醐味です。
もう駄目!と思わせるまでひっぱって最後に
一気に出す。(*^^)v

やってみて下さい。すっかり演歌のムードに
ハマりますから…。\(^o^)/

但し、やり過ぎると「元に戻らない」って
弊害がありますので、
くれぐれもご注意のほど…(^。^)y-.。o○


カウボーイ・ソング「レッドリバー・バレー(赤い河の谷間)」2010/06/26 演奏曲へ
確か西部劇の「シェーン」だったと思うんですが、
牧場主に雇われた殺し屋に村の農夫が撃たれて亡くなり
丘の上に埋葬される場面がありました。

その時に村の若者が岩に腰掛けてハーモニカで
この「レッドリバー・バレー」(赤い河の谷間)を
吹くんです。

夕闇が迫る荒野にこのメロディが静かに流れ
一層悲しみが胸を衝いた記憶があります。

映画では悪役が牧場側で善玉が農場側でしたが
本来、双方ともに生活がかかっている土地争いに
過ぎなかったように思います。

カウボーイの歌を農場側の死者を悼んで演奏すると
いうのも、変な話ですが当時の若者が広く知って
たってことでしょうね。

オカリナが当時の西部にあればハーモニカではなく、
オカリナの音色が谷間に響くところだったかも(*^^)v


ニニ・ロッソ「愛は限りなく」2010/06/28 演奏曲へ
1966年のイタリア映画「愛は限りなく」Dio come ti amo
の主題歌です。この映画で主演しているジリオラ・
チンクエッティ(Gigliola Cinquetti)はこの歌で
同年のサン・レモ音楽祭で優勝しています。

ニニ・ロッソがこの曲をトランペットで吹いているのを
ラジオで聴き、そのイメージで演奏してみました。

この頃のカンツォーネはフレーズの最後を伸ばす曲が
多いのでオカリナで吹くのには適しています。(*^^)v

哀愁を帯びたメロディはどこか演歌にも似た雰囲気を
感じさせます。(*^_^*)


倍賞千恵子「旅愁」2010/06/30 演奏曲へ
日本の唱歌「旅愁」の名前であまり有名に
なり過ぎて原曲がアメリカ産であることを
忘れられたような曲です。

西崎みどりがテレビ時代劇の必殺シリーズの
主題歌として歌った「旅愁」とは全く別の
曲です。(^_^;)

原曲の作曲者はジョン・P・オードウェイで
(1824年 - 1880年)原題はDreaming of Home
and Motherです。この歌をアメリカで歌っても
今では誰も知らないのではないでしょうか。^m^

♪
更け行く秋の夜 旅の空の
わびしき思いに 一人悩む
こいしや故郷 懐かし父母
夢路にたどるは 郷の家路
♪

オカリナにとっては、唱歌系の曲は最も得意と
する分野ですから、それにメロディも吹き易いし…。

初心者お奨めの一曲です。(*^^)v


レイモン・ルフェーブル「哀しみの終りに」2010/07/02 演奏曲へ
この曲の原曲はフランスの歌手であるミッシェル
・デルペシュ(Michel Delpech)が1974年に発表した
La maison est en ruine「家が壊れてしまった」!
です。洪水で家を失った哀しみを歌ったものだ
そうです。(^_^;)

「哀しみの終りに」はレイモン・ルフェーブル
(Raymond Lefevre)が編曲したものにつけられた
邦題です。

まぁ家が壊れてしまえば哀しいでしょうし、
また日本で題名が「家が壊れてしまった」じゃ
ヒットしなかったであろうことは容易に
想像出来ますけどね。^m^


ビリー・ヴォーン「真珠貝の歌」2010/07/04 演奏曲へ
ハワイアンはメロディがゆったりしているので
オカリナ向きです。(*^^)v

この「真珠貝の歌(Pearly Shells)」は、オアフ島に
伝わる古い歌に英語の歌詞を付けたもので1960年代に
広まったそうです。

アメリカではあまりヒットしませんでしたが、日本では
ビリー・ヴォーン楽団(Billy Vaughn)による演奏で
有名になりました。

フラダンスを踊るような気分で、オカリナを吹くと
今流行の骨盤ダイエットになるかも…(*^_^*)


優勝旗授与「見よ勇者は帰る」2010/07/06 演奏曲へ
この曲はスポーツなんかの大会で優勝旗授与の時に
いつも演奏されるものです。よく耳にするわりには
曲名が知られておりません。

ヘンデルが1746年に作曲したオラトリオ
「マカベウスのユダ」中の合唱曲「見よ勇者は帰る」
だそうです。

確かに優勝旗を授与するのだから、「見よ勇者」で
しょうが「帰る」って目の前で戦っていたのだから
「ちょっと変だよねぇ?」と母に言いましたら
「優勝旗を持って故郷に"帰る"んだから、それで
良いのよ!」って、そうなんですかねぇ…(^_^;)


森昌子「水色のワルツ・二葉あき子」2010/07/08 演奏曲へ
母から「水色のワルツをやってよぉ。」と
リクエストがあり、最初、題名からしてポール・
モーリアかレイモンド・ルフェーブルが演奏する
ポピュラーかと思って調べたんです…^m^

1950年に二葉あき子?が歌ってヒットした歌謡曲の
ようです。

YouTubeに森昌子が歌ってるのがあり、それを聴いて
イメージが分かりました。

母は、自分のオカリナの演奏を我慢?できる
たった一人の大切なお客さんですから、
そのリクエストにはできるだけ応えるように
しています。

不思議ですよねぇ。自分はあまり聴かない曲でも
よく知ってる人の前で吹くと、それなりにノリます。

さらに、「良い曲じゃないかぁ」とまで
思えるんですよ。(*^^)v

これって母から受け継いでいる感性に関わる
遺伝子?のせいでしょうかねぇ。(・・?

それともある曲が好きだって気持ちが伝染する?
ことがあるんでしょうか…


倍賞千恵子「花かげ」2010/07/10 演奏曲へ
1931年に発表された童謡で「花かげ」です。
「十五夜お月さん」と感じが似ていますが
自分はこの曲のほうが好きです。

十五夜お月さま ひとりぼち
桜吹雪の 花かげに
花嫁すがたの おねえさま
くるまにゆられて ゆきました

昔はお嫁に行くって「哀しかった」んですねぇ。
全然見知らぬ家にもらわれて行くような…

このメロディを聴くといつも切ない思いがします。

この曲は、低音のラからスタートするのが
普通ですが、
ラーシラシドーのシラシを素早く指を動かすの
が難しいので、少し高めのレから始めています。

一般的にオカリナは指を上下させて穴を
開閉して音を変化させるのですが、低音だけは
指を平行移動して穴を二つ塞ぐのです。
(メーカーによって塞ぐ穴の位置は
異なりますが…)

余程上手にならないと低音のスラーやトリルは
吹けません。(^_^;)

いつか低音域を楽々と吹けるように
なりたいなぁ…っと。\(^o^)/


イタリア映画「ブーベの恋人」2010/07/14 演奏曲へ
1963年に公開されたイタリア映画「ブーベの恋人」の
テーマ曲です。当時人気絶頂であったクラウディア・
カルディナーレとジョージ・チャキリスが
共演したそうです。(*^_^*)

このメロディってなんか聴き憶えがありますよね。↓
ラーソーファーミーー
ソーファーミーレーー

概ねイタリア映画のテーマ曲って、もの哀しい。
本来はラテン系で陽気な民族性だけど、映画になると
哀切なテーマ曲がうけるんでしょうね。

イタリア料理もヴォリュームに目がいきがちですが
フランス料理に比べると味がさっぱりしていて
すっぱいようなもの哀しい?。(^_^;)

そのあたりが、日本人の好みに合うのでしょうか?
お値段も手ごろだしね…(^_^)v

フォークダンス「マイム・マイム」2010/07/16 演奏曲へ
1960年代にフォークダンスといって体育の
授業にダンスが取り入れられました。
このマイム・マイム(Mayim mayim)は
その内の一つです。

本来は第二次大戦後世界中に散らばっていた
ユダヤ人が現在のイスラエルの地に戻ってきて
国を起こし未開の地に水をひいて開拓する喜びを
表現した歌とされています。

手を繋いで輪になってステップを踏んで
踊るような振り付けもイスラエル本場のダンスを
元に考案されたようです。

パレスチナにとってみればあまり有り難いダンスでは
なさそうですが…(^_^;)

さて、短い音が連続して続くこのような曲は
オカリナにはあまり向いてないのですが…

敢えてそのイメージを吹いてみました。(*^^)v


ピーター・ポール&マリー「500マイルズ」2010/07/18 演奏曲へ
ピーター・ポール&マリーPeter, Paul and Maryが
1960年代に歌った「500マイルズ」です。

この歌は浅田次郎の「天国までの百マイル」という
映画でテーマ曲に使われていますよね。
随分観客の涙をさそったようです。

フォークソングの草分け的な曲ですが、何故か
このメロディを聴くと、もの哀しいような気分に
なります。

オカリナで吹く場合には少し突き放したような
調子でトツトツと不器用?に演奏するのが
良いようです。

不器用っぽい演奏しても全然おかしくないのが
オカリナの嬉しいところです。(*^^)v
逆にあまり正確で流れるように吹いちゃうと
面白みがなくなります。

素人がいかにもそれらしく吹いてる感じって
オカリナの場合は特に大事です。

稚拙感というか…

「あぁオカリナ吹いてるぅ」って感じですよね。

この500マイルズなんか、下手で単調に
吹けば吹くほど「鄙びた感じ」が出ますから。

初心者の方には特にお奨めです!^m^


増沢騎手「さらばハイセイコー」2010/07/26 演奏曲へ
1973年に地方競馬から中央競馬に移籍し、競馬ブームを
巻き起こしたハイセイコーは1974年11月の有馬記念を
出走(2位)し引退が決定しました。

この「さらばハイセイコー」を歌ったのは16回手綱を
取った増沢騎手だったそうです。

当時はお相撲さんや将棋の棋士や競馬の騎手と
多士済々の人々が演歌を歌う傾向にありました。
プロの演歌歌手とそう見劣りせずに…(*^^)v

この歌もオリコンで最高4位に入ったそうです。


カッチーニ「アヴェマリア」2010/07/28 演奏曲へ
カッチーニのアヴェ・マリアは最近テレビのCMに
使われたりして人気のようなので吹いてみました。

色んな歌手がこの曲を歌っているのですが、特に
アンドレア・ボッセリの最後の終わり方が良かった
のでパクリました。(^_^;)

出だしは皆一緒なんですが、途中や最後は人によって
少しずつ違いがあるのは面白いですよね。

でも歌詞だけは最初から最後まで"Ave Maria"だけ。^m^

さて自分も変化を付ける意味でオカリナ独特の
キュポーって雑音を入れてみました。
コントロールされた雑音って、もう雑音とは
言えない。(*^^)v

つまり綺麗にキュポーと入れるのには指の動きが
速すぎても遅すぎても駄目です。また入れる
タイミングも大切です。
意図的のその辺りをコントロールする必要が
あります。

いきなり話は飛びますが、モダンアートって
要は雑音を芸術のなかに取り込む動きじゃ
ないでしょうか。偶然性やゆらぎみたいなものを。

それがコントロールされパターン化されると、その
新鮮味が薄れるのですが、逆にコントロールされないと
本当の雑音になるって矛盾を含みつつ…

カオスに陥るギリギリの線、具体的にはカオス理論の
閾値3レベルと言ったら良いのか、そこを常に
更新してゆく動きなんでしょう(・・?

確かにカッチーニのアヴェ・マリアって、向こうに
誘われながらもその一歩手前で止まっている
ような危うさを感じさせますよね。


オーストラリア民謡「ワルツィング・マチルダ」2010/07/30 演奏曲へ
この「ワルツィング・マチルダ」Waltzing Matildaは
古くからあるオーストラリア民謡です。と言うのと
1959年の映画「渚にて」のテーマ曲になりました。
と言うのと、あまり印象としては変わりませんよね。

どちらもあまり知らないという意味では…(^_^;)

ところが映画の「渚にて」をビデオで視ていると
これが全然印象が違うんです
白黒でしたから余計ドキュメンタリーフィルムの
ようで…

都会の昼間、人が誰も居ない。
紙切れだけが風に舞っている風景…

核戦争の後の地球です。

なんか本当に「お〜い、誰も居ないのかぁ!」って
叫びだしたい気分になりました。

そこで「ワルツィング・マチルダ」が
実にゆっくりしたテンポで流れるのです。
(私のオカリナと同じくらい…^m^)

本来はオーストラリアの人々が集まってワイワイと
騒ぐ時に歌うメロディが、人っ子一人居ない
シドニーに沁みこんでゆくのです。

寂寥ですよね。一言で表せば…


ビゼー「カルメン・闘牛士の歌」2010/08/02 演奏曲へ
ビゼーBizetのカルメンで最も有名なメロディですよね。
組曲二番闘牛士Toreroの歌。

このメロディは組曲一番の最後でも演奏されます。
そのタンタカタカタカ、タンタカタカタカ、
タンタカタンタカターンって前奏も有名ですが
指が動かないので割愛しました。^m^

ほんとのエッセンスのみ、って自分が吹ける
範囲だけです。(^_^;)

カルメンって女性は女性から見れば、あまり
好感される面が少ない人でしょうが、
男性諸氏には圧倒的な人気があります。
美人だってこと以外に…(*^^)v

多分、よく分かりませんが男性が、かりに
女性だったらもっとも成りたい女性像?だから
ではないでしょうかねぇ。

闘牛士が女性が、かりに男性だったらもっとも
成りたい職業であるのと同じで…


スコットランド民謡「スコットランドの釣鐘草」2010/08/04 演奏曲へ
「スコットランドの釣鐘草(つりがねそう)」の
原題は"The Blue Bells of Scotland"ですが、
釣鐘草って本当に青いベルが一杯垂れ下がっている
ような可憐な花です。

イギリスに対するスコットランド独立戦争?に
徴兵されていった恋人を思い、彼の帰りを待つ女性の
心境を歌った民謡です。

I wish him safe at home. 
二番の歌詞で彼が無事に帰ることを願っている。

しかし、三番で
He dwelt in bonnie Scotland 
where bloom the sweet bluebells 
And it's oh! in my heart 
How I love my laddie well

彼は美しいスコットランドに住んで「いた」
And it's oh! in my heart 
で、彼が戻って来ないことを暗示してます。

スコットランドに行かれたことのある方は
ご存知でしょうが、一面ヒース(背の高い雑草)
だらけ…なんです。

ほんと、嵐が丘の世界。

自然が過酷なんですよね。かっての日本のように
自然を友に花月風蝶を愛でるって感じはありません。

人々が土地にしがみつき協働して生きざるを得ない。
頼りは人間しか居ない環境です。

だから人に対する想いが強くなるのでしょうね。
その人がそばに居るかどうかが、死活!問題ですから。

この曲も表面はリズミカルな調子ですが、底流には
そんな人を失うことの原始的な悲痛さがあります。

想いが深いんです。

ひるがえって現代の日本では自然が失われ、
都会には荒涼感があります。

人が人を求める想いが強いってことでは
あるいは共通したものがあるかも知れません。

しかし過酷でも自然に直面して生きる人と
自然そのものを喪失して人工的なものに
囲まれて生きざるを得ない我々とでは
人に対する想いが違うのではないでしょうか。

どこか、深みというか、生身というか、
うまく表現できませんが、

人を失うことに対する本来的な何かを
やはり失っているのでは?

この人を失うことによって自分もまた「現実に
死に直面するんだ」というような…


日本古謡「さくらさくら」2010/08/06 演奏曲へ
この「さくらさくら」は変奏も含めて、完全に
イメージです。一応それらしく聴こえませんか?

イメージ演奏ってのは便利です。楽譜無しに吹けます
から。って、楽譜があっても読めない自分には同じ
ですが…(^_^;)

でも楽譜無しの方が、間違っている可能性は大きい。

その間違ってるところって、自分で編曲なり作曲して
いるわけです。

もっとはっきり言ってしまえば、作曲作業自体が
基本的には耳コピではないでしょうか。
自分のイメージを音符に再現してるだけ…^m^

最初、耳コピは難しかったです。一音一音正確に
再現しなくちゃと思い過ぎて。

原曲を複製(コピー)しようとしたんですねぇ。
それは自分には不可能だと諦めました。
この「潔さ」?が初心者には大事です。(*^^)v

要は、音と音との相対的な関係(音の高さや長さ)
さえ「ある程度」保っていれば、「それらしく」
聴こえるのです。

この根拠のない、いい加減な自信?が耳コピを
支えるのです。自信を持って演奏してしまうことが
大切です。

具体的に説明しますと、耳コピは自分で
「ラーラーランランラララー」とか
声を出してメロディを歌えれば、半分以上作業は
終わってます。後はそれを自分なりに音符メモに
書くだけ。

それをオカリナで吹いてみる。
十中八九違ってます。^m^

そこでこれかな?あれかな?とか音を修正すれば
出来上がり。簡単です。間違っていることに
鈍感であれば(鈍感さは初心者の特権)…(*^^)v

一つ気付いたのは、半音がたくさん入ってたり
複雑なメロディには挑戦しないことです。

時間の無駄…(-_-;)

皆さんも是非、耳コピをやってみて下さい。
それを各自がWEBで公開する。
すると、
耳コピー>耳コピー>耳コピー>耳コピー>…
で、最後は原曲と似ても似つかぬ曲に
なれば「しめたものです」!

いつの間にか新曲の出来上がり…とかね\(^o^)/


札幌オリンピック「虹と雪のバラード」2010/08/16 演奏曲へ
「虹と雪のバラード」は1972年に初めて日本で開催された
札幌冬季オリンピックのテーマ曲です。トワ・エ・モアが
歌って当時は随分ヒットしたそうです。

ゆったりしたメロディがオカリナに良く合います。

ところでオカリナに向く曲って、フレーズの
前と後ろの音が伸びて、真ん中でピュルピュルと
変化するのが定番ですよね。(*^^)v

つまり前と後ろの音がいかに綺麗に伸びるか、
また中心のピュルピュルが素早く正確に吹けるか、
で演奏の印象が決まります。

つい前後のロングトーンに目が向き勝ちですが
ピュルピュルと「素早く正確に」吹くのが
実はやっかいなんです。

16分音符のスピードとリズム:
トゥク、トゥク、トゥク、トゥク、に指が
ついて行くかどうか…

初心者の場合、このスピードに間に合わないから
「曲全体」がスローテンポになっちゃうんです。

トゥク、トゥク、トゥク、トゥク、と口で
リズムを取るのは簡単なんですが…
まだまだ上手く指が動いてくれません。(^_^;)


島津亜矢「刃傷松の廊下」2010/08/27 演奏曲へ
忠臣蔵の「刃傷松の廊下」です。

昭和36年(1961年)に、真山一郎という歌手が発表した
歌だそうです。最近では氷川きよしがカバーしている
ようですが、自分はYouTubeで島津亜矢が歌っているのを
聴き、そのイメージで吹いてみました。

昔は年末になると毎年どこかのテレビ局が忠臣蔵を
やってました。最近あまり見ませんよねぇ。
時代劇そのものが下火なのかも…。

でも中国の三国志なんかを映画でレッド・クリフとか
英語の名前を付けて復活しています。

どうですかねぇ、
パイン・コリダー(pine corridor、松の廊下!)とか。
人気、出そうもないけど。(^_^;)

さて「刃傷」ってどう読むかご存知でしょうか?

「にんじょう」と読みます。

てっきりこれ「人情」のことだと思ってました。

つまり、人に意地悪されてカッとくるのは
「人情」だと。^m^


槇原敬之「もう恋なんてしない」2010/09/01 演奏曲へ
槇原敬之の1992年のヒット曲「もう恋なんてしない」
を吹いてみました。

氷河期世代にとっては、忘れられない曲です。
「身体の左側が寂しい」なんて、恋人を失った男に
とって実にリアルな感覚ですよねぇ。

一方、女性の「右側が寂しい」と歌った曲は
ありませんけど…^m^

さて、オカリナで曲を吹く場合、それが
ヒットした頃から10年は欲しい。

今の新曲を吹くのも良いですが、
なんか新し過ぎて痛い。

ワインの新酒のような感じで良さそうに思うのですが、
口に直接響くようなところがあります。

オカリナってやはり、どこか懐かしくないと
心に届かないって部分があると思うんですよ。

ヒットしてから時が経ち人々の記憶の中で熟成された
曲はオカリナに優しい、まろやかさがあるわけです。

その記憶は自分のでなくても、良いのです。

15歳の人が17年前の生れる以前の曲でも…
人々の共有記憶の中で熟成されてさえいれば。

歌がヒットして3〜5年はカラオケでよく聴きます
そして、それが人々に忘れ去られて記憶の中だけで
密かに眠り続ける時間がオカリナには必要なんです。

うまく表現できませんが、想い出が繭のように
紡ぎ出されたような曲がオカリナにはあう
ような気がしています。

この「もう恋なんてしない」がほぼ18年前の曲です。

さすがに今だに失恋中でそれをひきずっている人は
少ない。…と、思われます。(^_^;)

ちょうどオカリナで吹き頃の曲だと個人的には
思うんですが、いかがでしょうか(・・?


小林旭「熱き心に」2010/09/05 演奏曲へ
阿久 悠作詞で小林旭が歌い1986年にヒットした
「熱き心に」です。

この歌は団塊オジサン族がカラオケでよく歌います。
それと谷村新司の「昴」も。(*^^)v

団塊世代の好きな曲って似てますよねぇ。
メロディが極めてゆったり…^m^

自分のオカリナも「指が素早く動かないので」
どちらかというと熟年世代向けの曲のほうが
吹き易いようです…(^_^;)

倍賞千恵子・童謡「赤とんぼ」2010/09/07 演奏曲へ
童謡はオカリナ得意のレパートリーです。
その音色の素朴な味わいとマッチするからでしょう。

宗次郎のオカリナCDに「日本の歌」集というのがあり、
この「赤とんぼ」が入ってました。

一応真似て、吹いたつもり…(^_^;)

さて、皆さんもよく間違えるようですが、自分も
この歌詞:

夕焼け小焼けの赤とんぼ
「おわれてみた」のはいつの日か

を「追われてみた」とつい最近まで
思ってました。つまり作者が赤とんぼの
身になって子供達に追われてみた
と解釈したのです。

赤とんぼって一瞬、止まって誘ってみるような
動きをし捕まえようとすると、ふいと逃げます。
そういった赤とんぼの情景を「追われてみた」と
表現したのかと…

実は「負われて見た」だそうです。
子守におぶさって見た赤とんぼを表現して
いるようです。

従ってこの歌も広い意味で子守歌なわけです。
厳密に言えば「子守られ」歌…^m^

だからどことなく五木の子守歌などにメロディが
似ており、哀愁を感じるのかも知れません。

河島英五「酒と泪と男と女」2010/09/16 演奏曲へ
河島英五の「酒と泪と男と女」は1976年に発表され
当時清酒「黄桜」のCMソングだったそうです。

河島英五は2001年に48歳の若さで肝臓疾患で
亡くなりました。お酒の飲みすぎかも…

それにしてもこの歌詞にある「飲んで飲んで」と
いうタイプの男性は現在少なくなっています。

1970年代は「飲めない」男は男性として認められ
なかったほど、よく集まって飲んだそうです。

逆に今は女性の飲酒人口が増えて、「飲めない女は
仕事が出来ない」?とか言われているそうですが。^m^

ところでオカリナの音はピュア過ぎるから、河島英五が
ギターの弾き語りで歌う、捨て鉢というかちょっと
崩れた感じをオカリナで表現するのは難しいのですが
敢えてソプラノF菅の高音で吹いてみました。(*^^)v


福山雅治「桜坂」2010/09/20 演奏曲へ
2000年にヒットした福山雅治の「桜坂」です。
この曲はよ〜くカラオケで聴きました。

歌い易いのでしょうね。メロディがゆったりで
音域が狭まいから。(低音のドから高音のミまで)

と、いうことはオカリナでも吹き易いってこと
なんで、吹いてみました。(*^_^*)

ただこの歌ちょっとやっかいなのは、直音ベースだと
味もそっけもなくなることです。

例えば出だし「君よずっと幸せに」の部分、

ラソファファーファドファファソラーー

なんですが、その最初のラを
「ラァ-ソって粘りつくように」吹かないと
イメージが湧かないわけです。^m^

とにかく「絡みつくように柔らかく」が基本。
それさえ出来ればこの曲はOKです。(*^^)v


ル・クプル「ひだまりの詩」2010/09/23 演奏曲へ
ル・クプル(Le Couple)「ひだまりの詩」は1997年に
テレビドラマ「ひとつ屋根の下」の挿入歌になり、
大ヒットしました。

ほぼ10年少し前の曲ですが、どうなんでしょう、

A.ついこの前とお感じになるでしょうか?
B.それとも随分以前の歌とお感じになるで
しょうか?

一般的には、
人の成長度は若い時ほど大きい。
時間も長く感じられます。
つまり、
色々と変化の多い時期って、後から考えると
その期間が長く思われるようです。
(その最中は無我夢中で短く感じるけれど…(・・?)

もし仮にA.の、ついこの前と感じられても、
それはそれで…^m^

さてこの曲はメロディが伸びる部分が多いので
オカリナ向けです。

ただ、一番と二番が違い、特に二番の後半を
うまく流れるように吹けるかどうかで
かなりイメージが違ってきますが…


大事MANブラザーズ「それが大事」2010/09/29 演奏曲へ
「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の
テーマソングで1991年にヒットした
「それが大事」です。20年近くも前の歌…

大事MANブラザーズバンドもこの曲がよほど
大事だったのか、この一曲だけで消えて
しまいました。^m^

この歌は、なんか中学の体育館!って
感じですよね。
別に深い意味はありませんけど…(^_^;)

ところで前々から何度も書いてますが、
オカリナにはこのような同じ音が早く
繰り返される曲ってあまり向いてないのです。

でも指のトレーニングには良いようなので、
しつこく吹いてますが…(*^^)v

さて、素早く指を動かすのは身体にとっては
ある種の抵抗があります。

ところがスラ〜っと吹けてしまう曲って
抵抗がないから、あまり記憶に残らない。

吹いてみて抵抗のある曲だけが記憶に残る。
あるいは特別な思い入れのあるような曲だけ…

思い入れも心理的な拘りと解釈すれば一種の
抵抗ですよね。(・・?

すると「抵抗」だけが記憶を確かなものにする。
って、ことになります。

さらにこれを拡大解釈すれば、
抵抗こそ人間が世界を記憶するフィルターに
なってるのかもねぇ…とか。

オカリナの演奏には、こんなことって「大事」でも
なんでも無いんですけどぉ…(*^_^*)


すぎもとまさと「吾亦紅」2010/09/30 演奏曲へ
2007年にヒットした「すぎもとまさと」の
「吾亦紅」です。
中高年の男性に人気の曲。当時カラオケでようやく
新しいナンバーが歌えると…(*^^)v

この曲は語りが中心ですから、いわば
オジサンのラップです。(^_^;)

オカリナでオジサン・ラップを表現するのは難しい。

でも、難しい曲を避けていては、オカリナ向けの
メロディに「固まって」しまうような気がして
敢えて挑戦しています。
(上手、下手は別にして…(*^_^*)

特に「あなたに、あなたに、あやまりたくて」
の部分、高音で、
ララレレー、ララファファー、ミミレレドドシ♭ー
と吹くところさえ、それらしく聴こえれば
この曲あとは、あまり細かいところを気にする
必要が無い?ので案外初心者向けなのかも知れません。

いやかえって、たどたどしい方が
オジサンにとっては親近感が湧くとか…

でもオジサンにあまり親近感をもたれても
なにも良いことはありませんけどね。^m^


河島英五「時代おくれ」2010/10/08 演奏曲へ
1986年に発表された河島英五の「時代おくれ」を
吹いてみました。

当時既に、この歌詞に描かれた男性の生き方が
「時代おくれ」だったんだから、今はもっと
これが「時代おくれ」なのか…

また今後ますます、「時代おくれ」になって
行くのか…

(オカリナで「時代おくれ」を吹くこと自体、
もう「時代おくれ」とかね。(*^_^*)

あるいはそれとも、ここで歌われてる男性の姿が
将来、逆に再現し復興する時代が来るのか…

あるいは、これが男性ではなく、女性のあるべき姿に
なるのだろうか…(^_^;)

もっと飛躍すれば、大人ではなく子供が塾の帰りに
居酒屋に立ち寄ったりしてね…^m^

このように時代の雰囲気ってどうにも変化しますよね。

だから本当は「時代おくれ」かどうかなんて
誰にも分からないってことじゃないでしょうか。

ただ一つこの歌が中高年男性の共感を呼ぶのは、
かってみんなが共有していた価値観ー居酒屋
オジサン文化にこだわりたい。
「変わりたくない。」ってことじゃないでしょうか。

この価値観って、少し男性が無理して維持するもの
なんです。楽なものじゃ男の美学にならない。
やせ我慢こそ、その情緒の中心にある。(*^^)v

また自分は折角やせ我慢してるけど、時代は
変わってしまい、そんなものにみんなが注目して
くれなくなった。

でもそんな時代だからこそ、それに逆らって、
頑張って、やせ我慢しているから歌になるんです。

この歌が歌われる以前のずっと昔、
居酒屋オジサンー>やせ我慢精神がみんなの
生き方のスタンダードだった頃に、この歌は
絶対流行らなかったはずです。

「時代おくれ」じゃないから…(^。^)y-.。o○


映画ディア・ハンター「カヴァティーナ」2010/10/11 演奏曲へ
1978年に公開されアカデミー賞を取ったアメリカ映画
ディア・ハンター(The Deer Hunter)のテーマ音楽です。

この曲を聴くと、いつもなんかしみじみとします。

ただここでは、自分が好きな部分しか
演奏してません。

さらには、録音がうまく入ってません。
マイクに近づき過ぎたのか若干音が割れております。
演奏に熱中すると、つい…(^_^;)

ということで、

これがカヴァティーナ(Cavatina)だと分かるには
相当この曲が好きで何度でも聴いた経験が
必要となります。^m^

従って、自分だけは「しみじみ」と、そのつもりで
吹いてますが、「本当に」そうなりたい方は
原曲をお聴きになることをお奨めします。(*^^)v


シューベルト「セレナーデ」2010/10/19 演奏曲へ
シューベルト(Schubert)の「セレナーデ」(Serenade)は
フルートで演奏されることが多い。

セレナーデというと女性が待つヴェランダの下で
男性が求愛の歌を奏でるというイメージが強いのですが
しかし、オカリナではあまり求愛のイメージは
湧いてきません…^m^

そこを敢えて吹いてみました。
結構好きな曲ですから、今回の演奏で4回目。

シューベルトの音楽は透明感がありますよね。
だからこのセレナーデでも、あまり色がついてない。
愛情のむせかえるような甘さがない。
そこがオカリナでも吹ける理由かも知れません。

シューベルトは作為的なところがないのに、感情の
琴線に触れてくる。好きなんですが、どこが良いのか
と聞かれると困ってしまいます。

オカリナでもそんなシューベルトの曲のような
透明感のある演奏をしてみたいですよねぇ。(*^^)v


松任谷由美「卒業写真」2010/10/21 演奏曲へ
「卒業写真」は1975年(S.50)の松任谷由実(ユーミン)
の荒井由実時代のヒット曲です。

メロディはいかにも70年代っぽいポップス調なので
オカリナの得意な分野です。(*^^)v

卒業写真を見ながら昔の彼を想いだしているという
雰囲気自体がレトロな感じがします。

これ誰でも知っているような曲ですが、吹いてみると
案外知らない人が多い…若い人も高齢者も…

ある意味70年代ポップスって当時を知る人しか
知らないことが良く分かります。


リスト「愛の夢」2010/10/22 演奏曲へ
リスト(Franz Liszt)の「愛の夢」(Liebestraume)は
オルゴールの曲にも選ばれており、これを聴くと
眠くなる人も…^m^

そこで眠気を抑える意味で?お隣のワンコが
録音中に吼えてくれています。はじめての
伴奏つき。(*^^)v

この曲はゆっくりしたメロディなので初心者にも
吹き易いのでお奨めです。(*^_^*)

さて途中、
シ♭ーラ♭ソファ♯ソ、シ♭ーラ♭ソファ♯ソ
と続く部分が自分では間違うことが多かったです。

多分、
1.半音階の指使いが続くこと
2.その中にソだけ混じること
3.特にラ♭ー>ソが音程的には下がるのに
  指使いは上がること。(右薬指を離すから)
のせいではないかと思います。

指使いではなんらか、通常パターンと違うケースで
間違うようです。

さらにその感覚を考えてみると、不自然な指の動きに
対する抵抗感というものがあるんです。
その抵抗感って、その演奏部分で音が出る前に
それを感じないと、指の動きが間違っている
のが分かる。何かスポッと抜けたな…?って。

慣れてくるとこの抵抗感の記憶しかない。

普通は曲を練習するときに、この抵抗感覚部分だけ
集中的に吹く。

専門的なことは良く分かりませんが、
身体からその指の動きの抵抗を無くして滑らかに
すると同時に、その抵抗感を取り込んで
身体感覚化しているんじゃないでしょうか。

これをさらに突き詰めると、生まれた時から
このような抵抗感を積み重ねたもので
人間は外の世界を認識しているのかも…

な〜んて考えていると、本当に眠くなるので
止めますが…(^_^;)


安全地帯「ワインレッドの心」2010/10/26 演奏曲へ
1983年のサントリーのCMソングから
大ヒットした玉置浩二さんがボーカルの
安全地帯のヒット曲「ワインレッドの心」です。

YouTubeにあるこの曲を聴きながら、適当に
「それらしく」吹いてみました。(*^_^*)

普通、歌の場合はそのまま歌えば良い。

でも、オカリナだとどうしても一旦は音符に
変換しなければ、吹けない。

同時に歌詞も消える…

これってすごいハンディですよねぇ。

そこを「それらしく」聴いて頂くためには
絶大なサポートが水面下?で必要なわけです。

頭の中で、まず歌詞を補い、
かつ、メロディのおかしな部分があれば
適宜修正してもらわなくては…^m^

オカリナを吹く前に、歌の題名を言い、いつ頃
誰が歌って歌詞はどんな意味のことだったか必ず
話すことを習慣付けましょう。(*^^)v

「サポート」を得るために…

それでもって、もしかりにこれから聴いて頂く人が
その曲を知らないようだったら…

オカリナ初心者の場合、曲自体変更することを
考えたほうが良いかも。

「その歌知らないけど良い曲ねぇ」と言われる
可能性は極めて小さいから…(^_^;)


槇原敬之「どんなときも」2010/10/28 演奏曲へ
1991年に発表された槇原敬之の三枚目のシングル
「どんなときも」を吹いてみました。
槇原の歌の中ではこれが一番印象に残ってます。

歌詞は素朴な感じでオカリナ向きではありますが、
こういったテンポのある曲ってオカリナに
不向きなのかどうか(・・?

でも、しつこくトライしています。(*^^)v


伊東ゆかり「小指の想い出」2010/10/30 演奏曲へ
1967年の伊東ゆかりのヒット曲「小指の想い出」です。
この曲をオカリナで吹くとき、

ミミミファミレーで始めても良いし
ラララシ♭ラソーでもOKです。

自分の場合はラで始めてます。
ソプラノF管ですからアルトC管のちょうど
1オクターブ上のミからですが。

この曲は普通に吹くと結構、単調なんです。

そこでツヤをつけると言うか色をつけると言うか、
例えば

ラぁラララ,シ♭ぃラぁソぉぅぉぅ

と吹くのです。

歌っている感じを出したいと…
(伊東ゆかりさんがどう歌ったか、なんて
知りません…、想像です。^m^)

でないと伴奏がないものですから、ソロだと
どうしても味気ない演奏になってしまいます。

これをやり過ぎると鼻につきます。(^_^;)

でも、人によって鼻につき易いタイプ?
とそうでないタイプがあります。

どの程度が適正か、なんて誰にも分かりません。

鼻にかかった歌い方をする歌手とそうでも
ない歌手がいるのと同じです。

どちらが良いかは聴く人次第ですから。(*^^)v


沢田知加子「会いたい」2010/10/31 演奏曲へ
1990年に発表された沢田知可子の「会いたい」です。
ドラマのエンディングテーマにもなったそうです。
ヒットした当時自分は知りません。でも、ラジオや
テレビでよくこの曲は歌われたので、ごく自然に
覚えました。

沢田さんの学生時代部活の先輩が交通事故で
亡くなったエピソードがあるそうで、その想いが
歌に込められてるせいか今でも「泣ける歌」として
よく紹介されます。

さて何度も書いてますが、オカリナって同じ音が
連続する曲は不得意なんです。この歌も
出だしとか、細かく同じ音が続きます。

不思議なことに苦手でも吹き続けていると
だんだん、変じゃなくなるんですよね。

細かい同じ音の連続部分を吹いたのを
聴いて、

以前は
1)何か変だなぁ。
↓
から、
2)そう変でもないかぁ。
↓
最近は
3)まずまずってところかな?

と自分の印象が変化します。
これって吹いてるうちに少しは上手になったのか
それとも耳が慣れたのか、よく分かりません。
(ほとんど後者だとは思いますが…^m^)

さらに面白いのは吹いてるうちに耳が肥えてくるって
こともあります。

以前に録音した曲を聴いて、
1)まずまずってところかな?
と思ってたんですが、今では
↓
2)どうも変だよねぇ!
と評価が辛くなっているんですよ。(^_^;)

最近思うんですが、プロは別でしょうが素人が
楽しみで吹くときは、自分の評価を甘めに
するのが継続のコツじゃないかと…(*^^)v

もっと理想的には、その時の「ありのまま」に
自足する「評価しない」態度。

はっきり言えば、開き直りの精神。(^。^)y-.。o○


NHKドキュメンタリー「シルクロード」2010/11/02 演奏曲へ
1980年代にNHKが製作したドキュメンタリー
シリーズ「シルクロード」のテーマ曲です。

喜多郎作曲のこのシルクロードはオカリナで
演奏されることが多い曲の一つです。

音と音の繋がりがオカリナで吹くのにぴったり
なのが好まれる原因でしょう。

フレーズの最初と最後の音を伸ばして、途中
プリュプリュと変化をつけるあのオカリナ独特の
パターンに添ってメロディが構成されています。

それとオカリナの牧歌的な音色がシルクロードの
雰囲気にピッタリ。(*^^)v

神野美伽「雪簾」2010/11/05 演奏曲へ
「雪簾」は本来、神野美伽さんが2005年に発表した
歌なんですが、NHKのど自慢の平成18年度チャンピオン
大会をたまたま視たおり、清水博正さんが歌ったのを
聴いてはじめて知りました。

ご承知かと思いますが、清水さんは目が不自由
なんです。でもその歌唱力は素晴らしい。(*^^)v

よく歌詞は覚えてないのですが、こんな自分の
人生だけど一つ二つは良いことがあったんだと
言った意味のことを歌われたときには、身体が
震えるほど感動しました。

皆さんにその感動が少しでも伝わらないかと思い
オカリナで吹いてみました。(*^_^*)

音だけ、少し震えておりますが…^m^


サザンオールスターズ「いとしのエリー」2010/11/08 演奏曲へ
サザンって空気のようなものだった。

解散しちゃうなんてことは無いのじゃないかと
思ってた。

でも、解散しちゃった…

で、1979年のサザンの3枚目のシングルだけど、
実質デビュー曲である「いとしのエリー」を
吹いてみました。

オカリナのソプラノF管の音ってとても、
か細いので桑田さんの声じゃなく、
まるでエリー本人がさみしくて
泣きながら歌ってるような…


小林明子「恋におちて」2010/11/11 演奏曲へ
小林明子の「恋におちて_Fall in love」は1980年代の
TVドラマ「金曜日の妻たちへ」の主題歌ですが、
もう知ってる人のほうが少ないかも…

歌詞のなかで恋人に電話するのに、
「ダイヤル回して、手を止めた」
って、歴史を感じさせますよねぇ。(*^^)v

このドラマ以来、日本における女性の不倫が
社会的に認知されたそうです。^m^

随分以前に、この曲をオカリナで吹いたことがあります。
どうも最後のフレーズがうまく吹けなかったような。
実は今回も…ですが、
それでも、少しましになりました。(*^^)v

さて、以前はずっとオカリナのアルトCで
吹き続けていたところ、不倫ってほどじゃ
ないんですが、ソプラノFを買い、最近は
すっかりそちらで吹いています。

で、これが、やはり、今は次のオカリナが
欲しくなっているんですよねぇ。^m^

始めたときの感激ほどじゃないにしても
新しいオカリナを吹くって新鮮ですよね。

よくホームページなんかでオカリナを色々な種類
たくさん持っている人が紹介されてますが、
その気持ちが分かるようになりました。(*^_^*)

本当は素人の場合、練習する曲を2〜30曲程度に
絞りこんで、暗譜はもちろん、指の動きが身体に
滲みこむぐらい吹いたほうが良いようです。

レパートリーが30曲あれば、10曲の演奏会が
三回出来ます。三回以上、同じ人の前で演奏する
なんてプロでない限り、あり得ませんから…^m^

またオカリナもせいぜいアルトCとソプラノFが
吹ければ…

そういった意味では、ここで300曲以上吹いて
またさらにオカリナが欲しい自分って…

結構、気が多いのかも…(・・?


稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」2010/11/15 演奏曲へ
稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」1992年に
TBSテレビで放映された「ホームワーク」の
主題歌としてこの歌が起用され大ヒットしたとの
ことです。

その後カバー曲として色んな歌手やユニットが
歌ってるので聴き憶えのある方が多いと思います。

ドラマや映画の主題歌になった曲が
ヒットしやすいのは?

映像イメージもメロディに刷り込まれるせいで
しょうか。

テレビCMに使われてもヒットしやすいのは?

これは何回も耳にするから…(^_^;)

さてこの曲は全体がスローバラードなので、
オカリナで吹くのは比較的簡単です。
また懐メロなので聴く人も知っておられる方は
メロディも追い易い。

だから初心者でも「クリスマス前」に演奏すれば、
結構うけます。(*^^)v


映画メリー・ポピンズ「チムチムチェリー」2010/11/21 演奏曲へ
チムチムチェリーが歌われたミュージカル映画
「メリー・ポピンズ」は、1964年にウォルト・
ディズニーが製作したものです。
当時の米アカデミー賞5部門!を受賞したとのこと。

サウンド・オブ・ミュージックで有名なジュリー・
アンドリュースが主演しました。

この曲はタンタカタン、タンタカタン、
ターターン、タターン、の繰り返しです。
イメージを作るのは極めて簡単。(*^^)v

お分かりのように自分は楽譜が読めません。
楽譜からはリズムもメロディもさっぱり浮かびません。
学校のとき音楽が苦手で(他の教科も…)もっぱら
体育の時間だけを待ち望んでいたものですから…(^_^;)

オカリナ初心者には楽譜が苦手な方が
結構おられるようで、安心しています。^m^

合奏したりしない限り、一人で吹いて楽しむ程度で
あれば楽譜を見る必要はありません。
と、キッパリ思い切ることが大事。(*^^)v

忠実に原曲を再現することを諦める。

自分なりのイメージで吹けば良い。
(初心者の場合、楽譜が読めてもその通りには
吹けませんが。(*^_^*)

自分のイメージで吹く場合に大事なことが
一つあります。それは、

「正眼崩し」です!

北大路欽也のお父さんで市川右太衛門という人が
映画「旗本退屈男」で使う剣術の奥義です。

母が昔の東映チャンバラ映画が好きで、一緒に
ビデオを見ていたら、退屈男が「これぞ諸羽流、
正眼崩し」ってやってました。

これだぁ!と思いましたね。(^_^)v

剣道の基本である中段の構えを「正眼」と言います。
それを崩して構えるので「正眼崩し」。

初心者は原曲をそのまま吹けない。崩れざるを
得ないわけです。同じ崩れるなら正眼「側」に
崩れる。

曲の特徴を正眼とすれば、その特徴を強調する側に
崩れる。

例えばこのチムチムチェリーの場合に特徴が
タンタカタン、タンタカタン、ターターン、タターンで
あればそれを強調する方向に。

最初に曲を練習する場合、この
タンタカタン、タンタカタン、ターターン、タターン
を無茶苦茶強調して吹いてみる。

「ちょっとぉ、これやり過ぎぃ」と感じて「自分で
苦笑する程度」まで一旦は「やり過ぎる」。

で、そのオーバーに行き過ぎた程度を「少しセーブ」
しながら実際には吹くわけです。

これ、楽譜を読めないオカリナ初心者の
「奥義」です。

特徴が掴めないような曲、崩れる方向が
分からない曲は、どうするか?

これ「秘伝」です。↓

「R&B系に崩れれば、それなりに聴こえる」ものです。

たとえ無茶苦茶になっても、ジャズっぽければ
アレンジして吹いているかなぁ…と。\(^o^)/

でも、このように一度「崩れる癖」がついてしまうと、
基本に戻るのが大変ですから、「正式に」オカリナを
吹きたい方は決して真似をしないようにして下さい。
m(__)m


KAN「愛は勝つ」2010/11/24 演奏曲へ
ご存知ですかねぇ。この「愛は勝つ」って。

1990年にKANが作って歌ってヒットしました。
フジテレビ「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の
挿入歌だったそうです。
レコード大賞を取ったとか、紅白にもでたとか…

熟年の方は記憶に薄く、若い方は知らないといった
丁度世代の狭間にある曲です。(^_^;)

でも自分はカラオケで歌える大事なレパートリーの
一つで結構好きな曲です。(*^_^*)

メロディは簡単ですから、オカリナでも吹き易い。

歌詞なんか聴いていると元気になります。(*^^)v


ドイツ民謡「故郷を離るる歌」2010/11/27 演奏曲へ
この歌の題名ですが「故郷(こきょう)を離れる」
じゃなくて、「故郷を離るる」となっているところに、
なんとも言えないレトロな感じがします。(*^_^*)

また面白いのは題名で「こきょう」と読むのに
歌詞では「ふるさと」になってます。↓

さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば

たしかに、さらばこきょう、こきょうさらば、
じゃぁ、もう一つピンと来ませんけど。^m^

この歌は本来ドイツ民謡"Der Letzte Abent"なんですが
ドイツではほとんど知る人はなく、日本だけで歌われて
いるようです。

やっぱり歌自体が、「さらば故郷」なんです。(^_^;)

さてこのドイツ語の原詞では、
息子が修業の旅に出る際に恋人に向かって
「母は金持ちになるように旅に出ろって言うけど
自分は貧乏でも貴女と一緒に居たい。」
という部分があるそうです。

泣けますよねぇ。(/_;)

でも現代じゃ、言われた恋人のほうが
「貧乏は勘弁してよぉ!」
とかね?(*^^)v

本国で廃れたのも、こんな歌詞のせいかもねぇ…


坂本九「上を向いて歩こう」2010/12/03 演奏曲へ
この曲って案外難しい。メロディは簡単なんですが
というか簡単過ぎて、九ちゃんのような独特の声と
歌唱力のない限り童謡か唱歌みたいになり勝ちです。

オカリナで吹いてみたら、その通りに…(^_^;)

おまけに、力が入り過ぎ…^m^

でも、「上を向いて歩こう」という前向き(上向き?)
の気持ちだけは伝わるのではないでしょうか。

1961年の歌ですから50年近く前です。
坂本九ちゃんが御巣鷹山の航空機事故で
亡くなってから25年以上ですから…

「スキヤキ・ソング」?とか訳の分からない題名で
当時アメリカのヒットチャートに登場した日本の
最初のポップスがこの歌だ、とか母が言ってましたが…

でもこの歌って希望を感じさせて
くれますよね。(*^^)v

もう希望って言葉自体、少し照れながら
話す現代においても…


エルヴィス・プレスリー「好きにならずにいられない」2010/12/06 演奏曲へ
1961年に発表されたエルヴィス・プレスリーの
「好きにならずにいられない」(Can't help falling
in love with you)を吹いてみました。

原曲はクラシックの作曲家マルティーニの代表作である
「愛の喜び Plaisir d'Amour」で結婚式などでもよく
演奏されるフランス語の歌曲です

「好きにならずにいられない」と似た名前の
「愛さずにはいられない」(I can't stop loving you)
というレイ・チャールズの歌がありますが、
オカリナでは音域が広すぎて吹けません。

個人的にはI can't stop loving youというフレーズが
大好きなんですが、残念です…(^_^;)


クリスマス・ソング「諸人こぞりて」2010/12/13 演奏曲へ
「諸人こぞりて」は讃美歌(112番 Joy to the World)
でよく歌われるクリスマス・ソングです。

諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ 
久しく待ちにし 主は来ませり 
主は来ませり 主は、主は来ませり 

子供の頃、歌詞の最後「主はぁ」「主はぁ」って
ところが「シュワー、シュワー」と炭酸入りの
ジュースの音かと思ったりして…^m^

ただ讃美歌のなかではノリが良いので
オカリナで吹いても元気が出ます。(^_^;)

今年は不況の影響かお金のかかるクリスマス・
イブのホテルやレストランの予約が少ないようです。

オカリナは楽器のなかでも安く始められます。
「来年のクリスマス」!に備えて、
始められてはいかがでしょうか。(*^^)v

吹けるようになった頃には、世の中は不況から
脱出しているかも知れませんが…

その方が本当は良いのでしょうけどね。


クリスマス・ソング「聖しこの夜」2010/12/16 演奏曲へ
クリスマスも近いので「聖しこの夜」を吹いて
みました。(*^^)v
讃美歌系の曲はオカリナで演奏しやすいので
お奨めです。

この曲を聴くと子供の頃のクリスマスプレゼント
を想いだして懐かしくなります。
今でもくれる人が居れば、決して遠慮する気は
さらさらないつもりなんですが…^m^

この曲を演奏する場合、普通はファから始めること
が多いのではないでしょうか?
今回は敢えてソから始めて最高音がファになるように
してみました。(変調無しで吹けるし…(^_^;)

どうしても高音部のファがミューというような
細い音になってしまいます。
その後のミが響きやすいだけに目立ちますよね。

吹奏楽器の場合は最低音と最高音が難しいのは
共通していますが、オカリナの場合はやはり
高音の方が難しい。

上手な人はファの上のファ♯まで、かなり綺麗に
吹けるようですが…
そうすれば、My Way とかグノーのアヴェマリアとか
個人的に好きな曲が演奏出来る様になります。

かなり先になりますが…乞うご期待(*^_^*)


クリスマス・ソング「ジングルベル」2010/12/17 演奏曲へ
クリスマスの時期に世界中で歌われているジングルベル
(Jingle Bells)を吹いてみました。

原曲の本来の名前はOne Horse Open Sleigh
(1頭立ての橇)だったそうで1857年にアメリカの
牧師さんが作ったそうです。

確かに橇に乗って滑っているような軽快な曲です。

クリスマスはオカリナの活躍時というか、パーティなどで
このような曲を吹くと喜ばれます。音が素朴だから
でしょうか。吹き易いメロディが多いせいかもね。(*^^)v


クリスマス・ソング「赤鼻のトナカイ」2010/12/20 演奏曲へ
赤鼻のトナカイ(Rudolph the Red-Nosed Reindeer)は
1948年にアメリカのジョニー・マークス(Johnny Marks)
作詞・作曲のクリスマス・ソングです。

また1964年と1977年にはこの曲をモチーフにした
アニメが製作されヒットしたとのことです。

日本でもすっかり有名な曲ですが、軽快なメロディ
なのでオカリナで吹き易い曲です。(*^^)v


クリスマス・ソング「サンタが街にやってくる」2010/12/21 演奏曲へ
1934年にアメリカで作曲された「サンタが街にやってくる」
(Santa Claus Is Coming to Town)は日本でもクリスマス
シーズンには必ず聴こえて来る曲ですよね。

この曲も「赤鼻のトナカイ」同様に1970年にアニメ化
されています。

音楽とアニメが同時にヒットするのは今も昔も
変らない現象のようです。(^_^;)

このところ連続してクリスマス・ソングばかり
吹いています。

実はこの12月24日にクリスマス・パーティが
老人ホームであり、その練習のためです。(*^^)v


いきものがかり「ありがとう・ゲゲゲの女房」2010/12/22 演奏曲へ
2010年のNHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」の主題歌、
いきものがかりが歌った「ありがとう」です。

本当はもっと長い曲らしいのですが、テレビで
流したところしか吹いておりません。他の部分は
知りませんので…^m^

いきものがかりの歌は長く伸ばせば伸ばすほど
感じが出ます。だからオカリナ向き!(*^^)v

さて個人的にはドラマで布美枝の父親である
源兵衛(大杉漣)さんの大ファンです。(*^_^*)

後半出番が少なくて…亡くなったときは本当に
ガックリしました。(^_^;)

現代では頑固一徹なオヤジって少なくなり
ましたよねぇ。

代わりに頑固一徹なオバアサンが増えているような。
今の「てっぱん」の「おばあちゃん」(富司純子)
みたいな…(^。^)y-.。o○


それいけ!アンパンマン「アンパンマンのマーチ」2010/12/24 演奏曲へ
1988年に作られた昔の子供も今の子供もみんなが
知ってるテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」の
オープニングテーマ「アンパンマンのマーチ」です。

メロディも歌詞も元気が出る曲ですよね。(*^^)v

吹いていると子供の頃を想い出して、
なんか指が勝手に動く感じというか…(^_^;)

今でも私はアンパンが大好きですが、アニメほど
人気は無いようです。(*^_^*)


フォークダンス「オクラホマミキサー」2011/01/05 演奏曲へ
「オクラホマミキサー」は、フォークダンスで
有名ですが、もとはアメリカ民謡で「わらの中の
七面鳥」Turkey in the Strawとも呼ばれています。

この曲の間奏が結構難しいのですが、フォークダンス
には欠かせないので吹いてみました。(*^_^*)

それと最後の
タンタカ、タンタン、タン、タン (*^^)v

最近はフォークダンスもあまり見られなく
なりましたが、懐かしく感じられる方も
結構おられるようです。

お目当ての人がパートナーで回ってくる寸前、
タンタカ、タンタン、タン、タン 
とかね…^m^


中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」2011/01/07 演奏曲へ
「翼の折れたエンジェル」は1985年の
ヒット曲ですが、今もテレビのビールのCMで
歌われたりしてます。(*^_^*)

以前にテレビで放映された80〜90年代懐かしの
ヒット曲集で、当時の歌が紹介されてましたが、
その中にこの曲も含まれていました。

その番組は最初ヒットした当時の歌の映像が画面で
流されて、その後に現在の歌手自身が引き続き
歌うような構成でした。

10〜20年前の若い時の本人と比較するような形…

時って残酷ですよねぇ。
やはり皆さん落差は覆い隠せませんでした。(^_^;)

60〜70年代の歌手の方々よりはマシですが…^m^

でも、この曲を歌った中村あゆみさん「だけ」は、
若い頃より上昇↑しているんです。(*^^)v

「翼が折れた」のにどうやって上昇したのか
ほんとに不思議…\(^o^)/


竹内まりや「純愛ラプソディ」2011/01/08 演奏曲へ
竹内まりやの「純愛ラプソディ」です。この曲も
1994年のヒットですが、いまだに良くカラオケで
アラサー&アラフォー以上の年配の女性に
歌われています。

メロディのノリが良いから…(*^^)v

竹内まりやって旦那が山下達郎であることは
特に関係なしに、なんか女性に人気がありますよねぇ。

男性の視線をあまり意識してない様子が
良いのでしょう。自然体ですよね。

声も雰囲気も女性本来のフニャと?した部分を
感じます。

ところで歌詞のなかに
「タイムカードを押すたびに」ってところが
なんとも時代を感じさせますよねぇ。(^_^;)

今ではIDカードを首からぶら下げておられる
方が多いようですが、いつまで続きますことやら…^m^


今井美樹「Piece of my wish」2011/01/10 演奏曲へ
1991年TBS系ドラマ「あしたがあるから」の主題歌で
大ヒットした今井美樹の「Piece of my wish」です。

歌ってそのヒットした当時の記憶を丸ごと生で
思い出させます。感情の襞の隅々まで…

今から20年近い歳月が一瞬で消えてしまうような。

個人的には今流行の「泣ける歌」ベストテン?に
入る曲です。

特に、
ファシ♭ーラシ♭ード(高)−
ラーーソソーー
のフレーズにはいつもジ〜ンと…

そしてジ〜ンとくるメロディっていつまでも
その余韻に浸っていたいものだから、
つい、間延びしてしまいますよねぇ。(*^_^*)


坂の上の雲「広瀬中佐」2011/01/11 演奏曲へ
NHKの「坂の上の雲」で日露戦争の第2回旅順港閉塞作戦
において、撤退時に行方不明となった部下を捜索した後、
救命ボート上で戦死した広瀬中佐の歌があるというので
吹いてみました。

基本的には軍歌はあまり演奏しませんが、これだけは
ドラマのロシアの令嬢が可哀そうで、つい吹いてみました。(^_^;)

歌詞も太平洋戦争のときのような勇ましいものではなく、
あくまで広瀬中佐を悼んだ内容です。

そのせいか当時の高等女学校に通う女生徒が軍歌のなかで
この歌だけは良く歌ったとのことです。

広瀬中佐がスマートな海軍士官だったから…^m^

倍賞千恵子「山のけむり」2011/01/12 演奏曲へ
「山のけむり」は1952年にNHKのラジオ歌謡として
発表され、長い間叙情歌として親しまれてきました。

自分は倍賞千恵子さんのイメージで吹いてみましたが
最近BS日テレの夜10時から放送されている「思い出の歌」
でフォレスタという混声合唱グループが歌っているのを
聴き、改めて良い歌だなぁ…っと。

どうもオカリナで吹き易い(初心者が)=良い歌!
という公式が頭に出来上がっているようで、必然的に
旧い歌へ、古い歌へと惹かれて行くような気が
しております。(^_^;)


竹内まりや「駅」2011/01/13 演奏曲へ
1987年に発表された竹内まりやの「駅」は自分に
とって最も泣ける歌の一つです。

歌詞が胸に滲みる…(^_^;)

最初の低音部はオカリナでは吹きづらいのですが
後半の高音部は良いですよね。しかし、

吹いていると気持ちが入ってしまい、メロディを
若干?伸ばし過ぎましたか。^m^


加藤登紀子「琵琶湖周航の歌」2011/01/14 演奏曲へ
「琵琶湖周航の歌」は旧制第三高等学校(現在の京大)の
ボート部で大正時代に作られた歌です。
加藤登紀子が歌って一般の人にも知られるようになりました。

自分も以前滋賀県の大津に住んでいたことがあり
瀬田の唐橋の下を大学や実業団のボートが行き来
するのをよく眺めていました。

(1) われは湖(ウミ)の子 さすらいの
  旅にしあれば しみじみと
  昇る狭霧(サギリ)や さざなみの
  滋賀の都よ いざさらば

(2) 松は緑に 砂白き
  雄松(オマツ)が里の 乙女子は
  赤い椿の 森陰に
  はかない恋に 泣くとかや

(3) 波のまにまに 漂えば
  赤い泊火(トマリビ) 懐かしみ
  行方定めぬ 波枕(ナミマクラ)
  今日は今津か 長浜か

この歌はオカリナで吹くより風呂場で湯に
浸かりながら、しみじみ歌うと特に感じが
出ます。(*^^)v

銭湯ではなく、家の狭い風呂ですから
琵琶湖とは比べものにはなりませんが…^m^


ビリー・ヴォーン楽団「夕日に赤い帆」2011/01/16 演奏曲へ
「夕日に赤い帆」Red Sails In The Sunsetは1935年に
イギリスで作詞作曲され、ザ・プラターズの歌で
ヒットしました。

しかしなんと言っても日本ではビリー・ヴォーン楽団
Billy VAUGHNの演奏で有名です。

イメージとしてはハワイの海でセーリングを楽しんで
いるような…。お正月は随分日本のタレントの
皆さんが骨休めに行かれたようですが、こちらは
せいぜいオカリナでその気分を味わっております。^m^

ホイットニー・ヒューストン「アメリカ国歌」2011/01/17 演奏曲へ
メジャーリーグの開幕試合とか、ローズボールの
試合前とか、有名な歌手が招かれて選手や観衆と
一緒に必ずアメリカ国歌が歌われますよね。

面白いのはマライア・キャリーにしても他の歌手に
しても自分なりに自由にアレンジして歌います。

それがいかにもアメリカらしくて良い。

1991年の湾岸戦争の時にホイットニー・ヒューストンが
歌ったのが個人的には一番良かったように思います。(*^^)v

多くの人々がこの歌を聴く。それだけで伝わるものがある。
繰り返し甦る。再生されるスピリットのような
ものなんでしょう。

アメリカの場合は人種が混交しているので個人に
アメリカ人としてのアイデンティティがない。
(合衆国だから…^m^)

国歌が大事されているのは、逆に言えばそれしか
個々人の帰属性が証明されないから…(・・?

オカリナでこの曲を吹く場合に、前半の
繰り返し部分より後半の伸びやかな部分に
重点をおいた方が良いようです。

特に最後の盛り上がりは名曲だなぁと
いつも感じています。

金融危機から続く不況ででアメリカも大変なようですが
この歌のスピリットでなんとか乗り切ってもらい
たいものです。(^_^)v


ヘイリー・ウェステンラ「シェナンドー」2011/01/18 演奏曲へ
「シェナンドー(Shenandoah)」は、19世紀始め頃から
歌われているアメリカ民謡です。

ヴァージニア州周辺で川を行き来する貿易船の舟歌で
内容はインディアンの酋長の娘に恋をする白人貿易商の
物語で様々なヴァリエイションの歌詞があるようです。
(結局片思いに終わったり、奪って逃げたり…(^_^;))

自分はヘイリー・ウェステンラ(Hayley Westenra)が
YouTubeで歌っているのを聴き吹いてみました。

オカリナに向いている曲のわりには、あまり聴くことが
ありません。歌そのものが日本で有名ではないせいで
しょうか?ひょっとするとアメリカでもあまり知られて
なかったりしてね…^m^


ブルース・スプリングスティーン「This Land is your Land」2011/01/19 演奏曲へ
「This Land is your Land」の邦題は「わが祖国」
ですがそれだとスメタナの交響詩と間違えそうなので
英語のままの題名にしました。

確かオバマ大統領の就任式のときにブルース・
スプリングスティーン(Bruce Springsteen)が
この「This Land is your Land」を歌い、それに
大統領夫妻も一緒に唱和しておられた記憶が
あるのですが…(・・?

特に、
This land was made for you and me
という最後のフレーズが印象的でした。(*^^)v


倍賞千恵子「早春賦」2011/01/20 演奏曲へ
「早春賦」は大正時代の安曇野を歌ったものです。
倍賞千恵子やダークダックスが、以前これを
歌っているのを聴き良い曲だなぁと感じました。

♪春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か♪

♪春は名のみの風の寒さや
とか、
♪春と聞かねば知らでありしを

なんかの描写は、文語体だからこそ
叙情的なのかも…(・・?

これが近頃流行りの携帯口語体だと:

春っても、風が寒いよねぇ
春って聞かんきゃ知らんですんだ

とか、歌ってもねぇ。
もう一つピンと来ません…(^_^;)

言葉ってそれ自体、持ってる格調があるような
気がします。
その格調は、その言葉を使う人に対して
影響を及ぼすってこともあるんじゃ
ないでしょうかねぇ。(*^^)v


ビー・ジーズ「マサチューセッツ」2011/01/21 演奏曲へ
1967年に発表された、ビー・ジーズ/ BEE・GEESの
「マサチューセッツ / MASSACHUSETTS」は、
彼らの初期のナンバーで日本でも大ヒットしました。

オリコン1位を獲得し当時51万枚のレコードセールスを
記録したそうです。(*^^)v

オカリナで吹くのに難しい曲ではないのですが、
なにせ繰り返しが多くて、歌詞無しで聴くには
かなりつらいものがあるかも…(^_^;)

しかし歌詞もマサチューセッツの繰り返し
ばかりですが…^m^


フリオ・イグレシアス「ラ・パロマ」2011/01/24 演奏曲へ
「ラ・パロマ」ってスペイン語で鳩のことです。

19世紀のスペインの作曲家イラディエルが作曲した
キューバの民族舞曲(ハバネラ)で、この曲により
ヨーロッパでハバネラのブームが始まったとのこと
です。

以前にフリオ・イグレシアスが歌っていたので、
そのイメージで吹いてみました。

少し粘りつくような、演歌風に…^m^

確かにスペイン語の「R」の発音なんか巻き舌で
迫力があり、演歌っぽいと言えばそう言えなくも
ないような気がしますよね。(*^_^*)


ブラーガ「天使のセレナーデ」2011/01/26 演奏曲へ
ブラーガの「天使のセレナーデ」Braga La Serenata
(Angel's Serenade) はチェロ用に作曲されたそうですが、
フルートで演奏されることも多いです。

それならオカリナでも…
って、吹いてみました。(*^_^*)

少なくとも、この部分だけは吹き易いです。(*^^)v

親しみのあるメロディですので、是非初心者の
かたも演奏してみて下さい。


デビー・レイノルズ「タミー」2011/01/27 演奏曲へ
曲名も歌った歌手も知らないけど、メロディだけは
聴いたような…って曲ありますよね。

このデビー・レイノルズ(Debbie Reynolds)の
「タミー(Tammy)」もそんな曲の一つです。
1956年のアメリカ映画「タミーと独身者」の
主題歌ですから生で聴いたなんてことはあり得ません。

おそらく、テレビのCMかなんかで使われたのでしょうが
その記憶もありません。(^_^;)

ド(低)ミソー、シ(低)ミソー
ド(高)ラードソーー

というフレーズはよくあるメロディなので別の曲で
似たようなものが使われていたのかも…(・・?


スティーヴ・マックィーン映画「パピヨンのテーマ」2011/02/01 演奏曲へ
スティーヴ・マックィーンとダスティン・ホフマンが
共演した1973年のフランス映画「パピヨン」(Papillon)
のテーマです。映画も音楽もそんなに日本では有名に
ならなかったようですが、自分は好きです。

無実の囚人が脱走不可能な島から脱獄する話だった
ような…。パピヨンってフランス語で蝶のことです。
マックィーンの胸の刺青がその形をしているのと
蝶のように島から飛び去るという意味を込めた
題名ではなかったでしょうか?

マックィーンって渋い。メッチャ渋い。
演技も顔も…(^_^;)

囚われて脱走するのにピッタリの風貌ですよね。
「大脱走」とか言う映画にも主演したし…(*^^)v

このテーマ曲もメロディに閉塞感が漂い、哀愁と
望郷の想いにそそられますよね。

いわれ無く囚われているって現代人は誰でも、そう
感じるときがあるのではないでしょうか。

この繰り返すような波のような旋律が逃亡への
試みのように感じます。何回も、何回も…

映画では13年間8回目で脱獄に成功します。

現実に檻がない現代人には、ある意味檻がない
ってことの不安が檻なのかも…
その檻がない不安からの脱出を試みること
それを繰り返すことだけが、生きる意味…

なんかそんなやるせない雰囲気が演奏から
感じて頂ければと思って吹いてみました。


ポール・モーリア「オリーブの首飾り」2011/02/04 演奏曲へ
この曲は個人的に特別な想い出があります。
千葉県佐倉市に引っ越す以前に船橋市に住んで
居た頃、当時牛乳屋さんがトラックでパック牛乳を
販売していたんですが、そのテーマ曲がこの
ポール・モーリア(Paul Mauriat)のオリーブの首飾り
(El Bimbo)でした。

「タ、タタタタ、ターン」というメロディを聴く
度に「あっ、牛乳屋さんだぁ」と楽しみに
していたことを思い出します。時々フルーツ
牛乳のオマケがあったような…(*^_^*)

従って本来はヨーロッパのエーゲ海かなんかを
想像する曲なんでしょうが、自分の場合は
牛乳屋さんのトラックとフルーツ牛乳の味…

しかし好きな曲であることに違いありません。

なお、オカリナではこの曲の全音域をカバー
出来ないので最後高音部に駆け上がる部分は
途中で省いています。でも良〜く、聴かないと
分からないでしょう?(*^^)v


小さな恋のメロディ「メロディ・フェア」2011/02/06 演奏曲へ
「メロディ・フェア」は1971年公開のイギリス映画
「小さな恋のメロディ」のテーマ曲としてビージーズ
(The Bee Gees)が歌い日本でも大ヒットしたそうです。

オカリナでこの曲を吹く場合にもっとスラーして
流麗感を出した方が良いのか、ビージーズの歌と
同じように演奏した方が良いのか迷います。(・・?

歌と同じようにといってもビージーズは複数で
歌ってますので、その通りには吹けませんが…^m^

笛(オカリナ)の原点は声ですよね。
声を笛によって拡張したものです。

腕を刀によって拡張して斬ることに特化したものと
同じ原理です。

すると笛はメロディに特化したもの?

メロディにプラスして声は言葉が歌えるから
笛よりも表現力が豊かです。

ということは、笛は声よりも音が美しくないと
その存在価値はないってことになるが…

声と笛の違いはもう一つあります。

声は音程が恣意的ですが、笛の場合は声よりは
正確です。例えばギターの調弦に笛を使って
います。オカリナは調弦の笛より、音程は
曖昧ですが、声よりは限定的です。

声の喉の締め具合を運指に変換していると
言っても良いでしょう。

従って声の拡張としての笛(オカリナ)の特色は
その音色と音程の正確さにあるのかなぁ…っと。

そんなことをこのメロディ・フェア(Melody Fair)は
考えさせてくれます。(*^^)v


エディット・ピアフ「バラ色の人生」2011/02/07 演奏曲へ
バラ色の人生(La Vie en Rose)は1946年に
エディット・ピアフ(Edith Piaf) がイヴ・
モンタンとの愛を歌ったシャンソンとして
有名です。

メロディが上昇したり下降したりしながら
恋心の不安定さと同時にそれが人生を輝かせて
いる様子がよく表現されています。

そもそも、「バラ色の」とストレートに言える
時代だったんでしょう。
戦争の暗い悲惨な時代を乗り越えて、さぁ
これから明るく自由に人生を謳歌できる!って
いう当時の人々の意識が伝わって来ますよね。

マレーネ・ディートリッヒ「リリー・マルレーン」2011/02/10 演奏曲へ
マレーネ・ディートリッヒ(Marlene Dietrich)が
戦争直後に歌って大ヒットした「リリー・マルレーン」
ですが、実は戦時中にドイツで流行し、それを英語に
翻訳して敵方(米英連合軍向け)に流したらこれが
大うけしたそうです。

男性が遠く離れた恋人を慕う歌詞だったので、
聞いた連合軍側の兵士がみんなホームシック?
になり放送したドイツ側を喜ばせたとかぁ…(^_^;)

事実、北アフリカ戦線に展開中の連合軍司令部から
兵隊がこの歌を聴くのを禁止する命令まで出された
とのことです。(連合軍側のジョークかもね…^m^)

ところで後ろ髪を引かれるようなどちらかと言えば
女々しい系の歌って、そうじゃない曲を
探すほうが難しいほど、今、流行ってます。

平和な証拠です。(*^_^*)

反対に雄々しい系の歌は冬の時代…

女々しい系の歌を冬の時代(戦時中)に、敢えて
作り歌った人は偉いと思いますよね。

でも、雄々しい系が冬の時代である、今、そんな
勇ましい曲を作って歌っても、あまり偉いとは
感じませんよね。

何故なんでしょう…(・・?


オカリナ独奏「寿和・クリスタル」2011/02/14 演奏曲へ
実はこの曲の名前が想い出せなくて…(・・?

オカリナの曲か何かを聴きながら、自分の
イメージの音をメモ紙に書きなぐっているのです。

そのメモ紙だけがポロっと出てきただけで 
全然原曲の記憶がありません。

メロディのイメージはあり、吹けるのですが
曲名や音楽情報はさっぱり… (^_^;)

そこでmixiのコミュで吹いた曲を聴いてもらい、
ようやく作曲者や曲名が分かりました。

オカリナ奏者の寿和さんの「クリスタル」でした。
\(^o^)/

逆はよくあります。曲名が分かっていても
メロディが浮かばないことです。

メロディは憶えていて曲名は?というケースは
自分の場合そのメロディが何か別の曲のイメージと
似ているときに発生するようです。

例えばこのクリスタルってどこか、シルクロードや
大黄河のテーマ曲に似ているような…。
似たイメージの音楽情報がその曲の上に被さるから
じゃないでしょうか。

反対に曲名からメロディでも…(・・?

「慕情」と「旅情」って曲名が似てますよね。
メロディは全然違いますが、時々間違えます。

人間の脳って似たものを括る機能があるようで、
「括りすぎて判別がつかなくなる」ってことも
あるようですね。^m^

さて、この「クリスタル」はオカリナ向けに作曲して
あるだけあって吹き易いです。(*^^)v

やはり楽器には向く曲と向かない曲って
あると思うんです。

例えばオカリナで「熊蜂の飛行」とか「剣の舞」とか
吹けなくはありませんが、その努力の割りには
聴いている人が受ける感動が少ない。

感動/労力という感動式!があるとするならば、
効率が低いのではないでしょうか(・・?

もちろん「熊蜂の飛行」とか「剣の舞」とかが
好きで好きでたまらん、と思われる方はこの
限りではありませんので念の為…^m^


西部劇「誇り高き男」2011/02/19 演奏曲へ
1956年の西部劇「誇り高き男」のテーマです。

この曲は本来口笛で演奏され、大ヒットした
ものです。映画の筋は知らないがこの曲だけは
知っている人も多いと思います。

口笛で吹けるぐらいだからオカリナでも
吹きやすい。
哀愁を帯びたメロディが心にしみます。

今は西部劇も下火ですよね。昔日本で流行った
任侠映画なんかも…高倉健がヤクザ映画の主役
だったと聞いてビックリする人がいるぐらい
ですから。

誇り高き男の衰退期なんでしょうね。
相当無理してまで男らしく在りたいという願望が
稀薄になってきている。

まだ「勇気」はかろうじてアニメやファンタジーで
命脈を保っていますが、「義理・人情」なんかは
ほぼ死語化しつつあります。

人間らしくホンネで生きる時代=個別化された大衆
の時代なんでしょう。

せめて、オカリナで「昔の」カッコ良かった男達を
懐かしみましょう。(*^^)v


サム・テイラー「ベサメムーチョ」2011/02/20 演奏曲へ
トリオ・ロス・パンチョスが歌って日本でも有名に
なったラテン系のムードミュージック「ベサメムーチョ」
です。サム・テイラー(Sam Taylor)のテナーサックスでも
聴いたような憶えがあります。

これが発表されたのは1941年で当時21歳の女流ピアニスト、
コンスエロ・ベラスケス の作詞・作曲による作品との
こと。

メロディは情熱的です。特に高音部は…

オカリナであまり吹かれない曲ではないで
しょうかねぇ?
オカリナの素朴なイメージとはかなり
違いますから。

そこを敢えて挑戦してみました。
ムーチョ(たくさん)情感たっぷりに。(^_^;)

吹いてみるとまんざらでもないように
聴こえるんですが、皆さんはどうお感じで
しょうか?


エルヴィス・プレスリー「ハーバーライト(港の灯)」2011/02/21 演奏曲へ
「ハーバーライト(港の灯)」は1950年代に
作曲され、ビング・クロスビーやプラターズ、
エルヴィス・プレスリーなどが歌っておりました。
演奏ではビリー・ヴォーン楽団が有名です。

イメージとして確かに青春のほろ苦さはあっても、
ベースは明るい。
未来に対する信頼感ってほどでは、ないにしても
楽天的なムードはありますよね。

メロディを聴いていて、嫌味が全然感じられない。
オカリナで吹きやすい曲の一つです。

オールディーズはほとんどそうですが…(^_^;)


サウンド・オブ・ミュージック「私のお気に入り」2011/02/23 演奏曲へ
「私のお気に入り(My Favorite Things)」は、1965年に
公開された有名なミュージカル映画「サウンド・オブ・
ミュージック(The Sound of Music)」の挿入歌です。

雷を怖がる子供達がマリア先生のベッドに
集まってくる場面で歌われましたよね。

ジャズのサックス奏者であるジョン・コルトレーンに
よって編曲カバーされているのでそちらをお聴きに
なった方も多いのではないでしょうか。


映画いそしぎ「シャドー・オブ・ユア・スマイル」2011/02/24 演奏曲へ
1965年エリザベス・テイラーとリチャード・
バートン主演の映画「いそしぎ」(The Sandpiper)の
テーマ(The Shadow of Your Smile)です。

この二人は二度結婚して二度離婚してますよね。
他の人ともそれぞれが結婚離婚を繰り返した
後だから、すごいですよね。

二人ともエネルギーの質量が桁違いに大きいので、
お互いに惹き合い、かつ反発しちゃうって
感じでしょうか。

でもこの音楽は静かですよね。
「いそしぎ」って題名もぴったりで。(*^^)v


映画オズの魔法使い「虹の彼方に」2011/02/26 演奏曲へ
「オズの魔法使い」(The Wizard of Oz)という1939年に
アメリカで作られたミュージカル映画の主題歌
「虹の彼方に」です。

「虹の彼方に」と言うよりも「Over the Rainbow」
のほうが歌の題名としては有名かも知れません。

この曲には翳りが全然感じられない。
気持ちが良いくらいに「スット〜ン」と希望を
感じるでしょう?

1929年から始まった経済の大恐慌の影なんか
どっかに吹っ飛んだみたいで…

あぁアメリカだなぁ、といつも感じます。


都はるみ「北の宿から」2011/03/09 演奏曲へ
「北の宿から」は、都はるみが1975年(昭和50年)に
歌ってヒットしました。

作詞は阿久悠、作曲は小林亜星、当時を代表する演歌で
1976年のレコード大賞に輝いた名曲です。

都はるみの演歌など特に「粘り」が必要になります。
オカリナはあっさりとした素朴な音が身上なので
どちらかと言うと演歌は苦手のカテゴリーに入ります。

しかしこの「演歌粘度」?の低い曲など、例えば
水森かおりの「鳥取砂丘」とかは比較的吹き易く、
逆に「粘度」の高い氷川きよしの「箱根八里の半次郎」
などは吹き難いってことはありますよね。

さて、そもそも演歌粘度って「浪曲度」と同じじゃ
ないでしょうか?

言い換えれば浪花節に近ければ近いほどオカリナで
吹くのは難しいと…(^_^;)

ビング・クロスビー「珊瑚礁の彼方に」2011/03/13 演奏曲へ
「珊瑚礁の彼方に」の原曲(Beyond the Reef)は、
1948年に作曲されたハワイアンでビング・クロスビー
(Bing Crosby)が歌ってヒットしたそうです。

ビリー・ヴォーン楽団の演奏でも有名です。

一般にハワイアンはメロディが素朴でゆったりしており
オカリナで吹くのに適しています。(*^^)v



ヘレン・メリル「You'd be so nice to come home to」2011/03/14 演奏曲へ
「You'd be so nice to come home to」は1943年に
作られた歌で、ヘレン・メリル(Helen Merrill)が
歌ってヒットしました。

最近日本では中島美嘉がカバーしています。

ジャズ風のメロディなので演奏されるごとに
アレンジされるので、これが原曲という定番は
ないようです。

オカリナでは出来るだけ1943年当時に近いイメージで
吹いてみました。(*^^)v


さだまさし「秋桜」2011/03/17 演奏曲へ
1977年にさだまさしが作曲し、山口百恵が歌って
ヒットした「秋桜」は、結婚直前の母と娘の気持ちを
よく表現している曲ですよね。(*^^)v

この曲はオカリナ最高音のファが何度も
出てくるので難しい。

転調して最低音のラから始めることも
可能なんですが、最初の出だしがレミ♭レミ♭と
なるので音がぶれやすい。

しかし指使いの楽なミファミファでは、逆に
高音部をスムーズに吹くのが難しくなります。(^_^;)


ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」2011/03/19 演奏曲へ
「この素晴らしき世界」(What a Wonderful World)は、
1968年にルイ・アームストロング(Louis Armstrong)が
トランペットではなく、あのしゃがれた声で歌ったことで
ヒットしました。

日本ではホンダのCMや上野樹里が主演した映画
「スウィングガールズ」でも演奏されました。

さてオカリナではとてもルイ・アームストロングの
歌の感じでは吹けないので、せめてトランペットの
演奏をイメージして吹いてみました。(*^^)v


ニニ・ロッソ「星空のブルース」2011/04/11 演奏曲へ
「星空のブルース」(Wonderland by Night)は1961年に
ベルト・ケンプフェルト(Bert Kaempfert)楽団が演奏し
全米ヒットチャート連続3週一位になった曲だそうです。

どこか聴き覚えのあるメロディです。

トランペットのニニ・ロッソ(Nini Rosso)が吹いて
いたような…記憶があります。

音が伸びる部分が多いせいでしょうか、トランペットに
合う曲はオカリナでも吹き易い。

なんかレトロな雰囲気を感じさせますよね。(*^^)v


NHK朝ドラ「てっぱん」2011/04/18 演奏曲へ
2010年の9月から始まったNHK朝の連続ドラマ「てっぱん」の
メインテーマ「ひまわり」です。

この曲は主人公「あかり」の実の父親がトランペット用に
作曲したことになってまして、オカリナでも吹き易い。

テレビでは最初楽譜を見ながらあかりは吹いてましたが、
自分は全くの耳コピですから…(^_^;)

でも雰囲気出てるかなぁ〜と。(*^^)v


映画タイタニック「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」2011/04/19 演奏曲へ
1997年に公開された「タイタニック」(Titanic)は、
1912年に実際に起きたタイタニック号沈没事故を基に映画化
されたものです。

主演はレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットで
当時の映画史上最高の世界興行収入を記録しました。

また、セリーヌ・ディオンが歌った「マイ・ハート・ウィル・
ゴー・オン」が大ヒットしたことも記憶に新しいところです。

メロディの伸びる部分が多いのでオカリナでよく演奏されます。
低音部と高音部を同じメロディで吹くのですが、やはり少し
高音が難しい。

セリーヌ・ディオンは高音の方が綺麗に歌うようですが…(^_^;)


イタリア映画・道「ジェルソミーナ」2011/04/20 演奏曲へ
1954年のイタリア映画「道」の主題歌 です。
ジェルソミーナというのは大道芸人に売られた
女性の名前です。監督はフェデリコ・フェリーニ、
 作曲はニノ・ロータ。確かアンソニークインが
大道芸人の役だった。

戦後すぐのイタリア映画だから背景はすごく
貧しい。登場人物達はさらにその社会の
底辺に生きている、その様子がよく描かれて
いました。

ジェルソミーナがすごく尽くすんですよね。
でもそれをアンソニークインは暴力で応える。
DVの先駆けのような…(^_^;)

寄る辺ない、しがなさ、が身に滲みるような
内容でした。それにまたこの主題歌のテーマ…
ピッタリ。

勿論、1954年に見たわけではなく、ビデオですが
その白黒の映像と音楽が印象的でした。

オカリナで演奏するときも、

ドーシドシミー ラーソラソドー

と始まりそれが何度も繰り返される。
繰り返されながら、少しづつ変化する。
大道芸人の日常生活の哀歓を込めながら…

映画・アラモ「遥かなるアラモ」2011/04/21 演奏曲へ
ディビイ・クロケットをジョン・ウェイン、
ジム・ボウィをリチャード・ウィッドマークが
演じた1960年に製作された映画「遥かなるアラモ」
(The Alamo)のテーマ曲です。

ラストシーンでメキシコ兵に多勢に無勢で攻められて
全滅する場面は圧巻でした。

ところでマカロニウェスタンも含め、西部劇って
最近、低調です。

一つは目玉である騎兵隊とインディアンの戦いが、
人種差別だと白い目で見られること。

もう一つはジョン・ウェインのようなマッチョな
タイプが受けないことじゃないでしょうか。

後者は日本にも当て嵌まり、ヤクザ映画が下火です。
高倉健なんかも、すっかりおとなしくなって…
マッチョ受難の季節ですよね。

このディミトリ・ティオムキン作曲の「The Green Leaves
of Summer」はプラザース・フォアが歌い日本でもヒット
しました。

今、この曲を聴くことは、ほとんどありません。
あの頃が「男」の最盛期だったんだなぁ、と。

哀愁を帯びたメロディは、アラモで全滅した
「男」達を追悼しているようで、胸に迫るものが
あります。


いきものがかり「YELL(フル歌)」2011/04/24 演奏曲へ
以前にも一度アップしたものですが再度、
いきものがかりのYELL(フル歌ヴァージョン)を
吹いてみました。


ビートルズ「ヘイ・ジュード」2011/05/01 演奏曲へ
1968年に発表されたビートルズBeatlesの
「ヘイ・ジュード」Hey Judeです。

全世界で1300万枚のシングル売上げを記録した
大ヒット曲。\(^o^)/

もうビートルズって神話の世界ですよねぇ。

今でも好きな人は多い。若い世代でも…

メロディとしてはこの部分が好きです。↓(*^_^*)

ソーミー、ミソラーレー

オカリナでもシンプルで吹きやすいメロディ
ですよね。(*^^)v


竹内まりや「だんだん・縁の糸」2011/05/03 演奏曲へ
竹内まりやが歌った2008年NHKの朝ドラ「だんだん」の
テーマ曲「縁(えにし)の糸」を吹いてみました。

簡単そうなんですが…、実は
本当に簡単。^m^

竹内まりやの歌はだいたいメロディが伸びやかで
音の高低もあまりありませんからオカリナでは
吹き易いのでお奨めです。

ところでドラマのなかで双子の主人公が歌を
レコーディングする場面がありました。
デュエットなのに一人づつ歌うんですねぇ。
それを後で合成するんだぁ。(*^_^*)

自分も一人でレコーディングしてますから
本格的か。(*^^)v

でも合成するパートナーも伴奏もなくて
吹き込んだままってところがちょっと
寂しいところですが…(^_^;)


ヘンデル「ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)」2011/05/04 演奏曲へ
キャスリーン・バトルが真っ白なドレスを褐色の肌に
巻きつけて大草原で風を受けながら、伸びやかに
歌うニッカ・ ウィスキーのテレビCMが大評判に
なったのが1986年でした。

それですっかり有名になったのがヘンデルの「ラルゴ」
(オンブラ・マイ・フOmbra mai fu)です。

バロック音楽って、これから自由に音楽が
羽ばたくという希望に溢れてますよね。
作曲技術はまだ古典的で稚拙な部分を残して
いますが、前途に限りない広がりを感じます。

バルトークとかベルリオーズとか、それ以降の
作曲家の曲って、もうそれ以前の曲がメロディを
使い切っちゃってるので、その隙間を神経質に
探しながら作らざるを得ないような息苦しさを
感じてしまいます。

さらにもう現代音楽なんて自分にはさっぱり
理解できません。って、バッハやモーツァルトや
ブラームスを理解しているとは思ってませんが、
少なくとも聴きたいという欲求はあります。

これは絵画でも同じです。ピカソ、マティスや
ヴラマンクまでは辛うじて…
以降の画家はさっぱり(・・?

抽象度が上がりすぎると、頭の中の表象能力が
ついていけないという点で共通しています。

その点オカリナで演奏される曲は極めて抽象度が
低い、具象性の高い音楽が多いですから…(*^^)v


スコットランド民謡「マイ・ボニー」2011/05/06 演奏曲へ
どこかで聴いたようなメロディです。
そんな感じがする曲は海外の民謡系に多い。(・・?

このマイ・ボニー(スコットランド民謡)も吹いた後、
WEBで調べるまで曲名を知りませんでした。
ビートルズなんかもカバーしているようですが…

ただイメージ演奏の場合、常に「これで合って
いるの?」という内心の不安があります。

その不安って聴いている人に伝わるもので…(^_^;)

この曲も出だしなんか、恐々と少しゆっくり吹いて
いるのが分かります。

しかし、吹き始めると開き直るんですよねぇ。

「これで良いんだ。」という根拠の無い自信?が
芽生える。(*^^)v

オカリナの良い点は、この開き直りの安心感を
与えてくれるところじゃないでしょうか。(*^_^*)


冬のソナタ「最初から今まで」2011/05/08 演奏曲へ
2003〜2004年にかけてヒットした韓国ドラマ「冬のソナタ」の
主題歌「最初から今まで」のピアノ・ヴァージョンをオカリナ風に
アレンジして吹いてみました。

歌の方は同じ音が続くのでオカリナで演奏するとプツプツ切れて
どうも感じが出ない。(^_^;)

この「冬のソナタ」で韓国ドラマがブレイクしましたが、
最近はどうも日本の昼メロのようにパターン化してしまい、
かえって韓国の歴史物に興味が移ったようです…

しかし純愛ものはどこか日本人のハートにも響くようで
この曲が流れると懐かしさとともに胸がキュンとする方も
多いのではないでしょうか?(*^^)v

イギリス国歌「ゴッド・セイブ・ザ・クィーン」2011/05/09 演奏曲へ
イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式を
記念してイギリス国歌「ゴッド・セイブ・ザ・
クィーン」を吹いてみました。

17世紀に作られた歌ですから、結構古いですよね。
でも歌詞とそのテンポは「君が代」に近いか…(・・?

♪
God save our gracious Queen,
Long live our noble Queen,
God save the Queen
Send her victorious,
Happy and glorious,
Long to reign over us, 
God save the Queen.
♪

日本の場合は天皇陛下が最上位ですが、
イギリスはその上にキリスト教の神様が居るから
「神よ女王陛下を救い給え」
と国民側がお願いしている形になる。

メロディは素朴で讃美歌に近いのでオカリナには
吹きやすい曲です。あまり聴きませんけど…(^_^;)

オカリナという楽器自体のイメージがfolk(民衆)
中心ですから国家という枠にハマったものからは
遠い。自由、素朴、そして手軽って感じ。(*^^)v

国歌という堅苦しいものとは、ちょっと合わない。

その合わないところを吹いてみると、これが
案外良いメロディだったりする。

固定観念に捉われず何でも試してみる
ことですね。(*^_^*)


アニメ映画・アラジン「ホール・ニュー・ワールド」2011/05/10 演奏曲へ
日本では1993年に公開されたディズニーのアニメ映画
「アラジン」のテーマ曲「ホール・ニュー・ワールド」
(A Whole New World)を吹いてみました。

この曲はメロディがゆったりしているのとファンタジックな
雰囲気がオカリナに合うせいか良く演奏されます。
(ディズニー映画のテーマはだいたいそうですが…(*^_^*)

これも世界中でヒットしてから20年近い歳月が流れ、
自分の中で懐かしさと当時の思い出がミックスされて
原曲とはかなり違うかも知れませんが…(^_^;)


ザ・スプートニクス「霧のカレリア」2011/05/11 演奏曲へ
エレキ・バンドが流行った頃、1965年にスウェーデンの
グループ、ザ・スプートニクス(The Spotnicks)の演奏で
日本でヒットした「霧のカレリア」(Karelia)です。

その後、日本語の歌詞が付けられてザ・ピーナッツが
歌ったりもしました。

オカリナでこの曲を吹く場合には、スプートニクスの
エレキ演奏とピーナッツの歌と比べてみると圧倒的に
演奏だけの方がイメージを掴み易いんですよね。
(ピーナッツはハモるから余計難しい面もありますが…)

カラオケなんかで歌うときに聴くのは、歌の方が
イメージを掴み易い。

これってつまり音階も言語じゃないかと思うんです。(*^^)v

オカリナとエレキギターが共通言語で会話しているって
感じでしょうか。

オカリナは歌詞がなくて音階だけをベースとしてますから
当たり前と言えばそうなんですが…(^_^;)

従って歌うって行為は歌詞を音階化してる訳で
楽器の演奏よりは重層的な作業をしていることに
なります。

逆に言えば楽器だって本来人間の音声機能じゃない
手や指などの身体を使って音階を形成している訳です。

どちらも結構難しいことをやってるなぁと改めて
思いました。(*^_^*) 

テレビ・アニメ「キャンディ・キャンディ」2011/05/12 演奏曲へ
「キャンディ・キャンディ」は最初1975年から1979年にかけて
少女漫画雑誌に連載され、その後単行本化されて全9巻刊行
されたそうです。

何といってもこれがテレビアニメ化、1976年から1979年まで
テレ朝系で放送されたのが大ヒットし、この主題歌を
知らない少女は当時誰も居なかったとか…
 
鉄腕アトムの少女版のようなものですか。(^_^;)

女の子が感動する全ての要素を盛り込んだ名作とのこと。
(「エースを狙え」とかのスポ根ものを除く…)

と、往年の少女が絶賛しておりますが、どうでしょうかねぇ。
今再放送されてどれぐらいの視聴率を稼ぐか?

往年のファンだけが視てたりしてね。^m^


アメリカ民謡「リパブリック讃歌」2011/05/14 演奏曲へ
アメリカの「リパブリック讃歌」(The Battle Hymn of 
the Republic)は日本では「お玉じゃくしは蛙の子」
という童謡?で有名です。^m^
あるいはヨドバシカメラのCMなんかに使われていますが、
原曲はアメリカ南北戦争の際、北軍側の行進曲でした。

最後のパートのメロディが特に好きです。

♪
Glory! Glory! Hallelujah! 
Glory! Glory! Hallelujah! 
Glory! Glory! Hallelujah! 
His truth is marching on.
♪

本当はこの部分、行進曲ですから勇壮に
演奏すべきなのでしょう。

でも、今回はオカリナで吹くこともあり、
この戦い及び以降の歴史で続いた全ての戦争で
命を落とした数多くの若者を悼み、
憂愁を帯びたメロディにしてみました。

敵、味方を含め膨大な屍の上を、
His truth is marching on…


コニー・フランシス「ボーイハント」2011/05/18 演奏曲へ
「ボーイハント」はアメリカの女子大生の青春を描いた
映画で1961年に公開されました。

日本ではこの映画にも出演していたコニー・フランシス
(Connie Francis)が歌った主題歌が大ヒットして
伊東ゆかりなどが日本語でカバーしたようです。

いかにもアメリカのオールデイズ・ナンバーらしい
メロディです。

原題は「Where the Boys are」。

アメリカでもこの頃から熾烈な婚活が繰り広げられて
いたようです。(^_^;)



ジュリー・ロンドン「クライ・ミー・ア・リヴァー」2011/05/19 演奏曲へ
「クライ・ミー・ア・リヴァー」(Cry Me a River)は
1955年にジュリー・ロンドン(Julie London)が歌い、
今ではジャズ、ブルースのスタンダードソングに
なるほど大ヒットしました。

最近ではYouTubeですっかり有名になったスーザン・
ボイルさんがオペラっぽく?歌ってました。

日本ではなんと演歌の八代亜紀とJPOPの倉木麻衣が
この曲をカバーしています。(*^_^*)

一度裏切った恋人に今更遅い、川のように泣け!
といった内容の歌詞ですから、どちらかと言うと
演歌に近いのかもね。^m^

しかし日本の演歌では涙を流すのは女性の方で自分を
ふった男性に「泣け」とはねぇ…。1955年当時既に
女性がそう歌ってヒットしたのは、ある意味すごいこと
だなぁと思いました。(*^^)v

エルヴィス・プレスリー「この胸のときめきを」2011/05/20 演奏曲へ
「この胸のときめきを」は本来イタリアのカンツォーネ
("Io che non vivo (senza te)"  "I, who can't live 
(without you)") で1965年のサンレモ音楽祭で
歌われたそうです。

それをイギリスのダスティ・スプリングフィールドが
「YOU DON'T HAVE TO SAY YOU LOVE ME」と英訳して歌い、
さらに1970年にそれをプレスリー(Elvis Presley)が
カバーして大ヒットしたものです。

最初の出だしWhen I said "I need you" 
という部分、グッとくるものがある。
Oldiesって歌詞がゆっくり歌われるから
英語でも理解しやすい。

オカリナでも吹きやすい…(*^^)v

でも今回は敢えてイタリアのカンツォーネ風に
音を伸ばし気味に吹いてみました。


映画・カサブランカ「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」2011/05/22 演奏曲へ
カサブランカ(Casablanca)は1942年第二次大戦中に
作られた映画です。イングリッド・バーグマンの
当時の美しさって…、今最も美人女優と称される
ニコール・キッドマンも裸足で逃げ出すほど
ですよねぇ。(*^_^*)

ハンフリー・ボガードがこれまたかっこいい。
大人の恋愛というか、男ってかくあるべし
って感じで…(やせ我慢の極致ですが…^m^)

さらにボギーの酒場でピアノに合わせて
歌われる「As Time Goes By」(時の流れの
過ぎ行くままに)のメロディと歌詞に痺れます
よね。(*^^)v

オカリナは本来、直音でフレーズの語尾を
引っ張るような演奏が普通です。だから
ジャズで言うところのスイングする感じ
を出すのが案外難しい。

でもこの曲は場末のキャバレーのピアノが
タバコの煙と酒の匂いのなかで、投げやりな
ムードで弾かれている雰囲気が欲しい。

As Time Goes By と…

どうでしょう?少しはそんな感じが出ている
でしょうか。


映画・悲しみは星影とともに「Andremo in Citta」2011/05/23 演奏曲へ
「悲しみは星影とともに」は随分以前ふっとラジオの
番組で聴き、良いメロディだなぁと思い調べてみたら、
1965年に作られたイタリア映画のテーマ曲だった。

舞台はナチス占領下のユーゴスラビアでユダヤ人の
姉と盲目の弟の悲しくて切ない物語…(/_;)

あいまいな記憶をもとに吹いてますが、でも
イメージはこんな感じだったような…

寂しくて暗いムードのメロディって今では、
あまり流行りません。

明るく元気にの裏には必ず悲しく暗いものが
あるはずなんですけどね。


映画・野生のエルザ「Born Free」2011/05/24 演奏曲へ
アフリカにおける野生のライオンとの交流を
描いた1966年のアメリカ映画「野生のエルザ」の
テーマ曲です。

映画自体は見ていませんが、いかにもアフリカの
大草原を感じさせるこの曲は好きです。(*^_^*)

原題のBorn Freeってのも、良いですよね。
「生まれながらにして自由」ですか…

大自然のなかで自由に生きる動物と人。

そんな想いでオカリナを吹いてみました。(*^^)v

NHKおひさま「兵隊さんよありがとう」2011/07/06 演奏曲へ
2011年4月から始まった朝のNHK連続ドラマ「おひさま」
では新婚初日に主人が出征してしまいます。

陽子先生(井上真央)がその寂しさをこらえて
子供たちと一緒に歌っていた「兵隊さんよありがとう」
を吹いてみました。

単純な旋律ですが、ドラマではぐっと胸に迫るものが
ありました。



新潟民謡「佐渡おけさ」2011/07/09 演奏曲へ
新潟県佐渡市の民謡「佐渡おけさ」を吹いてみました。

民謡には笛や三味線、太鼓の伴奏が付きます。

オカリナのソロには向かないかもしれませんが、
一応合いの手も入れてみました。(*^^)v

小節を効かすところなどは演歌に似ています。
いや、演歌の方が民謡から影響を受けたので
しょうが。(^_^;)



宮崎アニメ「となりのトトロ主題歌」2011/07/11 演奏曲へ
1988年に公開された宮崎アニメ「となりのトトロ」の
主題歌を吹いてみました。

トトロがオカリナを吹くせいか、この有名なメロディは
オカリナを始めた人が必ず練習します。

舞台が1958年(昭和33年)の日本の田舎をバックにした
ファンタジーなので懐かしさを感じるのでしょうか、
オカリナの定番曲になっています。(*^^)v


ザ・プラターズ「オンリーユー」2011/07/12 演奏曲へ
ザ・プラターズ「オンリーユー」は1955年にアメリカ
ヒットしたナンバーですから、まさにOldies中の
Oldies、オンリーユーの原点です。(*^^)v

以来オンリーユーという名は数々の歌や映画、ドラマ
の題名になり、日本語でも「あなただけ」「君だけに」
とか多数の歌が作られています。

愛するのは、あなた一人よ、あなただけよ、って
言いたいし、聞きたいし、聞かせたい。

つまりお互いに限りなく束縛し合って、幸せ…

恋愛の心理は昔も今もあまり変わりはないようです。

この原曲は特にオカリナで吹きやすい部類に
属します。しかし聴いてもメロディを
知ってる人がだんだん少なくなってはきて
いますから。

その内、ほんとにOnly Youだけ…とかね。(^_^;)


映画ゴースト「アンチェインド・メロディ」2011/07/13 演奏曲へ
「アンチェインド・メロディ」という曲は
ラブソングとして既に1955年に作られた歌だ
そうです。それが1990年にヒットした映画
「ゴースト・ニューヨークの幻」でテーマ曲と
して使用され、再び脚光を浴びたものです。

この映画はなんと言ってもデミ・ムーアが良かった。
一人で陶芸かなんかをやる場面があるんですが
そこに亡くなった(ゴーストとしては存在する?)
パトリック・スウェイジが一緒になり、実に
官能的なシーンだったのが強く記憶に残ってます。

生きてる間だけではなく、死んでからも男は
女性を救い守らなければいけない、ってところは
かなり男にとってはキツイ…(^_^;)

しかし、この映画の観客は圧倒的に女性が
多かったようですから、かなりスンナリと
受け入れられたような。(*^^)v

メロディとしてもあまりゴーストが出てきそうな
不気味な感じがまったくない、というか映画自体も
リングなんかと違ってそんな雰囲気は全然しなかった
ところが、ヒットした理由じゃないでしょうか?


ルイ・アームストロング「ハロー・ドーリー!」2011/07/14 演奏曲へ
『ハロー・ドーリー!』(Hello, Dolly!)は1969年に
公開されたアメリカのミュージカル映画で主演は
バーブラ・ストライサンドでした。

この曲を自分が最初に聴いたのはルイ・アームストロングが
あの独特のしゃがれた声で歌った、ジャズ風にアレンジした
ものでした。

「ハロー鳥(ドリ)、ハロー鳥(ドリ)」って。^m^

イメージはオカリナの音とは全然違いますが、敢えて
吹いてみました。(*^^)v

フランス映画「パリの空の下」2011/09/13 演奏曲へ
1951年に作られたフランス映画「パリの空の下」の
(Sous le ciel de Paris) 主題歌です。
エディット・ピアフなんかが歌った、結構古い
シャンソン。

とにかく自分の演奏会の聴衆はお年寄りが多いもの
ですから、どうしてもその世代に合わせないと…。

ご高齢の方にはこの好きな「パリの空の下」がラジオから
流れていた時代や生活の記憶が甦ってくるので
しょう。音楽の魅力は確かにそれにまつわる人生
全ての想い出とともにあるのかもしれません。

当時のシャンソンやオールディーズはオカリナの
演奏には適してます。

メロディがゆったりとしてないと向いてないのかも…

って、それは自分の運指が遅いだけ?^m^

コクリコ坂から「さよならの夏」2011/09/14 演奏曲へ
宮崎吾朗監督で2011年公開のアニメ「コクリコ坂から」
の主題歌「さよならの夏」を吹いてみました。

この曲のオリジナルは、森山良子が歌った1976年に
読売テレビ・日本テレビ系で放送された同名タイトルの
テレビドラマの主題歌だそうです。

ジブリアニメの歌はかなりオカリナで吹いていますが
なかでもこの曲は演奏しやすい部類に入るのでは
ないでしょうか。


ベートーヴェン「ロマンス第2番」2011/09/15 演奏曲へ
ベートーヴェンのヴァイオリンと管弦楽のための
「ロマンス第2番」を最初の部分だけ吹いてみました。

この曲は1番と2番がありますが、有名なメロディは
この2番の方です。

何度も聴いたことがあるので適当に吹いてますが
自分の場合、それらしく聴こえれば良いわけで
正確に楽譜通りに演奏する必要は無いと考えて
います。

特にクラシックの音階はオカリナでカバー出来る
範囲を超えるケースが多いですから、好きなところを
好きなだけ切り取って吹けば楽しいと思います。


カスケーズ「悲しき雨音」2011/09/16 演奏曲へ
1963年にカスケーズ(The CASCADES)がヒットさせた
「悲しき雨音」(Rhythm Of The Rain)です。
スロー系の典型的なロックンロール・ミュージック。(*^^)v

あの曲のリズムであの歌詞を唄うのは、結構
しんどい。しかしオカリナでは平気です。(^_^;)

特に好きなのは前の彼女にハートを盗まれて
新しい恋が出来ないってぼやいているところ…

どこの国でも振られた男の考えることって、
未練たらしい。^m^

でも安心しますよね。(*^_^*)


童謡「砂山」2011/09/17 演奏曲へ
大正11年に発表された作詞、北原白秋 
作曲、中山晋平という名コンビで作られた
砂山です。

♪
海は荒海、
向うは佐渡よ、
すずめ啼け啼け、もう日はくれた。
みんな呼べ呼べ、お星さま出たぞ。
♪

メロディを聴いているだけで、日本海の寂しい
海辺を想像させます。

人が音楽に共感するときって、どこかその曲に
物語を感じるんじゃないでしょうか。

その物語がこれまでの自分の人生の体験に
強く結びつけばつくほどその感動は大きい。

日が暮れてだれも周りに居なくなり切ないような
気持ちって子供時代に誰でも経験してます。
海辺に育ってなくても…

その情感がメロディとともに溢れ出てくる。

演奏する側もその想いがあり、それが聴衆に
伝わってゆく。

どうでしょう、心細〜いような感じがしましたで
しょうかねぇ。(^_^;)


映画ピノキオ「星に願いを」2011/09/19 演奏曲へ
1940年のディズニー映画ピノキオの挿入歌
「星に願いを」です。

古くはTV歌謡番組シャボン玉ホリデイのテーマ曲に
使われたり、2005年の同名TVドラマの主題歌に
なったりして、すっかり日本でもスタンダード・
ナンバーの一つになりました。

この曲は同じメロディがゆっくりと繰り返されるので
オカリナを吹いていても眠くなります。^m^

でも、オカリナで演奏されることが多いのです。

間奏の部分が聴かせどころでもあり、難しい
ところでもあります。

繰り返しを抑えた最短ヴァージョンで演奏して
みました。でないと、星に願いをかける前に
寝てしまいそうなので…(-_-)zzz


パット・ブーン「砂に書いたラブレター」2011/09/21 演奏曲へ
パット・ブーン(Pat Boone)の1957年のヒット曲、
「砂に書いたラブレター」(Love Letters in the Sand)は、
失恋の歌です。

いかにも振られた男性の未練がよく表現されて
いて好きです。(*^_^*)

恋の誓いなんて、いつでも破る、破られるために
ある。
「永遠の真実なんて、君には意味のない
ものだったんだねぇ…」
そう、この言葉は永遠に真実なんです。
全ての恋人達にとって。(*^^)v

砂に寄せては返す波に消されるラブレター
それは時の流れを象徴しているのでは
ないでしょうか。

そのゆったりと繰り返す波をイメージして
オカリナを吹いてみました。
全てが消え去ることで、全ての出来事は輝く。
音も同じです。

一つ一つの音に対する名残り惜しさ、
その気持ちが自分の場合ついメロディを
引き伸ばしてしまいます。

「ひたすら、ゆるく、眠くなる。」

どうぞ睡眠薬代わりに、お聴き下さい。(^_^;)


カンツォーネ「ラ・ノヴィア」2011/09/22 演奏曲へ
1982年にアルディラなどで有名なトニー・ダララが
歌ったイタリアのカンツォーネ「ラ・ノヴィア」です。

日本ではペギー葉山が歌って大ヒットしました。
当時、結婚式でもよくBGMで流れましたので、
ご記憶の方も多いのではないでしょうか。

この曲をオカリナで吹くときには、出来るだけ
透明感のある音を心掛けると、教会の雰囲気が
よく感じられます。(*^_^*)

また、演奏しながら気付いたのですが
最後の部分って…

オカリナで吹く場合、音域の関係で
ラノヴィアでは高音の

ドーシド・ミーレドー

ですが、「シューベルトのアヴェマリア」
では中音域の

ファーミファ・ラーソファー

です。どうでしょう?
音域が違っても旋律は全く同じですよね。(*^^)v

耳に親しんだメロディが入っていると、それだけで
親近感が湧き、ヒットの原因になるのではと考えたり
もしています(・・?


中島みゆき「ヘッドライト・テールライト」2011/09/23 演奏曲へ
「ヘッドライト・テールライト」は中島みゆきの37作目のシングルで
2000年に発売されました。

というより、NHKのテレビ「プロジェクトX」のエンディング・テーマとして、
主題歌であった「地上の星」と並んで、特に視聴者の大多数の中高年男性に
圧倒的な人気を博したことで有名です。

中島は「プロジェクトX」の2005年の最終回に出演し、スタジオでこの歌を
熱唱しました。

当時は、日本が大プロジェクトを次から次に成功させた熱い時代を
懐かしんだ、余熱の時代だったんです。

その余熱がまだ現在も残っていることを信じて、震災後の日本復興に
向けて再び燃え上がることを期待して吹いてみました。(*^^)v



スティーブ・マックィーン映画「大脱走マーチ」2011/09/24 演奏曲へ
1963年のアメリカ映画「大脱走」のテーマ曲です。

スティーブ・マックィーンがドイツ兵の服とバイクを
盗んで、鉄条網を大きくジャンプして飛び越え、
収容所から脱走するシーンは歴史に残る名場面でした。

日本でもあれでバイクが飛躍的に売れたという
噂があるほどですから。ホンダやヤマハなど
この映画無しでは今頃、まだ、町工場…^m^

マーチ風の曲にしては、オカリナがスローテンポに
なっています。それはマックィーンが再び捕まって
収容所の独房の壁にボールをコ〜ン、コ〜ンと
ぶつけていた最後のシーンと全く同じテンポを
イメージしたから…(^_^;)

マックィーンほど逃げる役に嵌る俳優も少ない。
パピヨンにしてもゲッタウェイにしても逃げまくる。

それを我々も応援するわけです。

本当は我々も何かに追われている。で、それから
逃げたい。が、現実には出来ない。

そこでマックィーンが逃走することに
熱狂するってことですよね。(*^^)v

エルガー「威風堂々」2011/09/26 演奏曲へ
エルガー(Sir Edward William Elgar)の行進曲風の曲も
オカリナで吹くと「威風堂々」(Pomp and Circumstance )
ってよりも「微風そよそよ?」になるか。

本来が平和で幼い音色が持ち味だからでしょうかねぇ。

それと素人の演奏ってもちろん稚拙なんですが、
オカリナの場合はその稚拙さがないと味が薄れる
意味があるような気がします。

ヴェネチアン・カットグラスの正確な透明さも
綺麗なんですが、志乃焼きのふんわりした
雰囲気の陶器も同じように味がある。

本当はもっと素人が演奏した曲がWEB上で公開
されれば、良いなと考えてます。


ナポリ民謡「帰れソレントへ」2011/09/27 演奏曲へ
亡くなられましたが世界三大テノールの一人
ババロッティさん独唱で聴いたナポリ民謡
「帰れソレントへ」(torna_a_surriento)を
吹いてみました。

この曲の最後の部分を彼が声量たっぷりに引き
伸ばして歌っていたのを想い出します。

自分の頭のなかにある音楽記憶ファイルの
古いものほど、その後の経験が積み重なって
味のある演奏が出来るのかも…

初心者ですから、技量が下手な分逆にオカリナの
技巧によって誤魔化すことができないので、情感に
依存する部分が大きいからじゃないでしょうか?


映画「史上最大の作戦」2011/10/03 演奏曲へ
第二次世界大戦における連合軍ノルマンディ上陸作戦
を描いた1962年のアメリカ映画「史上最大の作戦」の
テーマ曲(The Longest Day)です。

ポール・アンカが出演・作曲したとか(・・?

行進曲風の実にノリの良い曲です。
(戦争映画だから、当たり前か…^m^)

さてオカリナには色んな音程のものがありますが、
一般に良く吹かれるのはアルトC管かF管じゃ
ないでしょうか。

アルトC管は普通のドがドになる、少し音が
低めのポーというあのとぼけた味がある
オカリナです。

F管は普通のファがドになる、音が高いオカリナで
ミューというような透明感があるのが持ち味です。

オカリナは音が低い管ほど音程が不安定で
音が高くなるほど正確、というか一つの音の
幅が狭くなる傾向にあります。
楽器自体の大きさは低いほうが大きく、
高いほうが小さい。(お値段も…)

どうなんでしょう?初心者の場合はF管のほうが
上手に聴こえるのではないでしょうか。
楽器が小さいので吹き込む息の量が少なくて
済むので女性向きとも…(*^_^*)

但し、他の楽器と合わせ易いという意味では
C管か、という具合に一長一短はあります。

F管はクリスタルカットのワイングラス、
C管は瀬戸物の志野焼きの感じです。
(勿論オカリナ本体は陶器ですが…)


フランシス・レイ「パリのめぐり逢い」2011/10/04 演奏曲へ
1968年公開の「パリのめぐり逢い」(Vivre pour Vivre)は
クロード・ルルーシュ監督、音楽はフランシス・レイという
当時のフランス映画最強コンビで作製されたものです。

主演はイブ・モンタンとキャンディス・バーゲン
だったような…

このテーマ曲はポール・モーリアなども演奏して
日本でもかなり有名になりました。

細かく音が途切れるのでどちらかと言えば、
オカリナでは吹きにくい部類の曲ですが、
まぁ感じだけは出せたような気がしています。(*^^)v


香西かおり「無言坂」2011/10/05 演奏曲へ
この「無言坂」(むごんざか)は1993年に発表された
香西かおりのシングル曲で、同年の日本レコード大賞を
受賞しました。

演歌ですが、あまり小節を効かす曲ではないので、
オカリナでも吹き易いせいかよく演奏されます。

でも難しいのは曲途中の低音部です。

ドドドドドラドの語りの部分がどうしても
前後の高音部から浮いてしまいがちなので
注意する必要があります。(*^^)v


ヘンデル「私を泣かせて下さい」2011/10/07 演奏曲へ
「私を泣かせてください」(Lascia ch'io pianga)は、
ヘンデル作曲のイタリアオペラ「リナルド(RINALDO)」の
第2幕に登場するアリアです。

1711年にロンドンで初演され大成功だったとのこと。
(イタリアオペラが何故ロンドン?…(^_^;)
 
NHKの朝ドラ「ちゅらさん」の挿入歌にもなったそうですが
記憶にありません。

これまでこの歌、聴いたことが全然なかったのです。
でも最近、クラシック音楽のCDのテレビCMで聴き
「泣けました。」^m^

そこでオカリナで吹いてみました。


ポール・モーリア「恋はみずいろ」2011/10/08 演奏曲へ
「恋はみずいろ」は1967年に作曲されたフランス語の歌です。
しかしポール・モーリアがイージーリスニング調に編曲し
彼の楽団で演奏しだしてから、世界中で大ヒットしました。

森山良子も日本語で歌ったりしたそうです。

原題は「L'Amour Est Bleu」英語名は「Love is Blue」、
これらは直訳っぽいけど、
日本語名の「恋はみずいろ」の敢えて「青」を「水色」に
さらに「みずいろ」ってひらがなで訳したのにはセンスを
感じます。

メロディ的にはシンプルなのでオカリナ向きの曲です。
特に間奏部分は音が伸びやかなので吹いていても
気持ちが良い。(*^^)v


イングランド民謡「埴生の宿」2011/10/12 演奏曲へ
「埴生の宿」は1823年に作られたイングランド民謡
(Home! Sweet Home!)ですが、すっかり日本の唱歌
としても有名です。

♪
埴生の宿も 我が宿
玉の装い  羨やまじ
のどかなりや  春の空
花はあるじ   鳥は友
おお わが宿よ 
たのしとも たのもしや
♪

映画、ドラマなどでも度々使われており、「ビルマの竪琴」、
「火垂るの墓」、「純情きらり」、「ゲゲゲの女房」など
数えきれないほどです。

ただ耳に残っているメロディをオカリナで吹いて
いるので、原曲通りかどうか…(・・?

でも記憶に残っていれば、あいまいでも吹けて
しまうところがオカリナの良い所!(*^^)v


童謡「里の秋」2011/10/13 演奏曲へ
有名な童謡「里の秋」です。自分はこの
曲の歌詞の一番しか知りませんでした。

この曲を吹くために調べてみると
太平洋戦争が始まった1941年に作られた歌で、

戦地のお父さんを想い、無事を祈る内容が
2番と3番で歌われています。

「ああ 母さんとただ二人」の意味をようやく
納得した次第です。

戦争に家族が引き裂かれた時代の母子家庭。

今の平和な世の中でも交通事故や病気や単身赴任や
離婚や…による母子家庭。

でも、「ああ 母さんとただ二人」という歌詞から
感じる温もりだけは大切にしたいものですね。(*^^)v


フォーク・ソング「花はどこへ行った」2011/10/14 演奏曲へ
「花はどこへ行った」(Where have all the flowers gone?)は、
1962年に、ピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary)に
よって歌われました。

ちょうどアメリカがヴェトナム戦争に入っており、反戦歌の
フォークソングとして世界中で大ヒットしました。

日本でも多数のグループや歌手がカバーしたそうです。

団塊世代がギターを抱えて歌った青春時代の歌だったんで
しょうね。(*^^)v

メロディがシンプルで短いのでオカリナで演奏されることも
当時は多かったようです。



オールディーズ「テネシー・ワルツ」2011/10/15 演奏曲へ
「テネシーワルツ」(The Tennessee Waltz)は、1948年に
作られたアメリカのカントリー・ミュージックの影響が
強い曲です。でもジャズ・ボーカル風に歌われることも
多い、オールディーズとしておなじみのナンバーです。

何といっても1950年にパティ・ペイジがカバーしたものが
世界的なミリオンセラーとなり、日本では江利チエミが
唄って大ヒットしました。

歌詞は、「恋人とテネシーワルツを踊っていたら、
友達が来たので、彼氏を紹介したら、その友達に
その恋人を盗まれてしまった」という話で、竹内まりやか
杏里の歌にも似たような歌詞があったような…?


天童よしみ「珍島物語」2011/10/16 演奏曲へ
天童よしみが1996年に発表した「珍島物語」は自身初の
ミリオンセラーとなり、彼女のキャラクターと
相まって不動の人気を確立したヒット曲です。

美空ひばり以降の演歌歌手で歌が上手という
意味では、天童よしみは五本の指に入ると
思います。声量、節回しとも素晴らしい。

特にこの珍島物語は天童さんの天性が良く
活かされおり、歌い上げる部分なんか、
惚れ惚れするほどです。

島津亜矢も上手ですが、残念ながら持ち歌に
恵まれない。三波春夫の「大利根無情」を
歌ったときには、鳥肌が立つほど、うまかった。

歌手も確かに歌次第って部分がありますよね。

ブルース「黒い傷あとのブルース」2011/10/17 演奏曲へ
「黒い傷あとのブルース」(Broken Promises)は
アルトサックスのむせび泣くような演奏が有名な曲です。
1961年発表だから随分古い曲ですがその裏寂れたような、
もの哀しいような、もうどうでもいいって気分が好きです。

人は退廃的とか言うかも知れませんが、
張り切ってばかりじゃ人間生きてけない
ような気がします。

でも、オカリナの演奏でその感じを出すのが
極めて難しい。薄汚れないんですよね、音が。
精一杯ビブラートを効かして、音を抜き
まくっても、この曲が持つ独特の雰囲気が
出ない。

場末の飲み屋のケバケバしい化粧した
女性たちの不潔感と誘惑が表現出来ない。
落ちぶれ果てたムードが。

新宿歌舞伎町かどっかの訳の分からんような飲み屋で
ボられるかも…と思いながら生ぬるいビールを
ヤケになって飲んでるような気分が少しでも
表現できたら…イメージだけはあるんですが。


小椋佳「さらば青春」2011/10/20 演奏曲へ
「さらば青春」は1993年に小椋佳の作詞作曲で
発表されたノリの良い歌です。

とても元銀行員が作った曲とは思えない。(^_^;)

音が伸びるせいかオカリナで演奏されることが
多いのですが、聴衆は中年以上の方に限られます。

つまり歌詞がメロディとともに浮かぶ世代が
聴いてくれないと、会場のノリが違ってしまうから。^m^

青春を黒い水、黒い犬と表現した小椋佳のセンスは
今でも十分通用するんじゃないでしょうか。(*^^)v



世界残酷物語「モア」2011/10/21 演奏曲へ
これほど美しい旋律と残酷な映像とのアンバランスな
映画も珍しい。1962年イタリアの長編記録映画
「世界残酷物語」(A Dog's World)の主題歌「モア」です。

アンディ・ウィリアムズなんかが愛の世界を
歌ったメロディが流れる映画で、牛の生首が
ドスンと切られる…

でも、当時の未開民族では牛の生首が恋人への
最高の贈り物かも知れません。要は文化風習の
違いですから…(*^^)v

日本の女子高校生のミニスカなんか、中近東の
イスラム圏に行けば、ほぼ全裸と同じ扱いで
顰蹙を買うことは間違いありませんから。^m^

そう言った意味でこのモアは、色々と人間の本質に
ついて考えさせられます。

オカリナでも吹きやすい曲ですから、よく演奏され
ますが、フワァ〜と抜けるところがないと単調に
なりがちです。アンディの歌い方から随分教えられる
ところがありました。


矢沢永吉「時間よ止まれ」2011/10/22 演奏曲へ
「時間よ止まれ」は、1978年にリリースされた矢沢永吉の
5枚目のシングルで、彼の代表曲の一つです。

この曲は、3週連続で、オリコンのシングルヒットチャート1位に
なりましたが、永ちゃんは当時の人気絶頂のテレビ番組
「ザ・ベストテン」への出演を拒否しました。

ライブに来て下さるファンを優先し、軽薄なテレビへの
反抗として、一層彼の人気を不動のものにしました。

反骨精神というか、そんな姿勢がうけた時代だったんで
しょうね。今ではあまり見られませんが…(^_^;)

メロディは単調過ぎてオカリナに合う曲とは思えませんが
あの粘りつくような歌い方を意識して吹いてみました。(*^^)v


ブルース「白い夜霧のブルース」2011/10/25 演奏曲へ
「白い夜霧のブルース」(It's A Lonesome Old Town)は
1950年代にアメリカで作られた古いブルースです。

フランク・シナトラやブレンダ・リーなんかも
カバーしています。

1962年公開の日本の「恋と太陽とギャング 」という
映画の主題歌にもなったそうです。

メロディとしては短いのですが、少しジャズ風に
アレンジしてオカリナで吹いてみました。(*^^)v


美空ひばり「津軽のふるさと」2011/10/29 演奏曲へ
1953年の松竹映画「リンゴ園の少女」の
テーマ曲です。なんとこの「津軽のふるさと」
だけではなく「リンゴ追分」も映画の中で
使われたそうです。

美空ひばりも当時は少女ですから、名曲を2曲も
一つの映画に使われても文句一つ言えなかったの
でしょう…というか、この映画でヒットしたから
名曲になったんですが…^m^

リンゴー>北国というイメージは歌謡曲では
よく歌われますよね。

ひとつには、当時東北や北海道から集団就職で
東京に若いときから出てきて働いていた人々が
多かったせいなのかも知れません。

この歌を聴きながら故郷を想い出しつつ、つらい
仕事に耐えておられたのではないでしょうか。

この曲は演歌特有の小節が入り、オカリナでは
吹きづらいところもありますが、いったん指使いが
慣れてしまえば抑揚が大きいだけに吹き映えのする
曲だと思います。


サウンド・オブ・ミュージック「ドレミの歌」2011/10/30 演奏曲へ
「ドレミの歌」( Do-Re-Mi)は、1965年に公開された
ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の
歌の1つです。

マリア先生がトラップ一家の子供達に音名(ドレミ)を
教える場面で、先生と子供達によって歌われる有名な
曲ですよね。

日本でもペギー葉山が日本語の歌詞をつけてレコードが
発売され、NHKの「みんなのうた」で放映され、さらに
音楽の教科書にも掲載されたそうです。

メロディがシンプルなのでオカリナでも吹き易い。(*^^)v
 

明治唱歌「元寇」2011/10/31 演奏曲へ
元寇(げんこう)は、元の襲来をテーマにした歌で1892年に
発表されたそうです。作詞・作曲共に永井建子です。

弘安の役、1281年)の舞台となった長崎県松浦市・鷹島沖で
元軍の沈没船が2011年に発見されたのを記念してオカリナで
吹いてみました。

一、(鎌倉男児)
 四百余州(しひゃくよしゅう)を挙(こぞ)る /十万余騎の敵
 /国難ここに見る /弘安四年夏の頃 /なんぞ怖れんわれに
 /鎌倉男子あり /正義武断の名 /一喝して世に示す
 
二、(多々良浜)
 多々良浜辺の戎夷(えみし) /そは何 蒙古勢 /傲慢無礼もの 
/倶(とも)に天を戴かず /いでや進みて忠義に 
/鍛えし我が腕(かいな) /ここぞ国のため /日本刀を試しみん
 
三、(筑紫の海)
 こころ筑紫の海に /浪おしわけてゆく /ますら猛夫(たけお)の身 
/仇(あだ)を討ち帰らずば /死して護国の鬼と /誓いし箱崎の 
/神ぞ知ろし召す /大和魂(やまとだま)いさぎよし
 
四、(玄海灘)
 天は怒りて海は /逆巻く大浪に /国に仇をなす /十余万の蒙古勢は 
/底の藻屑と消えて /残るは唯三人(ただみたり) 
/いつしか雲はれて /玄界灘 月清し


おひさま「仰げば尊し」2011/11/01 演奏曲へ
「仰げば尊し」は本来スコットランド民謡らしいのですが、
明治時代に作詞され唱歌に編入されたそうです。

これまで、あらゆる学校の卒業式において
歌われてきましたが、最近はほとんど
歌われなくなりました。

ところが、今年(2011年)の朝ドラ「おひさま」で
陽子先生との別れで生徒が歌い、一躍脚光を
浴びることになりました。(*^^)v

歌詞は文語体ですが、なんとく意味は分かる。

仰げば 尊し 我が師の恩
教えの庭にも はや幾年
思えば いと疾し この年月
今こそ 別れめ いざさらば 

朝夕 馴れにし 学びの窓
蛍の灯火 積む白雪
忘るる 間ぞなき ゆく年月
今こそ 別れめ いざさらば

このメロディは青春時代の別れである卒業式という
特別な瞬間に歌われきたので、よけい印象が
強いのでしょう。(たとえ先生に反発した人に
とっても…^m^)

メロディは確かにオカリナ向けですよね。
哀切感があって好きです。(*^_^*)

メロディって言ってみれば音の高低と長さですから
記号と同じです。しかし、それが人間のこれまで
生きてきた体験と結びつくから感動が生まれる
のでしょう。

勉強はあまり好きじゃなかったけど、友人や先生で
懐かしい人々がたくさん…ジワァ〜ときます。(/_;)

そのジワァ〜が無くてはオカリナの演奏なんて
MIDIと同じ。情感が聴いている人に伝わるか
どうか?

ただ、そのジワァ〜に演奏者が浸りすぎても
聴いてる人にとっては嫌味に聴こえるところが
演奏の難しいところですが…


ドクトル・ジバゴ「ラーラのテーマ」2011/11/02 演奏曲へ
1965年のアメリカ・イタリア合作映画「ドクトル・ジバゴ」
(Doctor Zhivago)のなかで流れるラーラのテーマです。

ジバゴ役のオマー・シャリフがなんと言っても
良かった。あの髭が…、(*^_^*)髭のない
オマー・シャリフなんて想像できない。

それに雄大なロシアの原野での戦闘場面、
雪原を二人で橇で走るときに流れる
このラーラのテーマ、映画の持つ全ての
魅力を詰め込んだ映画でしたね。(*^^)v


NHK特集「大黄河テーマ曲」2011/11/04 演奏曲へ
NHKが1986年に「NHK特集」で放送したドキュメンタリー番組
「大黄河」のテーマ曲です。

これは宗次郎が作曲し、オカリナで悠久の感じ溢れる
演奏をし一躍有名になりました。(*^^)v

オカリナを吹く人なら誰でも一度は吹く曲ですが、
吹けば吹くほどその大河の流れを表現するメロディの
難しさが分かります。


フランシス・レイ「白い恋人たち」2011/11/05 演奏曲へ
フランシス・レイの「白い恋人たち」(13 Jours en France)は
1968年フランスのグルノーブルにて行なわれた冬季オリンピックの
様子を描いたクロード・ルルーシュが監督した記録映画のテーマです。

この音楽にのってスキーのパラレルターンを
覚えるとバランス感覚が良くなります。(*^^)v

でも今のスキーって短い上に柔らかいから
曲がりすぎて返って恐い。
スノボーかスキーかあまり区別が付かない。(^_^;)

オカリナ的には吹きやすい曲の一つです。
というか、メロディが流れるように続くので
「下手でも」上手に聴こえやすい?(*^_^*)


3年B組金八先生「贈る言葉」2011/11/08 演奏曲へ
武田鉄矢が海援隊時代から歌っている「贈る言葉」です。
(公開されたのは1979年)

本人が主演するテレビドラマ「3年B組金八先生」の
第1シリーズの主題歌として使われました。

卒業式シーズンに良く歌われる曲ですが、
季節はずれに吹いてみましたぁ。(*^_^*)


フォスター「金髪のジェニー」2011/11/09 演奏曲へ
「金髪のジェニー」はフォスタ−(Foster)の有名な曲です。

でも原題は「Jeanie with the light brown hair」
となっており、あくまでも「明るい茶髪」で
金髪ではありません。なんか翻訳した日本人の
青い眼・金髪信仰を感じさせますよね。^m^

当時、日本女性に茶髪は流行ってなかったから、
今であれば「茶髪のジャニー」になっていたかも
知れません。随分と品は落ちますが…(^_^;)

一般的にフォスターの曲はオカリナで吹きやすい。
牧歌的でゆったりしているからでしょうね。
自分のような初心者には特にお奨めです。


新世界より「家路」2011/11/10 演奏曲へ
ドヴォルザーク交響曲第9番ホ短調『新世界より』
の第二楽章にはイングリッシュホルンで演奏される
有名な主題があり、日本では「家路」という名前が
ついて歌になっています。

名前のせいか学校の下校時間や遊園地などの
終園時間を子供達に知らせる、チャイムなど
によく使用されています。

この曲も比較的オカリナで演奏される機会が
多い曲ではないでしょうか。

楽器のなかでも独奏ができる楽器(つまり無伴奏
で演奏できる)とそうでない楽器があります。

ピアノやギター、チェロなどは無伴奏で演奏される
ことも多いですが、他の楽器例えばドラムとか
サックスとかマンドリンは楽器自体が伴奏用で
あるか、合奏用の楽器です。

邦楽楽器でも尺八などは独奏可能ですが、太鼓とか
三味線など本来は伴奏用の楽器ではないでしょうか。

その点オカリナは合奏も可能ですが、独奏も
可能です。無伴奏で聴けます。(*^^)v
(上手下手は別にして…^m^)

基本的には南米のケーナなんかも独奏用ですよね。

一人で音楽を楽しめる、完結できるって人付き合いが
苦手な人にとっては魅力の一つではないでしょうか。
(「うるさい」って文句を言われない場所さえ確保
出来ればですが…(^_^;)


風と共に去りぬ「タラのテーマ」2011/11/11 演奏曲へ
「風と共に去りぬ」のような大作を1939年という
まだ太平洋戦争が始まる以前に既にアメリカが
完成させていたのかぁと思うと、当時日本が
よく彼我の国力の違いをも考えずに開戦したものだ
と改めて痛感します。

あまりにも有名な映画(小説も)ですから筋書きは
省略します。面白いなと思ったのはスカーレットが
パーティに出席する前に女中にコルセットを
締められながら悲鳴を上げる場面です。(変な
趣味じゃなくて…(*^_^*)

確かによくあれだけ腰が細くなるなぁと思うほどの
プロポーションですが、でもあれって人体に良い訳が
ないですよね。なんか健康に良くないことを無理して
やらないと「美しくなれない」という脅迫観念が
元々人間にはあるのではないでしょうか。

最近でもファッションモデルの痩せ方って
異常ですよね。イタリアのモデル界では痩せすぎの
モデル禁止令が出たほど…(^_^;)

またヒールの高い靴でヨチヨチなど、中国の
古い風習である纏足?を思わせます。

男性でも首を絞めるネクタイって、どう考えても
健康的ではない。夏は暑いし…^m^

健康的という意味ではゴクセンご愛用の
ジャージー姿なんか、ぴったりです。(*^^)v
それとスニーカーですか。

何事も自然が一番。

この「タラのテーマ」(Tara's Theme)もアメリカの
雄大な大自然を思わせる名曲です。

クラーク・ゲーブルとヴィヴィアン・リーが炎の中
馬車に乗って町を脱出する場面が目の前で展開されて
いるような気分になります。\(^o^)/


ビゼー「真珠採りの歌」2011/11/12 演奏曲へ
1863年にビゼー(Bizet)が作ったオペラ「真珠採り」の中で
歌われる真珠採りの歌(Song of the Pearlfisher)です。

この曲は以前ポール・モーリアやレイモンド・ルフェーブル
なんかも演奏してました。クラシックというよりイージー
リスニングと言ったほうが通りがいいほど、ポピュラーな
曲です。

オカリナの高音が響くように、ゆったりとテンポを抑えて
吹いてみました。(*^^)v


香西かおり「流恋草(はぐれそう)」2011/11/14 演奏曲へ
香西かおりの「流恋草」(はぐれそう)は1991年に発表され
その年の 日本有線大賞を受賞しました。

流す恋の草で「はぐれそう」と読ませるのはいかにも
演歌っぽいですね。(*^^)v

香西さんの歌はあまり小節を効かさないので、演歌の中では
オカリナで吹き易い。ちょうど水森かおりさんと同じ。

名前も「かおり」さんで同じだし…^m^



ナポリ民謡「サンタルチア」2011/11/15 演奏曲へ
有名なナポリ民謡「サンタルチア」(Santa Lucia)です。

いかにもカンツォーネらしい曲ですよね。
特に最後のフレーズ、
サンタ〜ル、チ〜ア〜は朗々と響き渡る
ヴァヴァロッティのテノールを想い出し
ながら吹いてみました。(*^^)v

聖ルチアは光の女神とされています。
304年にキリスト教迫害で殉教された女性です。

アヴェマリアにしてもサンタルチアにしても
女性ですよね。本来キリスト教は父なる神、
一神教の系譜を引く宗教ですが、女神を崇拝
するところも巧みに取り入れたところが、
ユダヤ教と違って世界的に受け入れられる
素地を形成しているのではないでしょうか。

これからは、女性首相や女性大統領の時代ですから
ますますマリアさんもルチアさんも忙しく
なる?(*^_^*)

どうなんでしょう。少子高齢化が進むと母系制
家族が復活して、一人の女性に何人もの男性が
仕え、女性はひたすら出産だけに励む世界が
来るかも…(*^^)v

女王蜂と働き蜂の世界…

もしくは逆大奥の世界…
ってもう女性コミックでは、実現してますよね。^m^


由紀さおり「夜明けのスキャット」2011/11/16 演奏曲へ
由紀さおりの「夜明けのスキャット」は、1969年に発売され
当時のオリコン年間ヒットチャートの第一位に輝いた曲です。

具体的な歌詞があまり登場せず、大半が「ルー、ルル、ルー」と
いうスキャットで歌われ、特に深夜ラジオで人気が出たそうです。

それがなんと、今年(2011年)彼女とジャズバンドである
ピンク・マルティーニと組んだアルバム「由紀さおり&
ピンク・マルティーニ1969」が日本の歌謡曲で初めて
iTunes全米ジャズチャートで1位を獲得し、一躍この曲が
再び脚光を浴びることになりました。

オカリナではこのジャズ風でなく、敢えて1969年オリジナル・
ヴァージョンをさらにゆったりと深夜ラジオの子守唄のように
吹いてみました。(*^^)v


ハワイアン「アロハオエ」2011/11/17 演奏曲へ
2006年公開の映画「フラガール」でハワイアンダンスも
結構動きが激しいことを知りました。^m^

しかし、有名なこの「アロハオエ」はいかにも
のんびりとしたハワイの常夏の雰囲気で、オカリナで
吹いていても気分がゆったりします。

ただし、自分のオカリナ演奏はどんな曲でも
「ゆったり、まったり」ですが…(*^^)v

作者のリリウォカラニ(1838〜1917)はハワイ王国
最後の女王とのことです。

アメリカに統合されたハワイ王朝の哀しみが
感じられます。


七里ヶ浜の哀歌「真白き富士の嶺」2011/11/19 演奏曲へ
「真白き富士の嶺」は別名「七里ヶ浜の哀歌」とも呼ばれ
1910年に逗子開成中学校の生徒12人を乗せたボートが
転覆遭難し、全員亡くなったのを悼み、鎌倉女学校の生徒が
鎮魂歌として歌ったものだそうです。
哀切の想いが伝わってくるメロディですよね。

このような昔の歌って聴く人の生まれた年代に
よって印象が異なるものなのでしょう。

祖母ー>母ー>自分達と変化してゆくものが
あります。(臨場感は徐々に薄れるが…^m^)

その一方で変わらないものもある…(・・?

メロディに残る情感のようなもの。

♪
真白き富士の嶺(ね)、緑の江の島
仰ぎ見るも、今は涙
帰らぬ十二の雄々しきみたまに
捧げまつる、胸と心
♪

勿論、時代を経るにつれて徐々に歌われたり
演奏される機会が少なくなることでしょう。

そして人々から完全に忘却された後に
残るものはあるのか、無いのか。

例えば平安時代に膨大な数が作られた今様など
その大部分は歴史の彼方に沈んでいます。

それらの今様の心って、現代の我々に影響して
いるのかどうか…

オカリナでこの曲を吹き、聴いてもらうことに
意味があるとすれば、甦る歌の心じゃないで
しょうか。


ヘンリー・マンシーニ「酒とバラの日々」2011/11/20 演奏曲へ
「酒とバラの日々」 (Days of Wine and Roses) は
1962年制作のアメリカ映画で徐々にアルコールに
溺れてゆくカップルを描きました。

ヘンリー・マンシーニが作曲した同名のテーマ曲は
アカデミー歌曲賞を受賞し、ジャズのスタンダード
ナンバーとして多くの歌手がアレンジをこらして
カバーしています。

自分はアンディ・ウィリアムズの歌を聴いてその
イメージでオカリナを吹いたつもりです。(*^^)v


 



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